ぷちログ

12匹の猫と9人の大家族の、なんてことない日々の適当な暮らしを綴る。

親分ログ<懐かしの母校へ>

2008-09-28 21:52:57 | Weblog

今日は姪っ子の小学校の運動会。

姪っ子が鼓笛隊をするというから
こりゃあ是非とも拝んでおかねば と張り切って行きました。

どこの親も同じことを思うのでしょうが
「(うちの子が)1番可愛いねぇ。1番似合ってるねぇ」
と、私は顔をほころばせて叔母バカぶりを発揮。
いやいや。
鼓笛隊はみんな可愛かったっす!



さて、姪っ子の通う学校は私の母校でもあるので、
ここへ来る度に懐かしい記憶がまざまざと蘇ります。
自分の時にいた体育のおっかない先生がまだいたりして。
いつもチンタラだらけていた私は、この先生によく「こらーっ」と怒られたものでした。
こんな大人になっても先生に見つからないようコソコソ逃げてしまう自分が情けない。
 コレが先生。

先生の目を避けてウロウロしていると
先日、嵐のコンサートの後で一緒に食事した
嵐仲間のお母様たちに出会いました。
「あらぁ~!この間はどうもー
と、大声を張り上げて挨拶してくるのでこっちもつい嵐コンのテンションになってしまう。
嵐仲間のお子たちは、開会宣言を(なんと英語で)述べたり、リレーの選手だったり、そして鼓笛隊だったり、それぞれ頑張っていたので
「鼓笛隊ステキねー  」
「○○ちゃんも凄かったじゃない!」
「嵐組はみんな活躍してるわねー ほっほっほ」
と、お母様たちは娘の晴姿に大喜び。


姪っ子の白組は負けてしまいましたが
本人は自分に似て冷めた人間なので
そんなのどうでもいいらしいです。
とにかく終わって良かったという感じ。


子供たちが教室へ入って着替えや終礼をしている間、
ご父兄の方々はグラウンドのお片づけ。


その間、私はちょっくら失敬して懐かしい校内を散策。

最近、新しく建て直したばかりの校舎はピッカピカ
悔しいです! (ザブングル風に)



でも、私が好きだった礼拝堂は昔のまま。
ウチはカトリックの学校だったので、卒業式もこの礼拝堂でした。



この修道院のお庭も昔はもっと広かったんですが・・・
幼稚園・小学校・そして中学&高等学校の校舎が
新しくなるにつれて庭も少しずつ減っていってしまいました。




私が小学校の頃は、このマリア様の池の向こうに小川が流れていて
理科の授業でザリガニ釣りなんかをしたんですが
今は駐車場になってしまいました。
こうやって風景は移り変わって行くのですねぇ。




しかし、このピカピカの校舎!
 階段が折り曲がっているのではなく、1階から3階まで一直線に上がっているのがお分かりいただけるでしょうか。
しかも1階には明るく開放的なカフェラウンジみたいなのがあって・・・
ずるいなあ。
悔しいわ、悔しいわ。


私が校舎のそこかしこにいちいちショックを受けている間に
グラウンドはすっかり片付いて運動会の跡形もなくなってました。
片付けの素早さにびっくり。
なんか・・・宴の後って寂しいっす。



いやぁ~。
少しずつ姿が変わっていこうとも
母校ってのは大人になればなるほど、いいもんですね。
タイムカプセルを開けたかのように
子供の頃の懐かしく輝かしい記憶が強制的に蘇ってくる。

あの頃の自分が今の自分を見たらどう思うんだろうか?

なんか1つドカーンとやることやって、25歳位で死ぬだろう。

と、何の根拠もなく自分の将来を漠然と考えていたおバカな子供だったけど
あの頃の自分には一応、将来の夢なんてのがあったなぁ。

・・・今後もっといろんなコトを頑張ろうっと。




奇襲攻撃

2008-09-27 18:06:49 | Weblog
今日は親分、留守なのニャ。

いつもルイ殿ばかりがこの部屋へ自由に入ることを許されている。
なぜルイ殿だけ?!

