Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「楽屋FES UMEGAOKA たべものマップ 2016/4/27→5/10 」

2016-04-30 | Weblog
燐光群アトリエの会 『楽屋』フェスティバルを開催するにあたって、「梅ヶ丘BOX周辺 散策マップ」のようなものをつくることにした。

宗像祥子が主任となり、「楽屋FES UMEGAOKA たべものマップ 2016/4/27→5/10 」をとして、形になった。
ご入場のお客様に渡しています。事前に情報を知っておけば良かったというお客様もいらっしゃるので、ここで公開します。

地図は添付の通り。裏面のスポット紹介は、以下の通り。
……………………

『楽屋』フェスティバルは、二時間おきの開演。
終演後から次の開場までの時間は、30分余り。
ご来場のお客様には、そのあいだの時間に、また、ご観劇の後に、梅ヶ丘の街の魅力を満喫していただければと思います。
梅ヶ丘MAPに、営業時間・定休日を記しています。
以下に、燐光群劇団員からの街のお薦めスポットについてのコメントを記させていただきます。どうぞゆったりとお過ごしください。

◎ 羽根木公園
世田谷のオアシスです。2月は梅まつりで有名。(区民)

◎梅丘図書館 
閲覧できる雑誌も豊富です。(読書家)


※ さくっと寄れるカフェ・軽食・おみやげ ※

★FUZZ カフェ
くまのぬいぐるみが目印のリーズナブルなバー。昼間から26時までやっているので、深夜にご飯も食べたいわ、飲みたいわ、というときはここ!最近ランチもはじめていて、「子連れ歓迎」だそうで。(kondo)
三品好きなものを選んだセットで500円! 丼物もおいしい。時にはギターも弾いてくれる。女子だけでも入りやすい。(maico)

★ カフェ・フォレスティ
駅ナカカフェと侮るなかれ。ロイヤルミルクティーがお薦め。とりあえず時間を過ごすならここ! 喫煙室あり。(maico)

★ モスバーガー
ネット環境もあり、平日は仕事をしているひと多し。(kondo)
二階もあります。なぜか落ち着きます。(Burger)

★ギリア GALIA カフェ
去年3月頃にみっけ! ワインバー。かなりくつろげます。(内緒)
昔は三階建ての中華料理店でした。表に鉄騎兵の像がありました。今はバー。時の流れ。(凱旋門)

★ パスピエ 喫茶店
燐光群関係のフォーマルな打ち合わせによく使われる、シックで落ち着く喫茶店。コーヒーを頼むときはストロングタイプにしています。(座長)

★ なかます 酒店
店内で生ビールを提供してくれます。立ち飲みできます。ワインも!(maico)
都内のセレブ的な方もわざわざここに買いに立ち寄るというワイン通の店。(ソムリエ)

★小野田屋豆腐店 
とってもおいしい「町のおとうふやさん」! 一番のおすすめは“おからドーナツ”。やさしい甘みでしっとりおいしい! 人気ですぐなくなってしまうのでお早めにいくのがよいですよ!(ムナカタ)

★パン・ド・ラサ パン屋
オリーブが練り込まれた小さいバケットパンが赤ワインにぴったり!
羽根木公園ピクニックにも ♡ ♡ ♡ (Yoko)

★アルバジョン 洋菓子
アルパジョンの濃厚なイチゴのケーキは頑張った私へのご褒美!(yayo)
人気の洋菓子店。差し入れに買うこともあれば、シュークリームを自分のおやつ用に買うことも。(kondo)
1000円ちょっとのホールケーキ、「その月のケーキ」がお薦め。5月は何かな?(maico)。


※ お腹が空いたら! ※

★パラベッシュ アジア食堂
梅ヶ丘BOXのビルの真向かいなのもあり、燐光群メンバーがよく集っている店。もやし炒め、ガパオがお勧め。(kondo)
パラペッシュのガバオが私の定番。(次郎長)
最初はカウンターだけだったが、がんばって、流行って、大きな店構えに変わった、サクセスストーリーの店。アジアンテイストを満喫できます。優しいお姉さんとトムヤムクンラーメンが好き。(maico)

★ UNO イタリアン
おすすめメニュはトリッパ! 蜂の巣の辛めの料理。ピザも安くておいしいです。(さや)
梅ヶ丘BOX近く。マルゲリータ500円。ハレの日はピザをテイクアウト!(Pizzaman)

★美登里寿司
安くておいしい、行列のたえない店。居酒屋より安くすむかも。
「シーフードサラダ」絶品。TAKE OUTでは、「鮭といくらのごはん」がおすすめ。(K)
平日ランチタイムの「大漁にぎり」は、同業者がシーズンごとに確認に来る人気の定番。夜は焼酎のボトルを入れて気の合う仲間とちびちび飲むのが居酒屋よりリーズナブル。(Joe)

★ かんの 天麩羅
地元に根付いた天ぷら屋。ちょっと贅沢なランチタイムの天丼。一度は天ぷらバーガーも販売していたチャレンジャーのご主人のワザを眺めている至福。(天好き)

★ TANAKA 洋食
ジビエ料理もありのこだわりの洋食屋さんだがランチタイムにはオムライスも出します。(タマゴ好き)

★勝や ラーメン
ランチタイムや土日には列ができている、「大勝軒」ののれんわけ(?)の人気店。ふつうに頼むと2玉分のボリュームで出てくるので注意。料金変わらずですが、半分(1玉)にするとトッピング追加できます。(kondo)
煮干しダシの香りが店外にまで渦巻く永福町「大勝軒」の暖簾分け店。ワンタン麺があるのがこの店のオリジナル。で、「楽屋フェスティバル」の皆さまに裏メニュー「半々」をお教えします。「中華麺とワンタン」の「半々」と言えば、通常の2玉分の麺が1玉、後はワンタンが一人前ぶんあって、値段は中華麺一人前と同じで、リーズナブル。麺は柔らかめなので、「かために」と言うと、普通のかたさになります。「薬味多め」で頼めばあなたも梅ヶ丘通!(maico)

★ ボノボ ラーメン
ここぞ!というときの、頑張るときの「担々麺」。(胡麻パワーで元気でます) それ以外のラーメンは食べたことがなく……。ランチタイムには小ライスサービスあり。(kondo)

