当日の入場者数29,181人・・・
水曜日のルヴァンカップでは多くの主力を先発起用し思惑通り4年ぶりとなる決勝トーナメント進出を決めるも、ジョーの負傷離脱という代償を払うことになった名古屋。季節外れの猛暑のなか飲水タイムも設けられて行われた試合は、代えのきかない選手の不在に加えて中3日の疲労の影響もあったのか、J1でもがき苦しむ昇格チーム相手に優しさを発揮し対名古屋戦初となる勝利を献上。
特にシュート数0に終わった前半は高い集中力を持ってゴール前を固めてきた相手に目指すサッカーの体現どころか、チームの肝となる前線でのボールキープさえままならず手も足も出ない展開。選手交代で反撃に出た後半も戦い方が明白になったこともあってゴールは遠く、ワンチャンスをものにされた失点シーンを含めてまさに相手の術中にはまった試合となりました。
声高に取り上げられているホーム無敗&無失点記録ストップについてはいつか必ず訪れることであり、上位争い生き残りがかかる今後に向けて余計なプレッシャーがなくなったことはむしろよかったのかもしれません。加えて後ろ向きな私としてはジョーに続く新たな怪我人がこの試合で出なかったことを喜んでおくことにします。
この日の敗戦が今後の戦いに与える影響を憂う間もなく当然のことながらリーグ戦は続きます。しかも次節は(気がつけば)G大阪戦以来勝利の無いアウェーゲーム・・・開幕からここまで総じて追い風に恵まれてきた名古屋にどうやらシーズン最初の試練が訪れたようです・・・。