よって我々は今日一日、この平和で居心地の良い部屋を占拠する。


「不審物なし」


「異臭なし」

「不審者なし」

「こちらも不審者なし」 


「では、私はココを・・・」



「我輩はここなのニャ」


「ボクはココで」


「あー、こりゃいい」
「幸せだね」

「ぐっすり寝れるわ」

占拠完了。

この夜、親分は布団や枕が茶色い毛まみれになっているのに驚いていた。
毛を取るのに「コロコロ」のシートを4枚も使って大変だったという。


負けるなチョビ!

2008-09-25 21:34:03 | Weblog
子供たちと離れ
しっかり食べて
ゆっくり養生したルナ様、
体重も少し増えて元気になりました。



そろそろ子供たちと一緒にしても大丈夫かな?
という訳で、ようやく涙の再会でございます。


まずは子供たちにミルクを飲ませて満腹にしておき、




さぁさぁ! 「わーい
ママですよ


子供たちは早速、夢中で吸い付きます。
さっきミルクはたっぷり飲んだのに・・・。
やはり本物のママのミルクの方がいいんですなぁ。 (平泉成さん風に)
ルナ「あら?1人いなくてよ」  



チョビ「あのぅ・・・起きたら誰もいなかったんですけど・・・」
 箱に取り残されてました。


      「みんな・・・何処?」



      「ミルク・・・何処?」



      「あぁ。あった・・・」
 んちゅー。


鳴き虫の甘えん坊チョビはママを見つけると
大きな声でピキピキ鳴きながらすがりつきます。
これでようやく4匹揃いました。



もー、お腹いっぱい。
久し振りにママと一緒でみんな幸せそう
見ている方も幸せな気分になれます。




チョビ「あのぅ・・・苦しいんですけど


いつも可哀相な目に遭うのはこの子でござい。

親分の神様

2008-09-23 14:06:26 | Weblog

ちょうど去年の今頃、
親分には人生で最も辛い別れがあった。

23年間、ずっと一緒だった
かけがえのない愛猫くちゅな様との別れである。


くちゅな様は本来「小トラ」という名前である。
だがいつの間にか「くちゅな」になり、
毛が柔らかくてもにょもにょだから「もにょ」と呼ばれたり、
親分に至っては「もにょぞう」・「もにょゴン」(くちゅなはメスです)と呼んでいた。

親分とくちゅな様はいつも一緒だった。
寝る時も一緒。
学生だった親分が勉強をしていた時も
社会人になった親分がパソコンをいじっている時も
いつもおとなしく横に座っていた。
お風呂の時も、一緒に入って来てじっと待ってたり。
ある時はトイレまで一緒に入って、ただそこにいたりした。


くちゅな様は表情が豊かだった。
ゴジラみたいに機嫌の悪そうな怖い顔をしていても、ゴロゴロ言って実は機嫌が良かったりする。
ご飯の時や、待っていた親分が帰って来た時には、真ん丸い目をして子供のように愛らしい表情になる。

声も割りに低めで「ウニャッ」とか「ウニャニャン」
まるで人が喋るように、そのトーンには抑揚があった。

岡山の大姉上が
「今、喋ってたの、この猫?!」
と驚いたほど、くちゅな様はよく人間に語りかけていた。


どんな時でも必ず、指先でちょっとつつくだけで
 甲高い声で「ウニャ!」という一言が聞けた。
これが面白くて一日のうちに何度もやらされていたのを我輩は覚えている。

あんなに味のある面白い猫はもう2度と現れないね、とこの家の人々は言う。


 くちゅな様はみんなに愛されていた。
穏やかで愛嬌があって、親分の友達や我が家に来るお客さんにも人気があった。


 間違いなく、家族の一員だった。


自分を人間だと思っていたかもしれない。 「ご飯まだ?」



我輩が赤ん坊の頃、優しく面倒を見てくれた。
我輩たちにとっては本当のお婆ちゃんみたいなのニャ。



目が開いて間もないうちに母猫とはぐれてしまった我輩の母上が
この家に来た時も、くちゅな様が母猫代わりに受け入れてくれた。




くちゅな様はもにょもにょで温かかった。



くちゅな様がもう長くないと悟った親分は、
どうしてもまた一緒に寝たくて、
久し振りに部屋へ連れて行って一緒に寝た。

親分は一晩中ずっと付き添って声をかけてあげた。
水も飲めないほどに衰弱しきったくちゅな様は
親分の顔を見る度に微かな声を発して何かを語った。
きっと、「ありがとう」と言っていたに違いない。

