逝きし世の面影

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安倍晋三空耳ワールド?日本の暗くて深い闇

2018年01月27日 | 政治
『首相、沖縄「軽視」と誤読』参院本会議の答弁 2018/1/26 ©一般社団法人共同通信社

安倍晋三首相は26日の参院本会議での質疑の際、沖縄県で相次ぐ米軍ヘリコプターの不時着に関し、「地元の懸念を軽減する」とすべき答弁を「地元の懸念を軽視する」と言い間違え、本会議場がざわつく一幕があった。
首相はすぐに誤読に気付き、言い直した。
この日、答弁中にせきをしたり何度も水を飲んだりする場面があった。
公明党の山口那津男代表は「風邪気味のせいか、声が苦しそうで大変気の毒に見えた」と国会内で記者団に述べた。
首相は24日にもプライマリーバランス(基礎的財政収支)を「改善させている」と読むべきところを「改竄(かいざん)させている」と誤った。

『軽減を軽視に、改善を改竄に読み間違えた安倍晋三首相の異様な深層心理の闇』

フロイト学説の隠された(抑圧された)深層心理の吐露の例としてピッタリで大爆笑もの。今回の場合は『失言』の方は安倍晋三総理の行う公式発言よりも客観的事実とピッタリ一致しているのですから、あまりにも良く出来た話である。
取り消した『失言』が今の日本国の現状なのですから、到底『言い間違いでした』で済む話ではない。

『それとも明党の山口那津男が言うように「体調が悪すぎる」のか、』大本営発表と化すマスコミの無残
★注、
安倍晋三首相の場合、官僚の用意した簡単な漢字にも必ずルビ(振り仮名)がついた答弁(カンニングペーパー?)を読み上げるだけなのです。それなら安倍晋三首相は『軽減』を『軽視』に、『改善』を『改竄』に読み間違えたことになるが、『深層心理』としてみれば実に興味深い。
ところが通信社だけが日本国で起きている真相(異様極まる今の安倍晋三の精神状態)を報じているだけで日本共産党機関紙赤旗を含む大手マスコミは忖度したのか一切報じない。
もしも平仮名が読めないほど日本国首相の安倍晋三の体調が悪いなら、今のように全員で隠すのでは無くて、余計に報じる(国民に伝える)義務があるが、まさに挙国一致の大政翼賛会による『大本営発表』なのである。


テレビカメラの前でも平気で自説を開陳する勇気には感服するレベルの松本副大臣。この様な人物を選んだ安倍晋三は首相としての任命責任が問われる

『松本内閣府副大臣が辞表提出 やじの責任で』1月26日 NHKニュース

松本文明内閣府副大臣は、沖縄県でアメリカ軍のヘリコプターによる事故などが相次いでいることをめぐって、25日の衆議院本会議で「それで何人死んだのか」などとやじを飛ばした責任を取りたいとして、副大臣の辞表を提出しました。
25日に行われた衆議院本会議で、共産党の志位委員長が沖縄県でアメリカ軍のヘリコプターによる事故やトラブルが相次いでいることについて質問している際に、松本内閣府副大臣は「それで何人死んだのか」などとやじを飛ばしました。
これについて共産党の小池書記局長が記者会見で、「本当に許しがたい発言で、言語道断だ」などと述べるなど、批判が出ていました。
松本副大臣は発言によって、沖縄県民の心情を傷つけるつもりはなかったが、今後の国会審議などに影響を与えるおそれもあり、やじを飛ばした責任を取りたいとして、総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣に辞表を提出しました。
松本副大臣は衆議院比例代表東京ブロック選出の当選4回で68歳。自民党の国会対策副委員長や総務政務官を歴任したあと、去年8月に内閣府副大臣に就任しました。
安倍総理大臣は政権運営や国会審議などへの影響を最小限に抑えるため、速やかに後任人事の調整を進めるものと見られます。
松本副大臣「不徳の致すところ」
辞表を提出したあと、松本内閣府副大臣は記者団に対し、「普天間基地が名護に移れば、飛行経路などを考えて安全だと思い、そういう発言になった。誤解を招いてしまい、安倍総理大臣からも『国が大変な時期なので緊張感を持って対応してもらわないと困る』と注意された。国会審議が始まる中で、沖縄県民ならびに、国民の皆さんに迷惑をかけ、不徳の致すところとしか言いようがなく、おわびするしかない」と述べました。

