Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

ビーガンなレストラン初体験

2017-08-31 | Weblog
今回のタイの旅で、これまでにない体験をしたことがあったかと言うと、バンコクで生まれて初めてビーガン・レストランに行ったことは挙げなければならない。
『クワイ川に虹をかけた男』満田康弘監督の紹介だ。
「Bonita Cafe and Social Club」。
アメリカ大陸5030km横断ランを果たした勝山さんの、お店。
動物性の食べ物がまったくないのに、本当にうまいのである。満足感もある。
トリップアドバイザーの評価で長く一位だったことも頷ける店だ。
健康志向の方とマラソン愛好家たちの聖地なのである。
面白い話をいろいろと聞かせていただいた。
世界は広い。
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高野病院のピンチを救え!

2017-08-29 | Weblog
東京新聞も報道しているが、高野病院が経営ピンチだという。
東京電力福島第一原発事故後も避難せず、福島県双葉郡八町村で唯一、診療を続けてきた、福島第一原発から22キロに位置する広野町の高野病院。
昨年末に一人で何役をも担い活躍していた高野英男元院長が事故で亡くなり、その後外部から医師を招いて建て直しを図っているが、財政問題は解決しない。元院長の仕事を引き継ぐために、常勤・非常勤医が四人増えた。今春以降、毎月五百万円の赤字が続き、このままでは負債が一億の大台に乗りかねない。震災後、外来患者が減り、人材は不足し、経費は増大しているのだから、無理もない。

県外から雇用した場合、給与の半額を補助する県の支援策が、様々な制約で正常に機能していないとも聞く。
県は現状を見据えて、現状に見合った手厚い援助をすべきである。
双葉郡八町村に病院がなくなくって困るのは、一般市民なのだということを忘れてはならない。
病院代理人の馬奈木厳太郎弁護士が言うように、今後はへき地医療に準じる支援が必要ではないだろうか。

もともとは「じむちょー」の呼び名で親しまれていた高野己保理事長の苦悩を思う。
医療関係者でここは助けに行くしかないな、と思われる方がいらっしゃいましたら、とにかく最初は話を聞くだけでもいいので応援していただきたい。
一人でも多くが県に対して意見を言い、働き掛けていただきたい。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082902000128.html


写真は、二年前、高野病院の設定をお借りした、『バートルビーズ』初演。
冒頭、「じむちょー」をモデルにさせていただいた「事務局長」を演じる大西孝洋のモノローグ。

『バートルビーズ』は今秋発売の『バートルビーズ/たった一人の戦争』(彩流社)に所載されます。
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チェンマイ大学には孔雀がいる

2017-08-28 | Weblog
チェンマイ大学には孔雀がいる。放し飼いというか、ただ、かなりの数いるのである。らしい。
けっこう、でかい。
もちろん彼らは飛ぶ。しかも突然。

広い大学。自然豊かだ。
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闇の親しさ

2017-08-27 | Weblog
チェンマイという町じたいの穏やかな佇まいの中に居ると、なんだか日本に帰るというリアリティをなくしてしまいそうだ。
ここにフィリピンメンバーを連れて来て一緒にいるのも、やはり面白い。

やることがいっぱいでほとんど宿と稽古場の往復のみである。
夕食はさすがにいろいろなところに寄った。食べ物は何を食べてもおいしいのだが、ものによってはやはり辛い。タイの人たちは平気なのだが、やはり一番辛い小さな唐辛子は避けて食べている。いろいろ学ぶ。

いろいろな課題を試す日々。三年越しの企画がどう結実するか。
それから逸脱した試行もあれこれ。一番印象的だったのは、タイと日本メンバーによる「ホラー」等を課題に三十分だけ段取りを決めるのに使ったインプロ。おそろしく息が合っていて呆れる。俳優のレベルが高いと即興というスタイルの意味がまるっきり変わってくる。写真の場面はラストシーンの決め技の直前だが、「互いに見なくても通じる」の連鎖で、見事だった。

こうして一週間を過ごすと、日本の都会にいると忘れがちな、闇に対する親しみが戻ってくる。
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チェンマイ・ワークショップの合間に

2017-08-26 | Weblog
土曜日の今日もやることは多く、けっこう時間がない。
アトリエが併設されたスタジオを昨年に続いて訪れたわけだが、ティプスリ・ソクソーパ画伯が、昨年に続いて、いつのまにか私の絵を描いてくれていた。

