赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

名古屋1-4G大阪

2007年09月02日 | 名古屋グランパス

 夏休み最後のJ1リーグ。強豪チームが対戦相手ということもあるのか、この日はいつもよりお客の入りが早かった。自由席とバックスタンドはほぼ満席、入場者数は18,425人とのこと。グラサポとしてもできることなら夏休みのいい思い出にしたかったのだが・・・。

 G大阪は怪我で離脱したマグノ・アウベス以外はベストメンバー、対する名古屋は飛車角ばかりか金・銀・桂馬・香車に加えて王将抜き。出場停止の本田と阿部に代わりそれぞれ渡邊と吉田が先発出場、ベンチにはリハビリ途中のジョンウまで引っ張り出されていて苦しい台所事情がうかがえる。そのジョンウは後半出場したものの、気のせいか動きがぎこちなく見ていて気の毒だし心配だった。

 この試合、もし名古屋に勝機があるとすれば粘り強い守備から1-0での辛勝しかなかったことを考えると、これからという時に水を差してしまった1点目と2点目が致命的だった。特に少ないながら決定的チャンスも作り、最低でも0-0で終わりたかった前半のパスミスからの失点は大きかったと思う。終わってみれば大差での敗戦。今はこれが妥当な結果なのだろう。名古屋はこの試合でも徹底してこれまでのサッカーを目指していた。ただ、ボール奪取をしても相手の守備が整うのを待っているかのように無駄なパスを回すシーンも多く、結局ポゼッションサッカーというより遅攻になってしまっていた。シンプルな速攻だって立派な戦術、やっておいて損はないしそれこそ戦術の積上げになるのではないと思うのだが。

 4失点目以降、残りの約15分間は正直大虐殺ショーを覚悟した。が、相手のシュートがクロスバーに救われ、逆に名古屋が反撃に転じて杉本のゴールにつながったことで多少なりとも溜飲を下げることができたのが救いだろうか・・・。試合終了後、ゴール前に挨拶に来た選手に対して、サポーターは建て直しを信じてブーイングではなく力強いコールを送った。にもかかわらず、勝利に酔うG大阪サポの長々と続く応援にキレて一昨年の某柏サポと同じことをやらかそうとしたイカレポンチが何人かいたのは情けなかった。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする