Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

安倍政権に「緊急事態」を任せてはならない

2020-02-29 | Weblog
安倍政権に「緊急事態」を任してはならない。

場当たり的なスタンドプレイの「要請」で国じゅうの人間が振り回されても、彼は自分の「権力」を行使することにしか関心がないのだろう。
責任を取りたくない、できる限りのことはやったことにしたい、ということだけではない。もともとこの「総理大臣」は、こういうことを、したかったのだ。

全国の一斉休校で、生徒たちの貴重な「3月」は奪われた。学業補償もされない。思い出も作れない。
それに対応する親達、学童保育等の負担を少しもわかっていない。挙げ句の果ては、世の中のことが何もわかっていない「有給休暇でなんとかしろ」発言である。

感染拡大を防ぎたいなら、「緊急事態」に対応する大胆な施策を実行するなら、1月の段階で動いているべきだ。
国民や自治体が最善の対応を現場で選べるよう、法を整備したり、情報を誤魔化さずに公開し、何より対策のための予算を計上するべきだ。自分は「命令」だけして「現場の判断」に責任を押しつけるのではなく。
そして何より、「満員の通勤電車」を解消することである。
一度に10分しか行わなかったという対策会議で具体的な課題が話されたとも思われない。
「クラスター」(感染者の集団)とか、専門的な新語みたいなものを表に出して、さも対策を取っている振りをするのもやめてほしい。無策であることの言い訳にしか聞こえない。そもそもクルーズ船という「感染集団」をきちんとさばくどころか、後処理さえ出来ていないではないか。

26日にスポーツ・文化イベントの今後2週間の開催自粛を要請したばかりだが、私たちの周辺で、どれだけの苦渋に満ちた決断が行われているか、想像も出来ないだろう。
そのくせ、縮小したとはいえ、東京マラソンやサッカーの国際親善試合はやるのである。選手を派遣しないとする外国に対して、「政府として問題ないことをしっかり発信し、同時に科学的に問題がないことを示すことも大変重要だ」と言う。科学的に問題がないなら、一斉休校は必要ないだろう。
せっかく申し出てくれているのだ。オリンピックはロンドンに譲ればいいだけである。

要請しただけで強制力はないという話であっても、「責任」論は出てくるし、街場では互いに監視しているような空気も生まれてきている。現場は悲惨である。

この政権は、「緊急事態」には、国民に負担を押しつけて良い、と考えているのだ。
それが明確になった以上、幕引きしかない。
もはや安倍政権のみの問題ではなく、それを許してしまうこの国の人間全体の問題なのだ。

安倍政権に「緊急事態」を任してはならない。
というか、「緊急事態」を作り出したのが、安倍政権そのものだからだ。
この政権は、国民の命には関心がない。
絶対にこの政権を、改悪前提のやり方で、現在の憲法に触れさせてはならない。


撮影・姫田蘭。
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タイからの演劇人の皆さんと稽古しています

2020-02-29 | Weblog
日本☓タイ 共同制作 燐光群『安らかな眠りを、あなたに YASUKUNI』、私も帰国し遅れ参加した火曜から、連日の稽古となっています。
タイからの演劇人の皆さん五人と、充実した時を重ねています。
コロナウイルス情報に揺れる周囲の状況の変化をにらみながら、3週間後にはいろいろな状況が解決しているはずだと信じています。

タイから4名の俳優 。()内は愛称。
SAIFAH TANTHANA(ファー)
SHOGO TANIKAWA(ショー)
JIRAWAT CHARNCHEAW(エフ)
VARATTHA TONGYOO(アン)

作|ニコン・セタン 翻訳|千徳美穂 演出|ニコン・セタン 坂手洋二
3月20日(金・祝)~29日(日) 劇場MOMO
日本語字幕付き。

http://rinkogun.com/Yasurakananemuriwo_Anatani.html
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劇作家協会・演出者協会のイベントの中止・非公開への転換について

2020-02-29 | Weblog
劇作家協会・演出者協会のイベントの中止・非公開への転換について

「新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、今後2週間程度、多数の方が集まるイベントについて中止または延期、規模縮小などの対応を要請するという政府発表」を受け、文化庁と共同主催する事業等の開催について、劇作家協会・演出者協会のイベントの中止・非公開への転換について、以下のように決まりました