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チェンマイは雨期

2017-08-25 | Weblog
チェンマイは雨期。時にスコール。雷。
稽古場から見える風景。

ちゃくちゃくと稽古、話し合い。
いろいろなことが見えてくる。育ってくる。

チェンマイ名物カオソーイにやっとありつく。ちょっと変わったカレーラーメン。
揚げ蕎麦が上に載っている。スナックのようなもの。写真を撮るのを忘れた。
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<アジア共同プロジェクト> チェンマイ合宿

2017-08-24 | Weblog
<アジア共同プロジェクト>、三年目。
チェンマイ合宿が始まる。
写真は初日、最初のミーティング。

ニコン、ゴップというタイ演劇界を代表する二人、マイレス、マージのフィリピンの実力派二人。
そこに日本から、鴨川てんし、川中健次郎、猪熊恒和が加わる。
濃厚だ。

昨夕のワンダリング・ムーン・シアター&ティプスリー・アートハウスの広大な庭と池を使った野外移動インプロの試行は、たいへんうまくいった。特に幕切れが見事で、俳優陣のクオリティと相互信頼がなければ、ああは、ならない。観客がいないのがもったいないと思った。

私の他にも宿題を持ち込んでいて、解散後の深夜早朝はずっと仕事している者もいるが、まあみんな元気だ。
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劇王「アジア大会」開催

2017-08-23 | Weblog
劇作家協会東海支部の人気企画「劇王」が、「全国大会」に飽き足らず、ついに「アジア大会」開催。

9月15〜17日 長久手市文化の家

私も審査員等でゲスト参加します。

ようやく情報公開されました。
詳細は以下の通り。


………


長久手演劇王国Vol.18 日本劇作家協会東海支部プロデュース Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ
劇王XI アジア大会
gekiou11

平成29年9月15日(金曜日) 18時30分開場 19時00分開演
劇王11 予選Aプログラム 風のホール
9月16日(土曜日) 13時30分開場 14時00分開演
劇王11 予選Bプログラム 風のホール
9月16日(土曜日) 17時30分開場 18時00分開演
劇王11 予選Cプログラム 風のホール
9月17日(日曜日) 13時30分開場 14時00分開演
劇王11 決勝 風のホール

祝・劇王復活!!
アジアの劇王を決めるのは、アナタの一票!!

司会進行(合戦くん) 佃典彦

プログラム

9月15日(金曜日)19時00分 予選Aプログラム

韓国代表 イム・ジョンヒョク(劇団トンスン舞台)
東北代表 遠藤雄史(トラブルカフェシアター)
関西代表 福谷圭祐(匿名劇壇)
関東代表 ※8/27決定※

9月16日(土曜日)14時00分 予選Bプログラム

シンガポール代表 ゼルダ・タティアナ・ン
九州代表 荒木宏志(劇団ヒロシ軍)
中国地区代表 亀尾佳宏(亀二藤)
東海代表 渡山博崇(星の女子さん)

9月16日(土曜日)18時00分 予選Cプログラム

香港代表 マン・チャン(陳志樺)
甲信越代表 石川直幸(劇団@nDANTE)
四国代表 行正忠義
北海道代表 ※8/13決定※

9月17日(日曜日)14時00分 決勝

各予選の第1位と、現・劇王の平塚直隆(オイスターズ)による決勝戦!

果たして誰が『劇王11 アジア大会』の座を手に入れるのか!


☆ゲスト☆(50音順)

安住恭子(演劇評論家)
天野天街(劇作家・演出家)
鴻上尚史(劇作家・演出家)※9月17日のみ
坂手洋二(劇作家・演出家)
西田シャトナー(劇作家・演出家)



☆スペシャルイベント☆
劇作家お悩み相談

9月16日(土曜日)16時00分から
天野天街、坂手洋二、西田シャトナーが参加予定!

