京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

中欧の旅22 チェコ・プラハ、プラハ城・黄金の小道

2013-11-03 12:40:00 | 海外旅行2013 5月中央ヨーロッパ

いつの間にか10月も終わり、11月になってしまいました。
すっかりご無沙汰しています。

今年のハロウィン。 一応ちょっと飾ってみました。

 

実は、前回ブログを書いた直後から、主人が体調を崩していました。
初めは、単に風邪をひいたとばかり思っていたのですが、

とにかく体がすごくだるくてしんどいということで、夜間救急で病院に走り、
色々な検査を受けたり、点滴をしたり、抗生剤を飲んだり。。
それでも、体のだるさが全然取れなく食欲も全然なくて。。

結局は、急性肺炎を起こしていた事が分かり、
仕事もずっと休んで療養、私は看病の毎日でした。

11月に入って、ようやく食欲も少し出てきて、元気になり、
この連休明けからは、仕事にも復帰できそうな感じでほっとしています。

本当はこの28日から31日まで、二人で蓼科・軽井沢・箱根を
3泊4日でめぐる予定をしていたのですが、それも、もちろんキャンセル。

でも、今回こんな事があって、旅行へ行くのも、何かやりたい事をするのも
とにかく健康があってのことだという事を、身にしみて感じました。

無理の効かない年になったんやね~。。と、二人で言いながらも
健康には気をつけようねと話し合っています。(11・3)

 

さて、なかなか進まない中欧の旅、それでも、この旅最後の街プラハへとやってきました。 

 

中欧の旅の旅行日程はこちら 中欧の旅 旅行日程
    旅の始まりはこちら  中欧の旅1出発~ハンガリーブダペストの夜景

 中欧の旅21 チェコ・チェスキークルムロフ夕食・夜景からの続きです。

 

 5月9日(木)

チェスキークルムロフの朝。

チェスキークルムロフのホテルルゼの部屋から見た、景色です。

5月というのに、なぜか紅葉?? 

 

朝食は、昨日と同じホテル内のレストランで。

本日も、たっぷりの果物を取っています。

 プラハへ

朝食が終わったら、すぐにプラハに向けてバスは出発です。
バスの窓から見た、チェスキークルムロフの街にさよなら。 

チェスキークルムロフからプラハまでは約180キロ。

途中、菜の花畑が続いていて、とっても綺麗。

 こんなに可愛いドライブインで休憩です。

この中欧旅行中、ずっとお世話になった白いお洒落なバスと、
運転手さん。

 お願いして、主人と3人で記念写真なんかも撮ったりして。

そして、また、バスはプラハに向けて出発です。

プラハ

バスに揺られる事、約3時間半、ようやくプラハに到着です。

プラハはチェコの首都。

街の真ん中を、ヴァルタヴァ川(ドイツ語表記でモルダウ川ですよ。)が流れています。 

 

 プラハと聞くと、私は007やミッションインポシブルでの、カーチェイスを思い出してしまいます。

こんなに素敵な歴史的な街で、どうしてあんなめちゃくちゃなカーチェイスができるんだろう。。
と、映画を見ながら、密かに心配していました。

もちろん、ちゃんとした計画の下、撮影されているんでしょうけどね。

 この道でも、カーチェイスが行われたのかな~。。

そういえば、のだめカンタービレのロケ地もプラハでしたよね。 

 プラハ城

さて、プラハの観光はプラハ城から始まりました。

ボヘミア王家の居城として歴代チェコの支配者が居住し、
その時代ごとの増築で、さまざまな様式の建築物となったというプラハ城。

衛兵さんが、プラハ城を守っています。  が・・・・あれ、寝ちゃってる??

