山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

rice“星に願いを”

2015-03-07 11:01:13 | 音楽
rice出演の深夜のラジオ番組NACK5 「kome-ism」は時間が遅すぎるので、あとになって会話部分だけ聴いている。放送中に流れた音楽の部分は聴くことができない。
でも、何という曲が流れたかはわかるので、それをyou tubeで探して聴いてみる。

このあいだは、春の曲ということで、「星に願いを」がかかったようだ。
この曲は、you tube で聴いたことがある曲だ。最初に聴いたときは、特に印象は残らなかったが、誰かがブログでとても気に入っていると書いてあったので、そんなにいい曲だったかなあと思い、聴き直してみると確かによかった。

rice - 星に願いを {hoshi ni negai wo}


私が好きなところは、後半に入っての
「雲が流れてゆく あしたを 占うように」というところで、「あしたを~~」と伸ばす声が、たまらないのだ。

しかし、なんでタイトルが「星に願いを」なのか、「星に願いを」というと、ディズニーの曲を思い出してしまうので、このタイトルはあまりよくないのではと思っていた。
(タイトルは、有名な歌とあまりかぶらないほうがいい。Riceの曲はかぶってるのが多い。)

そして、私が不思議だったのは、雲が流れるのが見える=夜ではない、のに、どうして「星に願いを」なのだろうか?ということだった。

この度、歌詞をよく聴いたり調べたりしてみると、「消えないで、そう願うほどに、朝焼けにかすむオリオン」と歌い始められ、夜が明けようとしている頃に見えるオリオン座のことだとわかった。
この「オリオン」という歌詞の部分は低音部分でよく聴き取りにくい。
そして、「ため息が白く濁って音もなく空にとける」「なみだを拭う手がかじかむ 景色はもう春だっていうのに」という歌詞から、この歌は冬から春に変わる今頃の季節で、まだかなり寒い頃の歌なのだとわかる。

この季節の夜明けに、オリオン座が見えるのか、と初めて思ったのだが、寝坊な私には実際に見ることはできそうもない。これは、プラネタリウムとかで見るしかないだろうと思うわけだが、ちょっと調べてみたところ、オリオンは冬の星座で、東の空に昇り、西の空に沈むとだけわかった。
オリオン座は実際に夜空によく見るものの、だいたい夜の7時から12時前くらいにしか見たことはなく、東から上がって南の上のほうにある時間帯までしか見たことが無い。
それが朝に近づくと西のほうに移動していくらしい。

夜明けに空が明るくなってくるころに、消えずに残っている星を「朝星」というそうだ。
この歌は、その様子を歌っているということがわかった。
確かに、暗い空でも雲が流れてゆくのは見たことがある。

詩がわかってきて聴き直すと、最初のほうの単調なメロディーも心に響いてくる。

♪ 切なくて、苦しくて、会いたくて、
恋しくて、やりきれないよ

雲が流れてゆく 明日を占うように
ずっとそばで笑ってくれますか
限りある ときの中で  ♪

いい歌です。 朝星のオリオンを実際に見てみたい。

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