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巨額予算の花形研究に傷 成果への期待、重圧か iPS細胞で論文不正

2018年01月24日 02時52分35秒 | 教育
巨額予算の花形研究に傷 成果への期待、重圧か iPS細胞で論文不正
2018年1月23日 (火)配信共同通信社

 ノーベル賞にも輝いた人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究に論文不正という大きな傷が付いた。再生医療の切り札として注目され、国策として巨費が投じられた日本の花形研究。組織のトップを務める山中伸弥(やまなか・しんや)・京都大iPS細胞研究所長の責任も問われかねず「期待がプレッシャーになったのでは」との声も上がる。
 ▽スピード受賞
 山中氏が体のさまざまな細胞に変化できるiPS細胞をマウスで作ったと発表したのが2006年。翌年には人でも成功し、世界を驚かせた。開発からわずか6年後の12年にはノーベル賞に決まり「生命科学研究の一大潮流をつくった」と評価された。
 病気やけがで失われた組織を修復する再生医療にiPS細胞を使えば、他の万能細胞で課題となっていた拒絶反応や倫理的な問題が起こらない。
 14年には理化学研究所などのチームが、目の病気の患者にiPS細胞からつくった網膜の細胞を移植する世界初の手術を実施。他にも心筋梗塞や脊髄損傷、パーキンソン病など、さまざまな再生医療応用が計画されている。
 国もiPS細胞研究を成長戦略の柱の一つに位置付けてきた。文部科学省は13~22年度の10年間で、京都大を中核拠点としたiPS細胞による再生医療研究に計1100億円の予算を集中的に投下している。
 ▽相次ぐ捏造
 今回の研究不正によってiPS細胞そのものの可能性が否定されたわけではないが、文科省幹部は「iPS細胞は医療分野で、日本が世界をリードできる数少ない研究領域。期待を背負っていただけに残念だ」と肩を落とす。
 14年に社会的にも大きな話題となった小保方晴子(おぼかた・はるこ)氏のSTAP細胞問題や、東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明(かとう・しげあき)元教授研究室でのデータ捏造(ねつぞう)など、生命科学分野ではこれまでも研究不正がたびたび問題となってきた。繰り返される不正に研究者の意識改革や背景分析も必要となる。
 中村征樹(なかむら・まさき)・大阪大准教授(科学技術社会論)は「iPS細胞への社会の期待は非常に高く、期待に応えるため改ざんが行われたのかもしれない。研究所長の山中氏も、組織としてどの程度(不正防止に)取り組んできたのかが問われる」と指摘している。
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31歳教授、横浜市大で誕生 学内で現役最年少

2018年01月24日 02時49分07秒 | 教育
31歳教授、横浜市大で誕生 学内で現役最年少
2018年1月23日 (火)配信朝日新聞

 横浜市立大学は22日、再生医学研究で優れた成果を上げている医学部の武部貴則准教授(31)を、15日付で同大学先端医科学研究センター教授に任命したと発表した。学内では現役最年少の教授となる。同大学は「横浜市大の強みである再生医学研究での活躍を後押ししたい」としている。
 同大学によると、武部教授は2013年、iPS細胞から血管構造を持つヒト肝臓原基(肝芽)を作り出すことに世界で初めて成功。肝芽の最適な培養・移植方法を見いだし、ミニ肝臓の大量製造にも成功した。
 こうした研究成果は科学雑誌「ネイチャー」に掲載されるなど、国際的に高く評価されている。
 また、デザインや広告の手法で医療情報を伝え、健康行動を促す「広告医学」という考え方の普及にも力を入れているという。
 同大学が確認できた1973年以降では、学内で最年少の教授就任だという。(太田泉生)
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AI:生活習慣病予防 広島大がシステム開発へ データでリスク予測、指導

2018年01月19日 22時44分49秒 | 教育
AI:生活習慣病予防 広島大がシステム開発へ データでリスク予測、指導
2018年1月19日 (金)配信毎日新聞社

 人工知能(AI)を活用して生活習慣病の予防などにつなげるシステムの開発を広島大が始めた。治療内容の記録にあたる診療報酬明細書(レセプト)や健康診断などのデータをAIに学習させ、糖尿病や心筋梗塞(こうそく)、脳卒中などの重症化リスクを個別に予測し、保健指導に生かす。社会の高齢化に伴って生活習慣病は増え続けており、システムを生かした患者の健康増進や医療費抑制などが期待される。
 国の医療研究を統括する日本医療研究開発機構の事業で、2019年度に試作的なシステムの完成を目指す。
 生活習慣病の重症化予防では広島県呉市が全国でも先進的に取り組んでいる。市の国民健康保険(国保)のレセプトデータを分析し、糖尿病患者の中から年間約500万円と高額な人工透析が必要となりそうな人などを特定。看護師が患者と面談して生活を指導する。透析を始める人が減り、医療費抑制にもつながっている。
 今回の研究は、この仕組み作りに関わった広島大の森山美知子教授(成人看護開発学)も参加し、同様の指導ができるシステムを目指す。
 同県の市町が持つレセプトや健診のデータをAIに学習させ、患者を重症度リスクごとに4段階に分けて指導対象者を洗い出せるようにする。ベテラン看護師らの面談・指導法もAIに学習させ、食事や運動、ストレス対策などを組み合わせた適切な指導法を示せるシステムを作る。
 システムは、医療費を病院に支払っている企業の健康保険組合や自治体で使うことを想定している。研究代表者の木原康樹・副学長(循環器内科)は「高齢化で増える患者に対応しようとしても、医療現場の人手には限界があり、AIに補ってもらう。多くの人の健康寿命を延ばして元気で暮らしてもらえるようなシステムを作りたい」と話す。【野田武】
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トイレには緊急シャワー…東大研究棟の隠れ家イタリアン

