Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

首相夫人が自分の知り合いを「桜を見る会」の招待リストに入れさせたことは、「公務補助」のはずがない

2019-11-30 | Weblog

以前、「私人」と閣議決定された「首相夫人」である昭恵氏の「桜を見る会」出席は、「公務補助」であると閣議で政府答弁書決定したという。しかし昭恵氏か自分の知り合いを「桜を見る会」の招待リストに入れさせていたことも明らかになっているが、それは「公務補助」ということはありえない。公私混同であり、公共事業の私物化である。そちらもぜひ閣議決定して関係者に責任を取らせて頂きたい。

共同通信によると、政府は29日の閣議で、安倍昭恵首相夫人の「桜を見る会」出席について「安倍晋三首相の公務の遂行を補助する一環」とする答弁書を決定した。昭恵氏の立場に関しては「『公人ではなく私人である』という認識に変わりはない」と従来の見解を維持したという。

昭恵氏が桜を見る会の招待者として推薦した人数や「私人」が推薦できる法的根拠については「お答えは困難」なのだそうだ。

 

「桜を見る会」、演劇版『憲法くん』に登場します。

http://rinkogun.com/index.html

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『憲法くん』開幕しました

2019-11-30 | Weblog

『憲法くん』開幕しました。

走り続けます。

いやはや、こんな演劇は観たことがありません。

 

川中健次郎、鬼頭典子、円城寺あや。撮影・姫田蘭。

 

 

※     ※     ※

 

 

『憲法くん』舞台化、いよいよ、きょう、プレビュー初日。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になったのです。

 

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

http://rinkogun.com/Kenpo-Kun_Tokyo.html

 
 
 
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『憲法くん』プレビュー初日、まもなく開幕。

2019-11-29 | Weblog

『憲法くん』プレビュー初日、まもなく開幕です。

いやあ、憲法を背負うプレッシャーに、ドキドキしています。

 

川中健次郎。撮影・姫田蘭。

 

 

※     ※     ※

 

 

『憲法くん』舞台化、いよいよ、きょう、プレビュー初日。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になったのです。

 

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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憲法くん、武器見本市で、地球温暖化について語る 演劇版『憲法くん』今日プレビュー初日。

2019-11-29 | Weblog

プレビュー初日の朝。午後から稽古もする。とにかくできる限りのことはして、開幕に備える。

演劇版『憲法くん』では、 日本初の防衛・セキュリティ総合展示会、「DSEI JAPAN 2019」が行われている、幕張メッセでの「武器見本市」の場面が出てくる。劇中の「憲法くん」は、こんな武器の売買よりも、ここはひどい台風が来たばかりの千葉だから、台風がいっぱい来る原因である地球温暖化について考えたい、と言う。

しかし、日本政府は、地球温暖化への取り組みは甘く、国際的にも評価されていない。共同通信によると、深刻さを増す地球温暖化に対処するため九月に米ニューヨークの国連本部で開かれた「気候行動サミット」で、日本政府はG20大阪サミットの結果報告等の安倍晋三首相の演説を要望したが、なんと国連側から断られていたことが、わかった。二酸化炭素(CO2)の排出が特に多い石炭火力発電の、「推進方針」が支障になった。途上国への石炭火力発電への援助もばれているし、石炭火力発電についての「長期的な全廃」案が「依存度を引き下げる」と後退してもいる。「気候行動サミット」を主催したグテレス国連事務総長が開催に先立ち求めていた「美しい演説ではなく具体的な計画」を、用意できなかったのだ。「セクシー」小泉進次郎環境相の醜態に続き、なんとぶざまなことだろう。

日本は真剣に地球温暖化対策に取り組むことをせず、逆に激しく自然環境を損ねる兵器産業を大々的に後押ししている。「DSEI JAPAN 2019」の大々的開催はその証拠。軍需産業は産業としては世界でもっとも二酸化炭素を放出している。人を殺すだけでなく地球も破壊している。

「憲法くん」たちはそのことに憤る。「憲法」の思想は、温暖化対策強化を訴え、世界に広がる地球環境に対する抗議活動を行う若者のリーダー、スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさんと、連帯できるだろうか。

政府は、温暖化を止めるための廃止停止の決断をすればいいだけなのだが、じっさいのところ、軍事産業を担う会社たちは自分たちの利益のためにその分野にも手を出そうとしている。軍需産業大手のレイセオン社の社長は、口が滑ってしまったのだろうが、「気候変動に対応して消費者行動やニーズが変化するのに伴い、ビジネスチャンスの拡大が見込まれる」と言ったことがある。

まったく、冗談じゃないのである。

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『憲法くん』舞台化、いよいよ、きょう、プレビュー初日。

 

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になったのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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『憲法くん』チラシ・ポスターと同じ構図に立ってみた。

2019-11-29 | Weblog

『憲法くん』チラシ・ポスターと同じ構図に立ってみた。

と書いて、これ、ちょっと嘘が入っているなと思った。

そりゃそうなんです。

あの撮影現場で構図や「憲法くん」役の人の動きを演出したのは私なので。

カメラテストで私が立ってみたときの写真、なのです。

撮影は姫田蘭さん。

とにかく、立ち向かっていくしかないのです。

 

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『憲法くん』舞台化、いよいよ本日、プレビュー初日。

 

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になったのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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『憲法くん』いよいよあすプレビュー初日!