★ せい家 ラーメン
ワンコインのラーメン。各種割引サービスあり。さくっと、つるっと。(小池さん)

★ 富士レストラン(スリーエフよりさらに南、地図の下方) 食堂
「レストラン」というよりは「食堂」的な庶民派のお店。ご近所のおじさん達がよく集っています。「A定食」は、てんぷら、お刺身のメイン2種で、満足できる定食。なぜ「A定食」かは謎・・。ちなみに某ミュージシャンが、ここのチキンカツ定食を食べていたのをテレビでみたことがあります。(kondo)
レバニラ。さんま。うまい。(Boss)

★リトルインディア カレー
辛さが選べるカレーと、大きなナン、サラダ、ドリンクがついたランチ750円~。ナンでお腹いっぱいになります。(kondo)


※ お酒を飲むなら ※

★とらまる 居酒屋
すてきなとらまるにいさんがいるお店。馬刺がまじうまいっス!! ビール、馬刺、ビール、馬刺、そして、また、ビールっ!! 観劇後のビール! サイコーですよん!(maico)

★ 居酒屋かどい
ちゃんとした食事がしたいときのランチはここ。ちっちゃい冷奴と、もやしのナムル、もちろんメインのおかずも美味しいです。一人客に相席させない、こじんまりとした落ち着くお店。ただし、混み合っているときは長居しないよう、次のひとに席をあけてあげてください。(kondo)

★鶏ジロー 居酒屋
鍋がおすすめ、〆はラーメン!(エンジェル)

★ ガドガド バー
ガドガドのギネスで乾杯は最高!(次郎長)
朝まで飲みたい方はこちらへ!(噂の男)

★ へちもんや 居酒屋
シビウ演劇祭のディレクターさんを連れて行きました。ちょっと高めです。(kumatora)

★甑(こしき) 日本料理
濃いです。すごいです。(kumatora)
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〈『楽屋』マラソン〉、スタート。

2016-04-29 | Weblog
燐光群アトリエの会 『楽屋』フェスティバル、ついに開幕。
私は最初の七演目を観て、間に挟まれたシンポジウムにも出た。

初日は〈燐光群アトリエの会〉2演目と、大笹吉雄さんとのシンポジウム「清水邦夫氏を語る」。
初日の緊張を感じているよりもこの怒濤の日々の幕開けに、皆がぞわぞわとした感触を持っていることがわかる。
「本当に、こんな作家は他にいませんよ」と言う大笹吉雄さんの清水邦夫という劇作家への愛情も強く感じた。あらためて、もっともっといろんな人に清水戯曲を読んでほしいと思った。

二日目は、
正午から、四つある〈燐光群アトリエの会〉チームの、三つ目め。
2時から、〈OUT老〉さん。名前の通り高齢者さんのカンパニー、年輪を感じさせる味わい。ユーモアが生きる。超満員。
4時から、〈ハイトブの会〉さん。戯曲の読み取り方では他の追随を許さない細やかさ。女優Aと女優Bの時間を細やかに辿り、女優Cと女優Dを現実の演劇の世界を生きる者たちとしてくっきり魅力的に描くことで立ち上がってくる、演劇への愛の深さ。実に鮮やかだ。
6時から、〈トゥルースシェル〉さん。若手らしい(そうでもないか?!)仲間意識の強さから醸し出される空気から入って、女優Dの舞台に賭ける情熱に収斂させていく。演出に、自分たち独自のストーリーがある。
8時から、〈火のように水のように〉さん。清水邦夫さんの木冬社に在籍していた人たち中心ゆえの、シンプルな中の、情熱と、美。時間経過と共に空気が澄んでくる、演者の表情が解かれてくる。必ずしも戯曲に書いていない部分での清水邦夫テイストが、半端なく、濃い。

ぶっ通しに近い感じで、一日五本を観るのである。やる方もたいへんだが、観る方も根性がいる。だが、それだけの充実感がある。
同じ演目を18組(正確には、21組)やるということの、不思議さ、豪華さ。5月10日まで毎日である。全61ステージというのは、とんでもないことだ。
一種のワークショップでもある。勉強になる。教えてもらう勉強ではなく、観比べることによって、この『楽屋』という作品がいったいどういうものであるのか、そして、「演劇とは何か」、「演技とは何か」、「戯曲をたちあげていくとは、どういうことか」。おのずと、感じ、考えることができる。見えてくることが、ほんとうに、いっぱいある。
それぞれの団体がなぜその「あり方」を選び取ったかという芯の部分に、出会うことができる瞬間を逃してはならない。
戯曲の解釈、演技スタイルの違い、演出の方針。それぞれの違いと、その違いの理由が、理解が増すにつれ、観れば観るほど、浮き彫りになってくるのだ。
観ているだけでもそうなのだから、自分でもこの戯曲を演じている人たちなら、なおさらだろう。
なんともエキサイティングで、感慨深い。
「清水さん、こんなことやっちゃってますよ!」と、心の中で思った。

全作品を見られる通し券=1万円は、お得である。
まだまだ今からならほぼ全作品を見られます。


http://rinkogun.com/index.html

…………

燐光群アトリエの会
『楽屋』フェスティバル
楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~
木冬社上演台本より
作○清水邦夫
2016年4月27日(水)~5月10日(火) 梅ヶ丘BOX
18団体による『楽屋』の競演!

