Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『くじらの墓標』オリジナル宣伝デザインは、遠井明巳さんの「書」である。

2017-01-30 | Weblog
『くじらの墓標』オリジナル宣伝デザインのメイン素材は、遠井明巳さんの「書」である。
遠井明巳さんは転形劇場の女優でもあったが、デザイン、編集の仕事もしていた。そして、得意技は、ご自身が筆をふるう「書」であった。
『くじらの墓標』は、広大で生を感じさせる「海」と、躍動する「クジラ」の双方を表現するデザインとして、遠井さんが筆を使ってオリジナルのデザインを作ってくださった。クジラの生と、波の猛々しく繊細な豊かさが、重なっている。初演はこの「書」と文字だけで構成したが、再演からは写真と組み合わせた。

じつは、一昨年、遠井さんがお亡くなりになっていた。
それでも、今回再々演にあたって、彼女の「書」のデザインを使用したくて、ご遺族のご了解をいただいて、改めて使わせていただくことになった。
今回、「書」のオリジナルは返却してしまっていたのだろうと思うが、見つからなかったので、制作部が準備段階から過去データを工夫してスキャンし、使用した。クオリティは初演時同様に保たれている。

転形劇場の『水の駅』冒頭に登場する印象的な「少女」を演じた安藤朋子さんは、私の慶應大学演劇研究会の先輩である。卒業後も演劇に関わっていたのは、彼女と私以外は、文学座の今井朋彦さんくらいであるが、今、セクシャルな課題への発言者として脚光を浴びている二村ヒトシも後輩である。一年しかいなかった劇研だが、昨年末に初めて参加した同時期世代のOB会は、何とも懐かしかった。
安藤さんをはじめとして、1980年代は転形劇場の皆さんといろいろ接点があって、その拠点T2スタジオで二回、燐光群の公演をさせていただいた。『光文六十三年の表具師幸吉』と『ビヨンド・トーキョー』である。実は旗揚げ公演も当時赤坂にあった転形劇場アトリエでやらせてほしいと申しこんだことがある。
じつは『カムアウト』初演の演出を、当時転形劇場の看板俳優でもあった大杉漣さんに担当してもらうことも相談していた。映像の仕事とのスケジュール調整で果たせなかった。まあ、そのすぐ後あっという間に、大杉さんは北野武監督との出会いが決定打となり、映像の世界でプレイクしてしまうのだが。

遠井さんは、転形劇場の方では、いちばん親しくしていただいていた一人で、かなり話をしたし、いろいろな人を紹介したりもした。笹塚のマンションのむやみにバルコニーの広い作業場兼住居を劇団員たちと訪問したこともある。こだわりと美学をしっかりと持っていた人だった。
私は彼女の「書」がとても好きだったが、いつもいつもその筆捌きのテイストが劇のイメージと合うわけではないので、次の機会も何度かあったが、そう多くはなかった。思い返すと残念である。

今回、改めて、遠井さんのデザインと共に劇の準備に入っていると、「あの時代」が甦る思いがする。
私たちの世代の手応えを、もう一度取り戻し、磨き、先に伝えたいとも思う。もちろん私たちのまさに「いま」を体現するものとしても。
遠井さん、どうか見守ってださい。

今回の宣伝デザインは前々回のブログ(http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/8a8c949f7da6dd714fbffcaa71f2f374)を御覧ください。
コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

広場劇場ブラックテント宣言文

2017-01-30 | Weblog
ソウルに「ブラックテント」が誕生した。
1月7日、ソウル光化門広場に建設された天幕劇場である。間口8メートル、奥行18メートル、高さ5.5メートルの鉄骨構造物で、全体が濃い緑色の天幕で覆われているという。日本からの侵略「元寇」を食い止めた国民的英雄・李舜臣の銅像の後ろに位置しているが、これは、たまたまだ、と関係者は言う。
朴槿恵政権が大統領府主導で作成した文化芸術界の「ブラックリスト」に象徴される表現の自由抑圧に対抗し、文化芸術界が作った臨時公共劇場にして、広場劇場。朴槿恵政権が退陣するまで運営すると決められている。
テント側面には「奪われた公共劇場をもう一度取り戻そう」という横断幕が張られている。
客席数は百十席しかなく、設置場所は道路の真ん中だから目立ちはするが、騒音がうるさくてやりにくいらしい。そもそもこの降雪の時期に、わざわざ寒い野外に作られたのである。
広場劇場運営委員会は「韓国の公共劇場がほとんど横を向いてきたセウォル号の犠牲者、日本軍慰安婦を含めた各種国家犯罪の被害者や解雇労働者を含め資本の迫害を受けてきた人々の声に耳を傾ける」と強調している。
今のところ、日帝時代の“慰安婦”を描く劇団くじらの『赤い詩』、セウォル号に関わる『彼と彼女の洋服ダンス』、キム・ジェヨプ作・演出の劇団ドリームプレイ『検閲言語の政治学:二つの国民』等が上演されている。

さて、座高円寺で開催されていた、日韓演劇交流センターによる2年に一度の「韓国現代戯曲ドラマリーディング」は、無事終了した。
最終日のシンポジウム『危機に立つ演劇~表現の自由をめぐって』(司会:西堂行人 パネラー:キム・ソヨン 河野孝 鈴木アツト ユン・ミヒョン)に出席した批評家キム・ソヨンも、当然この「ブラックテント」について詳しく触れた。

