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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

本多劇場で「志の輔らくご 牡丹灯籠」

2019-07-15 11:50:21 | 日記
昨日は、本多劇場で「志の輔らくご IN 下北沢 牡丹灯篭」楽しんできました。
今年で12年目になる公演。今年は、1週間と ちょっと短めの公演。
毎年 同じ時期に行われ、下北沢の夏の風物詩になっているのですが、今年は 夏という感じがしません。
舞台下手に置かれている 豚のカッコした蚊取り線香の置き物も、ちょっと寂しそうでした^_^

「牡丹灯籠」
三遊亭圓朝師が 15日間 延べ30時間かけて口演し、それが速記に残っていた。
それを 志の輔師が 休憩入れて3時間にまとめたもの。
毎回 第1部で 登場人物の相関関係を パネルを使って説明する。
聞いているこちらも、毎回思うのですが、ホント多くの人間が登場します。
お露と新三郎 お露の婆や•お米 伴蔵•おみね夫妻。お幇間医者の山本志丈。
絡んでくる 仇討ちのお話。
仇討ちをする孝助 その主人•飯島平左衛門 お妾から後妻になるお国 その間夫•宮野辺源次郎。
ざっと挙げただけで10人。
彼らの因縁噺を作りあげた圓朝師。
それを 分かりやすくまとめた志の輔師。
素晴らしいです。

今回は、伴蔵 おみね夫妻の喧嘩の場面などを
いつもよりたっぷり演じた志の輔師。
3時間 堪能しました。