京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

中欧の旅25 チェコ・プラハ ミーシャ美術館・ピヴニッツェ・ライトアップ

2013-11-26 15:08:30 | 海外旅行2013 5月中央ヨーロッパ

紅葉の季節を迎え、京都にもたくさんの観光の方が
来られているようです。

あれから10日、我が家では、また母の緊急入院という事件が
勃発してしまいました。

突然、強烈な吐き気と嘔吐に襲われ苦しむ母。
吐き気止めの飲み薬をのんでも、すぐにもどしてしまいます。。

年齢的な事もあるので、夜10時を過ぎていましたが、すぐ病院に走りました。

病院では、感染症?ノロウィルス?腸閉塞?
先生達も色々と原因を探って下さいましたが、よくわからず。。

最後になって、「そういえば、お昼にお寿司を食べた。。」と、母。

なんと、そのお寿司は、5日も前のものだったそうで、
多分それが原因ではないかという事になりましたが、
座薬を入れても点滴をしても嘔吐は収まらず、苦しみ続けるので
そのまま、午前2時半頃入院決定。

3日ほどの入院で済みましたが、本当に可哀そうで、大変な日々でした。

入院当日は、私達も家に帰ってきたのが午前4時で、
それから、少し寝て、また病院に行って。。とフラフラ。
時差ぼけのような感じが、今も続いています。

ま、とにかく無事に退院できて、今はほっとしていますが、
いや~、どうして、こんなに色々なことが起こるんでしょうね。。

 

。。と思っていたら、

「おれら二人とも前厄やわ。。」と主人。

前厄の時にリフォームしてしまったから

いやいや、新築じゃないんだから。。と思いつつも
来年は本厄。しっかり厄払いに行かなくっちゃ~。

来年は、私達還暦なんですけど、還暦って男も女も厄年なんですね。
お祝いの年だとばかり思っていたんだけどな。。

還暦の頃って、きっと、色々と体調が変化する頃で、
体に気をつけて、これからの時間を大切に生きなさいってこと
なんでしょうね。  (11・26)


 

さて、中欧の旅も最終章から2つ目。後は帰国編を残すのみとなりました。 

中欧の旅の旅行日程はこちら 中欧の旅 旅行日程
    旅の始まりは 中欧の旅1出発~ハンガリーブダペストの夜景

  中欧の旅24 チェコ・プラハ・カレル橋・時計台・市場からの続きです。

 パリスホテル 

市場での買い物を楽しんだ後、地図を見ながら、二人で本日のホテルへたどりつきました。

今日のホテルは、プラハパリスホテル。
旅の最後を締めくくるにふさわしい5つ星のホテルです~。

まずはお部屋を確認。

これが、すっごく素敵でゴージャスなお部屋だったんですよ。やった~。
また、あとで、ご紹介しますね。

夕食までまだ時間があったので、ホテルの向かいにあるミュシャ美術館に
行ってみることにしました。

 ミュシャ美術館

チェコを代表する国民的画家アルフォンスミュシャの美術館です。

思っていたより小さい美術館でしたが、
ミュシャがパリ在住時に描いたポスターや装飾パネル画などが
飾られています。

中は撮影禁止なので、写真は撮れませんでしたが、
ミュシャの絵は、誰もが一度はどこかで見た事がある絵。

あ~あ、これか。。。と、きっと思いますよ。

 

それは。。。

 

こちらは、ミュシャ美術館のチケット。 ほら、どこかで見た事があるでしょう~。

チケットに載っている絵は、ミュシャの絵の中でも、とっても有名「ヒヤシンス姫」 です。

 

ミュシャの作品は美しい女性を、花、星、宝石などと共に描いた
とても優しくロマンチックな画風。

化粧品や香水などのパッケージにも使われていますよね。

パリでの下積み生活の後、公演「ジスモンダ」のポスターの制作を担当するや否や、
ミュシャは一夜にして大人気となり、
パリで、一気に画家としてスターダムにのしあがったんですよ。 

 

アール・ヌーヴォーは別名「ミュシャ様式」とも呼ばれるそう。。

見ている私達も優しく優雅な気持ちにしてくれるミッシャの絵画でした。

 

夕食・ビアホールへ

本日の夕食はピヴニッツェ(チェコのビアホールの事)で。

ホテルからは歩いて行けるとのことで、皆で、プラハの街をぶらぶら
歩いていきます。

 

 

