当日の入場者数12,424人・・・
一週間前の長雨から一転して連日生命の危険さえ感じるような猛暑が続く天候は東海地方も例外ではなく、鯱の大祭典3試合目となるこの日も日中はじっとしていても汗ばむ暑さとなり、連戦7戦目となる選手達のパフォーマンスが心配されるなかでの一戦となりました。
名古屋は前節初先発したクバを温存し木本や相馬がベンチ入りを果たすなど、水曜日に控えるルヴァン杯をも意識させるメンバー構成で臨みましたが、純粋なアタッカー不在で戦ってきたこれまでと同様にチャンスは作るもゴールは遠く試合は一進一退の様相に。そんな展開が延々と続くのかと思われたなかで決まった直輝の先制ゴールもつかの間で、いったんは見送られていた夢生の交代出場を察知してざわついた会場の空気も影響したのか一瞬の隙をつかれて失点。終わってみれば先制ゴール以外にも訪れたチャンスで追加点をとれなかったことが悔やまれる一戦となってしまいました。
依然として混戦状態が続くACL出場権サバイバルはＡ代表ウィークでいったん小休止を迎えますが、ACL出場チームの宿命で名古屋の連戦は容赦なく続きます。この試合でも終盤に見られたように選手達の疲労の蓄積は如何ともしがたいものがありますが、目の前にタイトル獲得可能な試合があれば戦わないわけにはまいりません。今節、横浜FMの連勝を止めて勢いに乗る難敵との対戦に向けて、選手と同様に我々ファミリーも気持ちを切り替えて備えたいものです・・・。
当日の入場者数12,172人・・・
この日もまた前日の予報とはうらはらに豊スタ周辺は青空も見られ雨の心配など無用と思わせる天候に。名古屋はめでたく夢生が待望のベンチ入りを果たす一方で、試合当日にトップチームの選手1名の感染が判明。ただでさえ中2日の疲労や怪我や出場停止で戦力ダウンするなかで、関係者全員が急きょオンサイト検査を受けるという厳しい状況での戦いを強いられることとなりました。
試合は名古屋のペースで進むも初先発した森下が2度の決定機を作り出した以外は得点チャンスが少なく相変わらずゴールが遠い印象。相手チームも同様に決め手を欠いていたとはいえ前半を終わった時点で勝利を確信できたファミリーは多くなかったのではないでしょうか。そんな空気を一瞬にして変えてしまったのが後半頭から投入されたクバのスーパーゴールでした。何度見ても飽きないゴールシーンを見れば「得意なコースでイメージどおり」という試合後の自信にあふれたコメントも納得できるというものです。残念ながらその後は追加点が奪えなかったことで特に終盤は相手の猛攻を受けることになりましたが、選手達は取り戻した堅守で失点だけは回避してくれました。
3試合連続のウノゼロ勝利で4月以来となる2連勝の感慨に浸る間もなく3日後には敵地でのリーグ戦が控える名古屋。ACL出場権サバイバルに向けて連戦の疲労の蓄積、怪我人や感染者だけでなく次節は開幕当初から在籍しているがごとくチームにフィットしているミンテ君が出場不可能となるだけに、指揮官が控えを含めてどのような選手起用で臨むのかが興味深いところです。
当日の入場者数3,453人・・・
名古屋が豊田スタジアムで天皇杯を戦うのはピクシーが就任した2008年の岐阜戦以来でしょうか？・・・かような情勢ゆえこの日は名古屋のファミリーや神戸のファン、サポーターの皆さんの多くが参戦を控えたようで、上限5000人を大きく下回る入場者数を記録。15日の湘南戦と同様に午前中から断続的に降っていた雨も午後を過ぎて小康状態に入ると開場時には晴れ間も見えるようになった天候のなかで試合は始まったのでした・・・。
名古屋は連戦を考慮して前半は耐えて戦うという指揮官のプランを選手達が忠実に遂行。後半も同様に一進一退の攻防が続く我慢の試合となりましたが、湘南戦で堅守を取り戻した名古屋はこの日も無失点でしのぎ切ったことで、終了直前のクバの決勝ゴールにつなげることができました。対戦相手の神戸はイニエスタが出場を回避、さらに海外移籍を果たした主力FWの穴を埋めるべく敢行した補強選手の合流がこの一戦に間に合わなかったことも名古屋にとっては幸運でした。
延長及びPK戦を回避し7年ぶりとなる天皇杯準々決勝進出の喜びにひたる間もなく4日後に控えるのは福岡とのホームゲームでございます。連戦5試合目で中3日という厳しいハンディを背負って戦うことになりますが、この日の勝利で選手達も疲労は感じていても気持ち的には前向きになっているはず。上位争いに生き残るためにも再び手にしたサッカースタイルで結果を出してチームの上昇ムードをさらに高めていただければと思います。
当日の入場者数18,135人・・・
”アスリートではない成人男性どもが寄ってたかってスポーツをおとしめまくったオ〇ンピ〇ク”がようやく終わりJリーグも再開。上位争い生き残りに向けて再び過酷な連戦に臨んでいる名古屋ですが、ふたを開けてみれば内容、結果共にふるわずリーグ戦6試合勝ち無しの3連敗。3ヶ月ぶりのホームゲームとなったこの一戦もまた中2日でリカバリーが精一杯の連戦3試合目となれば勝利のイメージは描き難く、自然とスタジアムへ向かう足どりが重かった私でした・・・。