………

◎ 2/29 月いちリーディング 実施見送りのお知らせ
━━━━━━━━━━━━
きょう2月29日(土)17:00- で予定していました東京開催の月いちリーディングは実施を見送ります
文化庁主催事業である「月いちリーディング」は、諸般の状況を鑑みて、残念ながら実施を見送らざるをえないという判断に至りました。
が、このような状況にもかかわらず、満席に近いご予約をいただいておりましたこともお伝え申し上げます。

………

若手演出家コンクール2019最終審査会の開催について
若手演出家コンクール2018年度 最優秀賞受賞記念公演の中止について

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、今後2週間程度、多数の方が集まるイベントについて中止または延期、規模縮小などの対応を要請するという政府発表を受け、文化庁と共同主催する日本演出者協会では、上記2事業の開催について以下のように決定いたしました。

3月3日(火)~3月8日(日)
若手演出家コンクール2019最終審査 
全日程、公開審査会の予定でしたが、無観客での非公開審査会に変更させて頂きます。

3月12日(水)~3月15日(日)
若手演出家コンクール2018年度最優秀賞受賞記念公演 パンチェッタ第11回公演「Na」については公演を中止させていただきます。

若手演出家コンクール上演公開審査、またパンチェッタの公演を楽しみにされていたお客様におきましては、大変申し訳ございません。

また、直前のお知らせとなりましたことを深くお詫び申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人 日本演出者協会


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帰国後すぐに四国・東温に行く

2020-02-26 | Weblog
韓国から帰国後すぐに四国・東温に行く。
昨年私が審査員を務めたTOON戯曲賞の受賞作『草の家』の上演を観に行くためだ。四国滞在時間はごく短い。

『草の家』。
とても誠実で気持ちの良い上演だった。
シアターねこの鈴木さんたちの底力。東温市のバックアップ、坊ちゃん劇場や演出の西村和弘さんが教える四国学院大学があるような演劇基板の存在、岡山も含めた瀬戸内文化圏の互助努力、等々が、うまく噛み合った。作者は岡山在住で、岡山アートファームの戯曲講座で田辺剛さんの指導を受けていたのだ。
これは成功例だろう。
そして何より戯曲の力である。
ここ数年の「新人戯曲賞」を受賞した作品たちの中で、生活を、一人の人間の感じることを、劇の形を通してオーソドックスに示すという意味では、群を抜いているのではないかと思う。
そんな中に、アイデアも、悪戯心も、明らかに戯曲でなければ書けなかったはずの「本音」も、ある。
作者・守安久仁子さんが初めて書いた長編で、上演されるのは、今回が最初である。
自身の周辺のことを書いている作品だけに、一人の人間としての作者の人生が、「劇」という形で初めて提示されることに、皆が立ち会い、関わった。
おめでとう守安さん。
豊かな時間であった。

打ち上げに顔を出させていただいた。
地元のスーパーマーケットが経営縮小し、奥に空いたスペースに、DJ付きクラブやライブもできるスペースが出来ていて、そこが会場だった。これはなかなかのアイデアである。スーパーマーケットの営業時間が終われば、音も出しほうだいだ。写真の奥に見えるのは、縮小したとはいえ、本物のスーパーマーケットである。
カウンターでサングリアを飲んで(食べて?)いる人物は、四男役の俳優で、奥さんは四国で大活躍している演劇人である。あえて名を秘す。(☺️)
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映画『子どもたちをよろしく』の、「不可能なリアリズム」

2020-02-25 | Weblog
映画『子どもたちをよろしく』。

文部科学省で官僚として現実と向き合ってきた、寺脇研、前川喜平のお二人が、いま在野の企画・統括プロデューサーとして、映画制作に関わった。
彼らの、覚悟というか、決意と呼ぶべきものが、ここにある。

私は、川瀬陽太演じる駄目な父親を、とても見ていられなかった。あれは、私なのかもしれないからだ。

自分でわかっていても愚かなことをしてしまう人物を、説得力を持って描くのは、難しい。
そして子どもたちは、親の都合、大人の事情など、とっくに見抜いている。
『青春の殺人者』以来のネガなリアリズムの暴走は、生々しさを湛えた若き出演者たちによって支えられている。

この映画の公式HPで、以上のように書いたが、これは必ずしも上映の活性化に貢献しないコメントでもあるかもしれないので、申し訳ない。
その「リアリズム」を描くことは、ほぼ不可能に近いからだ。一人一人、違う。そこには、「普遍」は存在しない。