いずれかのチケットの半券で入場できます。

☆全体講評☆

9月17日(日曜日)12時30分から

いずれかのチケットの半券で入場できます。



料金

各プログラム1公演券:一般2,500円、学生1,500円、フレンズ会員2,000円

2公演券:一般4,500円

3公演券:一般6,000円

全公演通し券:一般7,000円、学生4,000円、フレンズ会員6,000円
⇒フレンズ会員について

*スペシャルイベント・全体講評は、いずれかのチケットの半券で入場できます。

全席自由
未就学児の入場はご遠慮ください。
前売完売の場合、当日券は発売されません。

チケット発売日

7月1日(土曜日) フレンズ会員先行発売
7月8日(土曜日) 一般発売

チケットの取扱い場所 

長久手市文化の家 0561-61-2888(チケット専用 ※電話予約は発売日の翌日から)
⇒チケット予約
Nピア(アピタ長久手店1F) 0561-63-9200 窓口販売のみ。1公演券のみ取扱い
チケットぴあ(Pコード 480-199) 0570-02-9999 1公演券のみ取扱い ※フレンズ販売はありません。

⇒チケット購入方法

主催 

長久手市

共催

日本劇作家協会東海支部

助成

(公財)せとしん地域振興協力基金

平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業


http://www.city.nagakute.lg.jp/bunka/bunka_ie/butai/gekiou11.html
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加計学園問題を考える

2017-08-22 | Weblog
政府、国会、マスコミを大きく揺さぶっている「加計問題」。
その加計学園の本拠地、岡山に「加計学園問題を考える会」が発足。

一方、獣医学部が出来る予定の今治ではこの問題を重視する市民が今治市に対して開示請求や質問状をだすなど活動中。
岡山でも、市民有志が集まり加計問題を勉強しようと「加計学園問題を考える会」を設立。

第一回は、文部科学省OBでこの問題に詳しい寺脇研氏を講師に迎え、講演会と質疑応答によって、公平性が歪められたのか?国家戦略特区とは?高額の工事費と補助金の関係などについて検証。
呼びかけ人の末席を汚しています。

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酒屋の配達をしていた

2017-08-21 | Weblog
先週。会計事務所へ打ち合わせに行く途中にいつも前を降りかかる、酒屋(飲食店もやっている)。
私は二十代前半の一時、しばらくここから配達のバイトをしていた。
近くに官公庁や商社がある、東京ど真ん中。社長は小売店の配達量では日本二位だと誇っていた。朝礼のある会社だった。
危険人物と思われることもなく、警視庁、裁判所や××物産などにも出入りした。文部省の酒の消費量はずばぬけて多かった。
軽トラ相棒の兄ちゃんは福島出身。郡山訛りを維持する俳優・藤井びんよりも完璧に福島の喋りだった。
当時はお酒の量販安売りはなかった。働いている人間は一割五分引きで酒を買えたのが幸いだった。
滅多に労働後にすぐ買って飲むことはなかったが、たまに福島兄ちゃんと一本ずつ買うのは、決まってワンカップ的な小瓶の日本酒だった。
麦焼酎は二階堂がコストパフォーマンスが高いということになっていた。その後に焼酎ブームで大量生産に切り替えて味が落ちたと言われることになった。
小さな台車でビールケース四つは一度に運んだ。
自転車配達は自由というか気楽で良かった。
この界隈に来るとその頃のことをあれこれ思い出す。
いまちょうど息子がその頃の私の年齢だ。なんだか不思議な気がする。
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久しぶりの少年王者舘

2017-08-20 | Weblog
本当に久しぶりに少年王者舘の公演を観る。
作品は『シアンガーデン』。
相変わらず、といえば、相変わらず。
でも今風に整理されてもいる。
懐かしい。独特の、不思議な世界だ。
何年ぶりかで出会えて、しみじみと、嬉しい。
一部せりふの出し方がラップ的という感想を言う人が相変わらずいるが、日本にラップが浸透するはるか前から天野のこのやり方は為されている。主宰・天野天街氏と様々な部分で伴走していた維新派・松本雄吉さんが亡くなられて、この芸風がどう受け継がれていくのか。
ただそういったプロデュースや合同企画ではなく、純粋に少年王者舘の公演というと、やはり昔通り、これはまさしく少年王者舘ワールドであり、天野天外のシンプルでベーシックなスタンスを確認できる。

もしも純粋な少年王者舘単独の公演を、未だにきちんと観たことがない方がいましたら、ぜひどうぞ。
他に類のない世界であることは間違いがない。
観ていないのは、人生の損失ですよ。

それにしても天才・天野天街とのつきあいは、もう三十年以上である。最初の出会いである、今はなき新宿ニューモダンアートで天野演出のストリップのポスターを私が頼まれて手描きで作ったのが、1985年だったということを、終演後に天野と話していて、思い出した。その後八十年代は、私の西永福のおんぼろアパートで超貧乏な鍋会をしたり、様々に陰謀をしたりしたものだった。いろいろなことがあった。しかし天野氏のひょうひょうとした風情は少しも変わらない。そのうち何か一緒にやることになるのだろうか、と言っているうちにまた三十年経ってしまうのかもしれないな。