そもそもの始まりは、2014年暮、ソウル演劇祭が公共劇場審査で落とされたことだという。公共劇場の「公共性」とは何か、演劇人が話しあい、問題を共有し合うネットワークを作った。韓国演劇界の検閲のことを世間に知らせる契機と考え、討論会〈Xフォーラム〉を開催。さらに若い演劇人たちの自発的な動きがあった。2015年にはさらに演劇人たちが声明を出す等のアクションを行い、「検閲フェスティバル」と称される「権利挑戦 検閲却下」の名前で、6月から11月にかけてリレー上演が行われていった。

「ブラックテント」じたいは、黒いわけではない。ブラックリスト、表現の自由を脅かされたことに対して、反発したのだ。抑圧されたことへの同情を求めるのではなく、表現の自由を奪われることへの自然な反発、国民に対しての権利が奪われたことを、訴えているのだという。

あたかも「表現の自由を抑圧された韓国演劇人を支援しよう」という形で、一昨年から語られている日本国内の論調がある。そこでは、日本には、韓国ほど露骨でひどい検閲や「ブラックリスト」は存在しないと考えられている。
しかし、本当にそうか。
私の作った燐光群『私たちの戦争』という劇が愛知県文化芸術財団によって、「イラク戦争への自衛隊派兵について違憲か否かは裁判で係争中の事案」という理由で公演寸前に「共催取り下げ」措置を受けた事件は、ほんの11年前であるが、こうした抑圧はなくなってはいないはずだ。あるいは表現する側が「自粛」しているのか。あの夜、名古屋で百人余りの演劇関係者が集まって共に抗議してくれた。あの時の手応えと仲間たちの存在は、現在のソウル「ブラックテント」周辺の空気と、重なるものだったはずだ。

表現の自由こそ、憲法が保証する国民の最大の権利である。
高市早苗総務大臣による一年前の、放送局に対する表現規制の暴言に対し、私たちは反発したが、その背後に、表現の自由をないがしろにするあまりにもひどい「自民党による憲法改定案」があることも、指摘しておかなければならなかった。
表現に対して何らかの「規制」が行われて、そこで初めて「表現の自由が失われた」となるのではなく、そもそも表現の自由への抑圧に繋がる根源の考え方に対して批判しなければならない。

そして、「言論・ことばそのものに対する信頼」が失わされている状況もまた、表現の危機なのである。
選挙によって選ばれた者たちが、国民に示したはずの「公約」を踏みにじって恥じない現在の状況は、言論そして民主主義に対する人々の信頼を奪ってしまっている。
ここではあえて詳述しないが、目に見えた「抑圧」ではなく、「詐術」として横行する、政治家たち、首長たちの、国民・市民に対する裏切りは、全国各地で横行している。
目に見えた抑圧だけでなく、言葉そのものへの信頼が失われていることに、表現者は敏感でなければならない。

もちろん、屈さない人たちはいる。ソウルの「ブラックテント」は、テントという形からも想起されるように、高江、辺野古、経産省前での、表現としての「テント」の活動とも相通じるものがあることは、この日のシンポジウムでも指摘されていた。

他国のこととしてではなく、もっとひどい状態になっているこの国の住民として、韓国の人たちが掲げた指標から学びたい。

ここに、彼らの根本の考え方を示す、「広場劇場ブラックテント宣言文」がある。読み進めるほどに、私たちは深く励まされるはずだ。
以下に掲載する。


      ※      ※      ※      ※      ※


広場劇場ブラックテント宣言文

ここは臨時公共劇場です。
今、ここ光化門広場はそれ自体がまさに社会的な生を映す劇場の役割を果たしています。市民たちは苦痛と怒りの真っただ中で、それを突き抜け、新しい世界への展望を口々に叫びながらここに集まってきます。まさにここ社会的な生を映す劇場の真っただ中に、我々演劇人は、仲間のアーティストたち、市民と共に「広場劇場ブラックテント」を立ち上げます。我々はこの劇場で、演劇の公共性、芸術の公共性、劇場の公共性を一から再び学びたいと思います。
現在、我々の公共劇場は公的な財源で運営されているというだけで、演劇や劇場が同時代の国家や社会、人間に対しての問いを投げかけていません。我々はどのような世界に置かれ、我々の暮らしはどこに向かっているのか、問いかけていないのです。パク・クネ政府が運営する公共劇場では、セウォル号の犠牲者や「慰安婦」など、共同体が共に分かち合わねばならない物語は消され、追放されました。
我々はこの広場に劇場を建て、消された声、追放された物語を迎え入れようと思います。抑圧される者、弱者の小さな声にも耳を傾けます。差異と違いを尊重します。この劇場では対立と葛藤さえも、より良い未来に向かって走る動力なのです。
私たちは答えを持っていません。しかし私たちはパク・クネ政権が運営する公共劇場が問いかけてこなかった劇場の公共性について、新しい世界を熱望する広場の真っただ中から限りなく問い続け、答えを出すために努力していきます。
演劇人の皆さん、そしてアーティストの仲間たち、そして市民の皆さん、広場劇場ブラックテントにともに集いましょう。

一つ、「広場劇場ブラックテント」はパク・クネ政府が運営する国・公立劇場が冷遇したセウォル号惨事、「慰安婦」など、同時代の苦痛を受ける声に耳を傾けるために光化門広場に設置された臨時公共劇場です。
一つ、「広場劇場ブラックテント」は、整理解雇(リストラ)および損害賠償仮差押さえなど、労働運動弾圧で苦しむ労働者をはじめ、セウォル号惨事の遺族、兄弟福祉院被害生存者など、各種国家犯罪の被害者たちと同時代の市民が出会う市民劇場です。
一つ、「広場劇場ブラックテント」はセウォル号惨事からパク・クネ、チェ・スンシル ゲートに至るまで、今我々の目の前にさらけ出された韓国社会の素顔を直視し反省して、新しい国家・社会・人間に対して問いを投げかける公論の場です。
一つ、「広場劇場ブラックテント」はアーティストたちが広場の市民と共に演劇の美学的課題について悩み実践する実験劇場です。