清水邦夫作『楽屋 ~流れ去るものはやがてなつかしき~』
1977年に初演されて以来、日本で最も多く上演されてきたこの名作を、愛し寿ぐフェスティバルを開催します!
木冬社出身の南谷朝子さんの協力のもと、18団体が入れ替わり立ち替わり、次々と登場。
音響・照明・セット、ほぼ共通のステージング。
今回この企画に賛同し、数多くの魅力的な顔ぶれが集まりました。
14日間、計61ステージ。2時間おきの連続上演。
こんな演劇祭は、史上初です!
まさに百花繚乱。花咲き乱れるあまたの『楽屋』をお楽しみ下さい。

南谷朝子演出による「燐光群アトリエの会」での上演(写真)は、配役が四バージョンになったようだ。タイムテーブルが発表された。詳しくはホームページを御覧ください。
………………………………………
全バージョンを通して、女優A:樋尾麻衣子 女優B:松岡洋子 は変わりません。
女優Cと女優Dは、次の通りです。
[1] 女優C:中山マリ    女優D:宗像祥子
[2] 女優C:川中健次郎   女優D:宗像祥子
[3] 女優C:中山マリ    女優D:根兵さやか
[4] 女優C:中山マリ    女優D:桐畑理佳
4月30日(土)20:00 [4]
5月2日(月)14:00 [1]
5月3日(火・祝)18:00 [2]
5月4日(水・祝)20:00 [4]
5月5日(木・祝)20:00 [2]
5月6日(金)16:00 [3]
5月7日(土)14:00 [2]/20:00 ※
5月8日(日)20:00 [2]
5月10日(火)20:00 ※
※5/7(土)20時の回と、5/10(火)20時の回はおってお知らせ致します
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『バートルビーズ』英訳が米雑誌に掲載

2016-04-28 | Weblog
拙作戯曲『バートルビーズ』は全篇英訳されており、部分抜粋が既に別な雑誌に掲載されているが、あらためて、長いプロローグ「T病院事務局長の証言」が〈リヴァイアサン〉誌に掲載。
T病院とは、福島県広野町の高野病院がモデル。
海外に知られるべき、日本の現在である。

興味のある方は東京新聞の書籍「福島原発22キロ  高野病院 奮戦記 がんばってるね!  じむちょー」(東京新聞編集委員 井上能行 著)を御覧ください。
http://www.tokyo-np.co.jp/tbook/shoseki/tko2014030102.html
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『楽屋』フェスティバル 本日初日 18時~シンポジウム「清水邦夫氏を語る」 大笹吉雄氏登壇

2016-04-27 | Weblog
『楽屋』フェスティバル いよいよ本日初日。
18時からはシンポジウム「清水邦夫氏を語る」。大笹吉雄氏をお招きしてお送りします。

本日4月27日(水)

16時~ 燐光群アトリエの会[1]  女優A:樋尾麻衣子 女優B:松岡洋子 女優C:中山マリ 女優D:宗像祥子
20時~ 燐光群アトリエの会 [2]  女優A:樋尾麻衣子 女優B:松岡洋子 女優C:川中健次郎 女優D:宗像祥子

18時~ ☆シンポジウム 「清水邦夫氏を語る」 大笹吉雄(演劇評論家)・坂手洋二(燐光群主宰)

大笹吉雄さん著「同時代演劇と劇作家」は、私の上京直後に発刊された。この本により私は、清水邦夫さんはじめ多くの演劇人のこと、新劇からアングラに繋がる日本現代演劇の歴史を知った。結果として自分自身がその潮流に身を投じることになるわけだが、数十年ぶりに読み返して、この書を読んだ記憶が、自分の中に大きな根っこをつくってくれていたのだということを、改めて感じた。清水さんの話をするのは初めてだが、初心に還って襟を正す思いであると同時に、とても楽しみである。

http://rinkogun.com/index.html

…………

燐光群アトリエの会
『楽屋』フェスティバル
楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~
木冬社上演台本より
作○清水邦夫
2016年4月27日(水)~5月10日(火) 梅ヶ丘BOX
18団体による『楽屋』の競演!

清水邦夫作『楽屋 ~流れ去るものはやがてなつかしき~』
1977年に初演されて以来、日本で最も多く上演されてきたこの名作を、愛し寿ぐフェスティバルを開催します!
木冬社出身の南谷朝子さんの協力のもと、18団体が入れ替わり立ち替わり、次々と登場。
音響・照明・セット、ほぼ共通のステージング。
今回この企画に賛同し、数多くの魅力的な顔ぶれが集まりました。
14日間、計61ステージ。2時間おきの連続上演。
こんな演劇祭は、史上初です!
まさに百花繚乱。花咲き乱れるあまたの『楽屋』をお楽しみ下さい。
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日本劇作家協会 “戯曲セミナー” 2016年度受講生募集 まもなく締切

2016-04-27 | Weblog
日本劇作家協会 “戯曲セミナー”2016年度受講生募集 
申込み受付はまもなく締切となります!
まだ若干名の受付が可能です。この講座を知らなかった方、迷われていた方、忘れていた方、ぜひ、どうぞ。

詳細は、以下の通りです。


…………


日本劇作家協会 “戯曲セミナー”2016年度受講生募集 

日本を代表する劇作家たちが、あなたに直接、教えます
 
戯曲を書くということは、小説を書くということとも、
 詩を書くということとも、少しばかり違います。
 その扉を開いてみることで、あなたの劇作家としての眠れる資質が
 花開くかもしれません。
 このセミナーは、現在第一線で仕事をしている劇作家が、
 講師として勢揃いしております。
 そして数多くの新しい劇作家を世に送り出しつつあります。
 扉を叩き、開いて、更なる新しい劇作家を目指してください。 
                                ─── 別役 実


戯曲の書き方を学ぶ、演劇の楽しみかたを学ぶ 日本でただ一つのセミナーです

横内謙介(教育部長)
 プロ志望の方から、劇作のみならず演劇全般に興味を持つ初心者の方まで、広く対象にした総合的な講座です。
 劇作家協会会員の現役作家がそれぞれの持つ方法を伝授する他に、演出家、俳優、評論家による各種演劇学の教養講座や、「座・高円寺」との提携による稽古場や劇場を使っての実践講座も行います。今、我が国の演劇界の最前線で芝居を創っている現場の人たちが、劇場で直に教える。それが本講座の最大の魅力です。
 また受講生には講師を指名して自作の講評を受ける権利が与えられます。ここで実力を認められると、大きなチャンスが広がります。さらに、特に優秀と認められる受講生は研修課への進級が許されます。
 初めての劇作体験から、プロデビューまで。
 16年目の戯曲セミナーは、新しい才能をこの劇場「座・高円寺」で育み、世界に送り出すため、多彩な講議を用意して皆さんのチャレンジをお待ちしています。
(*劇作家協会は杉並区とパートナーシップ協定を結んでいます)


 [参考:2015年度の講師 /全30回+公開講座2日]

