林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

古い医院で

2017-03-28 | 病院巡り

きのうから冷たい雨が降り続いている。
背中の痒さがだんだん酷くなってきた。両脚の脛も痒い。

地元の古い皮膚科医院へ行き、老先生に診てもらったら「老人性乾皮症」だった。
空気が乾燥すると、年齢肌も乾燥し、痒くなるんだそうだ。
少しくらいの雨では追い付かないようだ。

毎食後服用する錠剤が7日分出た。痒みを抑える薬だそうだ。
他に軟膏が2種類。これは就寝前と起床後、背中に塗らなければならない。

あ~あ、また薬が増えた。生きてゆくのは大変だなぁ。

そうはいっても、この医院、結構暇つぶしができる。
建物や什器備品すべてが古色蒼然。昭和初めか戦後直ぐかの風情をたたえ、文化遺産化している。
待合室は4畳半くらいの畳敷き。玄関には下駄箱とスリッパ棚がずらりだ。

昨年から、請求しなくても領収書をくれるようになった。
今回から、診察券や「お薬の説明書」やお薬手帖に貼付するメモをくれるようになった。
だけど説明書は難解である。

患者は地元のじいさんばあさんと幼児たちである。
1時間あまり、ママに内緒で幼児にウインクし、患者と病院職員を観察し、色々勝手に想像するだけでも面白い。

今、駐車場を拡張工事中である。
医院を改築する噂もあり、ちょっと勿体ない気がする。

170328