魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

サケサケ

2024年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

まだ春分ではないのだが、16日は京都の「日の出、日の入り」が午前午後とも、揃って6:06時になった。太陽の大きさと角度のせいで、少し早めに春気分にしてくれるらしい。
三寒四温の頃は、何を着て良いのやらとみな口々に言い交わす。
関西に春を告げる東大寺の「お水取り」ではあるが、26日の「比良八講荒れじまい」までは気を抜けない。

一年は一日に例えられる。現代人は24時間に慣れてしまったが、本来は一日12分割で、2時間を一時としていた。
実際、何をするにも2時間は丁度いい時間だ。観光名所や美術館など、2時間を目安にすると、充実感があり、しかも疲れない。講座や講義も90分と前後15分の切り替え時間で調う。同様に映画や、サッカーなどの競技も大体2時間を目安にしている。
マラソンの記録も約2時間だが、一般人はその倍ぐらいだから、補水などは必須条件だ。
24時間社会ではあるが、人の体内時計はやはり2時間単位で動いている。一日は12分割がやっぱり丁度いい。

暦は、一年12ヶ月を12支で表し、それに干を加えた60月干支が5年で一循環する。この5年を12回繰り返すと還暦60年になる。
この年月の関係と同様に、一日を12時12支で分割すると、60干支時が5日で循環し、その12倍が60日となり約2ヶ月になる。一年はこれが6回あるから四季の狭間に半分=1ヶ月ずつ加え、季節の緩衝期として土用を入れた。

このように、一年を一日とみなすと今頃はちょうど、目は覚めたけれど、布団から出るか出ないかウダウダと迷っているような時間に当たる。こうしていれば気持ちいいけど、外は明るいし、早く支度しなければどんどん遅れてしまう。
エイッと飛び出したら、寒いッ!
でも、出たら出たで気持ちがいい。解っているけど、めんどくさい、ああ、何だかなあ・・・サケ、サケ、桜


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