『あまりにも絶妙なピッタリのタイミング、イスラム国の自爆攻撃並みの自民党副大臣の野次(破壊工作?)』
★注、
この松本副大臣ですが2017年10月22日の衆議院選挙東京7区で立憲民主党の長妻昭にダブルスコアで負けて比例で復活した自民党ゾンビ議員の一人。熊本地震を視察した時に県庁職員に対して『救援物資は足りているんだから文句は言わせない』、『こんな飯で戦えるか』もっと美味いものを食わせろと怒鳴りちらすなどの暴言を吐いた変態ゲス男。今回の野次は普天間基地を抱える宜野湾市長選挙告示日(オール沖縄と自民党の一大決戦)目前で、時期的にピッタリ一致しているのですからオウンゴールとして傑作である。自民党としても早期に首を切るしか方法が無かった。


立憲民主党代表の枝野幸男に似たウォンバット『枝野幸男、噴火被害者を「心からお祝い」大炎上』

『空耳アワー』

【草津白根山噴火】枝野氏の動画をスロー再生した人が現れる
反応は別れています


2018-01-24 21:36:22 百田みたいな、下衆な輩のつぶやきは無視しましょう。

2018-01-24 21:55:34 また嘘八百田!

2018-01-24 22:12:30 スロー再生ワロタ
でもどう聞いても「お祝い」ってクリアに聞こえるんだけどなあ?

2018-01-24 22:14:30 スロー再生ありがとうございます
私も活舌が良くない方なので真摯に聞かせてもらいましたが
「お祝い」って聞こえます・・・

2018-01-24 22:20:36 凄い勢いで「お祝い」をおっしゃってますが(^_^;)

2018-01-24 22:38:20 私もきちんと「お見舞い」に聞こえます。なんの違和感もありませんでした。

2018-01-24 23:02:50 ハゲに悪い人はいないと聞いたが、違うようだな(*^^*) 

2018-01-24 23:17:08 私にも「お見舞い」と聞こえました。あまりにも稚拙なデマです。

2018-01-24 23:17:45 またバカ百田がデマを流したんだっで…?

2018-01-24 23:18:04 スローで聞いても、
「お祝い」と聞こえます。
何度聞いても。

2018-01-24 23:19:30 何度聞いても
「お祝い」と聞こえる。

2018-01-24 23:24:51 何度聞いても、「お祝い」と確かに言っている。それを、ハフポストとヤフーニュースも、騒がれていることが間違っているような書き方。これだから偏向マスコミって言われるんだ。お見舞いと聞こえるか、お祝いと聞こえるか、実際に聞いてから判断しようよ。

2018-01-24 23:38:38 胸糞悪い系の話だけど、滑舌ってやっぱり大事だなって強く思った
あと、クソリプおじさんの私がが言うのもあれだけど
政治界隈ってクソリプ好きな人ほど活き活きしているよね

2018-01-25 00:50:55 滑舌の問題なんでしょうけど、スローで何度聴いても「お祝い」に聴こえます。マ行が苦手なんでしょうかね…。

2018-01-25 01:35:49 安倍晋三閣下は、息を吐く様に嘘を吐く…
百田尚樹センセは、息を吐く様にデマを吐く…
素晴らしい国、ニッポン…

2018-01-25 01:50:04 背後から味方を撃つかの様なスロー再生ありがとうございます。
明らかにお祝いですね。

町山智浩‏ @TomoMachi (アメリカ在住の映画評論家)· 1月24日
相手が言ってないことを勝手にデッチ上げて炎上させるって、もうこれ以上はない最低最悪のネットトロールだな。これがアリなら、どんな攻撃でもできちゃうし、しかも「聞き間違い」が言い訳だから、規制もできないわけで。
町山智浩‏ @TomoMachi · 1月25日
空耳アワー観て、ヴァン・ヘイレンが本当に「舐めねえ、舐めねえ、チンコなんか」と歌ってると思い込む人たち。

★注、
町山智浩‏ですが、このツイッターの直後に自分の認知能力の異常(空耳)にやっと気が付いたのか、その後更新を行っていない。

『スロー再生でも「お祝い」と「お見舞い」が五分五分???』単なる言い間違い「お祝い」(おいわい)が聞こえない。余程の体調不良か?新しい破壊的カルト宗教か? 

