泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

港町へ

2022-09-08 21:26:50 | 丹下一の泡盛日記

木曜日は、「いじめ防止授業」で一年ぶりのこの町へ。
この歌は、ひばりさんの声よりも、早稲田の演劇研究会が発声練習として
ドラ声を張り上げて歌っていたのが耳の底に残っている。
昨年の前回はコロナが猛威を振るう中、10人以上の生徒がZOOMでの参加になった。
腰を痛めていて、いのちゃん(猪瀬隆次)にケアしてもらってなんとか本番を終えた。
今年は、右膝。
もう下半身と脳がボロボロになりつつあるお年頃。
そして、最後の最後まで歌い続けた美空ひばりさんの足元にも及ばないが、
気持ちだけは、似せておきたい。
Wちゃんが「私の一冊」の候補として挙げたもう一冊の小説を読み出しているのだけど、
すごく面白い。
小学校に向かうときにとても役に立つ。
プレイバッカーズはすでに来年度の日程調整に入っている。
来月には、新しい地平に踏み込んだ試みに自分はアクターで参加する。
自分の演劇作品もそろそろ稽古場でのトライを始めないといけない。
以前の、取り憑かれたように突き進むエネルギーが懐かしい。
海外に行きたいのだけど、円の対ドルレートがあっという間に144円だそうな。
夢を見ているようだ。
もちろん「150円」の時に海外公演に行っているし、
最初にニューヨークに行った時は、82円だった。
雀の涙のような貯金だけど、今その3割以上が溶けたと思うと、いくらなんでも許し難い。
昭和の時代、円高で騒ぎになっている時に、
昭和天皇は「自国の通貨が強いということは、良いことではないか」と明解なお考えを示された。
今は、どうなのか。
まあ、海外に資産のある人たちには、どうでもいいことなのだろう。
明日も、小学校へ。
土曜日は、お仕事。
そして、日曜日はプレイバッカーズの自主公演。
次々に「本番」はやってくる。
なんてありがたいことだろう。
コメント
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