Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

歯医者

2008-10-30 | Weblog
どうにもならず歯科へ。十数年通っている通いつけ。同世代の先生だ。お互い歳を取ったなと思う。彼は歯について妙に執念深く描写している私の『くじらの墓標』を読んでくれている。今日は若い医師が、取れてしまっていた詰め物を直してくれる。翻訳家常田景子さんに読んでみてと渡されていたイギリスの新作戯曲に歯科医師が出てきたのを思い出す。
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ベルリンマラソンの高橋尚子選手

2008-10-29 | Weblog
2001年秋、燐光群ベルリンツアーのさい町はずれの作業場で足りない道具を作っていると、音響家島猛氏に呼ばれ、皆慌てて表に出た。二回りくらい大きな男たちに囲まれ、颯爽と彼女が走り抜けた。2時間20分を切り世界記録を出したときである。おつかれさま。……ヨーロッパといえば、『屋根裏』仏訳者コリーヌ・アトランさんが京都に来ている。電話で話す。フランスの劇場制作による仏語版上演計画も着々と進行中。
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赤坂見附時代

2008-10-28 | Weblog
昨日書いた編集プロ「F」での仕事は、自動車のH社のものが多かった。社内報・営業報・交通安全・顧客用メディア。バブル期の恩恵をさほど感じなかったが、全国津々浦々へ取材に行った。鈴鹿サーキットにも何度か。同社のクルマで伊豆を一周するムック、損保マニュアルビデオ、ライバル会社研究、社史などもやった。「異業種探訪」コーナーを作り美容院やホテルの取材もした。のどかだった。
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【Book Japan】

2008-10-27 | Weblog
二十代後半から通った赤坂見附の編集プロ「F」。表現志向の人が多く理解ある現場だった。後のN賞作家I.Iさんもいた。ここの仕事が増えて肉体労働バイトをやらなくなった。同社から皆が離れた後、当時のメンバー有志が久々に集い本業と別に始めたのが総合書評サイト【Book Japan】(http://bookjapan.jp/)。年末に向け頼まれごとをしたが、当座は手がつけられない。
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今日は自転車移動

2008-10-26 | Weblog
朝から劇作家協会事務所で、杉並芸術会館「座・高円寺」佐藤信芸術監督、NPO「劇場創造ネットワーク」桑谷事務局長に来て頂き、協会理事と相談。いろいろな指針がさらに見えてくる。続いて理事会。新国立劇場問題への対応についてなど。別役実さんが頷いてくれるとほっとする。……通り過ぎた梅ヶ丘駅前ではハロウィーン・ショーのようなことをしている。嘘っぽいぞ、何か。
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2008-10-25 | Weblog
なので電車。電車という乗り物は時々不思議になる。動く歩道と自動車のどちらに近いのか。乗り物という概念でいたが、「移動する椅子付き床」と理解してしまう瞬間があるのだ。「飛行機」という名称も妙に思えてくるときがある。で、そういうことを考えていると、「俺は暇なのか」と自分に突っ込みたくなる。……青山学院大学の採点をようやく終える。咳と鼻水。秋の花粉症到来。
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『私たちはこうして二十世紀を越えた』

2008-10-24 | Weblog
というのが私の四年前の本(新宿書房刊)。もともとNYの情報誌に隔週で七年余連載していたものをまとめた。こうして毎日ブログに書き込みしているのはたいへんかとたまに訊かれるが、その隔週連載が2500字程度だから、1日あたりに換算すると、このブログを二週間ぶん繋いだのとほぼ同じ長さだ。もちろん件の連載は日記ではなく、毎号ほぼ一つの題材について述べてはいたのだが。
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くじらの本

2008-10-23 | Weblog
やはり必要と感じ、本棚の一列以上になるクジラ関係本をひっくり返す。『くじらの墓標』を書きあげたのが1992年12月。その後入手した中には、精読していないものもある。IWC捕鯨禁止モラトリアム合意が1987年だから「反捕鯨」が主流になってもう二十年。何度か訪れた捕鯨村・宮城県牡鹿半島の鮎川にまた行ってみたくなる。そろそろゴンドウクジラ漁の季節だ。
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書評

2008-10-22 | Weblog
毎日新聞に載った、池澤夏樹さんによる拙著『沖縄三部作』評が送られてくる。心のこもった書評で嬉しい。他にも紹介欄に取り上げてくれたメディアがあり、さらに幾つか書評が出るようだ。ありがたい。……私も暮れにNHK<ブックレビュー>に出演するので、この半年間に出版された本からそろそろ「イチ押しの一冊」を決めなくてはならない。
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観に行けない

2008-10-21 | Weblog
メモにある未練の作品群。行けなかった、あるいはまだやっているが、行けない。今度こそ、久々に、と思ったものも。……ナイロン新作。パパタラ。渡辺源四郎商店『どんとゆけ』。地点『桜の園』。春風亭昇太独演会。山の手事情社。TPT。『私生活』。美香の『ペイン』。私と野田秀樹氏の台本をまぜこぜにしている北京蝶々『デーモンズ』。残念。申し訳ない。とうさんは台本を書くよ。
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戯曲

2008-10-20 | Weblog
戯曲を書くという行為は他のどの表現形態に一番近いか。美術的な範疇では「彫刻」だろう。簡単に言えば、彫ってみなければわからない中で、進めてゆく。プロットに肉付けし、アイデアを重ねていく、という側面はあるが、「思いつく」のではなく、「気がつく」という感覚。その「もの」は、そこにある。自分が書いたものだという作品の所有格のような感覚をも、あえて遠ざける。
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『生きものの記録』

2008-10-19 | Weblog
この黒澤明監督の映画が参考になるかと思って再見したのは先々週。三船敏郎の老け役の不思議な切実さが時折り脳裏を過ぎる。……今日も一日ひきこもり。読まなければならない資料が多すぎる。自分が何をしたいか、何をせねばならないかを確かめていく作業が続く。そういえば一昨日、入院寸前のM君と電話で話したが、どうしているだろうか。
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シナグ・スタジオのショーコさん

2008-10-18 | Weblog
マニラで「シナグ(タガログ語で光の意味)・スタジオ」を運営する照明家ショーコさんこと松本直み氏がしばらく日本滞在とのことで、お話しする。日比それぞれのニュース交換。同スタジオは照明以外に様々な企画を手掛け、小劇場も持つ。昨年春、燐光群も公演した。だが周囲が水没し、移転しなければならなくなったという。来年に向けて、いろいろ。フィリピンとのご縁が続く。
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空襲

2008-10-17 | Weblog
ここしばらく、空襲の資料ばかりと向き合っていると、不思議な気がしてくる。目の前に戦争がない状態のほうが特殊のように思えてしまうのだ。現行システムの限界を露呈する事態がとぎれなく次々に起きているのだから、なおさらだ。資源の限界は今まで以上にくっきり見えてきている。「格差」どころではない収奪の構図は綿々と続く。
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映画『アンダーグラウンド』(監督エミール・クストリッツァ)

2008-10-16 | Weblog
参考に見直す。ユーゴの混沌をそのまま飲み込んだ映画。リアルタイムの感覚で自分たちの歴史と現在を描こうとして、公開当時ほとんどの表現者はこの映画に「勝てない」と感じたはずだ。「私たちには私たちの世界がある」と心底思えるかどうか。私は諦めない。この映画の美しいヒロイン・ミアをNYで紹介されたのは1999年。彼女は私が日本初演した『パウダー・ケグ』映画版にも主演している。
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