京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

中欧の旅12 オーストリア・ベルベデーレ宮殿・フリータイム

2013-08-13 10:50:00 | 海外旅行2013 5月中央ヨーロッパ

毎日毎日暑いですね~。

いよいよお盆に突入。皆さんはどのようなお盆をお過ごしでしょうか。

うちは、リフォームのまっただ中。

今も、トントンという金槌の音の中で過ごしています。

昨日は水道屋さんが来られてようやく3階の手洗いが完成しました。
それからお寺さんも来られました。。

。。て、お寺さんはリフォームではなく盆供養に来て下さったのですが。。

今日も、リフォーム続行、またこれから忙しくなりそうです。

 

さて、中欧の旅はオーストリアウィーン、ベルベデーレ宮殿と
そのあとのフリータイムですよ。(8・13)


      中欧の旅の旅行日程はこちら 中欧の旅 旅行日程
    旅の始まりはこちら  中欧の旅1出発~ハンガリーブダペストの夜景

  中欧の旅11 オーストリア・ウィーン、アウグスティナー教会・ホーフブルク王宮 からの続きです。

 

ベルベデーレ宮殿

ホーフブルク王宮を後にして、次はオイゲン公の夏の離宮「ベルベデーレ宮殿」
に向かいました。


オイゲン公はオーストリアの天敵であるフランス貴族の出身。

でも、ハプスブルグ家に仕え、オスマントルコがウィーンを包囲した時
オスマントルコを撃退し、オーストリアを国家存亡の危機から救った人です。 

そのオイゲン公が私財を投げ出して建てたと言われるベルベデーレ宮殿。

 

ちょうどチューリップの季節で、お庭にはいっぱいのチューリップが見事に咲いていました。

ベルベデーレ宮殿は、池に映る美しい宮殿として有名だそうですが、
その通りの景色が目の前に。。 なんと、美しい~。 

ベルベデーレ宮殿は、かつてオイゲン公の居住館であった下宮と、
迎賓館であった上宮に別れているのですが、

 今は、その両方が美術館になっています。

19・20世紀絵画館
 
私達は、上宮の19・20世紀絵画館へ入っていきましたが、ここにはクリムト、シーレ、
ココシュカなど世紀末アートを代表する画家の作品が常設されているんですよ。

なかでも、クリムトの「接吻」 は、世紀末の代表的アートとして絶賛されている作品だそうです。

中は残念ながら、撮影禁止だったので、写真はありませんが、
お土産にクリムトの「接吻」のポスターや小物を買ってきました。

 

ベルベデーレ庭園

 「美しい眺め」という意味を持つベルベデーレ宮殿。

そのお庭からの眺めは、確かにその名の通り「美しい眺め」でした。 

バロック彫刻のスフィンクスが不思議な雰囲気。。


 庭は幾何学的模様の庭園で、庭園の向こうには下宮が見えています。

下宮はバロック美術館になっていますが、私達はこの景色を見ただけ。。

下宮の向こうには、ウィーンの街が見え、シュテファン寺院の高い塔も
見えていました。


ウィーンの街を借景に、すっきり美しく広がるベルベデーレ宮殿の庭園。

見ているだけで、心の中がすっきり洗われるようでした。

 カフェレストラン

 ベルベデーレ宮殿にあるカフェレストラン。

時間があれば、こんな所でゆっくりとカフェタイムをとりたいな。。

と、横目で見ながら通っただけのカフェレストランです。

 

この美しいベルべデーレ宮殿、オイゲン公没後、後継者がいなかったので、

マリアテレジアに売却されたそうですよ。

 さすが、ハプスブルグ家はすごいですよね。

 

ウィーンフリータイム

さて、ベルベデーレ宮殿観光の後、免税店に寄りました。

その後、本当はバスでホテルに戻り、夕食までの3時間程は、
休憩時間だったのですが、

私達とあと女性二人組の4人だけ、免税店の後、
フリータイムにしてもらいました。

このツァー、フリータイムが少ないので、添乗員さんのこの配慮は嬉しかった~。  

夕方5時に、このオペラ座前に、他の皆を乗せたバスが迎えに来てくれます。
5時までに、ここにちゃんと戻って来ないとね。

女性2人組の方とも別れて、それぞれ気ままにウィーンの街を楽しむ事になりました。

 

フィアカー(馬車)

フリータイムで、まず一番にやってみたかったのが、フィアカー(馬車)に乗る事。

ヨーロッパでは、観光用の馬車をよく見かけるのですが、
(日本観光地の人力車のようなものですね。)