そしてそれが最後の夜となってしまった。

23年間。
産まれた赤ちゃんが立派な社会人になってしまう年月なのニャ。
それだけ長い間、くちゅな様はこの家の人々と共に暮らしてきた。

くちゅな様は今、家の近くの犬猫霊園で眠っておられる。
親分が、くちゅな様はご長寿を全うされて
我が家の守り神様になったのだと言う。

我輩も親分と一緒にお墓参りに行って挨拶してくるのニャ。


母の愛

2008-09-19 22:06:17 | Weblog
こちら我が子たちと離れ離れにされてしまった母親のルナ様。
ようやく元気を取り戻し、たくさん食べて体重も増えました。



ルナ「あの子たちは元気でやっているのかしら・・・。
   あら?子供たちの鳴き声が聞こえますわ」




「何処?何処ですの?
 ママはここですわよ」




「あら・・・」 (自分に似たものを発見)
 


「こんな所で寝てたのね。
 探しましたのよ。
 呼んだらお返事してくださらないと」

 ルイ「?」


「まぁ・・・ちょっと見ないうちに大きくなったこと。
 キレイキレイするのが一苦労ですわ」
 



ルイ「あたい・・・ルナの赤ちゃんじゃないの


我が子を強く思う母親は
時々幻覚らしきものに囚われるようです。

子育て奮闘中。

2008-09-18 23:16:41 | Weblog
母親と引き離されてしまった不憫な子猫たち。


さぁさぁ、待ちに待ったミルクの時間でございます。
お腹を空かした子供たちが 我も我もと大騒ぎ。




哺乳瓶は獣医の先生からもらった2つ乳首がついたやつ。
コレが飲みやすいのか噛み心地がいいのか知らないけど
他の哺乳瓶を与えてもこの子たちはイヤがって飲みませぬ。

哺乳瓶が奪い合いになっているので、もう1つ同じものを買わねばと
あちこちのペットショップを探し歩いてるのですが、なかなかありません。
店員さんに頼んで取り寄せてもらおうとしたけど、もうメーカーにないようで・・・
だから毎回激しい争奪戦が繰り広げられます。



ごま「ミルクちょうだい」


「んん。おいちい



チョコ「ボクもミルク!」


「来た 来た



「ぐびぐび」



チョビ「あのぅ・・・ミルクをください・・・」



こちゅぶ「おなかちゅいた・・・」


「んぐんぐ



お腹いっぱいになったら、今度はおねむです。




        チョビ「あのぅ・・・」
       ぽつねん。



「あぁ、やっと来た・・・」
 ちゅぱー。



赤ちゃんが4匹もいると 世話をする方は
どの子に飲ませたか、どの子がまだ飲んでないか把握しきれなくて
どうしても最後まで待たされる可哀相な子がでてしまいます。

でも辛抱強く順番を待った子には残りのミルク独り占めという特権が。

そして満腹になればこの通り
 んー  たまらん!
子育ては大変だけど、このご褒美があるから頑張れます。

親分ログ<湘南ドライブ>

2008-09-16 12:01:41 | Weblog

来週、母が脚の手術をする。
母はスポーツや車の運転や力仕事もこなす活発な人だったが、膠原病によって脚を悪くし、思うように動き回れなくなってしまった。
杖をついてゆっくり歩けば買い物や旅行には行けるが、自分で車を運転して何処かへ出かけることはなくなった。

その母が今回、入院すると長くなりそうなので
その前にちょっと鎌倉へ行きたいと言う。
今は影も形もないが、母の実家が鎌倉材木座にあったのだ。
ついでに父も実家があった逗子に行きたいと言うので
久し振りに家族揃ってドライブへ出た。


昼ちょい前に家を出て
コンビニで昼食のおにぎりやお菓子を買い込んで
ドライブすることおよそ1時間半。
連休なのに道は案外空いていた。
まずは父の故郷・金沢八景へ。

