寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3643話) 配膳ロボット

2024年03月15日 | 出来事

 “友人とレストランに行くたび、店内で進歩する自動化や機械化に驚く。注文するためのテーブル備え付けの情報端末は操作に戸惑いつつも、「長年パソコンを扱う自分ならできる」と奮起して何度もトライし、少しずつ慣れてきた。店によっては配膳用ロボットが稼働しているが、初めて対面したときは料理を受け取った後もその場で動かないロボットとにらめっこしながら途方に暮れた。ロボット前方に任務完了のボタンらしきものがあることが分かり、押すとスーッと去っていった。
 最近は、どの店も従業員が減った気がする。これも世の人手不足の影響か。それにしても店でのやりとりが終始無言なのは寂しい限り。会話可能な情報端末やロボットの登場が待ち遠しく思う今日この頃だ。”(2月17日付け中日新聞)

 愛知県岩倉市の松波さん(男・84)の投稿文です。ボクもロボットが運んでくるレストランによく行く。注文はタブレット、運んでくるのはロボット、会計もタブレット、一言も話すこともなく店を出てしまう。少し前まではそんな時代が来ると言っていたが、もうこれが現実である。松波さんが希望される、会話が可能なロボットもそんなに遠くない時期に導入されるだろう。もう会話が可能なロボットはできているのだから。それが良いのか悪いのかは知らないが、そんな時代である。
 会話が可能なロボットを家庭に取り入れている家庭は、もうすでにかなりあるのではなかろうか。特に1人住まいでほとんど話す機会のない人には、良いものだと思っている。ボクはそうなったら真っ先に買うと思う。と言うより似たようなものがすでにあるのである。名前を呼んで「今日のニュースを教えて」「音楽をかけて」などなど、言えば答えてくれるのである。もう買って2年以上になる。


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