ぷちログ

12匹の猫と9人の大家族の、なんてことない日々の適当な暮らしを綴る。

かつての栄光

2008-08-27 22:22:37 | Weblog
ぷちです。
ルナ様の赤ちゃんたちの目が早く開かないかなぁと
楽しみにしている毎日であります。



赤ちゃんたちは日増しに猫らしくなっていくのニャ。
可愛いですなぁ。
何時間見ていても飽きないですなぁ。



家の人たちがとっかえひっかえやって来ては
赤ちゃんの寝床を覗き込んで
「めっちゃ可愛い、めっちゃきゃわゆい!!
と、キーキー騒いでいる。
四つ子のアイドルですニャ。


母「そういう貴方たち兄弟だって、小さい頃は信じられないほど可愛くてこの家のアイドルだったのよ」
ぷち「ホントですか?」


「とってもちっちゃくて」     「丸っこくて」
 

「この家のみんなが貴方を離さなかったのですよ」



「過去形・・・・なのですね」

叔母さんになっても・・・

2008-08-27 11:45:04 | Weblog

ルナが子供を産んだから
あたい、叔母さんになったの。



赤ちゃんたちは可愛いし
家族が増えて嬉しいけど
親分の部屋の出窓
この場所だけは譲らないの。



やがてあの赤ちゃんたちが大きくなって
この家の中を自由に走りまわるようになっても、


この部屋は決して譲らないの
その為に親分のご機嫌をうんととっておくの。



寄っては すりつき
 


また寄っては  すりつき
 


うふ
これでいい?



ルイ殿、そんな事をしなくても貴方は親分たちに相当可愛がられているのニャ。

ルナ様の赤ちゃんが誕生した今でもその人気No.1の地位は不動。
だから親分の部屋にとじこもって必死に場所を確保していても、
誰かしらがやって来て、残念ながら彼女は連れ去られてしまうのニャ。

 


ルナ様ベビーたち

2008-08-24 16:06:29 | Weblog
ぷちです。
最近、やけに涼しいですニャ。
過ごしやすくて嬉しいけど、天気が悪いのは鬱陶しいのニャ。

先日ルナ様がお産みになられたラブリーな赤ちゃんたちは順調に育っているようです。
いやぁ、赤ちゃん猫は何度見ても信じられないほど可愛い。
我輩、思わず目を細めてしまうのニャ。



ぐっすり寝ているところを1匹拝借。
うーん。たまらなくキュート
猫というよりカワウソの赤ちゃんみたいですニャ。



この子たちはいつも4匹一緒にかたまって寝ている。
パッと見は何が何やら見分けがつかない。



あぁっ・・・鳴きだしてしまったのニャ
ミィミィと合唱している!
ママ!
ルナ様、早く!



ルナ「何をそんなに焦ってらっしゃるの?
     この子たちなら多少放っといても心配なくてよ」

さすがルナ様、母親の貫禄なのニャ。




ママのお腹に埋もれて、みんな安心しきって寝てるのニャ。
ふわふわで気持ち良さそうですニャあ。
ルナ「あなただってお母様がいらっしゃるんだから、一緒に寝ればよろしいじゃない」



ニャるほど。
んじゃ、久々に我輩も母上のお腹で・・・


母上と・・・・
       


・・・やめた。 


親分ログ<大阪→京都>

2008-08-22 17:02:27 | Weblog

8月21日(木)

昨日は早く(と言っても深夜1時だが)に就寝したので、たっぷり寝れた。
さぁ今日は何処へ行って何をしよう?

そうだ、京都でランチを食べよう。

という訳で、京都までやって来た。
バスに乗って大好きな隠れ家的カフェ「火裏蓮華」まで行ってみれば・・・
お盆休み中だった 

がっかり。
ま、時期が時期だから仕方がない。
ならば先斗町の「茶房長竹」へ行こう!
気持ちの切り替えだけは天下一品。

河原町三条を過ぎて鴨川方面へ歩いていると、以前探したが見つけられなかった「とうふ処・豆雅傳」を思いがけず発見したので、すかさず飛び込んだ。
この店は1Fが豆腐製品を売るお店で、2Fがお食事処になっている。
店内には友達同士の女性客が2組と、1人の女性客が私を含めて3名。女性に人気というか、ここに男性客1人で入るには勇気がいると思われる。
「豆腐丼」という、ご飯の上に柔らかいおぼろ豆腐とそぼろあんをのせたどんぶりモノの定食を頼んでみた。
うん、美味しい!