「あの島でよく釣りをして遊んだんだよなぁ」
と、父は少年時代を懐かしむ。


こちらの千代本さんは海沿いに建つ料亭。
父の同級生の家だそうで。
何だか高級そうな感じ・・・。



そしてやって来ました鎌倉へ!
こんな細い路地裏にも小さなお稲荷さんがあったりして
趣深いだけでなく、長閑な一面も鎌倉の魅力です。



鶴岡八幡宮で流鏑馬 だか何だか知らないけど
大きなお祭りらしき催しがあったようで
予想してなかった混雑に私たちはたじろいでしまった。



母が友達の家だという若宮大路の旅館に行って
久し振りに会う旧友とお話に花を咲かせている間、
私たち子供ら&孫は自由時間。

待ってましたと小町通りを散策

まずはせんべいでしょう。
目の前で焼いて、焼きたてのものを醤油につけて
海苔を巻いて渡してくれる手焼きせんべいは1枚¥50。
これがホカホカのサックサクで美味しいのなんの



ちょっと路地へ入ってみれば
いい感じの喫茶店。
看板にある猫のシルエットが気になる。
店内に看板猫ちゃんでもいるのかしらん。と、期待を膨らます。
 


その時、ちょうど上から 「にゃおんと声をかけられた。
見上げてみたら 庇の上に本物の猫ちゃんが。

姉&私「きゃわいい!看板の猫ちゃんって、この子?!」
って、んな訳ないですね。
この子はたまたまココに居ただけでしょう。


それから私はクレープコクリコへ。
このお店のバターシュガーが大のお気に入りなのだ。
鎌倉へ来たらコレを食べないと気がすまない。


この間、兄は 他のお店で買った今川焼きを。
姪っ子は また手焼きせんべいを。
・・・せんべいばっか喰ってんな。
ニノのお母さんかっ(※)てーの。
(※嵐の二宮君のお母様はせんべいが大好きで、息子のコンサートを観ながらもせんべいを食べているという話より)


今日は混んでいるので八幡様には行かず。
鳩サブレーの豊島屋に行く気もせず。
でも何か甘いものは欲しいので
わっふるをお土産に買うことに。
若宮大路の八幡様へ向かって左側、
シャングリラ鶴岡の2Fにある「わっふる21」へ。

この赤い絨毯を進み、階段を上がると目の前に小さなお店が現れます。
それが「わっふる21」です。
鳩サブレーや鎌倉カスターに飽きたら、是非一度ココのわっふるをどうぞ。



さて、お次は辻堂へ。
おぉ、江ノ島が! 
海沿いの道は混んでるけど、景色がいいから
あんまり苦痛じゃないっすね。
って、自分は運転してなかったけど・・・。

そして江ノ島通過。 さようなら。



ここが本日最後の目的地。


ウルトラセブンのダン隊員のお店です。
ここでちょい早めの夕飯タイム。

いつも私はダン隊員が作ってくれるオムハヤシを頼む。
けど、今日は車の中でお菓子をバリバリ食べた上に
鎌倉でせんべいやらクレープやらを食べてしまい
お腹に余裕がないのでエビピラフにしてみた。
Very 美味しかった~!
そのエビピラフの写真を撮るのもすっかり忘れて夢中で食べてしまった。

残念ながら今日はダン隊員、お仕事でいらっしゃいませんでした。


そして今夜のコーヒーのお供は勿論 わっふる
フッカフカで甘さ控えめで非常に美味です。


ルナ様限界説。

2008-09-14 13:36:05 | Weblog
大変なのニャ
こちゅぶっこも元気になって一安心と思いきや、
今度はルナ様が栄養失調で倒れてしまわれたのニャ!

ゆったりとコーヒーを飲みながら休日の朝を気持ちよく過ごそうと思った親分。
その前にまず赤ちゃんたちを見ようとルナ様の寝床を覗き込んだ。
赤ちゃんたちはピキピキ鳴きながら4匹とも元気に動いている。
よしよし。
と思って立ち上がろうとした親分は、ルナ様の様子がおかしいのに気付いた。
口を開いたまま、ヨダレをたらして、ハァハァとひどく荒い呼吸をしている。

「ルナたん、どちたの?」
親分が優しく声をかけても、ルナ様は荒い呼吸をしたままぐったりして動けない。
「・・・まずい
と思った親分、大慌てでミルクやらエサ缶をルナ様に献上した。

