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季節はずれの作品

2012年01月16日 23時00分56秒 | 着物歳時記
何だか、最近思った以上に余裕が無いおいら
仕事以外にも、個人的な様々なことが気が付けばなんだか飽和上状態。

その1つがこれ(さて、この生地は何でしょう??)。
これはさかのぼること3ヶ月ほど前。
おいらの着付けの師匠が、文部科学省(だったかな?)の助成金を申請して行う事となった
「浴衣の作成&着付け教室」に申し込んでいた1人が当日キャンセルした事から始まる。
その教室の内容は、浴衣の作成8回、浴衣や着物の着付け8回という全16回の教室。
着物をいつも“おいら価格”で仕立ててくれる、とっても感謝している人に言わせると、
“素人が8回(しかも1回2時間)じゃ、浴衣は仕上げれないと思うよ”とのこと。
それを、毎回毎回“縫う”宿題の嵐で、8回で完成の強行突破のスケジュール。
おいらは、横目で と思って聞いていたが、
第1回目を開催した で事は一変
なんでも、受講料や教材費は全て無料のこの講座。
で、縫う浴衣の生地(反物)も申し込みの人数に合わせて購入していたとの事。
それが突然のキャンセルで、反物が1反余ってしまった。
この場面で白羽の矢が“おいら”に立ったのだ
“1回の遅れを挽回しつつ、残り7回、和裁教室で頑張って、浴衣を作って”と。
しかも、反物は“福がある”最後の残り物・・・なんとも強引
そして、おいらの返事を聞く前に電話は切れてしまったから タイヘン
おいらの意思とは関係無しに、
残り7回、浴衣の縫い方を習いに和裁教室に通う週末が始まった。
最初を出席していないので、2回目方の参加のおいらは
わけもわからず 、しかし、遅れを取り戻さなくてはならず
「身長」を伝えただけで、じっと待っていたら裁断されたパーツが出来あがった。
3回目からは、とにかく先生が付けてくれた印やマチ針のところを
言われたとおりに縫っていくと、
何となく見たことある形に出来上がっていく。
和裁を体験している中で“額縁を作る”行程が、和の芸術
気が付けば、直角の端っこが出来上がっている

(ちゃんと、直角か確認もしますた)

1回目の遅れを取り戻し、気が付いたら調子に乗って
先頭集団に仲間入りしていたが、そう簡単に事は進まなかった・・・・・
仕事の都合で、第7回、8回目の教室を休まなくてはならなくなった。
仕上げるための残り2回を休むなんて致命的
しかし、和裁の先生は“大丈夫 ”と励ましてくれ
6回目の教室の後半の時間は、先生がおいらの浴衣付っきりで
マチ張りやら仮止めを施してくれた。
おいらは、これを言われたとおり、波縫いや返し縫、みみぐけをしていく(事になっていた)

しかし、おいらの性格は、切羽詰らないと行動しない(出来ない)
毎回、和裁教室の前の晩は、夜中の2時、3時までかかって浴衣を縫っていた。
(この歳になって、“徹夜で宿題”生活するとは思ってませんですた )
おいら的に最後の和裁教室の日に、先生に
“最後のかんぬき止めは、この8回教室が終わった後でもいいから、教室にきて、仕上げてね”と言われ、
元気な返事をして帰ってきてから、早1ヶ月。
その後、1針も縫っておらず、製作途中の浴衣には
先生に付けてもらったマチ針の嵐
 

決して言い訳ではないが、この寒い時期に
“浴衣を縫う”テンションになかなか なれんとです

不幸にも今週末は着付けの新年会があり、
浴衣の和裁に関わったの先生も参加してくださるとの事。
“浴衣が完成していない生徒が約1名いると報告を受けている”とおいらの着付けの師匠が言っていたが、
それは、おいらです

以前縫った場所を眺め、永遠とも思えたあの“みみぐけ”を思い出しながら

あと“もう一踏ん張り×3”
今週末まで、また徹夜で宿題の日々が始まりますた・・・・


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