実際、この日もシャビエルが試合前のウォーミングアップで負傷。負の連鎖が止まらないまま臨んだ試合も特に前半は受けに回る時間帯が多く思っていたとおりの展開で終わるのかと思っていたら、闘将・田中マルクス闘莉王の来場が功を奏したのか？徐々にらしさを見せ始めると、合流3日目で先発したミンテ君が守備だけでなく攻撃でも存在感を発揮。先の理由で阿部と相馬をそれぞれ急きょ先発、ベンチ入りさせる状況のなかでも、選手達は真摯に戦って我々ファミリーの期待に最良の結果で応えてくれました。
前節に続いて早い時間帯で本拠地デビューを果たした注目のクバについては、環境への適応も戦術理解もコンディション調整もままならないこともあって、当然のことながらまだまだこれからといった印象です。ただ、決められなかったものの二度訪れた決定機を含めてゴール前でのポジショニングの上手さに優良ストライカーの片りんを見ることが出来たのではないでしょうか。
7試合ぶりの勝利で連敗ストップの喜びもつかの間で3日後には連戦4試合目となる天皇杯4回戦が控えています。この夏に超ド派手な補強を敢行、上り調子の対戦相手である神戸は大雨のため今節の試合が中止となっていて休養及び対策は十分。そんな相手に中2日で臨むことになる名古屋はどのようなメンバー構成で臨むのかが興味深いところ。戦う以上は頂点を目指すべく勝利を期待するのは当然ですが、それ以前に新たな怪我人だけは本当にご勘弁を願いたいものです・・・。
大森SDが調査中と示唆するもアナウンスはもちろん噂話も聞かれなかったことで、今回は見送られるのかと思っていた主力級CBの補強が期限付きという形ながらめでたく成立。名古屋にとって昨年のオ・ジェソク君に続く韓国人Jリーガーは現在27歳とまさに今が旬の選手で、主戦場であるCBの他に中盤でのプレーも可能とのこと。プロフットボーラーとして日本で積み上げてきた経験と実績に疑いの余地はなく即戦力として期待できそうです。
肝心のチームはといえば課題である得点力不足が再開後も全く解消できず、そのしわ寄せが守備に波及してリーグ戦3連敗とどん底状態。その原因は試合内容を見れば分かるとおり複雑かつ根深いものだけに、新加入選手一人の力だけで打開できるとは到底思えませんが、少なくともクラブ側は与えられていた責務を果たしてくれたわけであとは指揮官の手腕を信じて待つだけです。かように厳しい状況下にあるクラブでのプレーを決断してくれたキム・ミンテ君の加入を心から感謝し歓迎したいと思います。
これは例の一件でトヨタ自動車が市長に対して抗議文を届けたことへの腹いせなのでしょうか・・・。聞けば中止を打診したのは市側からだったそうで、現時点では式が今後実施されるかも不明とのこと。川村にもの言えぬ市の職員及び幹部連中が忖度した結果なのか、はたまたイカレポンチ市長の独断によるものなのか分かりませんが、とにかくサイコパスで何をしでかすか分からない輩ゆえ、今回だけではなく今後名古屋グランパスに対してさらなる暴挙に出る可能性も考えられるだけに心配です・・・。
暴走老人・川村たかしがインチキリコールに続く蛮行・・・
デリカシーとコロナ感染に対する危機管理意識の欠如を全世界に発信・・・
大炎上を受けて謝罪会見を行うもその態度に全く反省の色無し・・・
今度はアンタがリコールの対象になるかもね・・・
当日の入場者数2,001人・・・
悪化の一途をたどるコロナ禍などどこ吹く風・・・まるで別の世界で行われているようなオリンピックの陰でひっそりと消化された天皇杯3回戦の再試合。名古屋はJ2のチーム相手に苦しみながらもウノゼロで勝利し、このスタジアムで続いていた負の連鎖にひとまず終止符を打つことができました。
ピッチコンディションを考慮して割り切った戦いを選択した名古屋は、序盤に訪れた絶好機を中谷がふいにして嫌な雰囲気が漂うも三度めの正直でCKから先制。その後も優位に試合を進めながら少なくとも3回は訪れた決定機を外し続けたことで逆に難しい試合にしてしまった印象です。特に後半は死に物狂いで攻勢をかけてくる相手に苦しむ展開となるも失点だけは回避。1-0のまま迎えた終盤も敵陣でのボールキープを続けられず、最後は相手にFKを与えながらもなんとか逃げ切った名古屋でした。
指揮官によればこの日の戦い方でも分かるとおりとにかく内容よりも結果を重視したとのことで、心配していた雷雨による中断や新たな怪我人を出すこともなく90分間で決着したことを素直に喜んでおきたいと思います。この結果によりラウンド16の相手は神戸との顔合わせに決定。現在公式戦8試合負け無しと絶好調のチームが相手となりますが、幸いにも次回の試合会場は鬼門の地ではなく豊スタ。正真正銘、勝手知ったるホームの地の利を活かして上を目指して戦っていただければと思います。