だが、わかる人にはわかるのだ、と思っている。

この映画に、いわゆる「学園もの」的なシーンは、いっさい登場しない。
子どもたちはいきなり、「社会の一員」として、描かれている。
じつはそれが「現実」である。
もちろんそれだけともいえない。
とぐろを巻く「現実」の有様である。

多くの「戦時民主教育」の中で育った大人たちは、現実が変化してしまっていることを、認めたくないのかもしれない。
だが、学校は、きちんと「社会」として晒されている場所なのである。
実は、ずっと、昔から。 


http://kodomoyoroshiku.com
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会場は今日から閉鎖。すれすれの開催だった、ソウルでの日本現代戯曲リーディング。

2020-02-24 | Weblog
韓日演劇交流協議会主催の「日本現代戯曲ドラマリーディングⅨ inソウル」は閉幕した。ところが、石川樹里さんからの連絡で知ったのだが、会場の南山芸術センターは、翌日の今日から3月末までの期間、「閉鎖」と決まり、なんと国会議事堂も閉鎖されたという。(写真は最終日アフタートーク時)
「今回のリーディングは本当にすれすれで開催できました! 警戒レベルが最高になり、公共の施設のほとんどが閉鎖です。」とのこと。
大邱での感染の規模が大きいためにとられている措置だと思うが、感染者が増えたとはいっても、韓国全体の感染防止策はかなり徹底しているはずである。

私は一足先に帰国し、まだコロナウイルス患者が出ていない四国、愛媛県に、いる。
それでもマスク着用率は高く、各所でしばしば手の殺菌を促される。

この事態はいつまで続くのだろう。

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王様は裸だと言ってきたはずだが、もはやこの国全体が丸裸だ

2020-02-24 | Weblog
えっ。今頃になって、安倍晋三首相は新型コロナウイルス感染症対策で、総合的な基本方針を策定する方針を表明したって? 国内で大幅に感染者が増えることも懸念し、医療体制の整備を早急に進める考えを示した? いや、世界中がずっとこのことに対応してきたことを、いったい何だと思っているのだ。

クルーズ船で作業に当たった職員には、検査を施していないという。感染者の「数字」が引き上げられることだけを恐れ、政府は感染の事実を封殺しようとしていた。
安倍政権のおそろしい隠蔽体質が、当たり前のようにそんな理不尽を通そうとする。
「自分たちの問題」として緊迫感の強かった韓国から帰ってきて、心からひどいと思う。

緊急事態に対して自覚が持てない者が「緊急事態条項」を必要としているはずはない。
国民中心で考えられない者が憲法に手を加えるなど、もってのほか。

王様は裸だと言ってきたはずだが、もはやこの国全体が丸裸だ。
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「日本現代戯曲ドラマリーディングⅨ inソウル」閉幕

2020-02-24 | Weblog
韓日演劇交流協議会主催の「日本現代戯曲ドラマリーディングⅨ inソウル」閉幕。
私は一足先に帰国だが、本隊の行事は無事に終わったようだ。
私の役割としては、三日め午前中の会議が一番重要で、今後の日韓関係について向き合う話し合いであった。

ソン・ギウンさんとは入れ代わりで会えなかったが、盟友キム・カンボには一瞬、会えた。この二人は、この期間日本に行っていて、最終日の終わり頃にやっと帰国して会場に来たのだ。まあ、擦れ違いというものはあるのである。

いろいろな人に会う3日間だった。日本からの参加者も初めて話をする人達が多かったし、もともと知っていても久しぶりに話したり、であった。

韓国の「Me Too」の盛り上がりは話に聞いていた以上の激しい勢いのようだった。
翻って日本のこれからのことも、いろいろに思った。

写真は、2日めの夜に皆で行った居酒屋。正直、こんなところに?という場所にある、隠れた名店であった。鳥じゃが鍋が絶品だった。なんにしても、外見は、こんなである。

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ソウル・南山アートセンターのコロナウイルス防疫体制

2020-02-22 | Weblog
ソウルの新型コロナウイルス防疫体制は日本より徹底していて、
空港や街中でもマスク着用率は 99%の感じ。
手指用の消毒剤が随所に置かれている。
マスクなども無料で配布している場所があるという話だったが、配布はどこにも見当たらず、店舗でも売り切れのところが出てきている感じ。
私が今日ファーマシーで買ったマスクは、しっかりした物で、一つで2500ウォンである。