シャッターチャンスが悪かったのかしら。。


第一の中庭を通り過ぎ、第二の中庭に入ると、聖十字架の礼拝堂があります。 

 

聖ビート大聖堂の中へ

プラハ城内の一番の目玉といわれる聖ビート大聖堂に入るため並びます。

各国からの観光客が、この壮大な聖ビート教会を見上げながら並んでいます。
まだかな、まだかな。。と思いながら並ぶ事15~20分位。

 ようやく、聖ビート大聖堂に入れることになりました。

ロマネスク様式の教会を元に14世紀前半から改築が始まり
終了したのはなんと1929年だったという聖ビート大聖堂。

長さ124メートル、高さ33メートルもあります。

ミュシャのステンドグラス

教会に入って、まず目を惹くのが、ステンドグラスの美しさ。

さまざまな色使いのステンドグラスが、煌びやかに光を放っています。

その中でも一番有名なのは、チェコを代表するアール・ヌーヴォーの芸術家、
ミュシャのステンドグラスです。

聖堂に入って左回廊3番目のステンドグラスです。

 「聖キリルと聖メトヴィス」と言われるこの作品は、
ミュシャが祖国と民族のために作成したものだそうで、

一目で、あ。。ミッシャだと分かる図柄に、美しい色彩が輝き
神々しい中にも、優しく温かい雰囲気が漂っていました。


聖人ネポムツキーのお墓

この教会のもう一つの見所と言われる、聖人ネポムツキーのお墓。

聖人ネポムツキーは、権力に屈さず殉教した聖人として、
チェコの人々に人気が高いそうです。

そういえば、チェスキークルムロフのヴルタヴァ川に架かる
ラセブニッキー橋の上にも聖ヤン・ネポムツキーの像がありましたよね。。

    中欧の旅19 チェコ・チェスキークルムロフ

 

聖ビート大聖堂

聖ビート大聖堂を出て、第3の中庭に。
ここからは、聖ビート大聖堂を真正面から見る事ができます。

聖ビート大聖堂はゴシック建築の代表例であり、チェコで最も大きくて重要な教会です。

大聖堂の南側、大きな時計塔と「黄金の扉」とよばれる門。

観光客でいっぱいの大聖堂前です。

横向けの写真ではとても塔のてっぺんまで入りきらなかったので
縦向けの写真でもう一度。

すごい。。。やっぱり見応えのある大聖堂です。

旧王宮

聖ビート大聖堂の向かい、第三の中庭を挟んで建つ旧王宮。

現在はチェコの大統領府のため国旗が掲揚されています。

旧王宮も中を見る予定でしたが、本日は中で何かレセプションがあるか何かで閉館。
ま。。閉館とあらば仕方ないしね。。

先の尖った真黒な塔

それよりも、私は向こうに見えているゴシック建築の先の尖った塔の軍団が気になりました。

ゴシック建築は、ミラノのドゥモやパリのノートルダム寺院など、色々と見た事がありますが
今まで、怖いなんて感じた事はありませんでした。

でも、この先の尖った真黒な槍のような塔の塊を見た時、なぜか寒気がして。。

ちょっと不気味で怖い感じがしました。色が真黒だったせいかしらね。。

 

 聖イジー教会

さて、そんな気分は忘れて、次は、ボヘミアで最も美しいロマネスク様式の教会といわれる
「聖イジー教会」です。


外壁の赤とベージュの配色とシンメトリーな外観が特徴。

 

城内最古の建築物です。

 平天井が特徴的。マリアの昇天をテーマにした絵が架けられています。

 礼拝堂のアーチ状の天井に描かれたフレスコ画も素敵でした。 

 黄金の小道

次は、16世紀、ローマ帝国ルドルフ2世が錬金術師を集めて作ったと言われる
黄金の小道です。 

  

いつもはもっと空いているらしいんだけど。。
本日は人でいっぱい。


ユダヤ人作家として有名な「フランツ・カフカ」の仕事場は
22番の部屋だったそうですが、今はお土産屋さん。

錬金術師を集めて作ったというものの、
実際は金細工職人の居住区だったという黄金の小道。

映画の中で見たような家の造りにちょっと感動。

そのまま、おとぎ話に出てきそうなお家ですよね。

 

