岩松了作 森田剛主演 「空ばかり見ていた」

シアターコクーンで 今日千秋楽を迎える「空ばかり見ていた」観てきました。
作•演出が岩松了。主演が森田剛。
ほかに 勝地涼 平岩紙 村上淳 豊原功補 筒井真理子らの出演です。

内戦中の どこかの国が舞台。
木々が生い茂っているので、南国なのでしょうか。
机と椅子が並べられてあり、場所は廃校のよう。
秋生(森田)と田中(筒井)が登場。
秋生は、反政府軍の兵士で、田中は、なんと生保レディ。
どうにも、ミスマッチ。
私 最初から 早くも混乱していきます。

秋生の恋人•リン(平岩)が、ある日 暴漢に襲われる。
必死に元気づける秋生。
彼は、リンの兄で軍のリーダー•満(村上)を尊敬している。
が、ある日 彼に疑問を持たざるを得ないことが起きる。
と同時に、秋生のなかに ある感情が芽生える。
「オレは、リンを ホントに愛しているのか。
満を尊敬しているから リンを好きになったのか。
オレは、そんな人間なのか？」

うーん シンドイ。

豊原功補演じる捕虜のカワグチ。
彼は、満と内通しているようす。
勝地演じる土居は、秋生を尊敬しているが、腹に一物ありそうな男。
彼の着ている上着は、ボタンがない。
ラストは、秋生がボタンを探すシーンなのですが、
リンは襲われた時 犯人のボタンを掴んでいたという。
ということは•••

後は、観る者の判断に という舞台でした。

元横綱•双羽黒 北尾光司さん死去

昨夜 何気にネットニュース見ていたら、衝撃のニュースが飛び込んできました。
元横綱•双羽黒 北尾光司さんがお亡くなりになったという。
私より 若いですからね。 まだ55歳。慢性腎不全とのことです。

若くして横綱になり、親方夫婦とトラブルを起こし 道半ばで廃業。
その後、プロレスラーに転向するも、やはり暴言問題などで ファンの支持を得られず、
大成せぬまま 引退。
その後は、スポーツ冒険家への転身が報じられましたが、
近年は、あまり近況が聞こえて来なかった。
確か どこかのご令嬢と 結構なさったはずです。

相撲ファンとしては、やはり あのスケール大きい相撲ぶりが印象に残ります。
「黒船襲来」と言われ、外国人力士初の横綱かと言われた小錦に、鯖折りで
大怪我を負わせてしまった一番。
あの相撲に、北尾が持っていたポテンシャルの高さが現れていたと思います。

残念ながら、相撲 プロレス共に その素質に見合った結果が出せなかったのは、
「心」の未熟さだったのでしょうか。
ご冥福をお祈りします。

お見事！「翔んで埼玉」

予想外の大ヒットとなった「翔んで埼玉」観てきました。
公開から1カ月経ったというのに、映画館は、ほぼ満杯。
観終わった後は、客席から拍手が起きるという大人気ぶり。
なるほど 面白かった。

映画は、埼玉の農道を走るワンボックスカーを映し出すところから始まります。
乗っているのは、父母(ブラザートム 麻生久美子)と娘(島崎遥香)
娘の結納で、東京に向かっているところ。
車の中で流れているのは、ラジオドラマ。
映画は、一家の様子とラジオドラマが並行して進みます。

その昔 埼玉県民は東京都民から迫害されていた。
東京に行くには 通行手形が必要で、持っていないと強制送還されてしまう。
そんな時代。
都知事(中尾彬)の息子•壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が通う白鵬堂学院。
ここは、AからZ組まで 住む地域によって分けられ 埼玉県民(加藤諒ら)がいるZ組は、
掘っ立て小屋同然。
そこに現れたのが アメリカ帰りの転校生•麻実麗(.GACKT)
アメリカの匂いを振りまく彼に、百美は憧れる。
物語は、一転BLテイストに。
実は 麗は 隠れ埼玉人。
さらに 埼玉のライバル•千葉の解放戦線の一員で、壇ノ浦家の執事でもある阿久津翔(伊勢谷友介)らが絡み、
物語は 二転三転していく。

麗が隠れ埼玉人だと露見する「シラコバトが描かれた草加せんべいの踏み絵」
「サイタマラリヤ」「埼玉ポーズ」などなど 埼玉をディスるキーワードの数々。
笑わせていただきました。

山崎育三郎 「プリシラ」

日生劇場で上演中の「プリシラ」です。
ドラァグクイーンのディック(山崎育三郎)
トランスジェンダーのバーナデット(陣内孝則)
ゲイのアダム(ユナク 古屋敬多 Wキャスト)
仲良し3人組の物語。

舞台はオーストラリア。
ディックに 別居中の妻マリオン(三森千愛)から 連絡が来る。
まだ会ったことのない息子ベンジーが、パパに会いたがっているという。
2人は、5000キロ離れた場所にいる。
不安を抱えながら、ディックは息子に会いに行くことを決意。
バーナデット アダムと共に 「プリシラ号」と名付けたバスに乗り込む。

道中 色々なことが起きる。
ゲイのアダムは、男達に襲われ
老いたバーナデットは、若い頃 自分のファンだったという男性に出会う。

いよいよ マリオンとベンジーのもとへ着いたディック。
マリオンが支配人を務めるカジノでドラァグクイーンのショーを演る。
もちろん 父親の正体を知らないベンジーには隠して。
が、ベンジーは、父の秘密を知ってしまう。
そして•••

まだ 彼らのような存在が、皆に受け入れられていない時代のお話。
が、ディック達は、恥じることなく 逞しく生きている。
自分の子供に、その存在を認めてもらったディック。
このラストシーンは、なかなか感動しました。

プレスリー シンディ•ローパー マドンナらのナンバーが流れるミュージカル。
開演前のアナウンスも、オカマちゃんからと、実に洒落ている。
演出の宮本亜門 さすがです。

昨夜は「さんま御殿SP」楽しみました！

昨夜は早帰り。「さんま御殿SP」楽しみました。

まずは「豪華アスリート大集結SP」
元阪神の赤星憲広選手が、阪神の人気について。
「日本中が ワールドカップで盛り上がっている時、
デイリースポーツの一面は 下柳結婚だった」

テニスの杉山愛さん。
子供の頃から負けず嫌い。
どんなゲームでも負けるのはイヤで、
トランプなどで負け続けた時には、
顔にジンマシンが出たという。
うーん 凄い！

続いては「話題の美女が大騒ぎSP」
たんぽぽ•川村のバーベキューパーティーで 結婚相手と知り合ったというマナカナのマナ。
ここから パーティー参加希望者が続出。
私も 行ってみたい^_^
「男性と2人きりだと なにを喋って良いか分からない」
と 悩む滝沢カレン。
ここで 川村の名言。

「アンド•ユーの法則」

まず、自分のことを 短めに喋り 相手に話を振る。

フォー イグザンプル
「私は、映画が好きですが あなたは？」

なるほど 勉強になった！
って アラ還じゃ もう遅いか^_^