DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

坂村真民(シンミン)(1909-2006)「一所懸命」 : 命を懸ける覚悟

2017-11-21 22:21:51 | 日記
 一所懸命

一所懸命!  
わたしはこの言葉が
とても好きです
ひとところに 
いのちをかける
ここまでたどりつくのが 
大変だが
たどりついたら
もうしめたもので
あの不動明王の 
大火焔のようなものが
いつも体にわいて
とても愉快です

《感想》
(1)
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ということだ。
命を懸ける覚悟とは、すさまじい。
この境地に至るのは、大変だ。
(2)
途中で、つぶれる。
自暴自棄になる。
絶望する。
発狂する。
自傷行為。
転落。
そこを突き抜けると、「命を捨ててやってみよう」と思えるようになるかもしれない。
(3)
だが君は、いまだ、そこにいたらない。
(4)
しかし、そんなに考え込まず、男一匹、もっと潔く、命を懸けてもいいかもしれぬ。
「ままよ」と命を懸ける道もある。
(5)
神仏の加護がほしい。
だが神のいない時代だ。
君は、素面(シラフ)だ。
誰もが、醒めている。
(5)-2
この詩人は、仏を信じ、救われる。

 Risk Life and Limb

I like this word very much.
You risk life and limb at one completely important place.
It is hard to reach this decisiveness.
However, you now have become relieved and self-confident if you reach here.
Something like big flare of Acala, the god of fire, appears in you and you are always very pleasurable.
Comment    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« (1)君、(2)触覚、(3)身体①、(... | TOP |  (1)さえない、(2)研究、(3)... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 日記