 *講師の顔ぶれは年度によって変わります。ご了解のうえお申込みください
  横内謙介 鈴木 聡 青井陽治 青木 豪 長田育恵 鐘下辰男
  ケラリーノ・サンドロヴィッチ 鴻上尚史 故林広志 坂手洋二
  篠原久美子 竹内銃一郎 佃 典彦 土田英生 永井 愛 長塚圭史
  中津留章仁 中屋敷法仁 楢原 拓 西山水木 長谷基弘 平田オリザ
  マキノノゾミ 松本 修 丸尾 聡 渡辺えり

[主催] 一般社団法人 日本劇作家協会 [提携] NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺 [後援] 杉並区


2015年度の講義紹介 (全30回)

 <第1回> 横内謙介
  オリエンテーション。“書く”うえで大事なことを、近松や黙阿弥を引きながら。
 <第2回> 土田英生
  他者に見せるために必要な客観性とは? 台詞の役割を知るエクササイズも。
 <第3・6・8回> 長谷基弘
  戯曲の要素とは? プロットとは? エクササイズを通して学ぶ劇作の基本。
 <第4回> マキノノゾミ/ファシリテイター:楢原 拓
  宮本研『美しきものの伝説』を読み解く! 課題戯曲を読んでディスカッション。
 <第5回> 坂手洋二
  映画と演劇の違いは? どこまでが戯曲なのか? 劇言語の多様性と可能性。
 <第7回> 鈴木 聡
  着想からプロット、演出まで。上演したばかりの最新自作を語り尽くす。
 <第9回> 故林広志
  オリジナルテキストと映像資料で学ぶコント。課題コントの添削もあり。
 <第10回> 青木 豪
  小劇場と大劇場の違いは? 迷いながら見出してきた自身の執筆方法を語る。
 <公開講座2015> 長塚圭史、青井陽治、他
  1)変幻自在の劇場空間を知る、「劇場を体感するワークショップ」。
  2)ゲストを迎え、2.5次元ミュージカルについて語ったミュージカル講座。
   参考:2015年度の公開講座
 <第11回>  篠原久美子
  テーマ、状況、起承転結。徹底分析によりわかることは? また分析の方法は?
 <第12回>  丸尾 聡
  俳優により立体化される台詞。話し言葉を書くために、空間と身体の感覚を養う。
 <第13・16・19・21・23回> 平田オリザ
  実習スタイルの連続講義。2015年度は平田オリザによる、短編創作のグループワークを実施。
 <第14回> 佃 典彦
  不条理な戯曲の「いつ」「どこ」「だれ」をどう突き詰める? 質疑応答の時間もたっぷりと。
 <第15回> 中屋敷法仁
  タイトル、登場人物、台詞。その破壊力と愛と美学を、強度をもって実現するには?
 <第17回> ケラリーノ・サンドロヴィッチ
  どうやって劇作家となりなぜ続けているのか。近作を例に自身の書き方を惜しみなく。
 <第18回> 永井 愛
  価値観の異なる人間たちを書くために。世界を見る視点の置き方と作家性。
 <第20回> 鴻上尚史
  ドラマを生む。ドラマを動かす。登場人物の目的と障害や葛藤を行動で表現するには。
 <第22回> 長田育恵
  たったひとりで劇団を旗揚げ。戯曲セミナーで書いた作品を上演につなげるまで。



 概要
   期間
     2016年5月下旬より2017年3月上旬まで
     (8月、及び12月中旬から1月中旬にかけてはお休みです)
   会場
     座・高円寺 (JR中央線 高円寺駅 北口より徒歩5分)  
   募集人数
     50名
   日程
     水曜/19時から21時
      全30コマ+公開講座2日
      講義日程表 (PDFが開きます)
     

 応募条件
   応募資格・試験等
    特になし
   募集期間 *受付中!
     2月22日(月) 受付開始。定員に達し次第、締め切ります。
   入学金、授業料
    計200,000円(入学金20,000円+年間授業料180,000円)
    (消費税込、振込手数料別)
    ■ 杉並区民割引
      年間授業料が170,000円になります。(入学金と合わせ計190,000円)
      対象:杉並区内に在住の方/杉並区内に在学・在勤の方
      それがわかる書類のコピーを劇作家協会事務局までお送りください。


 申込み方法

  1)お申込み *受付中!
   ■ 申込みフォーム
    ・必要事項をご記入のうえご送信ください。
    ・自動返信メールはお送りしておりません。フォーム送信後はこちらからの連絡を待たず、
     入学金等のお振込み手続きをお願い致します。入金確認後にご連絡申し上げます。
   ■ フォームがご利用になれない場合は、郵便・ファックス・メールで、
    「戯曲セミナー受講希望」とご明記のうえ、下記をご記載のうえお送りください。
    ・記載事項:お名前、ふりがな、郵便番号、ご住所、電話番号、ファックス番号、
     メールアドレス、ご年齢、このセミナーを知った媒体名。
    ・杉並区在住/在勤の方はその旨をお書き添えください。
    ・宛先:日本劇作家協会事務局
      〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-29-14-501
      FAX:03-5364-9205  MAIL: office@jpwa.jp

  2)お振込み
入学金¥20,000+年間授業料¥180,000を下記口座にお振込みください。
ご入金を確認ののち、受領証をお送りします。
・先に入学金¥20,000のみのお振込みでも承ります。
・年間授業料¥180,000を別納なさる場合は、遅くとも5月10日(火)までにお振り込みください。
・合計金額¥200,000をまとめてお振込みくださってももちろん結構です。

■ 振込先
  三菱東京UFJ銀行 高円寺支店
  (普)0043289  一般社団法人 日本劇作家協会
 ・必ず、お申込み時と同じお名前でお振込ください。

■ 注意事項
 ・入学金 = 納入後の申込者都合の返金はいたしかねますことをご了承ください。
  ご入金の時点ですでに定員に達していた場合のみ、ご連絡の後、返金いたします。
 ・年間授業料 = 開講後の返金はお受けしかねることをご了承ください。

* この募集案内は「戯曲セミナー」についてのものです。研修課につきましてはまた改めてご案内します。


  お問合せ
   日本劇作家協会事務局
   TEL:  03-5373-6923
   MAIL:  office@jpwa.jp 
   **お問合せにあたっては、 office@jpwa.jpと sec-02@jpwa.jpからの
    メールを受信できるよう、必ずご設定ください
    Facebookページでも、セミナーの様子を紹介しています


http://www.jpwa.org/main/activity/seminar
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2020年東京オリンピック・エンブレム再度選定結果の正しさを讃えよう