  ※写真はハンギョレ新聞社のものを使わせていただきました。http://japan.hani.co.kr/arti/politics/26231.html
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

くじらの墓標 2017 情報公開。

2017-01-28 | Weblog
『くじらの墓標 2017』、ついに情報公開。

『くじらの墓標』は1993年初演。翌年、全国ツアー。
1998年、ロンドン・ゲート・シアターのレパートリーとして、
コンプリシテのリロ・バウア、クライヴ・メンデス、伊川東吾らの出演により上演される。
1999年ニューヨークのラ・ママ実験劇場等、世界各地のプロダクションで上演、英語・ポーランド語・ロシア語等で出版される。
初演から24年を経て、世界の注目を集めた燐光群初期代表作、再登場。

http://rinkogun.com/kujira_2017.html


       ※      ※      ※      ※      ※


くじらの墓標 2017


作・演出○坂手洋二


3月18日(土)~ 31日(金)

吉祥寺シアター


中山マリ 鴨川てんし 都築香弥子
川中健次郎 猪熊恒和 HiRO 大西孝洋
樋尾麻衣子 杉山英之 武山尚史 山村秀勝
田中結佳 宗像祥子 塩尻成花

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○森下紀彦
美術○加藤ちか・じょん万次郎
演出助手○村野玲子
衣裳○小林巨和
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
オリジナル宣伝デザイン○遠井明巳
宣伝意匠○高崎勝也
協力○オフィス・ミヤモト
制作○古元道広 近藤順子 
Company Staff○桐畑理佳 秋定史枝 大浦恵実 鈴木菜子 
脇園ひろ美 松岡洋子 福田陽子 鈴木陽介 西川大輔 
宮島千栄 橋本浩明 内海常葉 秋葉ヨリエ
提携○(公財)武蔵野文化事業団
主催○有限会社グッドフェローズ


冷徹な現実と幻想が織りなす魅力的な社会劇  扇田昭彦

 劇作家・坂手洋二が率いる気鋭の劇団「燐光群」は、現代の社会問題やマイノリティーの人々を素材にした硬派の劇を送り出してきた。
彼らの新作「くじらの墓標」は、廃業に追いこまれた鯨捕りの漁民たちのその後を、重層的な手法で描いている。
 東京湾沿いの倉庫が舞台。そこに勤める青年イッカク (大西孝洋)は、捕鯨で生きてきた一族の子孫で、交通事故の後遺症をかかえている。そこに故郷の叔母(中山マリ)や、海難事故で死んだと思われていた五人の兄たち(川中健次郎、猪熊恒和ら)が現れて、意外な真実を浮かび上がらせる。
 抑え気味の演技、飾り気のないせりふの中から、捕鯨問題の現在が見えてくる。解体する家族の光景がそれに重なる。
 だが、この劇にはリアリズムを超えたさらに別の伏流があり、それがせりあがる後半、舞台は異様な悪夢のような光に照らし出される。
 見慣れた倉庫が不意に荒れた大海原に変わる、まさに演劇だからこそ可能な展開が見事だ。
 主張を抑え冷徹な現実と幻想を交錯させるこの「社会劇」は、魅力的である。
(朝日新聞 93年1月11日 抜粋)



3/18(土)はプレビュー。19:00開演 (※プレビューは他の上演回と条件が違います)
3/19(日)・3/20(月・祝)・3/25(土)・3/26(日)・3/31(金) 14:00開演
3/21(火)・3/23(木) 19:00開演
3/22(水)・3/30(木) 14:00 + 19:00開演
3/24(金)・3/27(月)・3/29(水) 19:30開演
3/28(火) 休演


受付開始○開演の40分前 開場○開演の30分前
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。

アフタートーク
 以下のゲストと坂手洋二によるアフタートークを予定しています。本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

20日(月・祝)中根公夫(プロデューサー)
21日(火)水道橋博士(芸人・浅草キッド)
23日(木)小島曠太郎(文筆家・ラマレラ捕鯨文化研究家)

【全席指定】 
一般 3,800円  ペア 7,000円  当日 4,200円
U-25(25歳以下)/大学・専門学校生2,500円 高校生以下1,500円 ※U-25/学生券は前日迄にご予約の上、当日受付にて要証明書提示。

※プレビューは、全席自由・一律2500円・人数限定・劇団予約のみ扱い。
 

【前売扱所】
◆燐光群オンラインチケット(U-25/ 学生券を除く) http://rinkogun.com 
■24時間いつでもホームページ上でご予約頂き、セブンイレブンでチケットをお受け取り頂けます。
■お支払いは現金(セブンイレブン)、またはクレジットカードとなります(手数料はお客様負担)。※会員登録(無料)が必要です。

◆ご予約・お問合せ
■燐光群/(有)グッドフェローズ 03-3426-6294■ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp
■①<お名前/電話番号/希望日時/チケットの種類と枚数>をお伝え下さい。こちらからのお返事を以てご予約とさせて頂きます。
■② 当日、開演の15分前までに受付にお越し下さい。代金と引換でチケットをお渡しします。
■■開演の10分前までにご精算頂けない場合は、あらかじめご用意したお席にご案内できない場合がございます。
■■※キャンセル・日時変更はできません。 

