ぷちログ

12匹の猫と9人の大家族の、なんてことない日々の適当な暮らしを綴る。

ジョーカー?!

2010-11-29 19:41:39 | Weblog
ウチに来る人みんなが一目見た途端に
一番のお気に入りになってしまう可愛い子ちゃんのモニカ(仮称)。

何故「モニカ」なのかを申しますと
たまたまTVに吉川晃司が出ていた際、
私たちが会話の中で「モニカ」という言葉を発する度に
この子が振り向いて「ミャオン」と返事をしたから
もしやモニカという名前にして欲しいのでは?と思ったのでございます。


このモニカちゃん、きょうだ3匹の中でも身体が一番ちったい。
でも一番やんちゃで元気なのが売り。


ところが先日、私が友達と遊んで
るんるんと機嫌良く帰宅したところ、
他の子は元気に走り回っているのに、
モニカだけが私のむにゃむにゃの布団の中でうずくまっておりました。
「きゃわゆい~おねむなのねん
小さな身体をナデナデすると、モニカが顔をあげました。
途端、私は凍りつきました。
「……んっ
本来は超かわゆいモニカの顔が
明らかに恐ろしい形相になっていたのです!
目はショボショボで
鼻水なのかヨダレなのかよく分からないけど
口の周りがぐしょぐしょに濡れて変色しており、
その顔はまるで「口裂け女」か、はたまたバットマンの「ジョーカー」を髣髴させたのでございます。
そして、そのぐしょぐしょの口元から
「グフッ、グフッ」
と、ヨダレだか鼻水だか分からない液体がぶくぶくと出てくるではありませんか。

「キィ~~ヤァーーー

私は上着も脱がぬまま
買ってきた物もカバンも床に投げ捨てて
とりあえず濡らしたコットンでモニカの顔を拭いてあげました。

今思えば、あの顔…どうしてあんな珍しい顔を
写真に収めなかったのか!と後悔の念に駆られますが
その時はあまりに焦っていたので
そんなことはすっかり忘れていたのでございます。

ご飯をあげても、お腹が空いているらしいので
寄って来て食べようとはするのですが
匂いを嗅ぐだけで口を開こうとしません。
私はパニックになりました。
ルイちゃんの赤ちゃんはこれまで3匹も失っています。
寝不足になりながら、苦労してやっとここまで大きくなったのに
こんなに可愛い子が死んでしまったら…
あぁ、立ち直れない

今日の午後も明日も、動物病院はやってない。
どうしよう、どうしよう…とオロオロしながら
タオルにくるんで母のところへ。
母にモニカを抱っこさせて
温かいミルクを作って無理矢理飲ませます。
モニカはグフッ、グフッと吐き出していたけど
それでも頑張って半分ぐらいはミルクを飲みました。

他に何かモニカが食べれそうなものはないかと探してみれば、
猫の赤ちゃん用に買っておいたスープがありました。

もう、お宝を発見したかのように喜んで
モニカにそれを与えたところ、
フガフガとヨダレだか鼻水だかを垂らしながら勢いよく食べました。
「よし、これはいけるっ!」
私は車をすっ飛ばして近くのスーパーへ行き、
カルカンやモンプチの子猫用スープをアホみたいに買い込んで、
モニカが「もう要らんよ」サインを出すまで食べさせ続けました。


その甲斐あって翌日、
モニカは相変わらずジョーカーみたいな顔をしているものの
ヨダレだか鼻水だかは少しおさまったようで
体力も戻ったのか元気に走り回っておりました。
今はもうすっかり回復して
ご飯もモリモリ食べてます。

いやー、焦った焦った。
よかったね、モニカちゃん


でも私は寿命が縮んだよ。


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