さて、お腹も落ち着いたところでどうしようかと悩む。
店内にいる人たちはみな旅人らしく、ガイドブックを広げてこの後の行動予定を考えている。
地図すら持って来ていない自分は、ぼやーっと頭の中でプランを練るしかなかった。
リアルにあてのない旅である。
今宮神社へ行ってあぶり餅を食べるか。
嵐山まで行ってみるか。
産寧坂あたりでお土産を見たり甘味を食べたりという手も考えたが、京都駅で清水寺いきのバスにめっちゃ人が乗り込んでいたのを思い出したのでその案は消去した。

どうせなら今までまだ一度も行ったことのない場所へ行きたいと思った。
そこで浮かんだのが吉田神社。
吉田山の森の中には、ケーキが美味しいと評判の「茂庵」という隠れ家的カフェがあるという。
そそられるではないか。
京都市内なら、大まかな地図や地下鉄の路線図が頭に入っている。とりあえず向かってみよう!
私は三条京阪から地下鉄で出町柳へ出て、そこから市バスに乗って京都大学へ行った。

京大の横をたらたら歩いて行くと


住宅街の中に突如として吉田神社が出現。


自分好みの、人がいなくて静かな場所だった。
蝉の声を聞きながら階段を昇って、


本堂でお参りを。


ここで「茂庵」の情報を聞きだそうと、おみくじがてら巫女さんに訊ねてみた。
そしたら今日はお盆休みの最中だと言う。
うーん・・・またしてもやられたか。
いつものことだけど下調べが大雑把過ぎるんだな。
場所と営業時間と定休日だけは調べて手帳に記してあるんだけど
移転とか臨時休業とかの重要なお知らせは見ていなかったりする。
なんかこう・・・今一歩なんだよなぁ。
でも、無駄に山登りする前に判明しただけでも良かった。
巫女のお姉さん、ありがとう。
「じゃあ、また今度来てみます・・・」
がっかり肩を落とした私に、
「是非またいらしてください」
と、「茂庵」の詳しい案内紙をくれたりして、とても感じの良いお姉さんだった。
次回は真っ先にここへ来よう。


当てをなくして途方に暮れた私は、とりあえずバスに乗って四条へ行った。
四条~新京極~河原町でフラフラと買い物をして、気がついたらまた三条へ戻ってきていた。


三条大橋のたもとにあるスタバでは、夏に納涼床が出る。
この景色を眺めながらキャラメルフラペチーノをいただこうと・・・

と思ったが、床の席に外人がわんさかいるのを見た途端にその気持ちが萎えた。

京都のあちこちに外人がたくさんいるのを見ると、無性にムカついてしまう私はなんと心のせまい人間だろうか。

急にイヤになったので、スタバの向かい側のビルの6Fにある甘味処「はやしや」で一休みすることにした。
さすがにここまでは外人も攻めてこないだろう。
とてもこんな場所に人気の甘味処があるとは思えないような、普通の、色気のないビルの6F。
店に入ると外人の姿は見当たらなかったが、その代わり年配の御婦人方がひしめきあっていた。
私は鴨川を見下ろせる窓側の席へ座った。
ちょっと人目が多いので写真には撮れなかったけど、人気の抹茶パフェたいへん美味しゅうございました。


まだ時間があったので、スタバの上にある「てもみん」でひと揉みしてもらうことにした。
偶然なのだろうけど、私がこの店へ行く時はいつもこの場所に案内される。
まるで私の指定席だと決められているようで気分がいい。