2019-11-28 | Weblog

ええ。

ダブル・ウェディングドレス。

こんな場面もあるのです。

『憲法くん』いよいよあすプレビュー初日!

おたのしみに。

 

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『憲法くん』舞台化、いよいよあすプレビュー初日。

 

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になったのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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まあどうしようもねえな。国会こそが反社会勢力が多数を占めている場だ。(憲法くん)

2019-11-28 | Weblog

まあどうしようもねえな。国会こそが反社会勢力が多数を占めている場だ。(憲法くん)

残念ながらそういう台詞はありません。さすがにまにあわなかった!

 

 

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『憲法くん』舞台化、いよいよあすプレビュー初日。

 

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になったのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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『憲法くん』12月3日(火)アフタートーク・ゲストは、憲法学者の木村草太さん

2019-11-27 | Weblog

『憲法くん』12月3日(火)19時の回、アフタートーク・ゲストは、憲法学者の木村草太さん。

なにしろ切れる人として有名である。緊張する。楽しみである。

 

彼と橋下徹の対談集「憲法問答」(徳間書店)は、今の諸問題と憲法について知るには、もってこいの本である。

橋下徹氏はいろいろと仕掛けてくるが、木村草太さんはうまくかわしたり、真正面から答えたり、なかなか噛み合わないときも、あきらめずつきあう。

私や木村氏は橋下氏とはかなり考えが違うからこそ、いい意味で問題の争点があぶり出されてくることに、意義のある本であった。

 

 

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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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『憲法くん』場当たり開始 ②

2019-11-27 | Weblog

『憲法くん』、劇場での場当たり開始。

舞台前での、演出家と舞台監督。

撮影・姫田蘭。

 

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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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『憲法くん』場当たり開始

2019-11-27 | Weblog

『憲法くん』、劇場での場当たり開始。

さて、実在するこの国の「憲法」を巡って、どのような世界が展開するか。

左より、西村順子、町田敬介、中山マリ、杉山英之、猪熊恒和、武山尚史。

撮影・姫田蘭。

 

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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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ぶつかっていく、ということ

2019-11-26 | Weblog

ついつい、ぶつかっていくような態度や物言いをすること、してしまうことというのは、ある

まあ誰でも思い当たることはあるだろう

 

比較的、そうなることがあるけれど、割とみんなに許されているのが この 武山尚史という男

わざとなのか照れなのか、はたまたダンディズムなのか、時に、つっけんどんな言い回しになったりして、人に誤解されること多々あり

しかしまあ、本人のかわいげを皆が知り尽くしているせいもあり? スルーされていたりする

器用なところはすごく器用で、不器用なところは半端なく不器用だ

 
この男ももはや劇団の中で果たすべき役割は大きい これは武山じゃないとできない、頼めない、そういうことも増えている

演じることを楽しんでいて ここ数本は、名指しでいい感想をもらうことも多くなってきた

杉山・武山コンビは、「なにもおきない」に続いての黄金コンビとなりつつある

若い若いと思っていたら二人とも劇団十五年選手である

 

ありがたいことである

ぶつかっていってなんぼ、は、まあ私の芸風というか生き方でもあったのだ

 

そんな雑感の中、すすんでいく「憲法くん」なのである……

 

撮影・古元道広

 

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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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香港で実証された、「正当に選挙された代表者を通じて行動」する、日本国憲法も保障する、民主主義の原則。『憲法くん』は、そこにも、いる。

2019-11-26 | Weblog

金曜日開幕の『憲法くん』。今日は劇場仕込み。正式な稽古は、ない日だ。セットを終え、照明もだいたいの指針が出て、夕方近くから地下の稽古場を使って、補足の稽古も、併行していた。

うちの劇団には、山村秀勝という殺陣師の劇団員もいるので、新人女子二人に、アクションの特訓。半分の時間は私も加わる。

そして、その後、夜の時間ぎりぎりまで、何しろ台詞がたいへんなので稽古が足りなかった「日本国憲法前文」の場面、その補足稽古。

そのなかで、憲法前文の、次のフレーズに、あらためて、胸打たれた。

「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、」とある。

私たちは、それじたいは当たり前のことだと思ってきた。
だが、じつのところ、政府への抗議デモが続く香港で、24日にあった区議会選挙で民主派が圧勝したという結果が、伝わってきた。地元メディアは全452議席の8割を超える385議席を獲得したと伝えた。親中派はわずかに59議席。改選前、民主派の議席は約3割だったが、大躍進どころか、情勢を乗り越え、主導権を奪い取ったのだ。
選挙は、民主化を、選んだ。