2016-04-26 | Weblog
4月25日、再度の選定で、最終候補4作品に絞られていた2020年東京五輪エンブレムが、決定した。
選ばれたのは野老朝雄(ところあさお)氏がデザインしたA案「組市松紋(くみいちまつもん)」だという。
「歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。」という。
まあ、それは、公式な言い方で、一種の方便であろう。
だって、このデザインに「市松模様らしさ」は、ない。ただの屁理屈である。

では、何か。
じつは、今回の2020年東京オリンピックのエンブレム再決定は、まったく正しい自己認識に基づいている。

たいへん勇気のあるデザインだ。
まず、他の三候補との違いは、カラーか、モノクロであるか、である。
カラーの場合は紺色のようになっているが、当然モノクロ印刷に耐えられるための単色デザインの採用でもあるので、単色の場合はどうなるか想像していただきたい。
白地と黒地である。
白地と黒地。
はい。
白地と黒地といえば、お葬式である。

放射能に覆われた地域で開催することになるかもしれないオリンピックであることを正直に伝えるべく、葬式幕をもとにした帯のデザインで、真ん中や、やや上部の空白エリアを堂々と葬式幕で覆い、葬り去られるしかない死に至る汚染の事実を隠さない。
いやいや、これは、そして立憲主義を自ら失効させ、暗黒時代に入ろうとしているかもしれないこの国の暗雲を示しているのか。
もはやオリンピックらしさは何もない。
葬式幕をデザイン化したパターンに囲まれた部分は、空白。
何もない。
無。
日の丸の赤丸など想起さえさせることはない。
無関心と無責任の世相の喩でもある。
ただただ、この国に、オリンピックどころか、未来はないことを示している。

こんなに正直でいいのだろうか。
ここまで、ただの虚無をデザインした五輪シンボルマークはなかったのではないだろうか。

この統一感のなさ、まとまりが感じられないレイアウトは、鋭い批評性を含んでいる。
下のカラーの五輪マークとの馴染みも悪い。とってつけただけだ。
日本の孤立を正直に反映させている。

メッセージは何か。

諸君、これが日本のオリンピックだ。
やめるならもう手遅れだがまだ間に合うかも知れないぞ。
ほんとうに誰か早く止めてくれ、なかったことにしてくれ、という悲痛な叫びが感じられる。
どのみち葬り去られる運命なのだ。
で、早く中止を発表したい。その真意を察していただきたい。

日本の未来に責任ある人々は、苦渋の末に、このようなデザインを選んだと思われる。
この正直さを讃えよう。

オリンピックのための国立競技場の新デザインで一度は選ばれたザハさんが急逝されたが、彼女への慰霊の意味もあるのかもしれない。

それにしても、オリンピックに無駄金を使うより、被災者への支援に使うのが、筋だ。
積載量の少ないオスプレイを救援物資運びより米軍駐留正当化のデモンストレーションのために無理矢理飛ばすより、その購入費で被災地を復興させるのが、筋だ。

この国を動かす人たちは、筋が通らなくても平気なのだろう。どのみち葬り去ってしまうつもりなのだから。

※ 野老氏にはなんの恨みもございません。ご容赦ください。
※ この記事は、当ブログのバックナンバーの2015年7月24日付け「2020年東京オリンピック・エンブレムの正直さを讃えよう」の続編である よほどお暇な方は、参照していただきたい
http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/4095e50203f1676f150347a3e28d8e23
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“ Frieden schaffen ohne Waffen ”

2016-04-25 | Weblog
「Frieden schaffen ohne Waffen」
ドイツ語。
意味は、「平和は武器をなくすことによって実現する」。
おそらく、ドイツの平和団体から贈られたのであろう、ペナント。
沖縄・高江の米軍北部演習場オスプレイパッド建設に反対する、N1テント前のフェンスに貼ってあるものだ。
武器を折っている、絵である。
一瞬、角度とか右左がおかしいとか感じてしまう人もいる絵だが、おそらく武器を折って頭上に掲げているのだろう。
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月桃に花咲く

2016-04-24 | Weblog
先週は沖縄にいた。月桃やハイビスカスの、まさに開花期ぴったりに遭遇した。
この月桃は東村。高江の合宿所。
実がなっているのは界隈の各所でずいぶん見たが、二日目の朝に、咲いた。
生きものの、うつくしさ。

前の週には高校の時の親友の一人が亡くなった。言葉が出てこない。
昨日は、熊本でお世話になった方が亡くなった。三日前に震災見舞の電話を仕事場にしたが、もうやめていたのだった。自宅にかけなおせばよかった。
合掌。
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「英訳戯曲集」再開、第一巻刊行

2016-04-14 | Weblog
前年度から、劇作家協会が文化庁の助成を得て、出版事業として「英訳戯曲集」を刊行することになりました。
以前に“HALF A CENTURY OF JAPANESE THEATER”として十年にわたって刊行していた英訳出版事業が復活した形です。

再開第一巻の英訳掲載戯曲は、以下の三本です。

永井愛「歌わせたい男たち」(ボイド眞理子・訳)
坂手洋二「8分間」(オガワアヤ・訳)
前川知大「太陽」(ジェームズ八重樫・訳)

………

以下、劇作家協会会長(当時)として私の記した巻頭文です。翻訳されることが前提なので、かために書いています。



日本劇作家協会が手掛ける英訳戯曲全集は、毎年刊行されていたが、その「第一期」は、10冊を送り出したところで、2008年に完結した。
このたび、私たちは、かねてからの計画通り、英訳集の刊行事業を、再開することになった。
英語による翻訳は、英語圏での流通のみならず、英語を母語としない異言語の社会どうしを繋ぐ役割も多く果たしている。
メディアの国境を越えた広がりや、インターネットの発達により、世界はより狭くなったとされている。
しかし、「島国根性」という言葉があるように、閉鎖的で自己完結しがちな日本社会は、世界の大きな変化に対応しきれているだろうか。
日本国内では、人文学的な教育を軽視する政策の横行、アカデミズムのあからさまな衰退もあり、「翻訳」という事業も、大型・商業的なもの以外は、少しずつ減りつつあるようにも見受けられる。
このたびの英訳集刊行再開は、日本現代演劇と劇作家にとって、たんに作品が紹介されることの意義のみではなく、現代日本演劇が世界に開かれていく生命線とも呼ぶべき太い動脈が息を吹き返す、重要な出来事である。
内外の演劇関係者が、この事業の意味を認め、戯曲集の存在を、おおいに活用してくださることが、私たちの願いである。

