原爆の日の一連の行事は、毎年同じように見える。お盆や正月の行事のように、年中行事化してしまった。
マスコミの報道姿勢がマンネリ化しているのかも知れないが、またか、と思う。
平和を祈っているだけでは、国内で語り伝えるだけでは、めそめそしているだけでは、非核三原則の考えは国内でも、広がらないのではないか。
久間もどきは、むしろ増えるだろう。
毎度お馴染み右顧左眄。ま~るく、穏便に「訴える」だけでは事態は一向変化しないだろう。それどころか、核は拡散している。自治体レベルでは新しい動きがあるが、中央はまるでダメ。
この辺で、戦略戦術を転換しないと、もっと拙いことになる。
無差別殺戮である原爆投下は従軍慰安婦同様、いやそれ以上の悪業。
国会で、原爆投下謝罪要求決議を成立させるくらいのことは、やって欲しいものである。
政府は国外での反核運動活性化のために、もっと知恵を絞り、税金を投入すべきである。
あべこべ発言の多い安倍首相が広島の被爆者達の前で、「原爆症認定基準を見直す」、と発言。厚労省幹部は、「寝耳に水、これから検討します、役人ですから」、と。
また始まりましたね。大丈夫かぃ。
それにしても、被爆者健康手帳所持者25万1834人中、原爆症に認定されている人は僅かに2242人。1%以下!
厚労省の罪は重い。