名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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世界の格差縮小から拡大へ → 国連警鐘

2024-03-16 13:58:24 | Weblog
2024.3.16(土)
 国連開発計画(UNDP)は3月13日、平均寿命や教育、所得の観点から各国の豊かさを測る「人間開発指数(HDI)」の2023~24年版報告書を公表した。日本は前回から順位を二つ下げ、193か国・地域中、24位となった。
 報告書によると、新型コロナウイルス流行の影響で20~21年、世界全体でHDIが低下。その後23年の推定で、経済協力開発機構(OECD)加盟38ヵ国全てが流行以前の19年の水準を上回る回復を見せた。 一方で、途上国18ヵ国はコロナ前の水準を下回ったままだという。
 UNDPのシュタイナー総裁は「過去20年、豊かな国と貧しい国との不平等は着実に縮小してきたが、今回の報告書はこの傾向が逆転したことを示している」と指摘。世界で貧富の差が広がっていると警鐘を鳴らした。
 HDIの世界ランキングは1位から順にスイス、ノルウエー、アイスランドと続き、香港が4位。韓国が19位、米国が20位で中国が75位。アフガニスタンとウクライナのHDIの後退が際立っているという。
 こうしてみると、日本の順位が24位というのは「まあまあ」と言えるのではないであろうか。
 

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