赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

風間八宏監督退任・・・

2019年09月24日 | 名古屋グランパス

 思い返すと他のJクラブでの実績が認められて招へいされた監督が名古屋で過去に成功したためしがございません。ベルデニック、ネルシーニョ、西野朗・・・唯一の例外は'99年に天皇杯を制したジョアン・カルロス氏ぐらいですが、彼もまた最後は名古屋伝統のドタバタ劇の中で寂しくクラブを去っております。

 そして今回、残念ながら風間監督もまたこのリストに名を連ねることとなってしまいました。退任(契約解除)の最大の要因が結果が出ないことであり、それによって起こる強化部とのすれ違いや求心力の低下、ひいては大人(お金)の事情などによってチームはどしようもない状況にまで陥っていたとのこと。なによりピッチで戦う選手達の士気が下がってしまっていたとなればもはやこの決定を受け入れるしかありません。

 仮に問題なく監督が続投していたとして目指すサッカーが大成したかどうかは神のみぞ知るところだし、夢破れて終わる可能性の方がはるかに高いのかもしれませんが、私としてはそれでも任せてみたかったと思っています。そしてそのチャンスを与えられなかった風間監督はさぞかし悔しいことでしょう。氏にはJ2時代を含めた名古屋での3年弱の仕事に感謝しつつ、是非とも他のクラブで理想とするサッカーでタイトルを獲得して、クラブ及び我々ファミリーを見返していただければと思います。

 マッシモ・フィッカデンティ氏の招へいについては「開いた口がふさがらない」というのが現時点での私の正直な感想。FC東京や鳥栖で見せたサッカーにはこれといったインパクトはなく、また特に目立った成績をおさめているわけでもないだけに?な決定です。監督就任のコメントの中に攻守一体という言葉があるとはいえ、嗜好するサッカーは間違いなく堅守速攻でありスタイルの転換は確実でしょう。残留のための8試合限定の就任ならまだしも、今回の決定には攻撃的なサッカーを標ぼうするというクラブの信念を疑いたくなるというものです。

 加えて言えば、氏の就任により前監督が目指しているサッカーを一足早く花開かせているユースはどうなるのか、そのユースとトップチームの密だった連携は本当に継続可能なのか、また、トップ昇格が決まった石田と三井や前監督の肝入りで?再来年の入団が決まっている児玉駿斗君の心境も気になるところです。そもそもリスクが大き過ぎるこのタイミングでの監督交代などあり得ないと考えていた私としては、当分は一歩、否、三歩下がった視点で名古屋グランパスというこの未熟なクラブを見守っていきたいと思います。


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LOVE GRAMPUS Festa 2019

2019年09月22日 | 名古屋グランパス

 
 一週間前の残留争い直接対決で屈辱の逆転負けを喫し3連敗でチームは11位にまで後退。残留争いが本格化するなかで前夜には監督解任の一報も流れるなど今回もまた最悪のタイミングで開催されることとなった名古屋のファン(ファミリー?)感謝デー。

 豊スタがラグビーW杯の会場となったことにより初めて瑞穂で開催されたこのイベントの冒頭で挨拶に立った小西社長の口から解任についての具体的な言及はなく公式サイトの声明を繰り返すことに終始。ただ、それについて否定のコメントがなかったことや既に当日の地元紙朝刊でも報じられていること、なによりこの場所に渦中の指揮官の姿が見られなかったことを考えると解任は決定的と思われます。

 かくも混沌とした状況にもかかわらず、体調不良を理由に欠席したジョーを除く選手達は不安を感じさせることなく明るく振舞ってサービスに徹し、我々ファミリーもまた楽しむことだけに集中して過ごす辛い3時間となりました。そんな名古屋ですが、一週間後には待ったなしでリーグ戦が控えています。これに対してチームとしてどのような形で臨むことになるのか・・・近日中にクラブが見せるであろう大きな動きに注目したいです。


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2019 ルヴァン杯プライムテージ準々決勝第2戦 名古屋2-2川崎

2019年09月09日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数11,587人・・・
 
 インターバル中4日のアドバンテージさえ活かせず第1戦を0-2で落としたことで、圧倒的に不利な状況で迎えることになった準々決勝第2戦。参戦をためらう日曜開催に台風の接近も加わったことで心配された集客は予想に反してまずまずの入り。期待ではなく義務だけで参戦した後ろ向きな私と違って、チームを信じる前向きなファミリーのために結果で応えたかった名古屋でしたが、ホームでも気前よく2点を献上して敗退が決定。アーリアとジョーのゴールで2点を返すも時すでに遅く、2戦連続完封負けを阻止するのが精一杯でした。

 残念ながらこれで2019シーズンの無冠がほぼ決まったわけですが、むしろJ1残留がかかるリーグ戦に心置きなく専念できるという点でこの結果は逆に良かったと考えています。ただ、この日もまたそうだったように依然としてゴールが遠いサッカーにさして向上は見られず、残り少なくなっていく今後の戦いに向けて期待よりも不安が募るというのがチームの現状です。9月の公式戦3試合を未勝利に終わる可能性も含めて、名古屋の試練は最後の最後まで続きそうです・・・。


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