 このカーテンの向こうは鴨川で最高に眺めが良い。

こっそりカーテンを開けて撮ってみた。
施術中はこのカーテンを全開にしてくれるから、私はこのお気に入りの景色を眺めながら揉まれるのだ。


旅の疲れをほぐしたところで、そろそろ京都駅へ向かう。
17:56発のひかり号で東京へ。
これで私の今年の夏は終わるんだなぁ・・・。
ちょっと寂しい。



そんな感傷に浸りながら、でも帰ったらルナちゃんの可愛い赤ちゃんたちに会えるというワクワクも抱きつつ、「豆雅傳」で買った豆乳ドーナツをもしゃもしゃ頬張ったのだった。



親分ログ<大阪の陣>

2008-08-21 22:40:52 | Weblog

また旅へ出た。
またまた西日本へ向かっていた。

今回は、大阪の友人に呼ばれて関ジャニ∞のコンサート

ルナちゃんがなかなか家を出させてくれず出発時間が遅れたので、発車時刻の3分前に新幹線に駆け込むという慌しさ。
そんな中でもきっちりと購入した本日のお弁当は鶏づくし。
鶏の照り焼き&そぼろ&鶏団子・・・なるほど、確かに鶏ばっかり。
でも美味しかったなぁ、これ。



久々の大阪なので心斎橋の駅からホテルまで思うように辿り着けず、地上に出たり地下へ降りたりとウロウロしてしまった。
地図で調べておいたので場所は分かっているのだが、道が分からない。
東京と違って地下で全て繋がっている訳ではないので、例えば②番出口から地上へ出たくても、改札出口をちょっと間違えたらそこから②番出口へは決して行けないのだ。
うーん・・・手強し大阪。

やっとの思いでホテルを見つけ、荷物を預けてから、ようやくランチを取ることに。
向かったのは、難波駅近くにある有名なクレープのレストラン「クレープリーアルション」
ランチは冷たいポタージュスープにガレットというそば粉のクレープ&甘いクレープとドリンクのセットとなっている。
本日のガレットは鶏の照り焼き&ごぼうとレンコン煮。
鶏づくしの続きになっちゃったなぁと思いながらも、美味しいのでパクパク食べてしまった。
パリパリした香ばしいそば粉のクレープと、ピザみたいにとろけるチーズが混ざって絶妙な食感!
写真に収めたいけど、流石に人目がありすぎて出来なかった。

そしてこの時、ルナの赤ちゃんが産まれたという知らせをメールで受ける。
急にソワソワしてランチどころではなくなってしまった。
そそくさとガレットを食べ終え、甥っ子から送られてきた産まれたての仔猫の写真を眺めてニヤニヤしていると、デザートのクレープがやってきた。
本日の甘いクレープはバナナのチョコムースとバニラアイス添え。
これがほどよい甘さで美味しいのなんの
ココではいつも「シュクレ」という、クレープにバターとシュガーがのったシンプルなやつしか食べないんだけど、他のもきっと美味しいんだろうなぁ。
ガレットでお腹いっぱいだったのにもかかわらずペロリと平らげてしまった。

さて、そろそろコンサート会場へ向かうとするか・・・と、時計を見る。
15:20だった。
私はコンサートの開演時間をずっと16:30と信じて疑わなかった。
しかし念のためと思ってカバンの中から出して見たチケットに16時開演と記載されてあったのを見た瞬間、どひゃーんとなった。

それまでのんびりアイスティーを飲みながら携帯の写真を見て穏やかな笑みを湛えていた私が突然勢いよく席を立ったので、隣の客は何事かと怯んでいた。

難波からは、まぁ30分位あれば辿り着けるだろうと予想していたが、予定より30分も時間が減ると気持ちがどうしても焦ってしまう。
電車でも何とか間に合うだろうが、ここは一気にタクシーで行ってしまおうと考えた。
店を出ると運良くタクシーがいっぱい走っていて、すぐに捕まえることができた。
「大阪城ホールまでお願いします」
「はい。大阪城ホールですね・・・?」
運転手さんは怪訝な顔で車を走らせる。
暫くすると
「今日は大阪城ホールで何かあるんですか?」
「ええ。コンサートです」
「ああ・・・そうなんですか・・・」
運転手さんは回覧板みたいなボードを見て解せない表情。
ちょっと気にはなったが、私は構わず
「ここからどのくらいかかりますかね?」
と訊ねた。
「そうですねー、15分ぐらいですかね」
そりゃ良かった。
それなら席まで余裕で歩いて行けそうだ。
私は安心しきって後部座席でゆったりと外を眺めていた。
『大阪城ホールで何かあるんですか?』
何故かしら、運転手さんの言葉が再び頭の中で繰り返された。