………


第1巻の編集委員は、土田英生、平田オリザ、前川知大、ボイド眞理子、小川彩(オガワアヤ)、私、でした。
上演される機会が想定できること、「震災後」の日本について示されていること、などが重要ではないかと、討議されました。

この「英訳戯曲集」の有効な海外贈呈先について、ご推薦・ご紹介の対象がありましたら、坂手ないし劇作家協会(office@jpwa.jp)に伝えていただければと思います。

今年度も事業は継続します。

………

“HALF A CENTURY OF JAPANESE THEATER”のバックナンバーについては、以下を御覧ください。
http://www.jpwa.org/main/books/english
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森達也 × 佐村河内守『FAKE』、ラスト12分間の「必然」

2016-04-13 | Weblog
『FAKE』は、2014年にゴーストライター騒動で日本中の関心を集めた佐村河内守を対象にした、森達也監督のドキュメンタリー。
聴覚障害を持ちながら多くの作品を手がけ、「現代のベートーベン」と称されていた作曲家であったという、「主人公」。
音楽家の新垣隆が、18年間にわたって佐村河内作品のゴーストライターを務めていたことや、佐村河内の耳が聞こえていることを暴露。佐村河内自身は作品が自身だけの作曲でないことを認め騒動について謝罪しつつ、新垣に対しては名誉毀損で訴える可能性があるとしていたが、その後は沈黙を守り続けてきた、というのが、皆が知る経緯だ。
ゴーストライター騒動で話題になった佐村河内守本人の自宅で、森達也らが数回にわたってカメラを回す。取材を申しこむメディア関係者のじつに「日本的」な空気、当然の疑問を口にする外国人ジャーナリストたち。こうするしかないのだろう、親。どこまで確信犯なのかなかなか掴ませない、妻。それぞれの居ずまいを見せる、家族たち。無理解と差別に直面している、聴覚障害に関わる人々。
そして森達也と佐村河内守の対峙そのものが、この撮影の中心になっていく。

佐村河内本人が「嘘」をついているのか、そうではないのかという興味で引っ張りながら、虚構化・矮小化されていく今まさに進行中の「現在」の姿を取り込もうとする映画だ。
もちろん、原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』を思い出す向きもあるだろうが、あの映画の奥崎謙三は、いっさい「嘘」はついていなかった。
『ゆきゆきて、神軍』との違いが、「今」なのだと思う。

配給会社の「東風」さんは、『標的の村』の仕事で存在感を示したが、その後もどんどん注目の作品を集めて、元気だ。(私が次の日曜日に新宿でトークゲストに出る『バット・オンリー・ラヴ』も東風配給だ)
『FAKE』は、当たると思う。
「東風」さんに「ラスト12分間」については箝口令を敷かれているので、素直に協力する。
ただ、「衝撃のラスト」というのとは、微妙に違うと思う。高橋源一郎さんが言うように、「ある種の必然」であるのも確かだ。これからご覧になる方には、お楽しみに、と言うしかない。ただ、取材者が取材対象に踏み込んで関わると、こういうことは、起きるのだ。私にも体験がある。


監督 森達也
プロデューサー 橋本佳子
撮影 森達也 山崎裕
編集 鈴尾啓太
2016年 日本 109分

http://www.fakemovie.jp
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映画『バット・オンリー・ラヴ』アフタートークに出ます

2016-04-08 | Weblog
佐野和宏監督・脚本・主演の映画『バット・オンリー・ラヴ』、アフタートークに出ます。 四月十七日(日)19:00の回終了後 新宿K,sCINEMA
佐野監督(写真)は咽頭がん手術で声を失い、ふだんからボードに字を書き込んで会話するやり方が定着しています。その姿がなかなか渋くキマっているわけです。
寺脇研プロデューサー、そして飯島洋一さんが、かなりの応援をして出来上がった映画ということです。
映画の感想はトークで話すまでとっておきたいのですが、佐野監督の驚くべき純粋さを、ぜひぜひ目撃していただければ、ということは、言っておきましょう。
いや、調子に乗って続けてしまえば、この映画、なんと、私が現在上演中のイプセン『野鴨』と、ある部分、ほんとにちょっとだけど、プロットが共通しています。いやはや。

…………………………………………

『バット・オンリー・ラヴ』上映情報は以下の通り

http://www.but-only-love.com/theater/

…………………………………………

イプセン『野鴨』をもとにした私の劇、江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場『野鴨中毒』は、五月にベトナムツアー、六月にヨーロッパツアーです。
http://www.youkiza.jp/sp/vietnam/info.html

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仙台で旗揚げのシニア劇団、『利き水』等を上演。

2016-04-08 | Weblog
仙台で井伏銀太郎さんが関わっている「大人の為の演劇講座 赤秋倶楽部」、旗揚げ。シニア劇団のようです。
なんと旗揚げ公演に私の短編戯曲を取り上げたいというので、快諾しました。その情報をお知らせします。
上演会場であるスタジオの電源工事がようやく終わって、満を持しての公演ということです。

作品について解説すると、2011年、東日本大震災の後、フランス・パリ郊外マルヌ県で毎年行われている「水のフェスティバル」から私に戯曲執筆の委嘱があり、『利き水』『入り海のクジラ』の2本を書き下ろした。
『利き水』は、吉祥寺のアイリッシュパブ・サリバンズ(写真)のマスターとの会話がきっかけで創られた戯曲。マスターはいわき出身。
2012年5月ワールド・プレミア。フェスティバルじたいの表題が「無秩序な小さな水のコメディー」だった。もちろんフランス人スタッフキャストによる上演で、私は見ていない。幸い好評で、この二本はどうやらその後も毎年上演されているようである。
今回の上演は、その二本に、2001年、国際合作「ランドマイン・プロジェクト」シンガポール会議で、ジョン・ローメルの発案で私がエピローグとして書き下ろした短編詩劇『じらいくじら』を、足している。
『じらいくじら』は、音楽劇として上演される計画も進行している。
『入り海のクジラ』『じらいくじら』をもとに2013年、私が瀬戸内海・犬島で創った海の野外劇が『内海のクジラ』。太田恵資さんが生演奏、南谷朝子が主題歌を歌って出演もしている。


