プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「12 日の殺人」

2024-04-27 09:57:22 | 日記
ヒューマントラストシネマ有楽町で上映された
「12 日の殺人」です。

フランスで実際に起きた事件を扱った映画。
「仏警察が捜査する殺人事件は、年間800件以上。
そのうち未解決は20% この事件は、そのうちの1件だ」
こんな前置きで始まります。

10月12日の夜、クララという21歳の女性が殺されます。
生きたまま焼かれる という残忍な方法で
その夜、彼女は近所のパーティーに出席し
2時半頃、帰ろうと友達に電話しながら歩いていた
ところを何者かに襲われる。

ヨアンという刑事を班長に、捜査班が形成されるが
彼女の男性関係が奔放だったこともあり、容疑者が
絞りきれず、捜査は遅々として進まない。

男性関係ではなく、親友と思われる女性までが
彼女について、冷たく突き放すような言い方をする。
どうにも救いようがない。

映画は、犯人探しに悪戦苦闘する刑事たちの姿を描いて
いくのですが、最初に書いたように、この映画、実話を基にしている。
実際の事件は、2013年に起きたのですが、まだ被害者の
関係者も、いっぱいいらっしゃるでしょう。
その方たちが、この映画に描かれている被害者像見たら
どんな気持ちになるだろう?
と、思わず考えてしまいました。

町田で「立川志の輔独演会」

2024-04-26 10:05:33 | 日記
昨夜は、町田市民ホールで
「立川志の輔独演会」楽しみました。
コロナ禍で中断していた公演が復活。
私も久しぶりの市民ホールでした。
行ってみて驚いたのが、劇場内な男性用トイレに個室が1つしかない事。
900人近く入るホールなんですから、なんとかしてほしいもの。

では、演目と演者
金明竹 志の大
試し酒 志の輔
仲入り
時そば 晴の輔
百年目 志の輔

開口一番の志の大さん。
性格的なものなのか、与太郎のテンションが低い。

志の輔師
高座に上がって開口一番
「お暑いなかをようこそ•••2日前、長野でお寒いなかを•••
と言っていたんですが•••」
と話し出し、先週のスケジュールを喋ったのですが
とてもとても古希を迎えた方のものとは思えない。
ご自愛いただきたいものです。
大谷翔平 藤井聡太のマクラから
「試し酒」
初めて聴きましたが、久蔵の飲みっぷりは、さすが。

仲入り

晴の輔師
久しぶりに聴きました。
50歳過ぎとは思えない若々しさ。
「子の刻」など、刻の説明から
「時そば」へ。

「百年目」
マクラ振らずに、演目へ。
「土手に上がらなければ•••」
と悔やむ番頭が面白い。

安田章大「あのよこのよ」

2024-04-25 11:05:35 | 日記
PARCO劇場で上演中の
「あのよこのよ」です。
PARCO劇場に行くのは
お正月の「志の輔らくご」以来。
もう間もなくGW。
ほんとに、月日の経つのは早い。

青木豪と安田章大が5年ぶりにタッグを組んだ
という作品。
共演に、宝塚退団後 初舞台の潤花
ベテラン•中村梅雀 さらには、池谷のぶえ
と、なかなか豪華なメンバーです。

舞台は明治初期。
居酒屋で飲んでいる浮世絵師の秋斎(安田)
そこでフサ(池谷)という未来が見える女性から
「女に出会う」と、占ってもらう。
丁度、そこへ現れた美女(潤)
運命の人か と思っていると
今度は男たちが。
大立ち回りになって、命からがら逃げた秋斎。
美女から話を聞くと、
彼女はミツという名前で、徳川慶喜の側室だった。
将軍が飲んでいた不老不死の薬を持って逃げたので
羅卒(梅雀)たちに追われているのだという。

1時間50分ノンストップの作品。
舞台は、この後、意外な方向へ向かっていき
ラスト、タイトルの意味合いが分かるのですが
なかなか面白い展開でした。

歌に殺陣に大活躍の安田章大
ラスト 正体が分かるあたりは、迫力満点だった潤花
憎々しい敵役を熱演の中村梅雀
狂言回しとして、観客を爆笑させる池谷のぶえ

皆さん、個性を発揮して、面白い舞台でした。

「アイアンクロー」

2024-04-24 11:48:56 | 日記
東宝シネマ日比谷で上映中の
「アイアンクロー」です。

「悲劇の一家」と呼ばれた
F•V•エリック一家にスポットを当てた映画。
私が、子供の頃、馬場とエリックの激闘は、大きな人気を呼びました。
エリックの大きな手が、馬場の顔面を鷲掴みにしようとする。
アイアンクロー 
必死に防ぐ馬場。
この攻防は、迫力満点でした。

エリックの子供たちは、皆、父親の後を継いで
プロレスラーになります。
長男は、子供の頃事故死してしまったので
次男から五男まで。
特に有望視されていたのが三男のデビッド。
「未来の世界チャンピオン」間違いなし と言われていた。
が、彼は1984年、天龍源一郎選手とタイトルマッチを行うため
来日していた時、滞在先のホテルで急死してしまう。
さらに、四男•五男も、若くして亡くなってしまう。
確かに、お父さんの身体つきに比べて
息子たちは線が細かった。
色々な意味で、無理が祟ったのでしょう。

ただ一人生き残った次男のケビン。
エリック家の為に努力してきたのに
報われない懊悩。
ザック•エフロンが、見事に演じてくれました。

明日海りお&北村一輝「王様と私」

2024-04-23 11:30:51 | 日記
日生劇場で上演中の
「王様と私」です。
あまりにも有名な
「シャル•ウィ•ダンス」がショー•ストッパー。
他にも
「ハロー•ヤング•ラバーズ」など
ロジャース&ハマースタインの奏でる楽曲は
素晴らしい!

私が初めて観たのは、もう40年近く前になります。
王様が松本幸四郎(現 白鸚)さん
アンナが安奈淳さん その前の草笛光子さんも観たかな。
近年では、渡辺謙さんが、ブロードウェイで大評判を博した。
この時の日本凱旋公演も観ました。

シャムの国王とイギリス女性のアンナ。
全く考え方の違う2人が、やがて互いを理解していく。
が、奴隷のルンタとタプティム
2人が王宮を逃げ出したことで悲劇が起こる。

今回は、
アンナが、明日海りおさん
王様が、北村一輝さん
みりおさんのアンナ
素敵な歌声。
一発で魅了されました。
北村さん
剽軽なところもある王様。
でも、威厳ある態度は、さすがでした。

共演陣も、
朝月希和 木村花代 今拓哉 小西遼生など
実力者揃い。

古さを、そんなに感じさせない作品に
仕上がっていました。