大阪城ホール・・・大阪城ホール?
そういえば席はどの辺だったっけ。
下段の・・・下段?下段ってどこ?


次の瞬間、私はタクシーの中で
「あっっ
と、大声をあげてしまった。
運転手さんは驚いて振り向く。
「どうしました

ちょいちょい大阪には来ているが、いつも大阪城ホールでのコンサートしか観たことがない。だからコンサート=大阪城ホールと思い込んでしまっていた。

が、今回は京セラドームだったのだ

そのつもりで地下鉄1本で行ける心斎橋のホテルにしたのに!
残念ながら大阪城ホールにも同じ地下鉄1本で行けるもんだから、いつのまにか私の頭の中で京セラドーム大阪城ホールへと見事にすり換えられて予定が組まれていたのだ。
京セラドームが大阪のどの辺で、難波からどのくらいかかるか全く調べてないから皆目見当がつかない。
急いで京セラドームへ行かなくちゃ!!
でも、京セラドームって・・・一体何処?!

「すみません、京セラドームへ行くんでした!・・・ここから遠いですか?」
私は顔面蒼白になって訊ねる。
だけど運転手さんは
「あぁ、大丈夫です。大阪城ホールよりはちょっと近いですよ」
と笑ってくれた。
あー、助かった・・・。
運転手さん曰く、東へ行けば大阪城ホール、西へ行けば京セラドームで、今はちょうどその真ん中あたりにいるとのことだった。
「いやぁ、今日は大阪城ホールで何かあったかなー?思いましてね。京セラドームならココにもちゃんと書いてありますわ」
運転手さんは、さっき見ていた回覧板みたいなヤツをぽんぽんと叩く。
なるほど。それには本日何処でどういったイベントがあるかが記載されている訳なのですな。
「あ?関ジャニ∞?・・・お客さん、関ジャニ∞行かれるんでっか?!」
と運転手さんは笑う。
「ええ、まぁ・・・そうなんです」
テヘヘと笑って誤魔化す私。

そこから京セラドームまでは結構近くて10分ほどで到着した。
「ほな、頑張って行ってらっしゃい」
運転手さんの温かい言葉にみおくられながら会場へ。
先に入って席で待っていた友人にそのことを話すと豪快に笑われた。


コンサートではあまりにも∞がバカなことばっかり喋ってるので、涙が出るほど大笑い。
∞も嵐と同じ世代だからか、格別に親しみがあります。
そしてどちらのグループにも共通して言えるのは、メンバー同志が仲良くて、好き放題のびのびやっている。それが見ていて楽しいのだ。
まぁ、それをまとめなければならない立場のヒナちゃんは大変だろうけど。
頑張れ、ヒナちゃん!
岩石みたいな顔だとか、餃子の王将の床みたいな顔だとか言われても、私はヒナを応援しているよん
でも私の関ジャニ∞占いの結果は「ちっこいおっちゃん・渋谷すばる」でしたが!なんかちょっと当ってた。


22時過ぎ、心斎橋のホテルに戻る。

今日はとても疲れたので、お湯をはってゆっくり浸かろうっと。
このホテルはまだ新しいのか、室内も浴槽も綺麗で心地よい。



今日のコーヒーのお供は、家の近くのケーキ屋さんで買ったお菓子。
今宵の為にわざわざ東京から持参したのである。
さて、ルナちゃんの赤ちゃんの写真を見ながら、至福の時間を過ごすとしますか。