………………………

少年王者舘
『シアンガーデン』
作:虎馬鯨
演出:天野天街

出演
夕沈
小林夢二

岩本苑子
井村昂
篠田ヱイジ[名古屋公演のみ]
山本亜手子[名古屋・東京公演のみ]
水柊[兵庫公演のみ]
中村榮美子[東京公演のみ]
がんば(きのこともぐら)[兵庫公演のみ]

舞台美術: 田岡一遠
美術製作: 小森祐美加
映像: 浜嶋将裕
照明: 小木曽千倉
音響: 岩野直人[ステージオフィス]
舞台監督: 岡田 保[演劇組織KIMYO]
振付: 夕沈/池田遼
音楽: 珠水/ FUMICO
チラシ: アマノテンガイ
写真: 羽鳥直志
撮影: 山崎のりあき/田中博之
制作: 宮璃アリ/水柊/藤田晶久/篠田ヱイジ
協力:うにたもみいち/小島祐未子/望月勝美/金子達郎
サカイユウゴ/うえだしおみ/相内友美/近藤樺楊/山本かおり(賄い方)
杉浦胎兒/中村榮美子/サカエミホ
雪港/☆之/水元汽色/カシワナオミ
街乃珠衣

東京◎下北沢 ザ・スズナリ
2017年8月18日(金)~22日(火)

兵庫◎伊丹AI・HALL
2017年8月26日(土)~28日(月)

http://www.oujakan.jp/cyangarden.html
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私は回さないが

2017-08-19 | Weblog
ハンドスピナーというものだそうだ。
なんに使うものだろうか。
まあ、何かの作業用か、ゲーム用かと、思いますわな。

息子がついでのようにくれた。会社の同僚や友人たちにあげるためドカ買いしたらしい。
吉祥寺だというからフライングタイガーだろうと聞くと当たりだった。
コペンハーゲンのオモチャ雑貨屋が扱うのだからちょっと怪しいものになってきた。
あそこの場所はフライングタイガーになる前はメガネスーパーだった。愛想のない店だったが近くで行きやすい眼鏡屋だったのが、店舗が縮小移転して不便になったのだ。

ハンドスピナーはストレス解消目的の、手遊び用の玩具らしい。
アメリカ発祥、英語ではフィジェットスピナー(fidget spinner)と呼ばれることが多いとか。
要するに、ペンを指先で手回しする、「手悪さ」を、ペンではなくただその目的のために用意された物でやっている、というようなことだろう。
私は存在を知らなかった。

手遊び手悪さ手慰みというと良い印象ではない。
しかし、考案者は重症筋無力症を負った女性で、娘と遊べる玩具として、四半世紀前に考案したものだという。
自閉症の人が精神を落ち着かせる用具としても使われていたらしい。
どうやら歴史はあるのだ。意義もある。

昨年末から海外で流行し始め、フォーブスに取り上げられ、世界規模の人気だという。授業中にする生徒もいるために、学校への持ち込みは禁止されるようになっているらしい。

まあ、もらったのだが、私は回さない。
誰かにあげようとも思うが、その人はこの器具の由来を聞けば、「なぜ自分に?」と悩むかもしれない。うむ。
だけどその由来から、何かを考えるきっかけになるかもしれないと、その後、思った。
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『ゆきゆきて、神軍』原一男監督とのトーク

2017-08-18 | Weblog
映画『ゆきゆきて、神軍』初公開から三十年後のリバイバル。
原一男さんとのトークショー、無事終了。

いろいろなことを思い出す。

原監督は本当によく喋る。
お元気で何よりである。
私は、いろいろと用意していたことを、あまり話さず終わった。
まあ、そういうものだ。

『ゆきゆきて、神軍』の独居房の件りは、自作『ブラインドタッチ』に、ものすごく影響を与えていた。
そうだった、そうだった、と、思い出した。

二十代、三十代のときには、原さんとよくお話した。
『ゆきゆきて、神軍』のときの原さんは、もちろん、若かったのだ。

原監督の三時間を超える新作も早く観たい。

で、
『ゆきゆきて、神軍』、
万が一未見の方がいましたら、ぜひどうぞ。
他に類のない作品であることは間違いがない。
見ていないのは、人生の損失ですよ。

会場で売られている「奥崎謙三シャツ」は、かなり怖いものである。
チェ・ゲバラのシャツを着るよりも勇気が要ると思う。
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韓国現代戯曲ドラマリーディング エクストラエディション 俳優オーディションのお知らせ

