Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

国際ペン・日本ペンクラブ共同声明 「ミャンマーにおける表現の自由を求め、日本のジャーナリスト、北角裕樹氏の即時釈放を強く求める。」

2021-04-21 | Weblog

国際ペン・日本ペンクラブも共同声明を出しました。

「ミャンマーにおける表現の自由を求め、日本のジャーナリスト、北角裕樹氏の即時釈放を強く求める。」

ミャンマー在住の日本人ジャーナリスト、北角裕樹氏は自宅で治安当局に逮捕された。
彼はヤンゴンの悪名高いインセイン刑務所に移送されたと伝えられている。
我々は、ミャンマー軍に対し、自国民に対する暴力行為を直ちに停止し、拘束されている平和的な抗議者を即時かつ無条件に刑務所から釈放するよう求める。
我々は、表現の自由を求め、ビルマの国内外のジャーナリストや記者の保護を求める。
我々は、日本政府及び国際社会に対し、北角氏の安全を確保するために直ちに行動をとるよう求める。

 2021年4月19日
国際ペン 日本ペンクラブ

 

PEN International & The Japan P.E.N. Club joint statement
“Call for the freedom of expression in Myanmar and strongly demand the Immediate Release of Japanese journailist,Mr. Yuuki Kitazumi”

Mr.Yuuki Kitazumi, a Japanese journalist living in Myanmar, was arrested at his home by security authorities.
He was reported to have been transferred to the notorious Insein prison in Yangon prison.
We called on Myanmar’s armed forces to immediately stop the violent acts against its own people and to release all detained peaceful protesters from the prison immediately and unconditionally.
We call for freedom of expression and demand the protection of local and international journalists and reporters in Myanmar.
We urge Japanese government and International Communities to take immediate action to ensure the safety of Mr.Kitazumi.

    April 19th,2021

PEN International       The Japan P.E.N.Club

 

https://japanpen.or.jp/jointstatement20210419/

 

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三度目の緊急事態宣言は、また劇場を閉めろというのか そして通勤時間を変えられない者の運賃だけ値上げするというのか

2021-04-21 | Weblog

三度目の緊急事態宣言が取り沙汰されている。「劇場」部門では今のところ映画館のことしか言っていないが、どうやらまたオールジャンルで「劇場を閉めろ」と言い出しかねない気配である。

映画館や劇場が閉まっていれば「人が集まる目的は減少する」という理屈だそうだ。どの口が言うのかと思う吉村知事は、イソジンと共に去ってほしい。政府も首長たちも、これまでの自分たちの失策をいっさい棚に上げている。あまりに厚顔だ。

緊急事態のくせに、休業については相変わらず法的根拠のない「要請」であろう。

二言目には「自粛の要請」というが、自粛とは本来は自分で判断するものであり、要請されてすることではない。結局、かつての戦時下の「隣組」よろしく、国の感染対策じたいが同調圧力に期待するものだ。私権制限が常態化し、感染者への差別と攻撃に満ちた社会では、言葉の意味の無化が進みすぎている。言葉を扱う職種の者たちは、もっと怒るべきだ。

いちど「補償」を正当なものと認めたら、庶民に骨までしゃぶられると警戒しているらしい日本国家は、「支援」「協力金」で恩着せがましく「特例の施し」をしてやっているという姿勢を崩していない。昨日発表された文化に対する第三次補正予算のArt for the Future(略称AFFだそうな)も、より弱っている人の所に届きやすい立て付けではないと私たち現場人は四ヶ月間言い続けてきたが、根本的には変えられていない。

私たちは、法律なんて少ない方がいい、と考えがちであるが、憲法が様々な施策の実行において無化されてしまっている状況である今、国を縛る取り決め、国民に対する責任から逃れさせないための法律は、逆に必要なのかもしれない、と思ってしまう。

説明責任を果たさない政治家、嘘をついた者たちは当然のこととして役職を追われるべきだし、不正で失職した議員は遡って給与返済することを決めるべきだ。

そして、「緊急事態」には、防衛費削減を認める仕組みを作るべきだ。一年前にもコロナ対策で「ステルス戦闘機とイージス艦購入の先送り」した韓国を、見習えばいい。

緊急事態で苦しんでいるのは「国民」である。「国家体制の危機」を逃れることばかり優先する現政権の考え方は、おかしい。

入管法の改悪だって、結局、国家の無自覚、無根拠な警戒心の発露である。もっと社会全体が関心を持ち、法律のあり方を正しくするよう注視すべきである。

 

そして国土交通省は、鉄道乗車料金について、需要に応じる時間帯などで価格を変える「ダイナミックプライシング」(何がダイナミックだ。横文字で言ったらもっともらしく響くとでも思っているらしい)という名の「弱い者いじめの値上げ」を検討しているという。

感染防止とか分散乗車とか言っているが、通勤通学時間を変えられない弱者の運賃だけ値上げするというのか。本気で、真面目に、考えているのか。

そもそも「値段が高けりゃ乗車時刻を変えるだろう」というのは、あまりにも自分本位で、乗客の都合・利便をまったく考えていない。

 

マスコミは、ただ情報を垂れ流さず、問題点が明確になる報道をしてほしい。今日一日の紙面だけで、ましな時代なら一年ぶん紛糾するくらいのトンデモ事案ばかりではないか。ただ紹介するなら現状追随と同じだ。新聞を読んだら血圧が上がる、というのは、まったく、今のことだ。

そして、真っ先に国を批判しているべき野党は、いったい何をしているのだろう。在野だから実行力はないんだもん、というところで、長らく胡座をかきすぎていないか。

 

以下、半月後(5/7)の加筆。

あれから半月後、首都圏の鉄道網は、減便の形で「ダイナミックプライシング」をやってしまったようだが、以下のブログに書いた私の予想通りの混雑混乱となり、JR東日本は「減便」をあすからはとりやめるようだ。しかし……、誰が考えてもダメにきまっていることを、それまで誰もとめなかったのは、なぜだ。
戦争なんて止められないぜ。こんな国。

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そういえばずいぶん長い間、ハンバーガーを食べていない

2021-04-21 | Weblog

訪米した首相は大統領との会談でなぜ出されたハンバーガーを食べなかったのだろうと思ったら、大統領との夕食会を申しこんで断られていたのではないかとも、聞いた。写真を見ると付け合わせも何もなく、ただハンバーガーだけが皿に置かれているのが異様だというのは、頷ける。そもそも二十分の会談では食べる隙がなかったのだろう。どうでもいいけど。とにかく食べ物は大切にしてほしい。

台湾に対する関心なんかあったとは思えないのにいろいろ言っていたが、戦争のタネを増やしているとしか思えない政策を止めていただかなければならない。十万人超の大規模な軍事演習を企画して、中国を徴発しているのは日米の側である。

コロナについては、ファイバーに電話するなら日本からでもできるだろうというのも、誰もが思うこと。オリンピックを本当にやる気のある国だったら、とっくにワクチン摂取率で金メダルをとっているはず。やらない理由、うまくいかない原因を、自分で作り出している。なんのためにやるオリンピックだったのか。

今度の訪米で、首相はさらにオリンピックやる自信がなくなってきたのではないかと思うが、美談と苦労話の好きな日本人は池江選手にほだされて、巷はオリンピック賛成派が増えているという。そういう問題じゃないのにな、と思う。

 

 

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