何んと、スローで再生したものを聞いても半分は『幻覚・幻聴』が聞こえるとの摩訶不思議な今回の話ですが、衆議院の公式ホームページで生ビデオを確認すれば、弁護士出身の枝野幸男の滑舌は明瞭で、確実に『お祝い』にしか聞こえない代物。この話は枝野ウオンバットが指摘された時に『言い間違いでした』と即座に訂正していれば何の問題も無かったのである。
枝野幸男と言えば、7年前の2011年3月11日の福島第一原発がメルトダウンして大爆発。環境に大量の放射性汚染物質をまき散らした時に、民主党政権幹部として『放射能は食べても直ぐに健康に影響しない』と何回も繰り返した張本人である。何で立憲民主党はこんな無責任な三百代言を党首に選んだのだろうか。実に不思議だ。

『録画にある発言「お祝い」と、衆議院事務局の公式な「議事録」とは必ずしも一致しない』
★注、
今回の『お祝い』の様な単純な言い間違い(うっかりミス)の場合、10日後に作成される衆議院の議事録は『正しい言葉』(お見舞い)が記載される決まりになっている。(Togetterでスロー再生を聞いても本当に『お見舞い』に聞こえたとしたら、人間の認知能力の致命的な欠陥を証明する、何とも恐ろしい出来事である)

『放射能が危険であることぐらい、今までの日本では小学生でも知っていた事実なのに、・・・』

卵かけ ごはん(死ぬこと以外かすり傷)さんがリツイート
まさのあつこ‏ @masanoatsuko · 10 時間前

1月26日開催の甲状腺検査評価部会、聴いていて暗澹たる気持ちになった。
今頃になって鈴木元座長が「放射性物質に発がん性があることはわかっている。しかし、がんになった人のがんが放射線によるものかはわからない」と言い、今になり、因果関係をどう分析するかを話あっている。


(関連記事)


正常性バイアス+集団同調性バイアスの相乗効果013年08月28日 | 放射能と情報操作


『なぜ誰も逃げなかったのか。恐ろしい非常呪縛の金縛り状態』

2003年韓国大邱市の地下鉄駅構内に停車中の車両で放火による火災が発生。約200人が死亡したが、出火直後の列車内の写真がマスコミに公開され世界に衝撃を与えた。
車内は一面に煙が充満し誰が考えても、一目で危機的で即座に逃げないと焼け死ぬが、炎上寸前の車両とは対照的に乗客たちは目の前の煙が見えないのか全員が黙ってじっと座っている。
何故乗客は逃げようとしなかったのか。
乗客全員が、異常に気付いていたが周りの乗客が騒がずじっとしているので、自分も騒がず黙って座っていた。
『こんなことは起こるはずがない』と目の前の最悪の現実を否定する正常性バイアスと、典型的な多数派同調バイアスである『周りの誰一人逃げようとしていない。だから間違いなく大丈夫だ』と目の前の危機的な現実を否定する『非常呪縛』に支配され、乗客たちは正常な判断が出来なかったのである。
この非常呪縛の『金縛り』状態を破ったのは『火事だ!』の一声で 間一髪 我にかえった乗客はガラスを叩き割って炎上する車両から辛うじて脱出、助かっている。

『欧米の定番パーティジョーク(周りの空気を読む日本人)』

客船が沈没したが救命ボートが足りない。誰かが犠牲にならないと全員が死ぬという極限状況が生じた。
英国人には『あなたこそ紳士だ』というと粛然と海に飛び込んで行った。
米国人には『あなたはヒーローになれる』というとガッツポーズで飛び込んだ。
ドイツ人には『これはルールだ』というと納得した。
日本人には『皆さんそうしてますよ』というと慌てて飛び込んだ。
国民性をからかう笑い話なのだが、2011年3月11日の福島第一原発事故後では到底笑う気になれない。
多数派同調バイアスによる非常呪縛は集団の場合ほど起き易いが、周りの空気を読む習性のある日本人では特に陥る危険が高いと思われる。
また正常性バイアスは、異常事態のレベルに比例していて『信じられない程最悪の出来事』であるほど、『現実(リアル)では無い。何かの間違い(バーチャル)ではないか』と思い込む。
危険のレベルが高いほど、逆に正常性バイアスに陥る危険性も高まるのである。

『付け火して煙よろこぶ田舎もの 絆社会の恐怖の村八分』

福島から西日本に避難した人が、なんと福島県の地元では『自分だけ逃げた』『裏切り者だ』として村八分状態の酷い苛めにあっていて、残っている家族に会う為に帰郷した時には、顔を隠して道を歩かなければならないほどの凄まじい有様に。
日本独自の絆社会は、山口県連続放火殺人事件のように見かけは優しいが中身が恐ろしいので若者が住み慣れた故郷を嫌って過疎が進む。
『危ない。もう駄目だ』と分かっていても、集団による多数派同調バイアスの韓国地下鉄火災と同じで、多くの人は自分ひとりの決断では勝手に逃げれない。
『汚染地帯に居残れば必ずからだが傷つき、(政府の方針に反して)逃げれば生活が崩壊して心が潰れてしまう』と小出裕章が語るが、福島県では疎開どころが『住民を一人も逃がさない』との方針がとられているのですから恐ろしい。

