・・・古代史関連の本を読んでいると、私の知らないことによく出くわす。
上のグラフは横軸に日本の3000年の歴史をとってあり、縦軸に日本人の身長、骨格等の形質の数値変化をとってあります。
グラフ中の赤色の折れ線グラフは、紀元前1000年から、現代までの日本人の平均身長の変化をとってあります。
〈参考までに書くと、そのほかのグラフの線は主に頭骸骨の形を数値化したものです。〉
日本人は紀元0年付近の弥生時代で大きく背が高くなっていることが分かります。
そして、明治からここ百年で背が高くなっていることが分かります。
顔の形の変化を示す写真です。
左が弥生中期人、右が縄文人で、どちらも男性のものです。
見たらすぐにわかる点は①弥生人は面長、②眼窩の上辺が縄文人は直線。③鼻の骨が、弥生人は上に反っている。