何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

あきらめない限り夢に近付く

2014年08月25日 15時12分47秒 | Weblog
ビートルズを聞いてカッコいいと思ったのは小学四年生、10歳の時。
ギターは弾けなかったがすぐに曲作りを作詞から始めた。中学三年生の終わりにギターが弾けるようになり、クラスのお別れ会で初めて人の前で唄った。高校は、音楽が出来るように、あまり賢い奴は行かない工業高校を選んで入った。
2年生の時にラジオのオーディションに受かって何度かラジオ出演して、3年生の時にはレギュラ-でラジオ番組に出演。
そんな事もあってプロのミュージシャンになると決めていた。
自分に音楽の才能は無いとわかっていたので、人真似でなく、誰もやってない事をやって来た。だから、先生も師匠もいない。
高校の頃目指したのは、作詞作曲演奏して歌い、レコーディングまで誰の手も借りずやりとげる事。

この夢を実現させるために生きてきた。音楽以外の事に無駄な時間を使っていた頃もあるが、今は生きている全ての時間音楽に漬かっている。

酒も飲まなくなった、煙草も今は吸っていない。すべては音楽のため。

そして、45年掛かってやっと、これが高橋忠史の音と自信を持って言えるサウンドが出来た。

17歳から一歩も踏み出せないでいたが、45年目でやっと一歩踏み出しました。

長い準備期間をへて、高橋忠史、音楽の道に踏み出しました。