『人はなぜ子供騙しの簡単な嘘にだまされるのか』

『人はなぜだまされるのか』、『自分は絶対に騙されない』といいつつ、人はだまされ続けるのである。
視点を180度引っくり返したのが進化心理学の石川 幹人で、人類は300万年前の過酷な狩猟採集時代の生き残りに有利だったので『人は、だまされる』ように進化した。
社会性の生き物である人間では『騙される』(他者を信じる)方が自然(多数派)であり、疑う方が異常(少数派)なのである。

『進化心理学から見る集団同調性バイアス』

人類は数百万年もの長い間利害が一致する血縁関係にある数十人以下の少人数の共同体で生活していたので(相手が家族とか親族の場合)疑わしくて『納得できない』場合ても、他人の言葉を『とりあえず信じる』ように進化した。
石川 幹人よると、社会全体では『疑う心』は常に少数の例外で、親しい少数の人間集団では一々相手の言葉を疑うよりも、『人を信じる』方が圧倒的に有利なのです。
ところが近年(数千年前)になって血縁関係に無い巨大な人間集団(社会とか国家)が出現し、共同体内でも支配被支配の上下関係が生まれ、利害が相反するにもかかわらず、人類は以前の『とりあえず信じる』モードのままなので、子供騙しの見え透いた嘘でも多くの人々が結果的に騙される。
荒唐無稽に思える石川 幹人の『人が騙されるのは人類の進化の過程である』(社会の進化に人類の進化が追いついていない)との進化心理学ですが、3・11以後の政府や東電のお粗末過ぎる嘘八百を信じる多くの人々を見ると、俄然信憑性がでてくるから不思議である。
普通の大人なら絶対に信じないであろう無茶苦茶が、現在平気でマスコミが垂れ流し多くの人が疑うことなく信じている様は、悲惨すぎてとても正気とは思えない。
一億総痴呆状態なのである。
今の日本国の状態は『人類とは、そもそも信じる(騙される)ように進化した生物だった』とでもしないと、到底説明が付かないのです。
(抜粋)



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2 コメント

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うっかりしました! (Saito)
2018-01-28 00:57:43
枝野のお祝い記事のコメントに、名前とタイトル付けるの忘れたのは私です。決してネトウヨ偽装のつもりではありません。枝野このサイトのオルタナ的視点に賛同しているつもりです。

しかし、余程ひどいコメントに悩まされてきたのですね。ブログ主様、ありがとう!

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『絆』という言葉が持つ恐るべき日本人のメンタリティ (海坊主)
2018-02-03 19:12:25
日本人は、長く続いた封建社会の中でよほど過酷な環境に晒されていたのだろうと感じます。

貧しくつらい境遇にいる者をその場に押し留め続けるため、多数派同調バイアスを利用して支配するのが最も安上がりと気づいた日本の支配者層は大したものです。「棄民しなくてもその場で死んでいなくなってくれるのだから、死ぬまでの間モルモットとしてデータを取ってやるぞ」とばかりに福島内の高度汚染地域を全域退去区域に指定せず帰還宣言を出した者達の非人間性に私は恐れ慄きます。731が今まさに其処に居るのです。

それにしても、福島はなんとつらく悲しい地でしょうか。戊辰戦争で賊軍とされて戦後も酷い仕置を受け、311の舞台となり、いま731の実験場と化しています。そんな土地から離れる事が出来ない人たちが、311によって身の危険を感じその地を去った人々へ恨みと憎しみを抱く。本来、その恨みと憎しみが向かう先は、帰還宣言を出して帰還しない人々の生活の場を奪おうとする国家であるはずなのに、弱き者がさらに弱き者を叩いているという現実。もしこれが喜劇でないのなら、なんという罰ゲームなのでしょう。

もし、進化心理学者が主張するように騙されるのは進化の過程で獲得した能力の一つだとするならば、日本人は最も進化した民族と言えるかも知れません。ならば、「疑いを持つ者達は劣った野蛮人である」という論理も成り立ちますね。なんという倒錯でしょうか。「Post -truthを疑って真実を知ろうとする者、真実を語ろうとする者は劣った野蛮人であって、そんな者達には文明人である我々と同じ権利を有していないのだ。だから彼らを文明化するために仕置が、矯正が、排除が必要なのだ」に行き着くまであと僅かです。

素晴らしきユートピアに乾杯です。
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