さて、次は、プラハ城からの展望と市民会館での昼食など。

市民会館で。。?って、旅行前に実はちょっと殺風景な感じを抱いていたのですが、

ところがところが、これが。。。

 

 (23 チェコ・プラハ プラハ城展望台・市民会館・旧市街広場に続きますよ。)

 

 


中欧の旅1出発~ハンガリー・ブダペストの夜景 2 ハンガリー・ブダベストゲッレールトの丘・中央市場
3 ハンガリー・ブダベストマーチャーシュ教会   4 ハンガリー・ブダペスト、漁夫の砦、英雄広場
5 ハンガリー・ブダペスト「バゴイヴァール」・ケーブルカー  6 ハンガリーエステルゴム
7 スロバキア・プラチスラバ 8 スロバキア・プラスチラバ古城 9 オーストリア・ウィーンシェーンブルン宮殿 
10 オーストリア・ウィーンシュテファン寺院・ザッハー 
11 オーストリア・ウィーン、アウグスティナー教会・ホーフブルク王宮  
12 オーストリア・ベルベデーレ宮殿・フリータイム
 13 オーストリア・ウィーン夕食と音楽会
14 オーストリア・バルツカンマグート湖水地方・ハルシュタット   15 オーストリア・ハルシュタット 
16 オーストリア・ザルツブルグサウンドオブミュージックの世界 17 オーストリア・ザルツブルグ観光
18 オーストリア・ザルツブルグフリータイムと夜景  19 チェコ・チェスキークルムロフ
20 チェコ・チェススキークルムロフ城    21 チェコ・チェスキークルムロフ夕食・夜景
22 チェコ・プラハ、プラハ城・黄金の小道 23 チェコ・プラハ プラハ城展望台・市民会館・旧市街広場
24 チェコ・プラハ・カレル橋・時計台・市場  25 チェコ・プラハ ミーシャ美術館・ピヴニッツェ・ライトアップ
26 帰国・お土産・出会った人々

 


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4 コメント

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Unknown (アリス)
2013-11-03 15:53:05
ご主人、大変でしたね。
でも、回復されて良かったです。

看病もあって、たんぽぽさんもお疲れだと
思います。無理しないでくださいね。

たんぽぽさんは旅行記(九州とか)がたまっているので、
大変だと思いますが、ゆっくり書いてくださいね。
返信する
Unknown (野いちご)
2013-11-06 13:22:09
ご主人様、お疲れがでられたのでしょうか。
お元気になられて良かったです。

たんぽぽさんもお疲れになったでしょう。
共倒れにならないようにお気をつけ下さいね。

それでも旅行の記事をきちんと書かれて、、、すごい!
ブログを書くのも疲れますから、
ゆっくり焦らず、、、いつまでもお待ちしています。

プラハの町は見どころ満載。
どこも美しい景観です。
ミュシャのステンドグラス、素敵ですね。
返信する
アリスさんへ (たんぽぽ)
2013-11-07 00:07:52
ありがとうございます。
ほんと、大変でしたが、回復してくれてよかったです。

母の足の調子もあんまりよくないし、今、私が倒れたら大変。。と思って気をつけています。

和歌山や九州旅行が残っているんですが、
なかなか写真の整理もできていない状況なんです。

でも、今年中には。。と思うのですが。。
書けるかな。。




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野いちごさんへ (たんぽぽ)
2013-11-07 00:19:46
ありがとうございます。
なんとか、元気になってくれてほっとしています。

看病って、結構疲れますよね。
それでも、少しづつ食べれる量が増えて、
だんだん元気になっていってくれると嬉しいですけどね。

なかなかパソコンの前に座れませんが、ブログを書くのも息抜きになります。

嬉しいです。また、すこしずつ書いていきますので、読んでみて下さいね。
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