◆ (公財)武蔵野文化事業団
■0422-54-2011 https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/
■一般前売3,800円のみ扱い。2月17日(金)発売開始。

文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業) 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.8 始まりました

2017-01-27 | Weblog
日韓演劇交流センター による、2年に一度の「韓国現代戯曲ドラマリーディング」。
今年からは、座高円寺で。
もう始まっています。

今夜は、さいきん小田島雄志賞を受賞したばかりの洪明花訳による、『アメリカの怒れる父』(作=チャン・ウジェ/演出=大谷賢治郎/監修=石川樹里)が上演される。韓国ゲストも全員到着した。
私は副会長なのに最近は韓国にも行っておらず、今回も余り手伝えていない。そのぶん当日対応で埋め合わせをしようと思う。
まだ当日券があります。
日韓交流の場としては、ほんとうに手応えがありますので、関心のある方は、ぜひおいでください。

アジア間交流に視座を置こうと佐藤信芸術監督と話してきた身としては、「アジア劇作家会議」依頼の座高円寺での国際リーディング開催は、嬉しい。今後に繋げたい。

開催詳細は以下の通り。



韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.8
開催のお知らせ

2017年1月26日(木)~29日(日)
座・高円寺1(冬の劇場26 [演劇] [リーディング])

狂った劇 

作=チェ・チオン/訳=上野紀子/演出=谷藤太/監修=石川樹里

出演:
酒井康行(舞夢プロ)/松田かほり/広田豹/本家徳久(世AmI)
徳永創士(テアトル・エコー)/金村瞳(イッツフォーリーズ)
松田光輝(スタジオ言霊)/村岡哲至(ビクターミュージックアーツ)
かんのひとみ(劇団道学先生)

演出助手 たくりゅう/本田宏望(劇団朋友)

1月26日(木)19:00
1月28日(土)19:00

アフタートーク:
1月26日(木) 谷藤太(聞き手=上野紀子)
1月28日(土) チェ・チオン(聞き手=谷藤太)



若い軟膏 ―ア・ラブ・ストーリー

作=ユン・ミヒョン/訳=藤本春美/演出=関根信一/監修=浮島わたる

出演:
佐藤達(劇団桃唄309) /吉晶すずらん/小豆畑雅一(劇団青年座)
佐野美幸(劇団青年座)/秦由香里/猪俣三四郎(ナイロン100℃)
日沖和嘉子/渡辺聖(劇団朋友)/山田麻子 /落合咲野香

演出助手 船場未生(劇団朋友)/渡辺冬子

1月27日(金)14:00
1月29日(日)14:00

アフタートーク:
1月27日(金) 関根信一(聞き手=未定)
1月29日(日) ユン・ミヨン(聞き手=関根信一)



アメリカの怒れる父

作=チャン・ウジェ/訳=洪明花/演出=大谷賢治郎/監修=石川樹里

出演:
堀光太郎/頼田昂治 /竹林佑介(キャットパワー)
難波 なう/星野真央(ALBA)/小飯塚貴世江/栗原茂(流山児★事務所)
小林あや /齋藤千裕(劇団銅鑼

演出助手 おのさなえ(スキップコーポレーション)/桑原睦(東京演劇アンサンブル)

1月27日(金)19:00
1月28日(土)14:00

アフタートーク:
1月27日(金) チャン・ウジェ(聞き手=大谷賢治郎)
1月28日(土) 大谷賢治郎(聞き手=未定)



シンポジウム

『危機に立つ演劇~表現の自由をめぐって』

司会:西堂行人 
パネラー:キム・ソヨン 河野孝 鈴木アツト ユン・ミヒョン 

■上演日程

1月 26木 27金 28土 29日
14:00 軟膏 アメリカ父 軟膏
19:00 狂った劇 アメリカ父 狂った劇 17:30
シンポジウム
■料金

入場料 1,500円(シンポジウム含)  
シンポジウムのみ500円(公演の半券で無料)
通し券4,000円(センター事務局のみ)

■問合せ・申込・チケット

〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
TEL:03-3920-5232  FAX:03-3920-4433
MAIL akira@tee.co.jp

座・高円寺 チケットボックス TEL03-3223-7300

■スタッフ

照明 篠木一吉(創光房)
音響 大場神(音映)
舞台監督 浅井純彦(東京演劇アンサンブル)
宣伝美術 早田二郎
制作 高橋俊也 太田昭

主催:文化庁、日韓演劇交流センター
制作:日韓演劇交流センター

文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

後援=杉並区
提携=NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

http://www.tckj.org
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

東京は寒い

2017-01-27 | Weblog
選挙の応援で滞在した宮古島から帰ってきて三日間。やはり東京は寒い。風邪気味である。風が強くてそれなりの寒さを体感した宮古島であったが、朝夜の東京の外気の冷たさは暴力的である。なんて言っていたら東北や北海道には住めないのだろうな。
昨日は藤井ごうさんの千田是也賞授賞式と御祝い会。御祝い会は発起人三人の一人だが、青年劇場福島さんもインフルエンザで欠席、外波山さんに司会等お願いする。百人規模の大きな会だった。受賞は、ほんとによかった。
二兎社の『ザ・空気』を観る。永井愛さんの絶望がひしひしと伝わってくる。笑いと物語的技巧に背を向ける覚悟の深さ。観客の困惑がそのまま現在のリアルということだろう。タイから日本に来ているリアリズム派のショーゴが喜んでいたので、永井さんの新たなリアリズム追求の作品ともいえるのかもしれない。
NODA MAP の『「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~』を観る。東京芸術劇場に来てからの野田さんの芝居では一番いいのではないだろうか。物語はそれなりにわかりにくいが、やはり駄洒落で引っ張る分量が多い方がかえって「野田らしさ」が出るということか。昨年の唐十郎作『ビニールの城』でも芝居を引っ張っていた宮沢りえだが、さすがに進行形で伴走している野田秀樹が本人に宛てて書くといきいきする場所がふんだんにあるということだろう。
原稿も書かねばならないが、今日も一日、家にはいられない。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

