Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

あいにくの雨

2008-09-30 | Weblog
午前中から杉並区との話し合い。「座・高円寺」オープンも来年五月に迫った。これからがたいへんだ。駒場の協会事務所で事務局長といろいろ話す。夜は劇団ミーティング。おおむね前向きの指針が見える。あらためて思うが、とんちんかんなやつほどその自覚がないようだ。考えてみると私の生活は、もうずいぶん長い間、こうして杉並・世田谷の中をぐるぐる移動しているのだな。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

俳優座稽古場初通し

2008-09-29 | Weblog
『スペース・ターミナル・ケア』初通し。稽古はこれまで一度も観ていない。作者登場はやはり現場にプレッシャーを与えてしまうようだ。栗山民也演出は「演出家が戯曲を読みこむ」ということの一つのお手本だろう。今のところ過剰さより抑制の方向性が選択されているようだ。あと六日の間にどれだけより豊かな世界を築いてゆけるか。俳優諸氏の頑張りにかかっている。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

つかこうへい『熱海殺人事件』は現代能か

2008-09-29 | Weblog
野田秀樹『The Diver』。前半はいろいろ感心。丁寧であることの豊かさ。途中から拡散ぎみ。刑事ドラマということもあってか、しきりにつかこうへい『熱海殺人事件』を思い出す。事件を再現し、犯行の瞬間の輝きの体感を求める『熱海』は「現代能」の構造を備えていたか。ちなみに本作は<現代能楽集IV>とあるが、十五年前<現代能楽集>と銘打つシリーズを始めたのは私である。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

フランクフルトからの来客

2008-09-27 | Weblog
2月のフランクフルト公演でお世話になった二人、私のことを大学の論文に書いているリーザと優しきタフガイであるフローが来日。リーザは昼間はジブリの森美術館とポニョを観たという。フローは先に来ていて一ヶ月ほど日本国内を自転車などで旅していたという。夜は彼らを囲む会で、久々に劇団員が集まる。二人に連れてってもらったフランクフルトの超辛口カレーソーセージ屋のことなど思い出す。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

三島由紀夫の近代能楽集はつまらない

2008-09-26 | Weblog
理由は明解。世阿弥の発明した複式夢幻能を、筋書きだけに解体し、翻訳調うわっつら文体で書き流しているからである。三島改悪版が翻訳されたものを「能」と勘違いしている海外の方々も多く、迷惑だ。しかし今回の新国立劇場版は、戯曲のせいだけでこうなったのか。リアリティ皆無の俳優たち。コンテキストの不在。若い演出家を招いた意味は不明。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

さようなら

2008-09-25 | Weblog
深浦加奈子さんお別れの会。よくぞこんなにという数の人。ご遺族と元第三エロチカ劇団員がお膳立て。終わって、鈴木聡さんとひっそり飲んでいたら元劇団員組も同じ店に来た。まるで同窓会。いろいろ話したようだが、思い出は胸の中に。こんな日にドラマはない。ただ受け止めるだけだ。帰宅後、ご遺族の用意された香典返しの複数の写真が入る写真立てと、添えられた深浦の一葉の写真に泣かされる。その写真はいま目の前に立っている。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

片づけ等

2008-09-24 | Weblog
倒れるように寝てしまったソファは、妻の会社の上司が引越し時にくれた、かなりくたびれた分割式。都営住宅時代に置き場所はなかっただろうが、今も繋いで並べては置けない。日中は片づけ。俳優座戯曲の資料、全部は読み切れなかっただけのことはある分量。劇団新作宣材校正も終了。制作古元が最後まで細かくしっかり見る。しんどいが前向きでいこう。そしてまた原稿。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