日本現代戯曲ドラマリーディングを開催しているソウル・南山アートセンターでは、コロナウィルスに対する対策として、劇場スタッフはすべてマスク着用。
そして、写真に示しているように、劇場入口に熱監視装置を設置して、発熱のある来場者の入場をお断りする体制を取っている。
監視装置というか、高温部は暖色にうつる仕組みらしい。この他に、ペンライトを当てる形で遠隔で体温を測るメカも登場している。

ソウルの演劇人でも、感染者に接触した可能性があるとして、2週間外出しないことにした人もいるという。
相当に敏感になっていて、クルーズ船に出入りした人達がきちんと検査しないで巷に出てしまっている日本とはずいぶん違う。

このコロナウィルス禍、いつまで続くのだろうか。
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日本現代戯曲ドラマリーディングⅨ inソウル、開幕

2020-02-22 | Weblog
韓日演劇交流協議会主催の「日本現代戯曲ドラマリーディングⅨ inソウル」開幕。

初日は、野木萌葱作・『Das Orchester』(イ・ホンイ:訳 チャン・ジンセ:演出)。
終えて、作者と演出家、翻訳者によるアフタートーク。(写真)
会場の南山芸術センターは、半円形で洒落た劇場である。客席端から撮影したので客がいない場所ばかり写っているが、コロナウイルスに戦々恐々とする中、二百人のお客さんが来てくださる。
韓日演劇交流協議会のシム会長はじめ、懐かしい人々との再会。

今日は、山本卓卓作『その夜と友達』(イ・ジヒョン:訳 ミン・セロム:演出)。作者はニューヨークにいて来られないので、アフタートークは、同作品の制作者・坂本ももさんが登壇する。
明日は、シライケイタ作『Birth』(・ソン・サンヒ/塚口知:訳 パク・クニョン:演出)。シンポジウム『韓日演劇交流の未来』もある。

2年前も同じ会場だった。あの時はシンポジウムに参加するために一日だけの滞在だったが、今回の参加は、私は日韓演劇交流センターの副会長なので、十回までは一区切りとして継続すると決めたこの交流事業の今後についての話し合いをするのが、主な目的である。今回で第九回。東京ソウルそれぞれ隔年で、日韓交互に続けてきた。もう二十年近くになるのだ。

ソウル街中のマスク着用率は、99%と思う。日本より遥かに徹底している。
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劇場創造アカデミー10期生修了上演『大いなる平和』、上演中

2020-02-21 | Weblog
劇場創造アカデミー10期生修了上演『大いなる平和』、本日より上演中。
五時間超の大作である。
エドワード・ボンドの戯曲の力。
劇場創造アカデミーの若者たちの必死の取り組み。
松本修・生田萬・佐藤信の三人の演出家のそろい踏み。
一見の価値ありとお伝えしたい。

このような劇場と一体化した演劇研修の場があることを、杉並区の皆さんは誇りに思っていただきたいと思う。

………

劇場創造アカデミー10期生修了上演『大いなる平和』、

作 エドワード・ボンド
翻訳 近藤弘幸
演出 松本修〈第一章〉 生田萬〈第二章〉 佐藤信〈第三章〉  
演技監修 木野花

日時 2020年 2月21日(金)14時★  22日(土)14時★  23日(日)14時
会場 座・高円寺1

※上演時間は約5時間を予定しております。途中休憩が2回(20分・15分)ございます。

照明 齋藤茂男 
音響 島猛 
衣裳 今村あずさ 
メイク監修 清水悌 
かつら 川口博史
擬闘 栗原直樹(WGK)
   森永竜矢(WGK)
演出助手 牧凌平(7期生) 早川貴久(5期生)
     竹田容子(10期生)
制作部 河島琴音(10期生)
舞台監督 佐藤昭子

料金 全席自由・税込 
一般 2,500円 
25歳以下 1,000円 ※観劇日に25歳以下の方に適用
[25歳以下のチケットをご購入の方]
前売チケットは引換券です。
観劇当日、本チケットと交換してください。
前売チケットの交換、当日券の購入共に、年齢の確認できる身分証をご提示いただきます。

チケット発売日 2020年1月21日(火)

チケット取り扱い
■座・高円寺チケットボックス(月曜日定休)

TEL 03-3223-7300(10:00~18:00) 窓口(10:00~19:00)