2017-08-17 | Weblog
日韓演劇交流センターでは、
2018年3月23日(金)~26日(月) シアタートラムでの、

『ぼんくらと凡愚』 作/金相烈
『クミの5月』 作:パク・ヒョソン

二作品のリーディング出演者を広く募集します。

■オーディション日時 10月6日(金)11時~18時
■締め切り9 月 20 日(水)18 時必着

拡散依頼が来ましたので公開します。

………………………………………


韓国現代戯曲ドラマリーディング エクストラエディション 俳優オーディションのお知らせ

募集要項
日韓演劇交流センターでは、これまで隔年で『韓国現代戯曲ドラマリーディング』を実施しております。2017 年 1 月で 8 回目を終えることができました。実施のない年には、韓国で日本の劇作家を紹介する『日本現代戯曲ドラ マリーディング』の招聘を受け、日韓の演劇交流を深めることを進めてきました。 さて、今年度は実施のない年になりますが、これまで蓄積した韓国の現代戯曲をさらに紹介しようという企画を 実施することとなりました。これまで『韓国現代戯曲集』で翻訳してきた中で、まだ日本で上演されていない作品 をドラマリーディングの上演により紹介しようという企画です。このドラマリーディングの出演者を広く募集したい と思います。
出演ご希望の方は下記の要項を熟読のうえ、すべてを応募用紙(書式自由)A4サイズ 1 枚にまとめ、メールに てお申し込みください。なお、メールがどうしても難しい場合は、郵送も可とします。 また、戯曲についてはすでに出版されています。オーディションに向けて、必読ではありませんが、ご希望の方 には有料で販売しております。1 冊 1000 円(税込)で、送料を無料とさせていただきます。 なお、今回の募集に関してのお問い合わせにつきましてはお電話では対応しかねます。メールかFAXにてお願 いいたします。
それでは、たくさんの皆様からのご応募をお待ちしております。

■上演作品
韓国現代戯曲集VII 『ぼんくらと凡愚』 作/金相烈 翻訳/津川泉 演出/シライケイタ 韓国現代戯曲集VIII 『クミの 5 月』 作:パク・ヒョソン 翻訳:津川泉 演出/鈴木アツト

■お申し込み・お問い合わせ先
メール akira@tee.co.jp 必ず件名に『2018日韓リーディング』としてください。
郵送 〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内 日韓演劇交流センター行 FAX(問い合わせのみ) 03-3920-4433 日韓演劇交流センター 宛

■応募用紙記載事項 (A4、1枚のみ) 写真、プロフィール(年齢、身長は必須)、希望作品、志望理由をお書きのうえ、書式自由。 必ず連絡の取れるメールか電話番号かを明記してください。
※応募者多数の場合、書類選考もあります。

■オーディション日時 10月6日(金)11時~18時

■締め切り
9 月 20 日(水)18 時必着

■結果のお知らせ
書類選考結果 9月27日頃 オーディション結果 10月10日頃 ※郵送のみの方には通知が遅れます。

■オーディション参加条件
韓国演劇に興味のある方で、20 歳以上で 1 年以上の俳優経験者、心身ともに健康の方 出演料は 1 ステージ 25,000 円程度(稽古手当・交通費込み)
稽古期間は 2 月頃から 10 日程度
12 月に韓国からゲストを招いてのワークショップを実施予定。それに参加できること。 公演中は他の作品も必ず観劇し、期間中行事に必ず参加すること
1 月中旬の顔合わせに参加すること チケットノルマはありませんが、積極的にチケットを売っていただくこと ※日程などは予定ですので、変更の可能性もあることをご理解ください。

