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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ヒッチコック監督「北北西に進路を取れ」

2022-04-30 09:05:22 | 日記

連休スタート。

皆さま いかがお過ごしでしょうか。

私は、のんびり過ごそうと思っております。

初日の昨日は、天気が悪くならないうちに

野暮用済ませて、13時からはNHKBSで放送された

ヒッチコック監督の「北北西に進路を取れ」

楽しみました。

冷戦下の時代を描いた映画。

ヒッチコックお得意の主人公がトラブルに巻き込まれる作品です。

ケーリー•グラント演じる 広告会社に勤務するソーンヒルが

カプロンという男と間違われて、命を狙われる。

カプロンは、スパイ。

敵対する組織に追われるだけでなく、警察にも追われるソーンヒル。

間一髪で彼を助けたのが、イブという美女。

が、彼女の正体は•••

という作品。

ヒッチコックらしくハラハラドキドキさせてくれる映画でした。

 


イラン映画「英雄の証明」

2022-04-29 08:54:15 | 日記

渋谷ル・シネマで上映中の「英雄の証明」です。

2度のアカデミー賞に輝くイランのアスガー•ファルハディ監督ね作品。

SNSに翻弄される人々を描いた秀作です。

主人公は、ラヒムという男。

借金を返せなかった罪で、別れた妻の兄バーラムに訴えられ

投獄されている。

イランでは、微罪だと外出することができるようで、

ラヒムは、2日間の休暇を許可される。

姉夫妻の家へ身を寄せるラヒム。

婚約者のファルコンデが、朗報をもたらす。

金貨入りのバッグを拾ったのだ。

その金貨を換金して、バーラムに返済し、訴えを取り下げてもらおうとするラヒム。

が、うまくいかない。

ラヒムは、金貨を落とし主に返そうと考えを変え、

無事金貨は落とし主に戻る。

この善行が、マスコミに取り上げられ、ラヒムは英雄となる。

が、SNSで

「これは、作り話ではないか」

という噂が流れると、状況は一変する。

よく出来た作品でした。

ラストシーンも決まっていた。

誰が流したか分からない情報に一喜一憂する。

現代社会の問題点を、見事に抉っていました。


仁左衛門&玉三郎 「桜姫東文章 上」

2022-04-28 09:40:01 | 日記

東銀座の東劇で上映中の「桜姫東文章 上」です。

昨年四月 歌舞伎座で上演された作品。

36年ぶりの「孝玉コンビ」の再演ということで

チケットは、あっという間にソールドアウト。

私は、観ることができませんでした。

それが、シネマ歌舞伎として上映される。

シネマ歌舞伎様様です^_^

舞台は、若き僧•清弦が道ならぬ恋に落ちた稚児の白菊丸と

心中しようとするシーンから始まります。

が、死にきれない清弦。

いきなり17年後となります。

高僧となった清弦。

桜姫と出会います。

白菊丸に瓜二つ。

この桜姫には、秘密があります。

暗闇のなかで犯され、その男の子どもを産み

あろうことか、その一夜が忘れられない。

桜姫は、ある日、腕に刺青のある権助という男に出会い

この男こそ、自分の待ち望んだ男と、身を任せてしまう。

が、密会は露見し•••

ごじゃごじゃと大変なことになって、お話は下の巻へ。

どう決着がつくのか、楽しみです。

あ、蛇足ですが、念のため。

清弦と権助

白菊丸と桜姫

いずれも、孝玉コンビの二役です^_^

 


藪宏太「ジョセフ•アンド•アメージング•••」

2022-04-27 08:34:47 | 日記

日生劇場で上演中の

「ジョセフ•アンド•アメージング•テクニカラー•ドリームコート」です。

アンドリュー•ロイド=ウェバーの処女作。

作詞はティム•ライス。

旧約聖書の「創世記」の「ジョセフの物語」をベースにしたお話。

主役のジョセフを演じるのは HEY!SAY!JUMPの薮宏太

父親ジェイコブが村井國夫 ナレーターが平野綾 シルビア•グラブのWキャスト

ファラオが小西遼生と、ベテラン勢が脇を固めています。

物語が始まると、子供部屋にナレーター(私が観た回は、平野綾)が現れ

子供たちを聖書の世界に誘います。

ジョセフは、12人兄弟の11番目。

父親からカラフルなコートを授かり、兄弟たちから疎まれ、奴隷として売られてしま

う。

が、エジプト王•ファラオの信頼を受け、重用され、兄弟たちと再会する

というお話。

バラード ロック•••と、ロイド=ウェバーらしい多岐にわたるメロディ

処女作とは思えない完成度のミュージカルでした。

 


宝塚宙組 真風涼帆&潤花「Never Say Goodbye」

2022-04-26 09:17:31 | 日記

東京宝塚劇場で上映中の「Never Say Goodbye」です。

2006年、和央ようかさんのサヨナラ公演で上演されたものの再演。

今回は、宙組 真風涼帆&潤花コンビでの上演です。

1930年代のスペイン内戦を扱った作品。

小池修一郎作•演出 フランク•ワイルドホーン楽曲です。

ハリウッドの映画制作発表パーティで知り合った

カメラマンのジョルジュ(真風)と脚本家のキャサリン(潤)

2人は、スペインで再会する。

が、スペインは内戦状態。

2人は、祖国を憂う闘牛士のヴィセント(芹香斗亜)らと共に

戦闘に参加していく。

彼らがスペインで見たものとは••••

というお話。

3時間のお芝居。

小池先生の作品らしく、登場人部の相関関係など、とても細かく描かれており

見応えたっぷり。

ワイルドホーンの楽曲も タイトル曲の「NEVER SAY GOOD BYE」始め

美しいメロディを聴かせてくれました。

真風&潤コンビも、息の合った演技を見せてくれた。

素晴らしい作品だとは思いますが、なにしろ時期が時期。

舞台観終えて、家に帰り、テレビつけると、放送されているのは

ウクライナ問題。

それ考えると、普段、宝塚の舞台観終わった後の幸福感は、

感じることが出来ませんでした。