プラハの街には、市電が走っています。この数が結構多くて
なかなか、タイミングを外すと通りが渡れないほど、市電がやってくるんですよ。

少しずつ夕暮れに近づいて。。素敵な街並みですよね~。

 ウ・フレクー

ピヴニッツェ(チェコのビアホール)へやってきました。

この時計が目印のピヴニッツェのお店の名前は、ウ・フレクー。

 ウ・フレクーは、1499年創業。

チェコ最古のピヴニッツェだそうです。

中に入ると、楽しい音楽が流れ、皆がビールを飲んで盛り上がっています。

中世の修道院を利用した建物は、とっても素敵で
映画のスクリーンの中の世界に、私達もエキストラとして入り込んだみたい。。

 

ビールは創業以来同じ製法で作られている自家製の黒ビール。

この黒ビール、今まで飲んだビールと全然違う。。
柔らかな甘みと芳醇なこく、飲みやすくて香ばしくて美味しい~。
思わず、二人ともお代わりを注文。 

  

お食事は、生ハムの前菜や、甘い味付けの牛肉の煮込みであるグラーシュ。

添えてあるのは、チェコでお馴染のクネドリーキです。

食後には、甘~いデザートも。

 

私達が目の前に座っていたためか、日本の音楽もいっぱい演奏してくれたおじさん達。

おお牧場はみどりですっごく盛り上がった後は、
上を向いて歩こう、琵琶湖周航歌などのしっとりソングも。。

美味しいビールと楽しい音楽、この旅行最後の夕食、
ツァーの皆で盛り上がった楽しい夜は、少しずつ更けていきました。

でも、これが、皆で食べる最後の夕食なんて。。ちょっと寂しいな~。

 

夕暮れのプラハ

夕食が終わった後でも、まだまだ明るいプラハ。 

 

それでも、街には、順番にオレンジ色の灯りがつき始め、夜の始まりを告げています。

夕暮れの街をぶらぶら歩きながらホテルへと帰ってきました。

 

このツァーには、夜の街歩きはついていなかったのですが

ここで、添乗員さんから、サプライズの提案が。

「この後、私は少しプラハの街をぶらぶらしますので、
いっしょに行きたいと思われた方は、○○時にロビーに来て下さいね。」と。

は~い、分かりました~と私達は行く気満々。

明日は、もう出国なので、荷造りもしないといけないのですが、
ま、なんとかなるやろうし。。と気楽なもんです。

それよりも、夜の時計台やカレル橋も見てみたいしね。


で。。。ロビーに行ってみたら。。

 

なんと、参加者は私達だけだったのです。 

皆さんは、やっぱり荷造りで忙しいのかな。。

 

3人のナイトツァー

ということで、添乗員さんと私達2人の3人でナイトツァーの始まり。

この添乗員さんと私達とは、なんとなく縁があるというか。。

今までも、中欧の色々な街で、フリータイムの時ぶらぶらしていたら偶然に会って
一緒に行動したり、スーパーへ連れて行ってもらったり。。

とってもお世話になっています。

だから、今回の3人ツァーもなんかアットホームな感じ、
友達同士みたいな気やすさで連れて行ってもらいました。

通りには、ストリートミュージシャンが。。
 

 だんだん夜は深まり、紺碧の空になってきました。

市街地広場の旧市庁舎、時計台前までやってきましたよ。

ライトアップされた時計盤がとっても綺麗。

それにしても、すごい人やな~って思ったていたら、

突然、時計盤の上の二つの窓が開いて、
キリストの12人の弟子が回転して窓から見える
「使途の行進」が始まったのです。

 

時刻は夜の9時。

本日最後のからくり時計にタイミングよく出会う事が出来たのでした。

ラッキーとしばらくからくり時計を見上げた3人、素敵な思い出ができました。

夜のカレル橋

そして、やってきました、夜のカレル橋です。

橋の上からは、ライトアップされたプラハ城も見えます。

なんか、幻想的な世界。。

 モルダウ川の川面が、ライトアップの光で染められ、揺らめいています。 

聖フランシスコザビエル像

カレル橋の上には、30体の聖像彫刻がありますが、その中に
日本ともゆかりのある聖フランシスコザビエル像がありました。

東洋への伝道に尽力したザヴィエル像は、インド人、黒人、日本人
タタール人によって担がれています。

この正面の担ぎ手が、チェコでイメージされた日本人だそうです。

ちょんまげも結って、刀も2本腰につけていますよ。
確かに顔は日本人的。でも、日本刀とは違いますよね。。

 