おめでとう!ルナママ

2008-08-20 22:21:22 | Weblog
朗報です。
遂にルナ様はママになられたのニャ。
おめでたいことなのニャ。
我輩、お祝いにお歌を唄ってさしあげるのニャ。



8/19(火)
ルナ様の様子に異変。
ゴロゴロと喉を鳴らし、にゃおんにゃおん鳴いて家の人たちに擦りつく。
過去のケースから考えて「これはそろそろだな・・・」と察した親分たちは、お産用の箱を用意。
親分がそっとお腹を撫でると、ルナ様はドタンドタン転げ回って大喜び。
とにかくニャオニャオと甘い鳴き声を発し、人の後をくっついて歩くルナ様に、家の人たちは困りつつもメロメロ。

8/20(水)
親分は大阪へ行かねばならない。
グルニャン、グルニャン と言いながらぴったりくっついてくるルナ様と別れることができない親分。
新幹線に乗り遅れそうなギリギリの時間になると、身を裂かれる思いで家を出て行った
ルナ様は親分が出て行ったドアを開けてくれと言わんばかりに、2本足で立ち上がってニャオニャオ鳴いておられた。

やがて親分の兄上が出勤の為に起きて来られる。親分同様、まとわりついてくるルナ様との別れに後ろ髪をひかれる思いで家を出て行った

昼頃になると姉上や、姉上のとこのお兄ちゃんがルナ様めがけてまっしぐらに登場
姉上たちが見守る中、午後15時頃にルナ様は無事に出産を終えた。

お兄ちゃんはさっそく親分と兄上にメールで報告。
「黒いシマシマだぁ」
親分 → 「すぐに写真を送るのだ!早く!!」
兄上 → 「何匹?写真を撮れ!」
この時点ではまだ1匹であった。
仕事中だった兄上と、遠く離れた大阪でランチ の最中だった親分は、送られてきた写真を見て悶絶していたそうニャ。


それから2匹目が産まれて、姉上やお兄ちゃんたちはやれやれ・・・と一息。
今回は無事に産まれてくれて良かったと安心していた。
しかし、暫く経って箱の中をひょいと見てみたら
なんと赤ちゃんが増えている
結局、4匹も産まれたのニャ。

赤ちゃんて、こーんなちっこいのニャ。
我輩もこんなだったのだろうか・・・?
 


ラブリーな赤ちゃんがたくさんで、家の人たちも幸せいっぱいな感じ。
でもルナ様はちょっと疲れた様子。
「4匹ともなると大変ですのよ・・・



「ちょっと、何をジロジロ見てらっしゃるのかしら
  この子たちは見せ物ではなくてよ

 あぁっ・・・申し訳ありません
プリンセス・ルナ様 健在でした。
いや、もうプリンセスではなくてクイーンですかニャ。


とにかく、おめでとうございますなのだ。
ルナ様、お疲れ様でした。
そして頑張ってこの子たちを育ててください。


我輩、満足。

2008-08-18 17:09:49 | Weblog
ぷちです。
親分はようやく仕事が始まり、どんより曇った顔をしながら会社へ出勤して行ってしまいました。
親分が夏休みだった間は、にゃおんと声をかければちょいちょいエサをくれて毎日幸せだったんだが・・・


我輩、小腹が空いたのニャ。 
誰か何か食べさせてくれニャいか。



何?お兄ちゃん(姉上の長男殿 → 茶髪に色黒のチャラい大学生。遊びに行く前と帰って来た時に必ず猫を触りに来るほど猫大好き。この家では彼のことを猫オカマと呼ぶ)がカニカマをくださる?
なんと心の優しいお方で。
では、喜んで



おや?
・・・ニャかニャか取れない!
お、お兄ちゃん・・・わざとですニャ



こうなったら意地でも取ってやるのニャ!
ふがっ・・・!!



よし、やった!
さぁ、おとなしくよこすのニャ!