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※車椅子のままで観劇をご希望の方のために、車椅子スペースを用意しております(定員あり/要予約)。車椅子の大きさに制限がございますので、詳細は劇場チケットボックス(TEL03-3223-7300)にお問い合わせください。
※障がい者手帳をお持ちの方は、座・高円寺チケットボックスでのご予約に限り、1割引となります。
★21日・22日は託児サービスあり
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私を、いったい、どうしようっていうのですかね。

2020-02-21 | Weblog
私を、いったい、どうしようっていうのですかね。
私を陥れることにメリットのある人は、いったいどなたなんでしょう、

逃げも隠れもいたしません。
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もうオリンピック無理でしょう、という声が

2020-02-20 | Weblog
もうオリンピック無理でしょう、という声が、各所から聞かれる。

コロナ禍が終わったとしても、日本への信頼は回復できないのではないかという懸念として、聞く。
東京湾の下水臭の海で選手を泳がせることが世界的に知られたら競技会場の問題で駄目だろうし、高ベクレルの土地で聖火ランナーといえども走らせられない、というのは、もっともだ。マラソンだけを札幌に移せばいいということではない。信頼できる熱中症対策は、何も具体的に提示できていない。

世界的に「コロナウイルス培養所」と言われ始めているダイヤモンド・プリンセス号の乗員乗客を閉じ込めるだけの「水際対策」の悲惨な実態を告発した、感染症専門家である岩田健太郎・神戸大学教授へのバッシングも始まったという。寄港後すぐの全乗船者のウィルス検査を実施せず、非感染者の迅速な下船を実行出来なかった原因は、誰にあるのか。クルーズ船下船の夫婦が検査を受けたのは十日前であることを明かし、「再検査なら陽性かも」と言っているという記事も出た。タイからは観光客の日本への渡航を自粛する通知が出た。インドなど中国以外の複数国で、現地のパートナー企業に日本からの出張を拒否される例も明らかになった。情報は世界中に流れており、各国がシビアな目で見ているということを、日本政府と厚労省は、お忘れなく。
コロナ禍が終わったとしても、「日本のやり方」は、各国の人々の記憶に残るのである。
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ANAインターコンチネンタルホテル東京には、踏ん張ってほしい。

2020-02-19 | Weblog
「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が主催した「前夜祭」を巡る、衆院予算委員会での首相答弁。
17日の予算委で立憲民主党の辻元清美議員らが、安倍首相の過去の答弁と、過去に三回、2013、14、16年に前夜祭が開かれたANAインターコンチネンタルホテル東京側に書面で尋ねた見解の食い違いを、厳しく指摘した。
安倍首相は事務所を通じてホテルに確かめた内容として、口頭で「辻元氏への回答は一般論で、個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていない」と答弁した。
ところが、18日の朝日・毎日両紙によると、同ホテルは、首相側とのやり取りに「認識の違いがある」とメールで回答した。「安倍首相側に『一般論として答えた』と説明したが、例外があったとはお答えしていない」、明細書や見積書、宛名が空欄の領収書の発行の有無に関しては、「『個別の案件については営業の秘密にかかわるため回答に含まれない』と申し上げた事実はない」と、安倍首相の答弁の大筋を明確に否定した。 
同ホテルは、「主催者に対して明細書を提示しないケースはないため、例外はないと理解している」と回答。これまで安倍首相が繰り返した「ホテルは後援会に明細書を発行しなかった」との説明と、まったく食い違う。

首相の答弁をホテル側が完全否定した。事実を述べただけにせよ、ホテルの担当者はきちんと職務を全うしたのだ。外資系だから出来たのかもしれない。だが、その当たり前のことが出来ない日本社会こそが、どうかしているのだ。

安倍首相の、自身の不正疑惑についての「虚偽答弁」の事実は、明白である。
もう与野党が言い合っているというような両論併記的な報道は、不要である。現職総理大臣の不正が、はっきりと明らかになったのだ。
検察よ動け。マスコミよ勇気を持って報じよ、である。

ところが、ここにきて、夜遅く、時事通信に、「ANAホテル「返答控える」「桜を見る会」前夜祭めぐる食い違い」という記事が出た。 
ANAインターコンチネンタルホテル東京が急に、「国会での質疑に関しては、返答を差し控える」と言い始めたのだという。
権力の悪あがきが、この外資系ホテルをも、闇の力で封じ、虚偽の方向にねじ曲げようとしているのか。
同ホテルは、日本社会の慣習を断ち切り、インターコンチネンタルの独自性を維持し、踏ん張ってほしい。

