Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』アフタートークのゲスト、新たに、西堂行人、菱山南帆子、森達也の三氏!

2020-11-04 | Weblog
『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』アフタートークのゲストが、全員決まりました。
新たに発表するのは、西堂行人、菱山南帆子、森達也の三氏です!

〈アフタートーク・ゲスト〉
16日(月)寺脇研(映画評論家・プロデューサー)
17日(火)前川喜平(現代教育行政研究会代表・元文部科学事務次官)
18日(水 19時)望月衣塑子(東京新聞記者)
19日(木)西堂行人(演劇評論家・明治学院大学文学部教授)
20日(金)菱山南帆子(市民運動家)
21日(土 19時)森達也(映画監督・作家・明治大学特任教授)


岡山出身の作家・棟田博の代表作『拝啓天皇陛下様』。
かつて渥美清主演・野村芳太郎監督で映画化され、「国民的喜劇」として成功を収めた。
棟田博氏が遠い姻戚であることは知っていた。
曾祖父の弟にあたる人が養子に行った先が、棟田家である。
じつは棟田博氏も、同じ棟田家に養子で入っていたのである。
『拝啓天皇陛下様』を劇化することが、私の永年の夢であった。
『拝啓天皇陛下様』の愛読者である、現代を生きる官僚が、「玲和」を迎える世の「生きにくさ」「宮仕えの辛さ」を、かつての時代に思いを馳せながら耐えていく。
倉本聰さんが棟田博作『サイパンから来た列車』をもとに『歸國』を書いたように、先達の刻みつけた忘れがたき人々の世界が、私自身の現在と交錯する。


燐光群『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』

作・演出◯坂手洋二

この作品は、棟田博氏の『拝啓天皇陛下様』等の著書から着想を得て、部分的に引用させていただいています。



東京公演◯座・高円寺1

11月13 日(金)〜22日(日)
受付開始○開演の40分前 開場○開演の30分前
11/13(金) はプレビュー。◎は託児サービスあり(要予約)。
坂手洋二とゲストによるアフタートークを予定しています。
日程・詳細は追ってお知らせします。


一般 4,200円 
プレビュー3,000円(自由席・人数限定)
発売開始○10月25日(日)
燐光群、座・高円寺チケットボックスで販売。
———————————————————————————
ペア 7,600円(公演前日までのご予約・ご購入のみ)
U-25(25歳以下)/大学生以下 2,000円
高校生以下 1,000円 ※U-25以下は受付で要証明書提示
以上は、10月18日(日)より、燐光群でのみ販売。
———————————————————————————
【前売扱所】
◆燐光群オンラインチケット  http://rinkogun.com/Ticket.html 
■ご観劇の前々日までにWEB上でご予約頂き、セブンイレブンでチケットをお受け取り頂けます。
■事前精算(手数料はお客様負担)。要会員登録(無料)。※早割期間中はお客様自身でお席をお選び頂くことはできません。


◆ご予約・お問合せ■燐光群/(有)グッドフェローズ
■03-3426-6294
■当日精算Web予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/hkzr


◆座・高円寺チケットボックス(月曜定休) 
■03-3223-7300(10:00〜18:00)  窓口(10:00〜19:00)
■オンラインチケット https://za-koenji.jp
■※座・高円寺の劇場回数券「なみちけ」もご利用いただけます(4枚つづり 一般用12,000円/学生及びシルバー用10,000円)。


開演後はお入り頂きやすい席へのご案内となります。お早めのご来場をお勧めします。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。 




【CAST】
猪熊恒和 大西孝洋 鴨川てんし 川中健次郎
円城寺あや 中山マリ 宮島 健 樋尾麻衣子
杉山英之 荻野貴継 武山尚史 山村秀勝
町田敬介 西村順子 Tanikawa Shogo


【STAFF】
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○森下紀彦
美術○加藤ちか+じょん万次郎
衣裳○小林巨和
擬闘○山村秀勝
演出助手○村野玲子 中山美里
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
宣伝意匠○高崎勝也
撮影○姫田蘭 
協力○浅井企画 オフィスコットーネ
制作○古元道広 近藤順子
制作インターン○加藤七穂
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 宗像祥子 鈴木陽介 
宮島千栄 内海常葉 秋葉ヨリエ
主催○有限会社グッドフェローズ
提携○NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
助成○文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会




東京以外の公演もあります。

[名古屋]11月24日(火)・25日(水)愛知県芸術劇場
[伊丹]11月27日(金)〜29日(日)AI・HALL 
[岡山]12月1日(火)市民文化ホール


ネットで見たい方は詳細はこちらへどうぞ。

http://rinkogun.com/Haikei.html





< 新型コロナウイルス等感染症に関するご案内 >


会場内では、観劇中を含めマスクをご着用ください。
手指消毒、入口での検温、咳エチケット等、劇場での感染症対策にご協力をお願い致します。
高熱者や症状のある方、感染者が身近にいる場合はご観劇をお控えください。
舞台上の話者と客席との間を約2mあけます。客席配置・座席数は状況に応じて適切に対応致します。
最新情報はこちらのウェブサイトをご覧ください。



http://rinkogun.com/





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『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣様』、稽古たけなわ。と、加藤ちかさんと、別役実さん。

2020-11-04 | Weblog
『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣様』、稽古たけなわです。

今回、「狂気」と呼びたければ呼んでください、という覚悟でしたが、現場はある意味、淡々と進んでいる。どうお感じになるかは、お客様それぞれに委ねるしかない。

もう三十年近く前、私が『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で岸田國士戯曲賞をいただいたとき、選考会でキャスティングボードを握っていたと聞く別役実さんが、選評で「正面から腕力で演劇そのものと格闘をしているというところがあり」「今後演劇はこのようにしか動いていかないであろうと考えるが故に、受賞作とせざるを得なかったというところがある」と、書いてくださった。

今回の劇は、その意味で、別役さんの期待に応えたものであると、考えている。
格闘は、している。
演劇とは何か、考えている。
結論は、出ようはずもないが。

ともあれ私は別役実さんの言う、その「狂気」を、別役実さんご本人と共有しているということの、自負は持っている。



昨日は、まだ暫定部分も残るラストシーンの稽古を、共同美術家・加藤ちかが初めて見てくれて、今後の細々とした話をする。

写真は、もう二ヶ月前になる、『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣様』宣材写真撮影時のスタッフ・スナップ。
姫田蘭カメラマンと共に、早朝の皇居前を、攻めた。


『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣様』上演情報
http://rinkogun.com/Haikei.html


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