ご馳走様でした。
お兄ちゃん、我輩と遊んでくれたんだニャ。
なかなか楽しかったのニャ
 

親分がいない時はお兄ちゃんが構ってくれる。
こうして世の中うまくいっているのである。

親分ログ<真夏の夜の怪>

2008-08-15 16:29:25 | Weblog
8月15日。
毎年、この日の夜になると我が家では
「今日・・・あの日だよね?」
と確認し合う。
ウチの近所に割と有名な古い寺があるのだが、その付近で女の幽霊が出るのだ。

噂の根源は、私がまだ幼稚園だかそれ位の頃だからかなり昔の話になる。
その当時、我が家には父の仕事関係の人だったり母の友達だったり、何かしらないけど家に入り浸ってる若者たちだったりと本当に色々な人たちが毎晩のように遊びに来ていた。
そういった人たちの中で、ウチから車で15分ほどの近い場所に住んでいた母の友人が、ウチへ遊びに来た帰りに一度だけ恐ろしい体験をしたと云う。

それが8/15の夜のことだった。
彼女はウチでコーヒーを飲みながら母と長い時間くっちゃべっていた。
家が近いこともあってついのんびりしてしまい、気がついたら深夜の1時近くになっていたので彼女は慌てて自分の車に乗って帰って行った。
別に何てことなく普段通りにお寺を通過し、普段通りの道を彼女は走った。
やがて五叉路にさしかかったところで赤信号にひっかかったので、普通に車を止めた。
その五叉路は右折・右斜め・左折・左斜めの道と交差していて、正面は道がないため直進車線だけがない。
彼女は右折するので右折車線に止まっていた。そしてその横の左折車線に1台の車がやって来た。
隣の車をなんとなく見た時、彼女はゾッと鳥肌が立ったそうな。
前の部分が激しく潰れているボロボロの車に、髪の毛を振り乱したザンバラ頭の、異様なほど青白い顔をした女性が項垂れ気味にハンドルを握っていたからである。
信号が青になり彼女は右折したが、彼女の視界に入ったその車の行方は、あり得ないはすの直進方向へ向かってすぅっと消えて行ったそうだ。
彼女は恐ろしくなって慌てて家へ帰った。
翌日の新聞で、昨晩のその場所で、車を運転していた女の人がトラックと衝突事故を起こして亡くなったという記事を見た時、彼女は背筋が凍り付いて倒れそうになったという。

というのが、母の友人から聞いた話である。
それを聞いた子供の頃の私は、自分の家の近所でそんな怖い経験をする人がいるなんてなぁと思っていただけで、まぁ年に1日だけだしそんなに高い確率で霊が出現するスポットではなかろうとたかをくくっていた。

そして高校生の時、同じ町内に住んでいる友達に
「そう云えば、あそこの話・・・知ってる?」
ふと何となく思い出したこの話をして聞かせた。
私はただの地元ネタとしてふっかけただけだったが、その友達は私の話を聞くと顔色を変えて真面目に怯えだした。
「あたし・・・あの場所だけど、それとはまた違う話をお父さんから聞いた」
私は俄然面白くなって
「何、何?どんな話?早く話してごらん!!」
と目を輝かせて彼女から強引に話を聞き出したのだ。

彼女の父親はタクシーの運転手をしていた。
同じタクシー運転手の仲間で、以前バスの運転手をしていた人がいたらしい。
これはその人から友人の父親が聞いた8/15の深夜の最終バスの話である。
地元の人なら分かるが、駅では満員だったバスもこの辺りになってくると客はほぼ全員降りてしまって、たまに残っていても1~2名ほどである。
私なんかは最後の1人だったりするのでいつも不安な思いをさせられているのだが。
しかも深夜の最終バスだったので、この日は客が全員降りていなかったということだった。
ところがこの五叉路で信号待ちをしていると何者かがトントンと、バスの扉を叩いた。
見ると女の人が
「すみません、乗せてください」
と、ドアの向こうで言っている。
(バス停でもないのに・・・でもこれが最終だし、乗れなかったら困るだろうな)
そんな親切心から運転手はドアを開いてあげた。
すると病的なほど青白くて髪の毛がバサバサの薄気味悪い女が乗って来たので、運転手はギョッとした。
不気味だが、失礼な態度を取ってはいけないと平静を装ってバスを走らせたそうな。
ところが次のバス停になっても、その次のバス停(私はいつもここで降りるのだが)になっても、女は降りる気配がない。
やがて終点のお寺の前まで来てしまったが、やはり降りる気配がない。
そして怪訝に思った運転手が
「ここが終点ですよ」
そう言って車内へ振り向いた時、バスの中には女の姿はなかった。
「あっ・・・!!」
運転手がそう叫んだと同時に、誰もいない筈の車内でバスを降りる時に押すブザーが鳴り響いたという。