ANAとインターコンチネンタルホテルの間柄、もともとの提携関係について、私は詳しいわけではない。だが、1990年代半ば、全日空が、今はなきウィーン事務所を開設したときには間接的にいろいろ聞いていて、その関係だったか、幾つかのインターコンチネンタルホテルに泊まったことがある。ヨーロッパツアーの準備のために行ったときだろうか、ハンガリーとか、いろいろな国だ。当時、インターコンチネンタルが、新参の全日空に対して、ヨーロッパの老舗の実績と伝統のあるホテルだという印象は明白にあって、そのことが今回にも通じる印象としては、強い。
現在は、ANAの名前を冠していても、7割以上はインターコンチネンタルなのだ。
私の記憶は、日本が衰退する前の話である。だからどうしても、あの頃の記憶は、苦い。

写真は、ロシアである。本件とは関係ない。
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京都市長はどのように関与しているのか

2020-02-18 | Weblog
ロームシアター京都、のこと。
京都新聞には、「市長推薦の新館長にパワハラ問題、舞台芸術関係者らが公開質問状 ロームシアター京都」という見出しが出た。
「ロームシアター京都の新館長に京都市長が推薦した演出家の三浦基さんが元劇団員をめぐるパワハラ問題を抱えているとして、京都の舞台芸術関係者らが14日、選定経緯の説明を求める公開質問状を市に提出した。「問題をクリアにしないと、パワハラを容認しているようで上演の場にできない」と訴えた。」とある。(以後、「」内は、紙面より)

京都新聞には、「市長推薦の新館長」「京都市長が新館長を推薦した」とだけ記され、詳しい説明がない。
厳しい市長選を経て、再選されたばかりの市長である。(京都新聞に倣って、あえて固有名は記さない)
「京都市長が関与している」ことの重大性はわかるが、紙面にあるのは、それだけなのである。
この先の報道、京都市、ロームシアターの回答は、どのようなものになるのだろうか。

質問状は、京都に関係する演劇人16人が名を連ねている。このままではロームシアターでは表現活動をするつもりはない、と公言する人たちもいる。
具体的な問題は、「三浦さんが代表を務める劇団「地点」(京都市)の元劇団員の女性が、退職を強要されたなどと訴え、映演労連フリーユニオンを通じて交渉している問題への認識をただしている。」ということだ。
「北村信幸・市文化芸術政策監は「就任を打診した際に三浦さんから問題を聞かされたが、責任を持って対応すると言ったのを信用した」と説明。質問状には何らかの対応を取るという。」と、記事にはある。
市の側は、三浦氏を信用した、ということで、責任問題については、逃げを打っているようにも思われる。
訴え出た女性は問題が大きくなっていることに辛い思いをしているのではないかと思うが、「劇団「地点」はホームページで「ハラスメント行為が行われ、かつ、それが看過されるようなことは一切ありませんでした」などとしている。」ということである。三浦氏は今夏、ロシア・サンクトペテルブルグのボリショイ劇場で『罪と罰』を演出することも決まっている。

アーティストが公共劇場の館長職を担うというと、滋賀で北村想さんが館長に招かれたのに、突然切られてしまった件を思い出してしまう。あの時は、小堀純さんに呼ばれ、すぐに駆けつけた。想さんを支える人が現地にいなかったことが、問題だったと思う。

ロームシアターは、二千、七百、二百、と、幾つかの劇場がある。演劇向きではない大きな空間も擁している。演劇人が館長職を勤められるところを見せてほしいとは思うが、ふつうだったら真偽が明白にならない限り就任を見合わせて当然と思われるこのような問題が持ち上がっている館長候補者なのに、それを不問とし、市長選の寸前に駆け込みで就任を決めたということを不可思議に感じる人がいるのは、当然である。市の側に、新館長を支える人が多くいる、ということなのか。

事実を明らかにし、早期の解決を図るべきだと思うが、京都新聞がにおわせるように、京都市長の任命責任について取り沙汰されるような事態になったら、長引いてしまうことになるのか、あるいは逆に、幕引きを急ぐのか。
あすのロームシアター京都のラインナップ説明会で、何か事態に進展があるだろうか。

京都市に、ひとこと言いたい方は、こちらに。

https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000013160.html?fbclid=IwAR2iTsxujavSqhHlOwjEaMXIz16b2NEI9CWsjG-yMkpXYbpvGsPQcUtuqpQ
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