しかしルナ様は力無い声で鳴くだけで、それらを口に入れることができない。
やがてヨロヨロと立ち上がったが、歩くことすらできずにまたすぐドタンと倒れてしまった。
親分は即座に

「いかん

と、慌てて立ち上がった。

今すぐに医者へ連れて行きたいから連絡しといてくれと姉上に電話で頼む。
姉上が電話で話しているのをトイレの中で聞いていたお兄ちゃんは、慌ててトイレから出て来て、そのままルナ様のところへすっ飛んで行った。
「ルナたんが具合悪いとあっちゃ、トイレなんか入ってらんねーだろ」
そう言ってお兄ちゃんはルナ様をナデナデする。

親分はまたしてもジャニーズのコンサートばりの素早さで服を着替え、車を飛ばして獣医さんへ向かった。

「こりゃまずいなー・・・栄養失調だ。かなり危ないですよ。毛がフサフサしてるから分からないかもしれないけど、身体がガリガリだもの。この前、母親の方までは気にしなかったなぁー・・・」
ルナ様のあまりにも悲惨な容態に先生も頭を抱えてしまった。
妊娠している時以上にモリモリ食べてたくさん栄養を取らなきゃいけないのに
ルナ様は小食なのであんまり食べなかった。
食べないくせに4匹もの子供たちに授乳し続けたので限界が来てしまったそうなのニャ。

ルナ様は栄養剤を打ってもらい、点滴も受けた。
今は少しだけ元気を取り戻してエサを食べるようになった。
しかし暫くは休養が必要ということで、無情にも子供たちと引き離される羽目になってしまった。

「私はもう限界ですの・・・」



「どうか子供たちのこと、」



「お願いしますわ・・・」


そして親分たちは暫くルナ様の代わりに子育てするのである。
一遍に4匹もお世話するのはなかなか大変そうなのニャ。


今日のにゃんこベビー

2008-09-11 09:05:33 | Weblog
おはようございます。
ぷちです。
今日も早速、朝からルナ様たちの寝床へお邪魔してみます。

みなさん、元気そうでなによりです。



先日、死にそうになったこちゅぶっこ殿も元気です。



おやおや。
 誰か1匹、元気に鳴いてますニャ。

チョビ殿でした。
チョビ殿はよく鳴く子なのニャ。


おーおー。
こちらはいっちょまえに伸びしてます。



ごま殿でした。
白いお腹にピンクの肉球がキュートですニャ。



チョコ殿はお腹いっぱいでご満悦の様子。
眠そうです。


案の定、眠ってしまいました。
よく見るとこの子だけ肉球がマーブルなので、「マーブルチョコ」に改名しようという話が出ております。



いやぁ。みんなホントに可愛いですニャ


こちゅぶの悲劇

2008-09-09 11:57:17 | Weblog

ぷちです。
いやいや、昨日の夜は大変だったのニャ。



夜の11時過ぎ。
この家の恒例のコーヒータイム。
みんなコーヒーを飲みながら楽しくTVを見ていた。
この時、お兄ちゃん(何度でも言うけど姉上のとこの長男です)は、
大のお気に入りのこちゅぶっこを掌に載せてふれあいを堪能しておられた。


「何コレ?あり得ねえ。可愛すぎる!」

お兄ちゃんは何度もそう叫びながら悶えておりました。


「あら。この可愛い子はどこの子?」
我輩の母上も、久し振りに見る赤ちゃんに興味津々。



こちゅぶ殿は結構長い間、お兄ちゃんの掌でおとなしくしておられた。
この時はまだ誰も気づいていなかったのニャ。
こちゅぶ殿の身体に、既に異変が生じていたことを。



やがてこちゅぶ殿はウツラウツラと夢の世界へ。
心地よくなって眠ってしまったのだと、誰もが思った。
そしてお兄ちゃんはそっとこちゅぶ殿をルナ様のもとへ戻しに行った。



そしてコーヒーを飲み終わったママ上は就寝。
兄上(こっちは親分の兄さんです)は友達とファミレスへ行くと言って出て行かれた。
親分はゆっくり嵐の番組を見ようとるんるんしておられた。