東京にいる

2008-09-23 | Weblog
徹夜で連載原稿を仕上げ、九時半から国際文化会館にてALFP企画・海外フェロー諸氏相手にセミナー講師を務める。鋭い質問も飛び出すが三時間喋り倒す。充実した時間で爽快。午後は梅ヶ丘で劇団仕事。十一月新作『戦争と市民』チラシ版下。石坂啓さんイラスト・題字と渡辺美佐子さん写真の組み合わせ。加藤ちかと美術打ち合わせ。夜は西山水木新作an『鳥の眼』を観て久々に新宿で飲む。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

京都に寄り道帰京

2008-09-22 | Weblog
京橋から京阪電車出町柳経由で京都造形大学へ初めて行く。スタジオで松田正隆演出『ディクテ』。『だるまさんがころんだ』韓国版に出る俳優が来日出演しており、木村典子さんも通訳で現場に入っている。……公演というよりアカデミズムという糖衣に守られたワークショップ。贅沢なことをしているのだなあ。ぐったり疲れて帰京。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

伊丹リーディング終了

2008-09-21 | Weblog
千秋楽は増設客席も埋まり、いい感じで終了。出演者十二名のうち五名が劇作家、照明の大塚さんも作・演出家。美佐子さん以外、仕事では初めてご一緒する方ばかりだったが、私がふだん考えていることをすんなり受け止めてくれた。出演者どうしも充実した出会いの場だったようだ。ツッチー(土田英生君=写真)ともいろいろ話せて楽しかった。アイホールの劇場としてのこれまでの蓄積を感じる。劇場稽古場での打ち上げも快い雰囲気。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

伊丹で

2008-09-20 | Weblog
三年前事故があった場所でこのイギリスの鉄道事故を扱った劇をやるというのは、なかなかにシビアなことだ。公共劇場であるアイホールの製作でこの劇をやれることは意義深いし、本番をやってみてあらためてスタッフ・キャストのハートと心意気を感じる。東京初演以来ふたたび渡辺美佐子さんの魅力溢れる演技に立ち会えることも幸せ。あとワンステージ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

リーディング場当たり、ゲネプロ

2008-09-19 | Weblog
『パーマネント・ウェイ』は手強い戯曲だ。イギリス以外で上演することが想定されていないから、固有名詞や社会事情はほとんど説明されない。それでも観客が理解できるよう戯曲の枠組みいっぱいのところでいろいろ工夫する。初演時は金属の鉄道レールが、今回は白いテープを貼っただけ。舞台を両側から挟む客席が、象徴的で不思議な空間になっている。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

リーディングの稽古

2008-09-18 | Weblog
実は私はリーディングというものがよくわからない。ともあれ稽古。出演者は豪華。東京初演出演の渡辺美佐子さん以外は、蟷螂襲(PM/飛ぶ教室)、土田英生・水沼健(MONO)、樋口美友喜(劇団Ugly duckling)、平岡秀幸、森本研典(太陽族)、亀岡寿行(桃園会)、重定礼子・鈴木こう(南河内万歳一座)、ごまのはえ(ニットキャップシアター)、条あけみ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

パーマネント・ウェイ

2008-09-17 | Weblog
デビッド・ヘアが、イギリスの鉄道民営化に伴う経費削減などを原因とした鉄道事故とその波紋を描いた戯曲。関西劇団の主軸俳優達が集まり、強力なメンバーによるリーディング公演。本日稽古入り。予想通りキャスティングだけでかなり時間がかかる。三年前、東京での上演直前に伊丹・尼崎間の鉄道事故が起きた。今回はその伊丹での上演となる。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

鉄道の旅・鉄道の劇

2008-09-16 | Weblog
六時間の<演劇大学>講座を終え、特急スーパーはくとで関西まで三時間強。満席で通路もびっしり。夜八時過ぎから、伊丹アイホールで明日から稽古が始まる『パーマネント・ウェイ』リーディング公演(19、20日)打ち合わせ。鉄道事故についての劇。既に舞台にレール模様の白テープが貼られている。まだ残席があるので、関西方面の方、是非おいで下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加