当日の入場者数18,350人・・・
最終節の結果により土壇場で福岡をかわし、初めて臨んだJ2リーグを3位で終えた名古屋。(訳の分からない)プレーオフが無ければストレートインでのJ1昇格がかなったわけですが、こればかりは何を言ってもどうしようもございません。J2優勝での昇格しか望んでいなかった私も愛する選手達が戦いに臨むからには不本意ながらも疑念を封じ込んで参戦。メディアを含めて下剋上を期待する空気満載のなかで迎えることとなった一戦は予想どおり厳しく難しいものとなりました。
立上がりから主導権は握るも相手のハイプレス&ハイラインに手こずり、訪れた得点チャンスは2週間前のリーグ戦と同様に少なかった名古屋。その決定機をふいにしつつも無失点で終わるかと思われた前半ATに先制を許し、一転していやでも点を取りにいかなければならないという状況に。リーグ戦最終盤で見せた神がかり的な相手チームの勢いを考えると、リーグ戦と同じ展開、同じ結果も十分ありえたはずです。
それだけに泰士の同点ゴールで大きく試合の流れが変わってしまったのは嬉しい誤算でした。なにぶん“あのようなゴール”だったからなおさらかもしれませんが、もしかしたらリーグ戦でも同様に1ゴールでも決まっていればシーズンダブルは回避できたのかもしれません。終わってみれば苦手としていたチーム相手に4得点。相手チームの予想外の脆さに感謝すると同時にリーグ戦僅か2敗、日曜開催負け無しを継続した聖地・瑞穂のありがたさをあらためて実感した次第です。
そんなこともあって来月3日に行われる福岡との決勝戦の舞台が豊スタに決定した旨が会場でアナウンスされた際にはあちこちから「えー」の声・・・スタジアムとの相性よりも興行を優先?した判断を後になって悔やむことにならなければいいのですが・・・。