戦力として成長が期待されたターレスやここまで公式戦でゴールの無いナウドはもちろんのこと、控えFWとして監督にファーストチョイスで起用されている酒井も未だに”見習い”の域を出ないままで、先発レギュラー陣の出来不出来がそのまま試合結果に直結するような戦いが続いている名古屋。当然のことながらクラブとして対策が急務だっただけに今回の補強は的を得ているし、多くのファミリーも納得しているのではと思います。
プロ入り2年目となった昨シーズンは公式戦6ゴールと台頭を見せた中島君ですが、今シーズンは途中出場ながら序盤こそチャンスを与えられるも5月以降のリーグ戦では出場機会を得ていない状況でした。所属クラブの同僚やファン、サポーターの皆さんの惜別コメントから受ける印象としてはやんちゃ系の愛されキャラのようで、彼の風貌を含めて川又堅碁君を思い出してしまったのは私だけでしょうか。
残念ながら登録期間の関係で出場可能となるのは8/5の新潟戦からとのこと。チーム対策が進むシーズン後半戦で上位争いに生き残るためには控え選手達の得点力アップは必要不可欠のはず。中島君には出番が与えられなかった憂さを晴らす意味でも、昨シーズンの豊スタで見せたような豪快なゴールでの活躍を是非とも期待したいところです。