そいういう訳で、バスやタクシー運転手の間では8/15の夜はなるべくそこを避けろと噂されているらしい。
私はそのことを、身を以て体験した。
今からもう10年近く前になるが、友達と飲み遊んでいて帰りが遅くなったことがあった。
バスの時刻表を見たらもう途中までのバスしかない。
仕方ないので、そのバスにとりあえず乗って、その先からはタクシーを拾って行くことにした。それは帰りが遅い時にいつも使う手段で、タラタラ歩いていれば普通にタクシーも捕まえられるから何の問題もない筈だった。
ところがその日が8/15だったというコトを私はすっかり忘れていた。
しかも雨がシトシトと降るイヤな感じの夜だった。
バスを降ろされた私は、タクシーが来たら停めようと思いながら自宅方向へ向かって歩いていた。
いつもならどんどんタクシーが来る道なのに、この日はなかなか来なかった。
やがて問題の五叉路付近まで来た時、やっとタクシーが来るのが見えた。ちゃんと赤い字で『空車』と表示されている。
私は思い切り手を上げたが、タクシーは急いでいたのか停まる気配すら見せず通過していってしまった。
(今、こっち見たのに無視した。やな感じ!)
ムカッとしつつも、私はそこに立って次のタクシーを待った。
ところが次に来た『空車』のタクシーもえらい勢いで通り過ぎて行く。
あんまり見事に無視されたので、
「暗くて見えづらいのかな?」
そう思い、私は少し歩道から出て車道へ一歩踏み出した。
そこで次のタクシーを停めようと挑戦するが、やはり無視。
「おかしい・・・こんなコトってある?」
しきりに首を傾げながら突っ立っていても仕方ないので少しずつ歩いた。
そこで突然、今日が8/15だったということに気付いてしまった。
(ガビーン!!無理無理。絶対に歩いてなんて帰れないし!)
私は途方に暮れた。
家に帰るにはどうしても民家や人気の無いお寺の前の暗い道を通るか、はたまた植物園という木々が鬱蒼と茂った森の中を通り抜けて行くかしかない。
究極の選択である。
もんのすごい遠回りをすれば、車の通りが多くて明るい道を行けるが、そこまではとても行く気がなかった。
植物園の方はどうしても避けたかった。何故ならお寺以上に何もなく真っ暗で怖いのである。
私は(お願いだからタクシー停まって!)と祈る思いでタクシーを探したが、結局30分ぐらい頑張っても1台も停まってくれず、お寺を通って帰る羽目になってしまった。
もうそこまで来たら開き直るしかないと、私は急ぎもせず堂々と(急ぐと余計に怖くなるので)深夜のお寺の前を通って帰ったのである。
誰もいない門前にバス停と自販機のライトだけが不気味に光っていたのを覚えている。

それ以来、恐怖の感覚が麻痺してしまったのか、心霊スポットへ行ってもあまり怖いと感じなくなってしまった。
尤も今はお寺の前も以前よりはライトが増えて明るくなったし、問題の五叉路もコンビニやレストランができて怖い雰囲気など皆無になった。
それに女の霊が出るという噂もめっきり聞かなくなった。