「正当に選挙された議会」があり、「その代表者を通じて行動」することが可能である、という、日本国憲法も保障する、民主主義の原則。

その可能性が、香港で今、開かれたのだ。

後は、憲法前文にあるように、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し」「ここに主権が国民に存することを宣言し」、ということが果たせるよう、願うのみだ、

「これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである」という日本国憲法と同様の、体制権力に対して個人を守る、この法則であり原則が、香港で、次なる展開による安定を勝ち得るよう、有効を保ってほしい。

 

よく、元憲法学者で弁護士の馬奈木厳太郎さんに冷やかされるのだが、私が憲法前文で一番好きなのは、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」という部分の、「「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という部分だ。

「諸国民」とは、何か。

数日前の稽古で、それを口にする役の大西孝洋に詳しく伝えたが、そこからその場面は目に見えて変わっていった。

憲法前文は、次のように続く。

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」「われらは、いづれの国家も、自国の事のみに専念して他国を無視してはならないのであって、」

そして、「この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。」「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」、で、終わる。

この前段の、「われらは」、の、連鎖。すごいではないか。

この「われら」は、決して「一つの国の私たち」という単位におさまるものではない。読んだらわかるはずである。

「われら」は、まさしく、「平和を愛する諸国民」である。

私の憲法理解は、そこから始まっている。

 

 

写真は、前、猪熊恒和。後列、左から、杉山英之、西村順子、鴨川てんし、町田敬介、武山尚史、中山マリ、吉村直。撮影・古元道広。

 
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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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憲法を持ち出すやつらは、「お上」に逆らう不届き者。憲法裁判の記録が多数廃棄されている

2019-11-25 | Weblog

こんかい『憲法くん』のために不慣れな勉強をしているとき、ちょうど出た共同通信の報道により、合憲違憲などが争われた戦後の重要な民事裁判の記録多数を、全国の裁判所が既に廃棄処分していたことがわかった。

自衛隊に一審札幌地裁で違憲判決が出た長沼ナイキ訴訟や、沖縄の米軍用地の強制使用を巡る代理署名訴訟などである。自衛隊や基地問題を、過去からの経緯で検証することが不能になっているのだ。

代表的な憲法判例集に掲載された137件について共同通信が調査した結果、廃棄は118件、保存は18件、不明1件だったそうだ。

判決文など結論文書はおおむね残されていたが、審理過程の文書が失われ、歴史的な憲法裁判の検証が不可能になっている。裁判所の規定は重要裁判記録の保存を義務づけ、専門家は違反の疑いを指摘する。米国などでは原則永年保存され閲覧できるはずである。

やはり、日本は「隠す」のだ。

憲法を持ち出すやつらは、「お上に逆らう不届き者」なのだ。

誰かがお上に逆らおうとした歴史など、残っていてはいけないのだ。

ひどい話である。

「憲法くん」は、そんなお上のと庶民の関係の「常識」に揺さぶりをかける。

松元ヒロさんが始め、微力だが私たちも繋いでゆく。

 

写真は、左から、中山マリ、鴨川てんし、木下祐子、樋尾麻衣子、吉村直、杉山英之。撮影・姫田蘭。

 

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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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狂っているということ

2019-11-25 | Weblog

ものをつくる人のことを「狂っている」ということは多々あるようだ

 

つくる人自身である自分は、必ずしもそうは感じない

だがたまに「狂気」を指摘される

 

ただ 

とんでもないことをやっているなあ、たいへんだ、まいったな、と感じる瞬間はある

そういうときに、なにも迷わずそのことをやっている、というその文字通りの姿で、俳優たちが立っている、

そのことに励まされ、

ひょっとしたら残っていた迷いを捨てる勇気をもらい「当たり前だよな!」と返したりしているときがある

結果として私自身も大きく変容している

たいていがそういう「現場」である

 

四半世紀の仲間ならそれは当たり前のことかもしれない

なのでそれは今は触れぬのだが

二十一世紀になって仲間になった人たちにも、ときに逆にがそれが濃厚にある そう感じる時がある

 

たとえばこの 杉山英之という男

この男がいないと私はなかなか劇をつくることは難しい

そう思うことも最近、多々ある 

いやいや杉山君はふだんは極めて普通な部分を持っている男であるはずなのだが

私たちはある意味、演劇上の狂気のようなもので繋がっているのだなあと感じる瞬間がある

 

まあ、今の日本じたいが、とてつもなく狂っている、ということに対抗するために、私たちも狂わざるを得ないということでもあるのかもしれないが……

 

そんな雑感の中、すすんでいく「憲法くん」なのである……

 

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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

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けっこう面白い演劇になると思うよ

 

 

 

 

 

 

 

 

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『憲法くん』稽古場最後の稽古日

2019-11-24 | Weblog

『憲法くん』稽古場最後の稽古日。

あっという間にこんな日。

雨も上がって、さて。

 

今回、上演時間はふだんより短いです。 

とにかく楽しんでいこう!

 

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『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

http://rinkogun.com/Kenpo-Kun_Tokyo.html

 
 
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