読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「ドイツ流「楽しい掃除」の法則」

2021年03月23日 | 日記
沖幸子(三笠書房)

シンプルな掃除の極意を伝授くださる。
絵を見て読み飛ばし、感心のあるところをちょっと詳しく読むと良い。

内容紹介は
『「手間・ひま」を大幅カット!毎日15分でできる、“快適掃除の知恵”の宝箱!/料理上手は、掃除上手【キッチンのお掃除術】/「他人目線」で汚れやニオイをチェック【部屋のお掃除術】/水アカ・カビはこれで撃退!【バスルームのお掃除術】/掃除するたびに、あなたの“キレイ度”も上がる!【パウダールームのお掃除術】/家の印象は、9割こここで決まる!【玄関のお掃除術】/ “トイレットペーパーの芯”が大活躍!【ベランダのお掃除術】/節電・節約にも効果アリ!【家電製品を長持ちさせる簡単お手入れ法】

目次
1 ドイツ人は世界で一番「掃除上手」!(「掃除上手」3つのルール―“超短時間掃除”で、なぜこんなにキレイなのか;「365日、いつでも家中スッキリ」の理由―労力をかけない、疲れないための“ちょっとした努力” ほか)
2 ドイツ流「スリム生活」が、あなたの人生を変える!(「掃除が苦手な人」の共通点―「掃除のしやすい部屋づくり」が鍵です;あなたも絶対、「整理上手」になれる!―家がたちまちスッキリする「3つのルール」 ほか)
3 もっと楽しく!もっと効率的に!「掃除道具の選び方・使い方」(手早く、効果的にキレイに!「魔法の3ツール」―どんなマシーンもかなわない“万能の道具”とは?;あなたの最強の“パートナー”―掃除道具「選び方のコツ」「使い方のポイント」 ほか)
4 場所別!15分でできるドイツ流お掃除メソッド(「他人目線」で汚れやニオイをチェック―部屋のお掃除術;掃除上手は、料理上手―キッチンのお掃除術 ほか)

著者紹介
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
沖/幸子
兵庫県生まれ。神戸大学卒業。フラオグルッペ株式会社代表、生活経済評論家。大学客員教授(起業論)、経済産業省、厚生労働省などの政府審議会委員。ドイツ、イギリス、オランダで生活マーケティングを学び、ハウスクリーニング会社を設立。ベンチャー経営者として活躍する一方、「掃除界のカリスマ」と呼ばれ、雑誌・テレビ・講演など多方面で活躍。時代に合ったシンプルで合理的な家事を提案し、幅広い層から熱烈な支持を得ている   』

・・・目次で十分でしょう。
・・・将来か今、掃除をしなければならない’男性)中高年にお勧め。主婦だってこのくらい簡単にやればできそうな気もするけど、こんなことを言うと奥さんに怒られそうだ。やばい。😎 

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「草々不一」

2021年03月23日 | 日記
朝井まかて(講談社)

楽しめます。
江戸時代が中心で武士の世界の諸相を面白く語ってくれます。

内容紹介は
『江戸時代をこよなく愛する著者が描く、武家の人生の諸相。
仇討ち、学問、侍の就活、嫁取り、剣術、罪と罰……。
身分に縛られ、役目に忠実であらねばならなかった武士の暮らしにも、喜怒哀楽に満ちた人の情は流れている。練達の筆がすくい上げる、きらびやかな宝玉のごとき八つの物語。江戸の庶民を描いた『福袋』と対をなす、時代小説短編集。 

「紛者」助太刀を頼まれた、牢人者の信次郎。頼まれたら断れないのが、武士だが。「青雲」立身する者と、できぬ者。分かれ道を説く上司に悩まされ。「蓬莱」大身の旗本家へ婿入りしたはいいが、妻から三つの約束をさせられて。「一汁五菜」刀ではなく包丁で仕える江戸城の料理人が、裏稼ぎに精を出す。「妻の一分」大石内蔵助の妻、りくにとっての忠臣蔵を、そばで見守った者がいた。「落猿」藩の外交官である江戸留守居役が、公儀との駆け引きの最中に。「春天」剣術指南所の娘と二刀流の修行人。剣で心を通わせた二人の行末は。「草々不一」漢字を読めない隠居侍が、亡き妻の手紙を読むため手習塾に通い始める。身分としきたりに縛られた、武家の暮らし。仇討ち、就活、婿入り、剣術、罪と罰…。切なくも可笑しい、人生の諸相を描く。デビュー10周年記念、練達の時代小説短編集。

著者について
朝井 まかて
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を『実さえ花さえ』(のちに『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』に改題)で受賞してデビュー。2013年に『恋歌』で第3回本屋が選ぶ時代小説大賞、2014年に同書で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、2015年に『すかたん』で第3回大阪ほんま本大賞、2016年に『眩』で第22回中山義秀賞、2017年に『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞を受賞。他の著書に『ちゃんちゃら』『ぬけまいる』『藪医 ふらここ堂』『雲上雲下』『悪玉伝』などがある。   』

・・・個人的に良かった作品は『蓬莱』。これは主人公の妻がよくできていてパッピーエンドが良いですね。
『一汁五菜』のミステリ風なところが、興味を最後まで持たせてくれます。
『落猿』の描写と解釈でラストが秀逸です。
タイトルになっている『草々不一』は、亡き妻の遺言の企てが活きた話で、ラストに泣かされる。
・・・すぐ読めるし、楽しかった。お勧めです。😍 


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