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こわかったね~孤立の小学校

2017年07月09日 12時00分20秒 | 事故事件訴訟
孤立の小学校「死ぬんかな」50人不安の一夜 九州豪雨
2017年7月6日20時26分

孤立した松末小学校から歩いて避難する人たち。自分の靴が土砂に埋もれ小学校の上履きを履いている人もいた=6日午前9時53分、福岡県朝倉市杷木星丸、窪小谷菜月撮影

 周辺の道路が冠水し、孤立した福岡県朝倉市立松末(ますえ)小学校。避難していた児童ら約50人が閉じ込められた。
押しつぶされた車、大量の流木… 豪雨被災地、上空ルポ
 5年生の石橋茉歩(まほ)さん(11)や小林菜月さん(10)によると、5日午後3時ごろから雨が強くなった。学校近くを流れる川が増水し、30分ほどで氾濫(はんらん)。教室は「やばい、やばい」と騒ぎになった。
 校舎に濁流が押し寄せ、1階は物が押し流されていた。先生の誘導で2階に避難し、さらに3階に上った。午後3時42分ごろに時計も止まった。
 停電で暗いなか、時折光る稲妻で、濁流が迫る様子が見えた。「流されちゃうんじゃないか」。小林さんは思わず泣いてしまった。
 夜はマットの上で、学校にあった毛布を分け合って寝た。「川の流れの音が大きくて、あまり眠れなかった」という石橋さんは、怖くて泣いている子たちに「大丈夫だよ」と声をかけていた。
 朝起きると、水は引いていたが土砂は腰の高さまであった。6日午前10時ごろに学校を出て、母親と再会した。石橋さんは「生まれて初めて体験した雨。死ぬんかなって思った」。
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