山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

スキャンが進まない~

2021-04-10 13:09:48 | 日記2021

物事が全然はかどらずなかなか進まない夢を見ることがあるが、それが現実にも起きたような日があった。

B子は仕事で紙書類をスキャンして電子データにする作業をすることがある。昔の資料を保存しておくためであり、スキャンしたら紙書類は捨ててしまう。

日本政府なんかは、1年前くらいのものでもさっさと捨ててしまって、紙も電子データも存在しないなんてことが多々あり、本当に驚くばかりである。

一般企業は全部取ってある。仕事のやり取り、変更の経緯、その変更はどうして起こったのか、取引先からのメールや郵便物、その時の請求書や領収書、時には宅配便の送り状まで保存してあるのだ。

既に終わった仕事は、今後問題が起きることはないはずだが、それでも内容を電子化して保存しておくのは、将来同様の仕事があった場合に、参考にするということもあるのかもしれない。

・・・

それで、先日も一連の紙書類をファイルからばらしてスキャナーにかけていた。

これらの書類は、多くは片面印刷なのだが、時々両面印刷が混じっている。だから、スキャナーは「両面(白紙をスキップ)」という設定にしてある。しかし、裏紙を使ってコピーしてあるものもあり、裏面に関係のない内容が印刷されているページもあるので厄介だ。その場合は、後で電子化されたページを削除する。また、薄い紙は裏に透けているので、裏面もコピーされてしまうから、そういうものも後で削除する。まあ、余計なものがスキャンされても不足するわけではないので問題はない。

また、付箋・ホチキス・クリップなどがあるので、とりあえず1枚1枚めくってみてからスキャナーにかける。大きな付箋が貼ってあると重送検出機能が察知して止まってしまうこともある。

古いスキャナーは、平気で重送することもあり、取り忘れたホチキスなどがあると、ページがぐちゃぐちゃになった状態でスキャンされてしまったのでおおわらわとなった。

しかし、新しいスキャナーは、よくできていて滅茶苦茶になったスキャン画像はできないようになっている。

そうして、一通りスキャナーにかけ終わると、出来上がったPDFファイルがパソコンのドキュメントに保存されるように設定してあったのだ。

・・・

ところが、おかしい。ドキュメントにPDFが保存されていないではないか?いったいどこに行ってしまったのであろう?

スキャンした紙の量は非常に多く、30分くらい連続して作ったものなので、これが保存されていないと大変である。それで、パソコン内を探しまくった。

それにしても、保存先が勝手に変更されるなんてことがあるのだろうか?それとも自分が何か変な操作をして変更してしまったのだろうか?

試しに、1枚スキャンしてみれば、その保存先と同じところにあるはずだ。スキャン完了直後だと「出力先のファイルを表示」というものが一旦出て消えるので、消えないうちにクリックすればそれがわかるのである。

ところがそうやってみると、ちゃんと自分のパソコンのドキュメントに入っているのだった。

ではなぜ先ほどのものは無いのであろう?
色々探しまくると、なぜかデスクトップにPDFファイルがあり、ほっと一安心した。
そうして、それに名前をつけて、会社のネットワークの所定の保存先に保存した。

ところで、どうも不思議だな~と思った。

そして、はっとして保存したPDFの中身がちゃんとしているか調べてみた。その元資料はあまり両面印刷のものが無かったので両面印刷のページを探し、さらにPDFの中の両面印刷に相当するところを発見するのに時間がかかってしまった。

見ると、無いのである。裏面が読み取られていないのだ。
つまり、B子は「両面(白紙をスキップ)」ではなく「片面」モードでスキャンしてしまったということであった。

この紙資料の中に、両面のものがほんの僅かしかないのであれば、その部分だけスキャンしてPDFに差し込めばよいのだが、時々両面の資料が混じっているので、それでは無理だ。結局やり直したほうが早い。

PDFがデスクトップに保存されていたのは、機械が勝手に保存先を変えたのではなく、B子が「片面」を選び、片面の場合の出力先がデスクトップになっていたからであった。

B子の場合、整理整頓ができない人間なので、なぜか「片面読み取り」はデスクトップに、「両面(白紙をスキップ)読み取り」はドキュメントに出力されるようにセットしてしまったらしい。

でも、そのおかげで異変に気付くことができたともいえる。とりあえず間違いを発見できてよかった。

一旦保存したものを廃棄し、もう一度スキャンのやり直しだ。30分のロス。やれやれ。

・・・

その後、スキャナーに任せていると、何かの拍子にスキャナーを通過した紙が次々に床の上に落ちているではないか! わあ~大変だ。あわてて拾いあげ、他の紙も落ちないように食い止めた。

落ちた3枚がいったいどういう順のものだったのかわからなくなった。どうせ廃棄するものではあるが、ちゃんとスキャンができているか別の人が確認作業をするので、紙資料は一旦元の形に戻しておかなくてはならない。

どういう順になっていて、どこに入っていたかを知るには、出来上がったPDFファイルを見れば、元の順になっているから、それに合わせて紙資料を重ねればよいのである。

だが、これがまた大変だ。なかなか抜けた紙の部分に相当するPDFが見つからないのである。
必死に探しまくりやっと正確な順番に挟むことができた。

・・・

その後、また別のファイルをスキャンした。スキャン中に差し込んであった紙の束がなくなり、また次の束をスキャナーに差し込み「追加スキャン」をしようとした。
すると「追加スキャン」というものが表示されていないのだ。

これはいったいどうしたということだろう?途中だったら必ず「追加スキャン」か「完了」があるはずなのに無いのだ。

あれ?もしかして、途中だったのに「完了」になってるのか?
調べてみると途中までのPDFがドキュメントに保存されていた。

つまりB子が無意識に「完了」を押したらしいのである。
これは、最後にPDFを合体させればそれでよいのだが、それにしてもどうして途中で完了を押していたのか、全く理解不能である。

・・・

そんなこんなで、誰にでもできる単純作業のスキャンは難航したのであった。

 

 

 

 

 

 

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