あの夜、私を乗車拒否したタクシーの運転手の間で、「女の幽霊が出た」と語り継がれているのだろうかと思うと、ちょっとマヌケだなぁ。

だけど・・・
私を女の幽霊と見間違えただけならいいが、もし私の横か背後に本物がいたのを彼等が見てしまったとしたら----それは考えるだけで恐ろしい。


おめでたい話。

2008-08-14 23:48:40 | Weblog
ぷちです。
久々です。
今日も東京は猛暑日ですニャ。

最近の我輩のお気に入りは、玄関で寝ることニャのだ。
玄関は全体的にひんやりしていて気持ちが良い。



ところで。
話は変わりますが、近々この家に小さな幸福が訪れます。
それは我が家のプリンセス・ルナ様がもたらしてくれる。



実はルナ様は身重なのニャ。


彼女は今年の春にも一度赤ちゃんが出来た。
だけど初めてだったせいか、2匹入っていた赤ちゃんはどちらも死産という残念な結果だったのニャ。
その時のルナ様は、ゴロニャンゴロニャン鳴きながら自分の赤ちゃんを探し歩いておられた。
しまいにはルイ殿を自分の赤ちゃんと間違えてしまい、始終離さずナメナメしていた。
親分とかがルイ殿を抱えて連れて行ってしまうと、ルナ様は連れて行かれた我が子を取り返そうとニャオニャオ鳴きながら慌てて後をつけていた。
それが非常に哀れで、見ている親分たちは胸を痛めたそうニャ。

そして待ちに待った2回目のチャンス。
その時に比べると今回は、順調にお腹も大きくなってきている。
でもルナ様、この暑さの中でお腹も大きくてかなりしんどそうなのニャ。



よほど苦しいのか、こんな格好になってしまわれた。



だけどみんなルナ様の赤ちゃんを楽しみしている。
お産用の場所は用意できているし、親分の兄上は赤ちゃん猫用の缶詰も購入して来たし、もう準備は万端なのである。
前回の可哀相なルナ様の姿を見ているから余計に思うが、今回は是非とも頑張って頂きたい。





親分ログ<帰省します>

2008-08-12 22:51:30 | Weblog
さて、世の中が本格的にお盆休みに入るので、私は東京へ帰るとします。
だってお盆は新幹線が混むんですもの。


と云う訳で、最後の夜は岡山市内のフランス料理屋へ連れて行ってもらいました。
岡山駅から徒歩で15分ぐらいの街中にある「プチ・マリエ」という小さくて可愛らしいレストランへ。

メニューを見ると美味しそうなものばかりで目移りしちゃいますが、義兄が是非コレを食べてみて欲しいと勧めるのでシーフードグラタンのコース料理を頼んでみました。
まず最初に出て来たのは冬瓜のポタージュスープ。
それからサラダ。
そしてほかほかのフランスパン。
どれもこれもいちいち美味しいのです。
姉が 「絶対にお腹いっぱいになるからパンは残した方がいいかもよ」 と忠告してくれたにも関わらず、空腹だった私は「大丈夫。余裕でしょう」と軽く受け流しておりました。
そしてメインのグラタンがやって来ました!
これが濃厚なホタテの味とほんのりワインの味がして、中身がスープのようにサラサラしてて、今まで食べたグラタンの中で一番と言ってもいいほど美味しかったです!!



しかし姉の忠告通り途中で突然満腹感が襲って来たのですが、「余裕でしょう」などと大きな口を叩いた以上はこりゃ平らげなきゃいかんと思い、必死こいて完食致しました。

んで、満腹で死にそうになっていてもデザートが出てくるとついテンションが上がってしまうんですよねえ。
もちろん、全部綺麗にいただきました。



そして東京へ帰る日。
反対側のホームを通過していく帰省ラッシュの混雑がちょっと始まっている下りの新幹線を見ては、
「ほほほ。こっちはガラガラなのに」
と、ほくそ笑みながら帰ったのでした。

この日は特に撮るモノもなかったので、新幹線の中で食べた天むす弁当を撮ってみました。


中身はこんなんです。
左の二つがエビの天むす、右二つは肉天(?)の天むすでした。
おかずは野菜の煮物にチャーシューに玉子焼きとバランスも量も丁度良くて、とても美味しかったです。


何か今日は食べ物しか撮ってないなぁ・・・。