仙台公演詳細は以下の通り。
………            

大人の為の演劇講座 赤秋倶楽部旗揚げ公演
無秩序な小さな水のコメディー 
『入り海のクジラ』 『利き水』 『じらいくじら』

作・坂手洋二(燐光群) 演出・西澤由美子 監修・井伏銀太郎 
出演 美砂恵 エリオ 春木 舞 宮部 了

日時 4月23日(土)15時 18時30分 
      24日(日)14時 17時30分
(※開場 20分前)

会 場クォータースタジオ
■会場の住所/〒980
980-0022 宮城県仙台市青葉区五橋2-9-10
アラキビルB1F

電話 090-7522-1414

○チケット 一般2,000円 
学生/シニア(50歳以上)1,500円 
当日 300円増し

●詳細・ネット予約 Gin’s Bar ホームページ 
http://www.ginsbar.com/

お問い合わせ.ご予約 090-7522-1414(19時以降)

主催/アクターズ仙台 制作/Gin’s Bar+アクターズ仙台
助成/公益財団法人 仙台市市民文化事業団  協力/坂手洋二  
赤秋倶楽部 アクターズ仙台が主催する大人の為の演劇講座
現在40代から60代のメンバーが参加 
本格的な現代演劇を学ぶシニアの為の演劇企画です
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『シリア・モナムール』、「個人映画」から「映画」へ

2016-04-06 | Weblog
『シリア・モナムール』( 英題:SILVERED WATER, Syria self-portrait)
監督・脚本 オサーマ・モハンメド、ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン
カンヌ国際映画祭2014“スペシャル・スクリーニング部門”でワールド・プレミア上映。ロンドン映画祭最優秀ドキュメンタリー賞。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015で〈優秀賞〉を受賞。

「映画はシリアの人々が自国で起きている惨状を携帯やハンディーで撮影しYouTubeにアップしたものを監督が丹念に収集し繋ぎ合わせている。シリアの人々が「見た」、膨大な数のファウンドフッテージが持つシリアの貴重な記憶。記録の集合体は詩的情緒に彩られた男女の対話と共に、映画を見る者にシリアの現実を突きつける。」と解説にあるとおり、1001のネット映像を編集することからスタートしている。小熊英二の『首相官邸の前で』も同様の手法で、新たなインタビューを足していた。ニュース映像の編集が主な『タイムズ・オブ・ハーヴェイ・ミルク』も同様だから、ドキュメンタリー映画の王道ではある。
ただこの映画の特異なところは、パリ在住のオサーマ・モハンメド監督が始めた編集による創作行為に、途中から、シリア現地にいるシマヴ・ベデルカーンという女性が新たに撮り始めた映像が加わり、二人の共同作品となっているところだろう。
シマヴ・ベデルカーンは、シリア・ホムス市出身のクルド人女性。シリア国内で身の安全を確保するために別名で活動をしていたが、近年シリアとトルコの国境付近の難民キャンプに移動、子どもたちのための学校を開いている。

この、小さいけれど針の穴に糸を通すようなもどかしい作業をするこの創作に共鳴し、日本で配給しているのが、既存の会社ではなく、ほとんど個人といっていい男女二人(テレザとサニー)であるということも、注目に値する。「届けたい」と思うその気持ちが、この映画を公開させようとしているのである。
感想はいろいろあるが、ともかく体験してほしい。そういう映画である。

戦乱の地で見つかったレコードを手回しの蓄音機にかける件りだけでも、この映画を観て良かったと思った。そこで流れるのが「愛の賛歌」であるという、皮肉。
傷ついた人々、子供たち、動物たち。それを撮影するのは、前半は主に1001の無名のカメラマンたちである。映像というものが、大きく変わったのだ。こうして切り取られた戦争というものを、日本にいる私たちはただ見つめるしかない。ただ、少なくとも「戦争を起こさないため」の武力を「安全平和」と呼ぶ蒙昧を激しく拒絶する気持ちだけは、激しく湧いてくるだろうと思うのだが。

六月、イメージフォーラム他で公開。
http://www.syria-movie.com
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燐光群 新人募集! 締切迫る! 

2016-04-03 | Weblog
燐光群 新人募集! 締切迫る! 

1月・清水弥生新作『Summer House After Wedding』、3月・25年ぶりの再演『カムアウト』、ひき続き主催者として〈『楽屋』フェスティバル〉を4月27日~5月10日、梅ヶ丘BOXで開催。慌ただしい日々が続いていて、告知があまりできていなかったのですが、告知に気づいていない問い合わせが来たりしましたので、応募締切の4月11日が迫っていることもあり、あらためて「新人募集」情報を再掲します。


燐光群 新人募集!  

燐光群では、共に演劇を創造していく劇団員を募集します。
意欲と情熱のある方の参加を期待しています。

<対象>俳優・演出助手・制作スタッフ等

<応募資格>燐光群・坂手洋二作品を観ていること

<応募方法>
○書類選考 履歴書と作文をA4サイズで作成し、
以下にご郵送下さい。
履歴書=要写真貼付。氏名・ 住所・電話番号・
メールアドレス(PC/携帯共) 身長・体重・年齢(生年月日)
を明記のこと。
観たことのある、あるいは読んだことのある、
燐光群または坂手洋二の作品を挙げて下さい。
作文=「燐光群の作品を観た感想」「自分について」各800字以内
○応募締切 2016年4月11日(月)必着
○実技試験・面接 書類審査通過の方のみご連絡いたします
○送付先 〒154-0022 世田谷区梅丘1-24-14 フリート梅丘202 
燐光群 新人募集係

電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。
rinkogun@alles.or.jp または FAX 03-3426-6594
でお受けいたします。

詳細は以下で御覧ください

http://rinkogun.com/Shinjin.html
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燐光群アトリエの会 主催〈『楽屋』フェスティバル〉開催のお知らせ