「訂正云々(うんぬん)」は「訂正でんでん」と読む。 流行語・新語大賞有力候補。辞書にも載るはずだ。

2017-01-26 | Weblog
「訂正云々(うんぬん)」は、「訂正でんでん」と読む。
「うんぬん」ではなく、「でんでん」。
「云々」と書いて、「でんでん」。
これからはそう決まった。
流行語大賞の候補になるのは間違いないし、新語大賞の方かもしれない。

辞書にも載るはずだ。

でんでん―【云云】

①人偏がついた「伝伝」と空目して、安倍首相が読み間違えたことが世間に知られ、一般にも使われるようになった。相手の物言いや内容を、自分は深く考えず、官僚から伝えられた言葉でかたづけていいと、悪意と侮蔑を持って判断したとき、使われる言葉と考えられている。
備考 : 言葉を発したときの迷いのなさから見て、安倍首相は「うんぬん」という言葉を知らず、「でんでん」という言葉があることを疑わなかったともされているため、安倍首相自身の中ではそれは「でんでん」なのである。よって流行語大賞受賞の暁は、首相本人以外の者が受け取ることはできない。

 ②引用文や語句のあとをぼかしたり省略するときに用いる語「云々(うんぬん)」(用例:『東風吹かば―』の和歌)。それを安倍首相が国会答弁で「でんでん」と読み違えたことから、引用文や語句を使って答弁したときに、「他人から伝わって聞いたこと」として責任逃れができる言い方として、より悪意を強めるときに使われる。

③あれこれ議論したり批評したりするときに用いる語「云々(うんぬん)」(用例:「結果を―するのはよそう」)。 それを安倍首相が国会答弁で「でんでん」と読み違えたことから、あれこれ議論したり批評したりするとき、どうせお互い「他人から伝わって聞いたこと」を言い合っても仕方ないだろう、として相手の攻撃をかわす言い方として、より悪意を強めて使われる。

④ 詳細をぼかしたり,伏せたりするときに用いる語、「云々(うんぬん)」(用例:「その後―の事があって別れた」)。それを安倍首相が国会答弁で「でんでん」と読み違えたことから、詳細をぼかしたり,伏せたりするときさえ、自分が認識したのではない、「他人から伝わって聞いたこと」として、自分は内容がわかっていないが責任逃れができる言い方として、より無責任に使われるようになった。

⑤ 「云々(うんぬん)」には、もともと(「…と云々」の形で)上に述べたことが引用や伝聞であることを示す意味がある。…という話だ。…と言う。これだけは完全に「伝伝」でも意味が通っている。聞いた人は何のことかわからないけどね。でもそれも今のうちで、「うんぬん」とは言わなくなり、「でんでん」だけが生きのこるのかもしれない。

以上、天上の井上ひさしさんにもお伝えしておく。

さて、「訂正でんでん」の発端は、以下の通りである。

24日の参院代表質問で、安倍晋三首相が施政方針演説で「ただ批判に明け暮れたり、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても何も生まれない」と述べたことに対し、民進党の蓮舫代表が「まるで我々がずっと批判に明け暮れているとの言い方は訂正してください」と問いただした。
その質問に対し、安倍首相は、「民進党の皆さんだとは一言も言っていないわけで、自らに思い当たる節がなければ、ただ聞いていただければ良いんだろうと思うわけで、訂正でんでんというご指摘はまったく当たりません」と答えたという。

答弁書にある「訂正云々(うんぬん)」を「訂正でんでん」と誤読したのだろうと考えられている。

官邸幹部は「『云々』と『伝々』はよく似ている」として誤読だったことを認めたという。

もちろん、国会答弁において「うんぬん」という表現を使うということじたいが質問者を小馬鹿にしていることになる、という意見も多い。

それにしても、この総理大臣は、野党に対する反論答弁の細かい言い回し案まで官僚だか部下だかに書かせているのだ。
野党揶揄が答弁書に用意されていたということは、馬鹿にするどころか、そもそも相手の言うことをちゃんと聞いていないということだ。

そして、「訂正でんでん」事件は、舌禍としては、以下の、もっと拙い失言を隠すカムフラージュのためにあえて披露されたものである可能性がある。

安倍晋三首相は2月にワシントンで開催を見込む日米首脳会談で、トランプ米大統領が掲げる「米国第一主義」に関し「理解し、尊重する」と伝える意向を固めた。複数の政府筋が24日明らかにした。トランプ氏の政治理念を率直に評価することで信頼を醸成し「新時代にふさわしい日米同盟の強化」(政府筋)を目指す。同時に、自由貿易の重要性についても訴え、理解を得たい考えだ。
首相訪米に向けて政府は24日、対応方針の策定に着手。「同盟はアジア太平洋地域の安定と、米国の国益に資する」との認識を首脳間で共有する方向で検討する。

