みちのくの山野草

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3742 焼石岳のミヤマオダマキ(補足) 

2014-02-06 09:00:00 | 焼石・夏油三山
 この度、昔の写真を整理していたところ、平成17年に焼石岳のとある場所で撮ったミヤマオダマキの写真を見付けた。これらがその写真である。
【焼石岳のミヤマオダマキ】(平成17年7月2日撮影)

私はその当時、ミヤマオダマキが焼石岳にあることを何ら不思議なことではなく、そこに自生していることは周知の事実なのだろうと認識していたのだった。

 さてこれで、焼石岳のそのとある場所にミヤマオダマキが平成15年、平成17年、しかも平成25年の場合には複数株の個体に花が咲いていることが確認できた。したがって、おそらくこのとある場所のこれらのミヤマオダマキは結実して種もでき、実生のものがまた花開いていることはほぼ確実だ。
 以前も、“焼石岳にもミヤマオダマキあり”において
   もしかすると〝大発見〟?
と銘打って、焼石岳にミヤマオダマキがあることは公的にはまだ認められていないのではなかろうかと投稿したことがある。
 ちなみに、『花はしご 焼石岳の高山植物320種』の著者及川慶志氏に直接お訊きしたところ、及川氏も焼石にミヤマオダマキがあることは知らなかったと仰っていた。
 したがって、焼石岳にミヤマオダマキが自生しているということは、やはり公的には認められていないということのようだ。そこでお願いです、一刻も早く、焼石岳にミヤマオダマキがあるのだということをどうぞ当局は公的に認めて下さい。その方法はどうすればいいのか私にはわかりませんが。

**************************** <参考:以下は過去の投稿>  *****************************
【平成25年の場合】 
《1 焼石岳のミヤマオダマキ》(平成25年6月24日撮影)

《2 》(平成25年6月24日撮影)

《3 》(平成25年6月24日撮影)

 このタイプのオダマキは以前にも焼石岳の同じ場所で見ているのだが、今回の山行でもまた確認できた。以前の場合はたった一輪一株だけであったが、上掲写真でおわかりのように今回の場合には複数株がそこにあった。一方及川慶志氏の『花はしご』にもその掲載はない。したがって、
   焼石岳にミヤマオダマキが自生している。
ということを宣言出来るようだから、これはもしかすると「大発見」かもしれない。

*************************************************************************
 そして以下の写真が「以前の場合はたった一輪一株」だった【平成15年の場合】
【13 焼石岳のミヤマオダマキ】(平成15年6月22日撮影)


 続きの
 ”懐かしき東成瀬から焼石(平成15年、#1)”へ移る。
 前の
 ”焼石沼とそのほとり(平成17年7月2日)”に戻る。

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