プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

増田貴久「20世紀号に乗って」

2024-03-31 10:10:20 | 日記
シアターオーブで、今日千秋楽を迎える
「20世紀号に乗って」です。

増田貴久&珠城りょうのコンビ。
戸田恵子らが脇を固めます。
客席は、主演コンビのファンで満席。
大したものです。

ブロードウェイ初演は、随分古い。
日本での初演も30年以上前。
大地真央主演。
メチャクチャ面白かった。
今回は、2015年にリメイクされたバージョン。

ブロードウェイの元代プロデューサー•オスカー(増田)
今は落ち目。
地方で興行打つも、悲惨な出来。
もはや、破産寸前。
ニューヨークに戻る20世紀号で、
なんとかつての恋人で、今じゃ大女優のリリー(珠城)と
乗り合わせる僥倖。
よりを戻して、舞台に上がらせよう!
おまけに、列車には大富豪の老婦人(戸田)も乗っていて
スポンサーに名乗りを挙げる!
オスカー復活なるか?
という展開。

増田&珠城の主演コンビ
奮闘はしてましたが
初演の大地真央のハチャメチャさには
及ばなかった。
ただ、初演を観ていない若いお客さんは、満足だったでしょう。

「宮城野部屋閉鎖」

2024-03-30 10:21:10 | 日記
春場所が終了したと思ったら
もう巡業。
4月28日まで続き、2週間後には夏場所。
コロナが収まり、お相撲さん大忙し。
昨日は、宝塚のお話でしたが
お相撲さんの過重労働もかなりのもんです^_^
ま、真面目に言えば、
強くなる とか 上手くなる
ためには、これくらいの努力が必要なんでしょう。

さて、そんななか、
初場所後の北青鵬の暴行事件に端を発した
白鵬率いる宮城野部屋の問題。
結局、部屋は閉鎖。
一門の総帥•伊勢ケ浜親方のところへ
転籍することが決まった。
落ち着くところに落ち着いた
という感じで、
白鵬にとっては良かったのでは
ないかと思います。

とはいえ、一時的なものかも
知れませんが、閉鎖という処分は
やはり、厳し過ぎる気はします。
恐らく、八角政権が続く間は
この処分が取りやめになることは
ないと思いますので、少なくとも2年。
その間は、新弟子を取ることも
ままならないでしょうし、
厳しいですよね。

さらに、マスコミなどでは
部屋の横綱と白鵬が不仲
という報道もある。
この後、どういう展開になるのか
見ていきたいと思います。


「宝塚イジメ問題」

2024-03-29 11:30:59 | 日記
「宝塚イジメ問題」は、歌劇団側と遺族側が
合意したとのこと。
まずは良かった。
内容見ると、
以前は「パワハラ イジメは確認できなかった」
と言っていた歌劇団側が、
遺族側が訴えた15件の案件のうち14件は認めた
ということですので、遅きに失した感はありますが
これも良かったのではないかと思います。
さらに言えば、週刊誌報道などでは
「謝罪を拒んだ」とされる加害者として
名前が挙がった上級生も、お詫びの手紙を出したという。
これも良かった。
歌劇団側が言うように
「悪意のない叱責でもパワハラに当たるという認識がなかった」
恐らく、上級生の皆さんも、そんな気持ちだったのでしょう。
でも、今の世の中は、そういう時代。
この流れには、逆らえない。
今、話題の「ふてほど」見れば分かるでしょう。
問題が決着をみて、早くもネット上では
「今月中にも公演再開のお知らせがあるのでは•••」
という声も聞かれますが、くれぐれも拙速な行動がないように
していただきたいと思います。

ケラ「骨と軽蔑」

2024-03-28 09:52:27 | 日記
シアタークリエで上演された
「骨と軽蔑」です。
ケラ作•演出。
「手練れの女優さんと芝居が作りたい」
というケラの希望で集められたのは
宮沢りえ 鈴木杏 犬山イヌコ 堀内敬子
水川あさみ 峯村リエ 小池栄子
の皆さんでした。

ケラ作品らしく、休憩入れて3時間の長丁場でしたが
女優陣さすがの実力で、飽きることなく楽しめました。

東の国の一家のお話。
ケラさんお得意のパターンです。
軍需工場を経営している一家。
裕福な暮らしをしている。
母親グルカ(峯村)は、酒浸り
娘のマーゴ(宮沢)は、作家。
いま、著書の「骨と軽蔑」が、賞を獲りそう。
マーゴ作品の指南役がミロンガ(堀内)
マーゴの妹•ドミー(鈴木)
そして、なぜか客席と会話できる家政婦のネネ(犬山)
父親は、寝たきり。
その父親の看病をしているのが秘書のソフィー(水川)
そんな一家を訪ねてくるのが、マーゴの友達ナッツ(小池)

7人の会話劇。
微妙に噛み合わない面白さは、ケラならでは。
美しく繊細なマーゴ
対照的にガサツなナッツ
そんな2人の組み合わせ
などなど、対比の妙は、とても面白かった。

「大谷翔平選手記者会見」

2024-03-27 08:47:51 | 日記
大谷翔平選手が「水原通訳解雇」の問題で
記者会見を開きました。
声明文を出すだけで、質疑応答はなし
とか、色々な情報が錯綜しましたが
結局、12分ほどにわたって、自分の言葉で
事の顛末を説明した。
合格点の会見ではなかったか
と思います。

会見のなかで、大谷選手は
「嘘」という言葉を6度使った
ということですが、その点からも
水原通訳の危うさが浮き彫りになってきます。
とにかく、自分の身を守るためなのか、
都合の悪い事案を隠すためなのか
嘘に嘘を重ねる。
結果、事態は、ますます悪くなる。

今回の一件で、昔の話を思い出しました。
ギャンブルで、にっちもさっちも行かない状況に
追い詰められた芸人さん
会社に窮状を打ち明ける。
売れっ子だったので、会社は救済しようとする。
が、なにを思ったのか、その芸人さん
本来の額より少ない額を申告。
結果、悲劇が起きる。

水原通訳も、もう少し早く対処しておけば
今回のような事態は避けられたのかもしれない。
今季、大記録が期待される大谷選手を襲うストレス。
早く、吹っ切れてのプレイが見たいものです。