寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3617話) スマホが釣れた

2024年01月21日 | 出来事

 “11月中旬、40代ぐらいの男女が「伊良潮岬周辺でスマートフォンを釣り上げた」と田原署を訪れた。その1時間半後、スマホを紛失したという別の男性が署に。同じく伊良潮岬周辺で釣りをしていて落としてしまったらしい。慌てて衛星利用測位システム(GPS)を使って調べると、署付近で反応したため、駆けつけたという。防水機能がしっかりした機種だったことも幸いし、スマホは無事でほっとした様子。
 無類の釣り好きの署員は「スマホを釣るなんて普通ありえない」。海に落としたのに、釣り上げられて無事という二重の幸運にびっくり。”(12月26日付け中日新聞)

 「よもやま事件帖」という記事欄からです。スマホを海で落とした、青くもなろう。でもそれを釣り上げた人がいる。そして落とした人に戻った。こんな幸運はなかなかなかろう。
 スマホには今や個人情報がたっぷり詰まっている。これをなくした時のことを考えるとゾッとする。人にでも拾われ、悪用でもされたら全く大事である。ボクはザックに紐を付けて入れている。時折紐につり下がっているときがある。そんな時は紐があって助かった、と思う。多くの人を見ているとポケットやバックにそのまま入れている。ボクには不用意に思われる。クレジットカードや免許証、保険証、なくしたら大事になるものをいつも持ち歩いている。今度はマイナンバーカードも持ち歩かねばならなくなるようだ。
 ボクの女性知人の数日前の話です。買物に言ったドラッグストアでバックを置き忘れたというのです。「中身は財布、貯金通帳数冊、銀行印、財布の中には全てのカード、保険証、スマホに、タブレット、愛読書等々、もう生きた心地しなくて最後に寄ったドラッグの電話番号を調べようにも、レシートもカバンの中で電話番号もわかりません。104を思いつき、電話して教えてもらいました。そして連絡したら金庫室に預かっているとの事。カートに引っかけて置いたカバンをお客様が見つけて届けてくださったとのお言葉。」彼女からのメール文です。そして感激した言葉が綴ってありました。


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