2016-04-03 | Weblog
燐光群アトリエの会〈『楽屋』フェスティバル〉開催の情報が公開されている。
『楽屋 ~流れ去るものはやがてなつかしき~』は、劇作家・清水邦夫氏が主宰する木冬社で、アトリエ公演のために書き下ろされた作品である。
1977年に発表・初演されて以来、多くの団体・劇場により、さまざまな形で上演されてきた。日本で最も多く上演された戯曲とも言われている。

「登場人物が女ばかり。しかもぜんぶ女優の役。そしてみんながヒロイン」。作者・清水邦夫氏が「あとがき」にそう記したように、俳優にとってこれほど挑戦しがいのある作品はないといえるかもしれない。

〈『楽屋』フェスティバル〉は、この作品を、音響・照明・セットについては、ほぼ共通のステージングで、18の団体・総勢75名の俳優たちにより競演するものだ。
14日間、計61ステージ、1日最大5団体。上演時間1時間10分の作品を、2時間おきに連続上演。毎日ほぼ、12時、14時、16時、18時、20時の、5ステージ。(受付開始は開演の四十分前。開場は開演の十五分前)
このような演劇祭は、史上初ではないかと思う。
4月27日~5月10日、ゴールデンウィークの時期に梅ヶ丘BOXにて開催。

…………

発端は、2010年スズナリの楽屋。当時燐光群に客演していた「木冬社」出身の南谷朝子さんが、楽屋で重なり合うように化粧していた劇団の女優たちを見て呟いたという。「このメンバーで『楽屋』をやったら面白いのに」。
〈フェスティバル〉の提案をしたのは私だが、劇団女子たちが積極的に動いた。【燐光群アトリエの会】からは六人が出演、三バージョンくらいの上演になるはずだ。

【演劇企画 火のように水のように】は、木冬社出身のオリジナル版を体験した皆さん中心のチームで、とても楽しみである。
【ハイトブの会】は、ニューヨーク・オフ・オフ・ブロードウェイの二人で演じるミュージカルで受賞、逆輸入公演が話題を集めている石丸さち子さんの演出。
【さんらん】は元東京演劇アンサンブルの尾崎太郎君が演出する。
【perky pat presents】は、名古屋からの参入! 【道頓堀セレブ】は文字通り大阪から。
【ママーズ】【womb45】は文字通り、母親になっていったん休業していた女優陣も混じった布陣で、身軽に参加できるこのフェスティバルの機能が功を奏した形だ。
他に、【OUT 老】【トゥルースシェル・プロデュース】【アートひかり】【La traviata company】【ピクニックの恋人】【朱夏】【おででこ】【演劇プロデュースとろんぷ・るいゆ】【獣神】【ヒノカサの虜】が参加。細かく紹介しきれないので申し訳ないのだが、とにかく壮観。
参加団体等の詳細はチラシから御覧ください → http://rinkogun.com/gakuyafes..html

【お問合せ】燐光群アトリエの会『楽屋』フェスティバル実行委員会
umegaokawws@gmail.com TEL:080-3408-6594 FAX:03-3426-6594
http://rinkogun.com

…………

【清水邦夫さんプロフィール】
1936年 新潟県生まれ。
早稲田大学在学中に執筆した処女戯曲『署名人』で早稲田演劇賞とテアトロ戯曲賞を受賞。卒業と同時に岩波映画へ入社。1965年、フリーとなり本格的に劇作家の道を歩む。特に1960年代後半、演出家・蜷川幸雄氏とのコンビによるアートシアター新宿公演は新世代の圧倒的な支持を得る。
1972年 蜷川幸雄氏、石橋蓮司氏、蟹江敬三氏らと劇団「櫻社」を結成。1974年 「櫻社」解散。
1976年 妻である女優松本典子らと演劇企画グループ〈木冬社〉を結成。
1977年6月戯曲『楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―』を「新劇」8月号に発表。1977年7月木冬社第二回公演として渋谷ジァン・ジァンにて上演。
その後も、木冬社を中心に新作を発表するだけでなく、俳優座、民藝、文学座などに書下ろしを提供。また、戯曲のほかにも小説、エッセイなどもてがける。

 【清水邦夫作品上演許可 お問合せ】mokutousha.shimizukunio@gmail.com

…………


以下、追加情報。

なんといってもお薦め!  全作品観劇可能の「通し券」が10,000 円!
通し券は、基本的に各団体一回限りのご鑑賞とさせて頂きます。(「燐光群アトリエの会」については、 キャスティングの異なるバージョンが複数ありますので、それぞれについて一回ずつご覧頂けます。「通し券」購入後は各団体に直接ご予約下さい。 団体によっては追加料金、また予定数が限られています。)
<通し券ご予約方法>『楽屋』フェスティバル実行委員会にご連絡の上、①件名を「通し券購入」として、〈お名前 / 電話番号 / 最初にご覧になりたい団体名と日時〉をお伝え下さい。
こちらからのお返事を以てご予約とさせて頂きます。②当日、開演の 20 分前までに受付にお越し下さい。代金と引換で通し券をお渡しします。

☆シンポジウム
4月27日(水)18時 「清水邦夫氏を語る」
大笹吉雄(演劇評論家)・坂手洋二(燐光群主宰)
・本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

★ライブ 1,000円5月10日(火)20時の後、ライブあり。
出演:南谷朝子(Vo,Ag) きたぞのまゆみ(key) ながはら元(パーカッション)

…………

フェスティバル・スタッフ

総合監督○坂手洋二
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
イラスト○三田晴代
宣伝意匠○高崎勝也
舞台協力○森下紀彦
音響操作○川崎理沙 武山尚史
協力○新井理恵(木冬社) Kamo’s Factory 
制作○『楽屋』フェスティバル実行委員会+古元道広 近藤順子 鈴木菜子
Company Staff○福田陽子 鴨川てんし 猪熊恒和 大西孝洋 杉山英之
宇原智茂 田中結佳 秋定史枝 久保志乃ぶ 清水弥生 番匠郁 
鈴木陽介 長谷川千紗 西川大輔 宮島千栄 橋本浩明 秋葉ヨリエ


梅ヶ丘BOX
新宿より小田急線[区間準急][各停]で14分 梅ヶ丘駅下車  北口・南口徒歩1分 世田谷区梅丘1-24-14 フリート梅丘B1F

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