大分前から「ジェンダー」という文字を時々見ている。
男女のこと、特に「男女は同権だぞ」ということを気取って書くと「ジェンダー」なのかと思っていたが、どうもそうではないようだ。
一度ウィキで調べるつもりだったところ、都合よく今朝の朝日新聞に「はじめてのジェンダー論」という特集記事があったので、読んでみた。
・ ジェンダーとは性差に関する知を意味する。知とは世界を秩序だてる方法である。
・「セックス」と呼ばれるこの構築物こそ、ジェンダーと同様に、社会的に構築されたものである。
上の2行は、例によって欧米のエライ学者二人がが有名な著書の中で書いていることらしいけれど、なんかよく分かりませんなぁ。
そこで本文をよく読んでみたけれど、硬い頭のじじぃには、これまたよく分かりません。
記事の隅に山崎ナオコーラさんという奇天烈な名前の女性作家が「違和感持つ人に気づいて」と言っている。
ナオコーラさんは差別をされたことはないが区別は感じ、苦しみを覚える、とか。
ふーん、差別されたんでなければいいんじゃないの、と思うじじぃはアサハカなんだろうか。
また、本屋の棚が男性作家と女性作家で分けられていることも苦しいそうで、だったらトイレでも苦しいのかね。
そういえば、マツコ・デラックス女史の著書はどちら側に並んでいるのか分からないので、なるほど男女別の陳列は苦しいと言える。
第二次安倍内閣で女性閣僚が大発生した。広告塔として男性国会議員にロクな先生がいないから、見栄えはともかく女性を指名したのだろう。
つまり、たまたま女性だったから大臣にしただけで、ほかにどんな理由があるのだろうか。
復古主義者の安倍晋三の本心は、能力や適性なぞは全然関係なく、単なる人気取りのはずである。
その証拠がある。朝日の世論調査によると、今回の内閣改造で女性の晋三支持率が上がったそうだ。
女性には真実を見抜くチカラがあると思っていたが、安倍晋三の策略に気付かない。男も女もアサハカだぁ。困ったもんだね。
ところで、愚痴と不平が多く、結局晋三に従った石破茂先生は男性か女性か。
あの話し方やほっぺたの赤さから、本当は女性だけれど男性を装っているのでは、と思いますが。
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