魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

末期症状

2024年02月03日 | 日記・エッセイ・コラム

アジアカップの最中、このところ活躍めざましい伊東純也が「性加害」で告訴され、試合から外れた。
伊東純也に関しては、フランスの大統領夫人も大注目という話もあったほど、輝いていたが、半年前の事をアジア大会のタイミングで告訴報道とは一体???

伊東の生年月日を観て嘆息した。魚座だ。魚座に土星が来たことで、魚座に関する様々な事柄や魚座の人に「萎縮」、「束縛」が起こっている。
事の真相は藪の中だが、「酒」が絡んでいるのも魚座らしいし、女性二人というのも魚座らしい(話せば長くなる)。そう言えば、『藪の中』の芥川龍之介も魚座だった。

一方、週刊誌は射手座か双子座だが、ゴシップは双子座になる。芸能人は魚座の変容宮だから相性が悪い。今回の場合、週刊新潮がスポーツゴシップを取り上げそれが性加害訴訟と言うから、何もかも「変容宮」の世界だ。
「新潮」の名前は魚座で、スポーツと法は射手座だ。中でも足のスポーツ、サッカーは射手座と考えられる。足先は魚座で大腿部は射手座。

錯覚文化
さらにもう一つ興味深いのは、「性加害とは何か」という問題だ。性は水の星座の分野で、先祖や子孫はカニ座で、生殖はサソリ座、そして、性文化は魚座と考えられる。
性を意味づけるのは魚座であり、性行為という「苦行」を求める錯覚は魚座だ。LGBTやファッション、水商売、照明や香水、髪型も魚座に属する。
昔から、合意、不合意の判定裁判は難しく、イヤヨイヤヨも好きのうちの迷言もある。つまり、性行為に到る過程は、多分に文化や価値観が影響する。
また、マスコミの大好物「不倫」も、さしたる意味の無いものに、あたかも重大な意味があるかのような錯覚をもたらす言葉だ。

「姦通罪」は秩序重視の江戸時代の掟であり、江戸時代は妾や売春も認めていた。
戦後の新憲法では姦通罪がなくなり、公娼もなくなった。キリスト教文化を前提の婚姻は、婚外交渉を否定する文化の上に成り立っているから、「不倫」=離婚となり、離再婚を繰り返すアメリカ文化が生まれた。
しかし、マスコミが煽り立てる「不倫」は、姦通罪の「記憶」を前提にバッシングするものだが、売春を否定しながら、姦通罪を煽り立てているわけで、社会秩序の是非もなく、古い秩序の押しつけで稼ぐ、無責任極まりない悪辣商法だ。

サッカーは国の存亡に関わるような問題ではないが、文化的なイメージの側面で、ある程度は国益に関わっている。後でも先でもなく、世界に注目されるような時点を、あえて狙って報道することで、より大きな商売効果があると思ったのだろうか。誘致の贈収賄なら解らなくもないが、出場選手の性スキャンダルを煽ってしたり顔をする、報道センスそのものが思考萎縮の末期症状だ。週刊誌時代もまもなく終わる。

P.S.
この後、チーム全体が動揺したままイランに当たった日本チームは、あっけなく敗れた。
誰に褒められるかは知らないが、「新潮」の大手柄だ


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