見るたびに一度乗ってみたいな~って思っていました。

今回はそれを実現するために、フィアカー乗り場目指して歩いていきます。

アルベルティーナ広場

 一番近いフィアカー乗り場は、オペラハウス裏のアルベルティーナ広場。

2頭立ての馬車がお客さんを待っていますよ。 

40分間で65ユーロー程だったと思います。(2人で)

ウィーンの街を、2頭立ての馬車に揺られて、憧れの観光。

いざ始まりです~。 


ぱっかぱっかと蹄鉄の音を響かせて馬車は街を進んでいきます。

すれ違う人が手を振ってくれたり、写真を撮ったり。。

なんか、ほんのちょっと中世の王様と王妃様気分。

 

ペスト記念柱のあるグラーベン通りを横切っていきます。
 

車の通る道も、フィアカーは通るのですが、

狭い道では、後ろの車がフィアカーを追い越すことはできません。

ゆっくり走るフィアカーの後ろは、車やバスで大渋滞。

でも、それが当たり前なのか、文句のクラクションを鳴らす人なんて
いませんでした。

でも、なんだか、こちらは申し訳ない気分でいっぱい。。

 

でも、ほら、こんなお洒落な路地もは走ってくれますよ~。

こちらは、先ほど行ったホーフブルク王宮、ミヒャエル門ですね。

こんなウィーンの仲良し家族も、見かけました。 子供4人かしら。。

最後に、馬車と共に写真を撮ってくれたり、とっても親切な御者のおじさん。

おじさんの写真も一枚撮らせてもらいましたよ。 

石畳の道が多いので、結構揺れてお尻がちょっと痛かったけど、

馬車から見るウィーンの街は、優雅な王宮気分、一味違うウィーンの街でした。

 

 さて、これでフリータイム、まずはじめの目的を果たす事ができました。

次は、ウィーンの街のカフェでちょっと休憩です。 

 

老舗カフェ ハヴェルカ

向かったのは1939年創業という老舗カフェ 「ハヴェルカ」です。

かつて芸術家たちのたまり場だったこのカフェ、
アメリカの作家ヘンリーミラーや建築家フンデルトヴァッサーも
このお店の常連客だったそう。

シュテファン寺院から歩いて5分ほどのところにあるこのお店。

テラス席もあって、みんな和んだ雰囲気でコーヒータイムを楽しんでいます。

 

店内は、開業以来一度も改装を行っていないそうで、

芸術家やジャーナリスト達が熱く語った時代を感じさせてくれました。
 

 

主人は、このお店定番のモカ、私は名前に魅かれてマリアテレジアをオーダー。

マリアテレジアは、熱いモカにたっぷりの生クリーム、
それになんとたっぷりのオレンジリキュールが入っていて、結構お酒がきつかったです。
 

そしてここのお手洗いで、この後のお食事と音楽会の為
二人とも上の服だけ着替えて、次はケルントナー通りの散策にいきました。 

ケルントナー通り

ウィーンで一番賑やかなショッピングストリートのケルントナー通り。 

 さすがにたくさんの人で賑わっています。

先程、ささっと歩いて通っただけのこの通り。

今度はお土産屋さんや、雑貨屋さん。。気になるお店を覗きつつ
ゆっくりと歩いていきました。

 街角には、こんな可愛いお花やさんも。。

 そして、こちらの果物やさんは、ちょっと暇そうかな? 

 時間は、もう4時、5時にオペラ座前でバスに拾ってもらうので

あと1時間程。。

この後は、お孫ちゃん達にと、可愛いおもちゃ屋さんをみつけていたので
行ってみることにしました。

 

 (中欧の旅13 オーストリア・ウィーン夕食と音楽会へ続きます。) 
 


中欧の旅1出発~ハンガリー・ブダペストの夜景 2 ハンガリー・ブダベストゲッレールトの丘・中央市場
3 ハンガリー・ブダベストマーチャーシュ教会   4 ハンガリー・ブダペスト、漁夫の砦、英雄広場
5 ハンガリー・ブダペスト「バゴイヴァール」・ケーブルカー  6 ハンガリーエステルゴム
7 スロバキア・プラチスラバ 8 スロバキア・プラスチラバ古城 9 オーストリア・ウィーンシェーンブルン宮殿 
10 オーストリア・ウィーンシュテファン寺院・ザッハー 
11 オーストリア・ウィーン、アウグスティナー教会・ホーフブルク王宮  
12 オーストリア・ベルベデーレ宮殿・フリータイム
 13 オーストリア・ウィーン夕食と音楽会
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1 コメント

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Unknown (さくら)
2013-10-27 04:28:02
中欧はおすすめの旅行地です
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