名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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STAP論文のその後

2014-05-09 16:10:17 | Weblog
2014.5.9(金)
 「STAP細胞」発見で日本いや世界を驚かせた世紀の大発見が「捏造と改ざん」という不正の結果だったと世間を騒がしている事態は依然として続いている。
 この問題についてSTAP細胞論文の著者の小保方晴子ユニットリーダーは、理化学研究所調査委員会の決定を不服として申し立てをしていたが、調査委員会は7日、再調査しない方針をまとめ理事会に報告した、とメディアが伝えた。理事会はこの決定を承認する方向であるという。
 調査委員会は8日、記者会見し「捏造と改ざんという不正があったことは明らかだ」とし、小保方氏側から、再調査しなくてはならないような新たな資料の提出がなかったと不服申し立てを退けた理由を説明した。この報告が承認されれば小保方氏が不正をしたという理研の見解が確定する。この報告を受け、理研は小保方氏らの処分内容を決める懲戒委員会を設置した。
 小保方氏は「論文を仕上げる過程で正しい画像と差し替えるのを忘れていただけ」と主張したことについては否定され、さらに委員会は「正しい画像をいつの実験で作ったものかも分からなかった」「改ざんと認定した画像は、縮尺を変えて切り貼りした」とも認定した。
 野依良治理研理事長は「調査は的確にしており、結論に影響しない」とのコメントを出した。
 こうした結果について小保方氏の弁護団は「調査不備と事実誤認について指摘してきたのにもかかわらず、拙速で粗雑な扱いには失望と怒りを感じる」とのコメントを出したという。さらに「訴訟という選択肢もありうる」とも述べた。
 小保方氏は「STAP細胞は存在する」と言っているし、調査委員会も必ずしもそれを否定していない。むしろSTAP細胞が存在するかどうかについてはすでに理研の検証チームが4月から実験を始めており、1年以内に結論を出すとしている。そうなら今回の決定はその結論が出てからでもよかったのではないか。訴訟騒ぎになるのは全くもってみっともない。もし、STAP細胞の存在が認められたら調査委員会や理研は一体どうするか。弁護側が言うように何か拙速すぎるような気がするのは、どこかに小保方氏を擁護したい気があるのかもしれない。そんなにあわてて結論を出す必要はなかったのではないか。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-06-23 17:46:15
ただの迷惑嬢ーまだ証明

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