他の国を「第一」にする主義を「理解し、尊重する」、そして「米国の国益に資する」というのは、自らの国が相手の属国であることの宣言以外の何物でもない。
そうした言葉も「米国第一主義でんでん」「米国の国益に資するでんでん」と言えば、だってアメリカさんや官僚がそう言っているんだもの、ということで回避されると思っているのだろうでんでん。
とりあえずご本人の責任ではないということであり、口にするかどうか以前に、ご本人が、発言は全て人任せか人のせいにできる「でんでん首相」なのである。
コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

燐光群 新人 & スタッフ 募集中

2017-01-24 | Weblog
今年もそういう季節になりました。
燐光群、次年度 新人 & スタッフ 募集中、です。
「劇団」というものがなくても芝居に参加できる、という時代になっているようです。けれど、「劇」のため、主体的に「人が繋がる場」は、重要です。私たちはそう思っています。

       ※     ※     ※     ※     ※

新人募集!
燐光群では、共に演劇を創造していく劇団員を募集しています。意欲と情熱のある方の参加をお待ちしています。

<対象> 俳優・スタッフ助手等
<応募資格> 燐光群・坂手洋二作品を観ていること
<応募方法>
○第一次審査(書類選考)履歴書と作文をA4サイズで作成し、以下にご郵送下さい。
 履歴書=要写真貼付。氏名・ 住所・電話番号・メールアドレス(PC/携帯共)・身長・体重・年齢(生年月日)を明記のこと。
 作文=「燐光群の作品を観た感想」「自分について」各800字以内
 観たことのある、あるいは読んだことのある、燐光群または坂手洋二の作品を挙げて下さい。
○応募締切 2017年2月24日(金)必着
○第二次審査(面接・実技試験 書類審査通過者のみ)2月28日(火)午前。※試験日枠拡大の可能性あり
○送付先 〒154-0022 世田谷区梅丘1-24-14 フリート梅丘202 燐光群 新人募集係
◎電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。rinkogun@alles.or.jp または FAX 03-3426-6594 でお受けいたします。

スタッフ募集!
制作インターン、制作助手、チラシの折込や公演時に受付まわりをお手伝い頂ける方を随時募集しています(交通費補助あり)。
まずはrinkogun@alles.or.jp または FAX 03-3426-6594にご連絡下さい。



http://rinkogun.com/recruit.html
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

シビウ国際演劇祭2017 ボランティアスタッフ募集 本日締切

2017-01-23 | Weblog
拡散依頼が来たのでお知らせします。
シビウ国際演劇祭2017 ボランティアスタッフ募集が、今日、1月23日(月)、締め切りになるそうです。
「多くの方に知っていただけたら」
「興味ある方がいらっしゃいましたら、応募もまだ間に合いますので、ぜひ!」
ということなので、お知らせします。

「シビウ国際演劇祭」今年の開催は、六月。
私は昨年の結城座+ベトナム青年劇場『野鴨中毒』、一昨年の燐光群『屋根裏』と、二年連続で招かれ、上演しています。(写真は『野鴨中毒』準備中の風景)
ボランティアスタッフの皆さんの協力には感謝しています。

日本という国の枠を越えて活動したいと思う人が、国際フェスティバルを体験できる、希有な機会です。
詳しい説明は以下に転載します。

     ※      ※      ※      ※

ヨーロッパ三大演劇祭の一つに数えられ、毎年世界70ヶ国から約350の団体が参加し、10日間にわたり演劇・ダンス・ストリートパフォーマンス等、クオリティーの高いパフォーマンスが街全体で繰り広げられます。また、日本からも毎年、劇団やアーティストが招聘され、2007年シビウ市が欧州文化首都に選定されたことを契機に、毎年多くの日本人ボランティアスタッフがこの演劇祭・日本の参加団体へのサポートを行ってきました。
本プログラムは、現地ボランティアスタッフの一員として参加し、ともにこの演劇祭を作り上げるとともに、その体験を通して、舞台芸術をはじめ芸術・文化の現代社会に果たす役割、ボランティアが社会や文化・芸術に果たす役割などについて考える機会となり、様々な分野でその経験が生かされていくことを期待するものです。
日本、そして世界各国から演劇・アートに関心のある人々がシビウに集う本プログラムに参加し、一緒に演劇祭を作り上げてみませんか。たくさんのご応募お待ちしております!

■招聘者(主催者):第24回シビウ国際演劇祭(ルーマニア) 
■期間:2017年6月1日~6月21日 (演劇祭は6月9日~6月18日)
■主な業務内容:演劇祭参加団体のアテンド、演劇祭招待関係者のアテンド、通訳、オーディオ・ビデオ・カメラ等映像関係の業務、チケッティング・劇場案内業務、ウェブサイト・印刷物・書類等作成業務、インタビュー・記事作成関連業務、清掃・搬出入等の会場準備、チラシ配布、他雑務
■応募期間:2016年 12月 26日(月)~2017年1月23日(月)

■応募資格 / 応募方法 詳細は以下を御覧ください。



http://www.eu-japanfest.org/program/sibiuvolunteer2017
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

石嶺かおり当選

2017-01-23 | Weblog
石嶺香織、当選。
二十六人の市会議員の中で、唯一の女性議員の誕生である。
よかった。

しかし、奥平市長候補は三百余票の差で現職に敗れた。
かおりの孤独な戦いが始まることになるが、市民と支援者の強い意志で支えていくのみだ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