■オーディション参加費 無料

■作品について

『ぼんくらと凡愚』 作/金相烈 1980年
登場人物 男7人、女5人
1960 年代から 1970 年代まで若者の間で「半人前」「でくの坊」「うすのろ」「腑抜け」などの単語が流行したが、如 才なく、世相の変化に適応できず、融通のきかない人を卑下する代名詞として使われた。また、狡猾だったり、 機会主義者、偽善者が純粋な人をばかにする時にも使われた。この作品は 1970 年代に MBC ドラマ「捜査班長」 を書いた先輩作家ユン・デソンの後を引き継いでシナリオを書いてた作家が、70 年代もっとも劇的だった事件を 劇化し、『お前の言葉というだけで』という題名で 1980 年劇団現代劇場によって公演した。2002 年に追悼公演と して同作品を『でくの坊とうすのろ』という題名に変え、チャン・スンセ演出が演出した。 刑務所で一緒だった二人が刑務所を出た後共謀し、銀行でお金を下して出てきた人を連続して殺し、現金を奪 い、行方をくらますが、人相着衣によってモンタージュが作られ、前科者リストから身元が発覚し、捜査と追跡が 始まる。凶悪犯とはいえ、犯人の家族に対する愛情、子どもの誕生、友情などが描かれ、追跡とともに時代と人 間の姿が浮かび上がってくる。
金相烈(キム・サンヨル) 1941年~1998年 ソウル出身。中央大学演劇映画学科卒。劇団現代劇場の演出家としてミュージカル『エビータ』『ピーターパン』 『サウンド・オブ・ミュージック』『ジーザス・クライスト・スパースター』などを演出。1983 年に劇団マダンセシルに移
籍し、劇作家としても活動を始める。その後、1988 年に神市劇団(現在の神市ミュージカルカンパニー)を旗揚げ し、マダン劇の演出も手がける。第24回ソウル オリンピック開・閉会式構成台本および演出(1988)。金相烈演劇 賞が彼の死後に設けられた。

『クミの5月』 作:パク・ヒョソン 1988年
登場人物 男1、女5
1980 年に起きた光州事件を描いた初の戯曲であり、1980 年代の民族劇(マダン劇)運動の記念碑的作品でもあ る。女子高生クミの視線で描かれる光州事件。軍の弾圧に抵抗し最後まで県庁に立てこもって殺された兄。事 件後、政府は遺族たちを要注意人物として弾圧する。貧しいが平凡で平和な家庭だったクミの家族は、兄の死 後、真実解明と民主化運動に参加するようになる。 ある日、警察に連行された母親を思い、光州事件を回想するクミ。 写実的な描写とマダン劇的なデフォルメや集団演技が取り入れられた 80 年代民族劇の様式で書かれている。 朴暁善(パク・ヒョソン)(1954~1998)
1954 年忠清南道大田出身。全南大学国文科卒業。78 年、「行動する作家」黄晳暎らと「民衆文化運動」に参加。 労働者や貧しい市民のための「野火夜学」教師をしながら「咸平(ハムピョン)さつまいも」作・演出。79 年、大学 演劇部後輩達と劇会「広大」を創立。80 年、黄晳暎『韓氏年代記』稽古中の 5 月、光州抗争勃発。劇団員と市民 軍の広報活動に従事。最終決戦の日の早暁、道庁脱出、20 ヶ月間の逃亡生活の末に検挙。釈放後、83 年劇団 「トバギ(生粋・土地っ子)」創立。88 年「クミの 5 月」、92 年「彼らは潜水艦に乗った」、93 年「牡丹花」、97 年「青 い糸赤い糸」など一連の 5 月劇を発表、「永遠の 5 月広大」、「5 月光州の伝導師」の愛称を得る。94 年、創作戯 曲集『クミの 5 月』出版。97 年第二回光州ビエンナーレ開幕祭・閉幕祭総演出。98 年 9 月 10 日午後 3 時、肝臓 癌で死亡(満 44 歳)。「野火夜学」に関わった光州抗争の犠牲者と共に「野火七烈士」の一人として追悼されてい る。

■上演日程(予定)
2018年3月23日(金)~26日(月) 各2回公演
入場料 1,500 円(シンポジウム含) シンポジウムのみ 500 円
通し券 3,000 円(センター事務局のみ)

■上演会場 シアタートラム

連絡先
日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内 TEL:03-3920-5232 FAX:03-3920-4433 URL http://www.tckj.org/ akira@tee.co.jp
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元気を出そう。

2017-08-14 | Weblog
とにかく元気を出そう。

御利益があるかどうかはともかく、写真は、某所で捕られて業者に渡され、某国で強壮剤として売られているという噂も聞く、とある海洋生物のえらのフィルター部分。
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