ところが事件はこの後すぐ起こった。
こちゅぶ殿を返しに行ったお兄ちゃんがほとんど悲鳴のような声で親分を呼ぶ。
何故かお兄ちゃんは何か起こると、自分の母親じゃなく親分を呼ぶのだ。
ただならぬ彼の声に何だ何だ?と、親分や姉上たちがどやどやと押し寄せる。

「こちゅぶっこが変!!!」

お兄ちゃんは親分にすがって救いを求めます。
見ると、こちゅぶ殿が口から泡のような得体の知れないモノを吐き、
お尻からも何かが出た状態でぐったり倒れているではありませんか!
親分が名前を呼びながら揺り起こしても目を見開いたまま全く動かないのです。
ぐったり倒れているこちゅぶ殿を、他のきょうだいたちがみんなで懸命に舐めてあげていました。

「やばい!!」

と思った親分とお兄ちゃん。
急いでルナ様にこちゅぶ殿を差し出して舐めさせ、
「医者に電話して!今から連れて行くから!!」
と叫ぶ。
「でもこんな時間に見てもらえるかな?もう寝てないかな?」
我が家の掛かり付けの獣医さんというのが姉上の知り合いなので、姉上は午前様近くに電話をかけたら迷惑じゃないかと危惧する。
しかし、そんな姉上にお兄ちゃんが
「そんなコト言ってらんねえよ!こちゅぶっこが死んだらどうすんだ!!」
と叱咤する。
更に困ったのは、ママ上が寝てしまったのでお金がない。

姉上「お金どうする?高いよ」
親分「1万5千円ぐらいなら持ってるから払っとく」
姉上「でも、よくそれ以上払ったりしてるよ」

お兄ちゃん「明日持って行くと言って泣き付けばいい!!」

今思えば、誰よりも焦っていたのはお兄ちゃんだったんだニャ。
親分はジャニーズのコンサートばりの早着替えでもって支度を終え、飲みかけのコーヒーも放って、お兄ちゃんと共に車に乗り込み、獣医さんのもとへすっ飛んで行った。

その時の親分のドライブテクニックは半端無かったとお兄ちゃんは言う。
えらいスピードで、しかし滑らかにコーナリングをこなし、軽く横Gがかかったと驚いていた。
そりゃそうニャ。親分は子供の頃からカーレースのゲームが得意で、男の子にだって負けたことがないのだから。
現在、教習所に通っている真っ最中のお兄ちゃんは親分を師と仰ぐことにしたらしい。


とにかく獣医さんを叩き起こして診察してもらった結果、原因はルナ様による圧迫らしかった。
「母親に踏まれたりとかしませんでした?」
と先生に聞かれた時、親分は「あっ・・」と叫んだ。

コーヒーを飲む少し前のこと。
親分がルナ様たちの寝床を覗き込んだ時、
ルナ様が喜んで「グルにゃんと鳴きながら横にドテンと倒れた。
その際こちゅぶ殿が下敷きになっていて、親分がそれを救い出したのだが
恐らくそれが原因かもしれないと思い当たったのだ。
先生曰く、そういう事故で赤ちゃんが圧迫死するケースは犬や猫の世界では非常に多いのだそうニャ。

ルナ様の体重が軽かったのでどうやら助かったらしい。
万が一、これが冬で誰にも気づかれないままだとそのまま冷たくなって死んでしまうのだと、先生は恐ろしいコトを爽やかな笑顔で言う。


ちっちゃい身体に注射や点滴を打ってもらうと、こちゅぶ殿は少し元気になって「ミィー・・・」と微かながら鳴くようになった。
「ちゃんと鳴けるし、心臓の音もしっかりしてるからもう大丈夫かな。多分」
という先生のお言葉を頂くと、親分とお兄ちゃんはやっと安心して家に帰った。
2人とも尋常でないくらい汗をかいていたのに、この時ようやく気付いたそうニャ。
それだけ必死だったんですニャあ。


今日はもうすっかり回復したようで、
ミィミィ元気に鳴くし、ふるふる歩き回るし、ママのおっぱいも飲んでますニャ。
いやぁ、ひとまず良かった。


親分ならびにお兄ちゃん、
お疲れ様でしたニャ。