開票を待つ

2017-01-22 | Weblog
宮古島市議会議員補欠選挙候補・石嶺香織事務所。
午後九時から始まった開票を見守る。
事務所での開票待ちは、世田谷区長選挙に初めて保坂展人さんが出馬したとき以来。
石嶺候補は「てぃだぬふぁ 子供たちの平和な未来を作る会」のメンバーだけに、数家族ぶんの子供たちが大勢走り回っている事務所である。子供たちは自分の母親の顔がテレビ画面に登場すると必ず飽きずに指さしに行く。(子供たちのエリアは写真には載せられません)
『標的の島 風かたか』三上智恵監督とスタッフの皆さんも。
ご存じ宮城康博・カメラマンにして海人(うみんちゅ)蘆川剛思と私の、応援三馬鹿トリオは、白いダウンジャケットの石嶺かおりと共に行動していると、白雪姫と三人の髭おじさん、の態であったが、もうこっそり泡盛を取り出していて、全く、悪い大人たちである。
日本南西端の映画館・パニパニシネマの下地館長が大量のポップコーンの差し入れとともに、登場。
市長選との同日選挙だが、投票率が前回市長選より悪いらしいのが、心配の種ではある。
コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

髙野院長「お別れ会」のお知らせ

2017-01-22 | Weblog
髙野院長「お別れ会」のお知らせ(2017年2月26日、いわき)

2月26日、髙野院長の「お別れ会」が、いわき市において開かれます。
どなたでもご参加いただけます。
ぜひご参加ください。

詳細は添付写真を御覧ください。

福島生業訴訟弁護団の馬奈木厳太郎さんから拡散希望が届いているのでお知らせします。
大和田新さん、小早川義貴さん、堀潤さん、馬奈木厳太郎さん、私、が呼びかけ人となっています。

昨夜、高野病院とは全く関係ないのだが、ちょっとしたことがあって、「じむちょー」こと高野己保理事のすぐれたリーダーシップに思いを馳せていたが、それが故・高野英男院長との信頼関係があって培われたものであることが大切だと、あらためて思った。
まずは患者のことを大切にしてきた、二人。常に自分より相手のことを考えていた。彼らは、きちんと自分の仕事を全うする中で自ずと自分の考えも伝わっていくという、当たり前のことを実践してきたのだ。
福島生業訴訟にしても、求められていることは、おそらく、「勝利」や「解決」というイメージとは異なるような気がする。皆が共に生きる過程でしかないのだと思う。だからこそ、未来があり、信頼がある。
高野病院の皆さんや支える人たちのことを思うと、胸に灯が灯り、もう少しがんばってみようかと自分の力も湧いてくるような気がする。その繋がりの貴重さを、思う。


高野病院についてはNHKのETV特集の番組が昨日再々放送されたということですが、私のブログでは以下をご覧ください、

http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/604d3157fe9b5f682784eb9f9d25294d
http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/fdf6b09b6c8e58aad3d09a5f28e69950
http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/ea66ef44fbf8e716c0f6883d8e30f0a6
http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/46e12a0ae3ad91e4b2180581ccb94d2f
http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/19e3be721a1a78a1e992b7c0aa467806
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

安倍政権と沖縄反基地の決戦、ここ宮古島で。

2017-01-21 | Weblog
写真は、1月19日、宮古島マリンターミナルでの、「石嶺かおりトークライブ」 。(撮影・蘆川剛思)

奥平一夫、石嶺香織、市長・市議補選候補のお二人と、私の、トーク。
私は聞き役、だが、この機会に、訊くべきことをしっかり答えてもらう。
奥平氏から、かつてない踏み込んだ発言を引き出した、という感想が多かった。彼は基地問題について、今までで一番しっかり話したのではないかと思う。
確かに、立場をごまかせないラインに、食い込んだ。やさしくだけどね。任は果たした。
とにかくお二人とも、いい顔をしている。かつてない所に立っているという、自覚ゆえだろう。

とにかく、住民を裏切って現市長が容認に傾いている「宮古島への陸上自衛隊配備計画」を明確に拒否しているのは、このお二人。
煮えきらないところのあった翁長沖縄県知事も、宮古島で、「沖縄を絶対に基地のない島にする」と宣言したという。彼は応援に駆けつけてくれたわけだが、宮古島の熱気に当てられたのかもしれない。

今日は三上智恵監督も来る。三月東京公開の最新作『標的の島 風かたか』の続編がもう始まっているということになるのか。

朝日新聞は、

衆参6議席を翁長支持派が独占するなか、市長選で連勝できれば、主張する辺野古反対の「民意」はより強固となるとみる。

としている。

なんだい、宮古島に選挙の応援に来たつもりが、辺野古のことも背負わされるわけなのだな。

防衛大臣と官房長官(もはや名前を書く気もしない)は、「宮古島の選挙結果がどうであれ宮古島の陸自配備推進を進める」と言っているらしいが、それが本当なら、何をそんなに怖がって先回りした発言をしているのだ。基地容認の現市長の発言には、何の法的拘束力も、ない。

過去の沖縄の歴史を見れば、この選挙の結果は、確実に政府の動きを止めることができるはずだ。

ともあれ、選挙戦はあと八時間あまり。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

宮古島入り

2017-01-20 | Weblog
オクヒラ一夫市長候補と石嶺かおり市議補選候補の応援で、街頭に立っている。
時々演説もする。
「てぃだぬふぁ」メンバーに、選挙に出るように強く言ったのは私なので、こういうことになっている。
もちろん焦点は、陸上自衛隊配備反対!
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