 カレル橋にさよなら。。

 夜も人でいっぱいのカレル橋にさよならを告げて、

次は、お昼ご飯を食べた市民会館のライトアッップを見に行くことに。

 土産屋さんが立ち並ぶ街を歩き、

 旧市街広場へ戻ってきました。

すっかり夜の帳に包まれた旧市庁舎の時計台です。 

 

市民会館のライトアップ

そして、市民会館へ。お昼に御飯を食べた市民会館。
お昼とは、また別の顔をした市民会館。 ゴージャスさがより一層、高まっています。

 真っ暗な夜の帳の中、温かい光でライトアップされたプラハの街。

 途中、アイスクリームを買ったり(こんな夜に。。)、雑貨を買ったり。。

 ホテルに帰ってきたのは、10時もすっかり過ぎていました。

さぁ、これから大変、最終荷物の詰め込みです。

でも。。

これで、中欧旅行はもう終わるんだ。。と思うと、なんだか寂しい。
プラハは、あっという間だったので、あともう1泊したい感じです。

 

 

ということで、次は最終章。帰国お土産編です。

 (中欧の旅26 帰国・お土産


(26 帰国・お土産・出会った人々へ続きます。) 


 

中欧の旅1出発~ハンガリー・ブダペストの夜景 2 ハンガリー・ブダベストゲッレールトの丘・中央市場
3 ハンガリー・ブダベストマーチャーシュ教会   4 ハンガリー・ブダペスト、漁夫の砦、英雄広場
5 ハンガリー・ブダペスト「バゴイヴァール」・ケーブルカー  6 ハンガリーエステルゴム
7 スロバキア・プラチスラバ 8 スロバキア・プラスチラバ古城 9 オーストリア・ウィーンシェーンブルン宮殿 
10 オーストリア・ウィーンシュテファン寺院・ザッハー 
11 オーストリア・ウィーン、アウグスティナー教会・ホーフブルク王宮  
12 オーストリア・ベルベデーレ宮殿・フリータイム
 13 オーストリア・ウィーン夕食と音楽会
14 オーストリア・バルツカンマグート湖水地方・ハルシュタット   15 オーストリア・ハルシュタット 
16 オーストリア・ザルツブルグサウンドオブミュージックの世界 17 オーストリア・ザルツブルグ観光
18 オーストリア・ザルツブルグフリータイムと夜景  19 チェコ・チェスキークルムロフ
20 チェコ・チェススキークルムロフ城    21 チェコ・チェスキークルムロフ夕食・夜景
22 チェコ・プラハ、プラハ城・黄金の小道 23 チェコ・プラハ プラハ城展望台・市民会館・旧市街広場
24 チェコ・プラハ・カレル橋・時計台・市場  25 チェコ・プラハ ミーシャ美術館・ピヴニッツェ・ライトアップ
26 帰国・お土産・出会った人々

 


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4 コメント

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Unknown (野いちご)
2013-11-28 07:05:40
お母様、大変でしたがすぐに回復されて良かったですね?
お大事になさってくださいね。
厄年なんてふっ飛ばしましょう。
たんぽぽさんもがんばって下さいね?

プラハ、素敵な街ですね?
楽しませて頂いています。
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Unknown (アリス)
2013-12-11 13:34:37
いろいろな事が重なって
お疲れではないかなあ~と心配
しています。

たんぽぽさんは、お優しいから、まわりの方を
とても大事にされる方ですものね。

ご自身の息抜きもしっかりなさって、野いちご
さんの言うように、厄年を吹き飛ばしてくださいね。
返信する
野いちごさんへ (たんぽぽ)
2013-12-15 19:14:17
こんばんは。コメントありがとうございました。

今年はなんだかんだとありましたが、
なんとか今は落ち着いて過ごしています。
ただ、私はちょっと風邪気味ですが。。
これだけ寒いと仕方ないですよね。

来年は、厄年なんてぶっ飛ばして、
野いちごさんを見習って、
アクティブに生き生きと過ごしていきたいと願っています。
これからもよろしくお願いします。
返信する
アリスさんへ (たんぽぽ)
2013-12-15 19:18:12
こんばんは。コメントありがとうございます。

いつも優しいアリスさんの言葉に感謝しています。ありがとう~。

今年はブログもいい加減になってしまいましたが
来年は、もう少し頑張って更新したいなって思っています。
もっと、楽しくアリスさんや野いちごさんとも
お付き合いしたいです。
どうかよろしくお願いします。
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