朝から良いお天気で、小丸山公園からはホーホケキョの声が聞こえてきました。
昨日お休みして心配だったKくんも無事出席。第101回修了証書授与式が行われました。今年は近隣の中学が統合のためにその名称がなくなるというニュースがあった中だったので、よけいに第101回と続けられる重みを感じています。
今回の卒業生たちは末っ子が多く、いろんな意味でうちの園のことをよくよくわかった子どもたちそして、お家の方々でした。
そんな子どもたちだったからこそ、新任の教師に担任をまかせました。子どもたちから、お家の人たちから、うちの園のことを学んでほしいという思いがありました。もちろん、他の先生たちのサポートがいつもの年以上にあったことも記しておかなくいけませんが。
今日の帰り、「お世話になりました」という声をたくさんかけられていたI先生に、「いや、あなたが子どもたちにそしてお家の方にお世話になりましたと言いなさい」と言葉をかけました。その意味をI先生はわかってくれたと思います。
伝統を続けて行くというのは簡単なことではありません。そして、ただ「去年もしていたから」と続けていては意味がありません。
今年の卒業式もいつもと違うことを一つ入れてみました。年長さんの合奏、途中で楽器を変わり二つの楽器を演奏するというパターン。
新しいことを入れる勇気がなくては、伝統を続けて行く覚悟もないと思っています。新しいページをつけくわえていってこその歴史です。
101回卒業式。いい卒業式でした。ありがとうございました。