「これが陸自受け入れ後の宮古島の姿です」

2017-01-20 | Weblog
「これが陸自受け入れ後の宮古島の姿です」
添付のポスターは、石嶺香織支援の有志の方が作ってくださった。デザイナーの方ということでとてもわかりやすい。
ぜひ熟読していただきたい。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

深津篤史作品 リーディング・ワークショップ 参加者募集しています

2017-01-19 | Weblog
〈 深津篤史演劇祭 〉参加 『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M. ( 土日除ク) 』 ワークショップの参加者を募集しています。

2月1日(月)~4日(土)午後1時~6時
締切間近です。

この戯曲の上演で、〈 深津篤史演劇祭 〉に、東京から唯一、参加する。
私が〈劇作家協会新人戯曲賞〉の2次審査でこの戯曲に出会ってから、ずいぶん時間が経っている。
機は熟した。


     ※    ※    ※    ※    ※


以下、以前に記した企画概要である。

今回、目的としてオーディションありきということではなく(その意味ももちろん含むかもしれないが)、これから上演する可能性のある作品を、リーディングを中心としたワークショップを行うことで、私自身が作品内容を探ったり、とにかく「俳優たちの空間」として試してみたいと思っている、密かに暖めていた企画がある。


とにかく4日間をかけて、若い人たちとこの劇に向き合ってゆきたい。
戯曲を読めばわかるが、本当に若者たちだけのドラマである。
これにしっくりくる年齢の出演者は、確かにわが劇団にはそう多くはない。
いろいろな人とこの戯曲を試してみたい。

ふるってご参加いただきたい。

深津よ、こんなタイミングになってしまったが、おまえとこうして「一緒に仕事ができる」ことは、俺の心からの喜びである。

いろんな思い出が駆け巡る。

スタートだ。

最終的な上演について、まだ、詳しい日程や場所は未定。

詳細は以下の通り。

http://rinkogun.com/fukatsuWS.html

     ※    ※    ※    ※    ※

〈 深津篤史演劇祭 〉参加
『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M. ( 土日除ク) 』
ワークショップ 参加者募集
2017年2月1日(月)~4日(土)午後1時~6時 会場○梅ヶ丘BOX

関西を拠点に活動し、『うちやまつり』で第42回岸田國士戯曲賞受賞、『動員挿話』等で読売演劇大賞優秀演出家賞受賞するなど高い評価を得ながら、2014年に46歳で亡くなった深津篤史。

2016年7月、深津作品を収録した3巻から成るアンソロジーが出版され、9月から関西を中心に「深津演劇祭」が始まりました。2018年3月まで、10を越える団体により、深津戯曲が上演されます。燐光群は坂手洋二演出『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土日除ク)』によって、この演劇祭に東京から唯一参加します。

深津氏が若き日に書き下ろし、わずかな機会しか上演されずに「エロスとタナトスに満ちた隠れた名作」と言われている『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土日除ク)』。本作は、不確かに見える私たちの行く末を暗示しているかのようです。「個」を指向しながらも互いに求め合おうとする人々を、透徹した眼差しで描き出し、現代社会の孤独と性の多様性について、時代と国を超えた普遍的なテーマとして、改めて問いかけます。

深津氏は1997年、燐光群のアトリエである梅ヶ丘BOXにて、中国のノーベル文学賞作家・高行健の『逃亡』を演出(世界初演)。これが氏の東京での初めての作品であり、その後も、同会場で燐光群による「ウィークエンドワークショップ」の講師を務めるなど、深津氏と坂手洋二、桃園会と燐光群は長く密接な関係を保ってきました。
その出会いから二十年、2017年度の上演に向けて、ワークショップを行います。リーディングを中心に、オーディションを兼ねた内容になります。

工業地域に近いビルの一室に、ベッドが置かれている。
登場するのは10名の男女。彼/彼女たちに名前はあるが、仮のものかもしれない。
同性同士・異性同士の身体の関係をにおわせている。
他愛もなく会話し、触れあい、無邪気に楽しんでいるが、
思うように生活が続けられず、町から抜けだそうとしている者もいる。
ゆらめくエロティシズムと生のはかなさ。ぬくもりを求める夜の営みが、朝の息吹に迎えられる。
もっとも闇が深い夜明け前、彼らは夢と現実とが交錯し、生の質感と自らの存在を確認する。


< 応 募 要 項 >
     募集人数○二十名以内(書類選考いたします)
     参加費用○5,000円(会場費・テキスト代込み)
     応募書類○履歴書と作文をA4サイズで作成し、以下にご郵送下さい。
     ・履歴書:要顔写真貼付。氏名・ 住所・電話番号・メールアドレス(PC/携帯共)
      身長・体重・年齢(生年月日)を明記。
     ・作文:志望動機の文章(1000字程度)
     ・ 郵送先:〒154-0022 世田谷区梅丘1-24-14 フリート梅丘202 燐光群・深津WS係
     ・ 締切:2017年1月23日(月)必着 
     ・ 書類選考にて参加の可否を通知いたしますが、二次試験を行う可能性があります。
     電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。rinkogun@alles.or.jpでお受けいたします。


     ※    ※    ※    ※    ※


「深津篤史コレクション I/II/III」について

全3巻・1300ページに及ぶ待望の作品集。代表作、戯曲賞受賞作から小品、掌編集、外部書き下ろし作品、遺作など厳選した20作品を収録。また、識者による寄稿や鼎談、深津氏が書いた多くの文章や詳細な年譜なども収め、その才能に触れる決定版の書籍。『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土日除ク)』はIIに収録。http://fukatsu-collection.info/購入フォーム/ よりお求め下さい。各2,500円(税抜)〜。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加