大気の状態が極めて不安定のため、局地的に激しい雨が降る。
これ、気象予報士の常套句になっている。
上空に寒気が張り出してきたので、雷雲が発生し、局地的に激しい雷雨がある。
と気象予報士は力説する。本当だろうか。
当地は毎日、大気は安定し、じとじとむしむし。たまの雷は音だけだ。
かれらは「局地的に」という逃げ言葉で、予報責任を回避しているのが腹立たしい。
昨今の甚だしい蒸し暑さは、気象予報士の責任ではない。
それは分かっているが、嬉しそうに、あるいは得意げに言われると、予報士に八つ当たりしたくなる。
毎日、家中べとべと。
玄関で脱ごうとしたサンダルは、素足にへばり付き、床に上がってきた。
便座は、尻と共に持ち上がる。
団地の北に連なる日和田山系は、濃い霧にぼんやりと霞んでいる。
エアコンは午後から点けることにしていたが、午前点けても罰は当たるまい。
さぁ、きょう一日、どう過ごそうか。
170802