2018年01月12日 23時17分58秒 | 教育
トイレには緊急シャワー…東大研究棟の隠れ家イタリアン
2018年1月12日 (金)配信朝日新聞

■大学グルメ・東京大学
 東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)の観光名所でもある赤門をくぐり、イチョウ並木を通り抜けて右へ進むと、壁に「医学部教育研究棟」と表示された建物があります。
 白衣を着た人たちが出入りする姿が目に入り、やや緊張しながら歩を進めます。エレベーター内の各階を説明する表示板には「細胞情報学」「細胞分子生理学」「分子予防医学」といった専門分野がずらり。一般の我々にとっては少しなじみが薄い名前ばかりで、最先端の医学がここで研究されているのだろうかと想像が膨らみます。
 13階の表示を見ると「リピドミクス社会連携講座」「公共健康医学専攻講義室」の隣に、「カポ ペリカーノ」の文字が。ここが、目指すレストランです。
■まるでおしゃれな隠れ家
 研究棟の中で、まるで隠れ家のように営業しているイタリア料理店。ランチタイムには、おしゃべりを楽しみながら食事をする女性客が目立ちます。東大構内の研究室で働く黒川寿子さんもその一人。「こんなところにレストランがあるんだ、と最初は驚きました」
 実は東大の学生や職員だけでなく、近所に住む一般のお客さんも多いとのこと。たしかに、赤ちゃん連れで食べに来た人たちの姿もあります。一般の学食とはちょっと趣が異なり、おしゃれな雰囲気です。
 ランチは日替わりスパゲティとサラダ、飲み物のセットが860円。リゾット、サラダ、パン、飲み物のセットが910円。手頃な値段でイタリアンを楽しめます。50円をプラスすれば大盛りにできるのも、食べ盛りの学生にとってはうれしいポイント。お肉料理セットも970円です。
 黒川さんは「週に1回くらい、食べに来ています。ボリュームがあってリーズナブルなところが気に入っています」。同じように東大で働く藤田裕子さんは「ゆったりできて開放的なところがいいですね。リゾットもおいしいです」とおすすめを教えてくれました。
 パスタセットを注文してみました。しばらく待つと、山のようにこんもりと盛られたスパゲティが登場。刻んだトマトがたっぷり入っており、しらすの塩味と合わさってすごく食べやすい。サラダもシャキシャキとしておいしい。量の多さを全く感じることなく、あっという間に平らげてしまいました。
■夜のディナーも充実
 店の目玉の一つが、大きなガラス窓に面したカウンター席です。正面にはスカイツリーがくっきりと見えます。1人で訪れても大丈夫。風景を眺めながらゆったりと食事を味わうことができます。
 店長兼シェフの福田昭二郎さん(44)は「有機野菜をふんだんに採り入れており、料理はほぼ100%手作りです。スパゲティの麺は学生さん向けに多めにしています」と説明してくれました。
 夜のディナーは手の込んだコース料理などを出しており、美しい夜景も楽しめます。さらにハウスワインをはじめとして、各種ワインもそろっています。「お客さんが過ごしやすい空間とサービスの提供を心がけています。1人でも気軽に来ていただければ」
■研究の最先端ならでは
 お店を出て廊下のトイレに立ち寄ったところ、男子トイレのマークの下に「緊急シャワー」の貼り紙が。中に入ると、洗面スペースの横にシャワーが備え付けてありました。万が一、実験で薬剤などを浴びてしまった時も、すぐに洗い流せます。やっぱりここは真剣な研究の場でもあるのです。
 東大のアカデミックな雰囲気を感じながら、おいしい料理を味わう。そんな体験ができるレストランでした。
     ◇
カポ・ペリカーノ。東京都文京区本郷7の3の1。東京大学医学部教育研究棟13階。ランチタイムは午前11時~午後3時、ディナータイムは午後6~10時。定休日は日曜・祝日。(柴田真宏)
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小中教員に夏休み16連休 日直なしで閉校、岐阜市

2018年01月08日 01時22分21秒 | 教育
小中教員に夏休み16連休 日直なしで閉校、岐阜市
2018年1月5日 (金)配信共同通信社

 岐阜市教育委員会が、2018年の夏休みから市立の全小中学校と特別支援学校で、補習や部活動の指導を原則として行わず、日直も置かない「学校閉庁日」を16日間連続で設けることが5日、分かった。閉校期間の設置で、教員の長時間労働を是正するのが狙い。
 市教委によると、期間中は、教員を対象とした会議や研修は開催しない。保護者から緊急連絡があった際は、市教委の職員が専用の携帯電話で対応する。全国大会が近いなどの場合は、例外として部活動の指導を認める方針。
 校長会で周知し、教育委員会で認められれば、18年は8月4~19日に実施する予定。市教委は「有給休暇や夏季特別休暇が取りやすくなる。しっかり休んでもらいたい」としている。
 同市では従来、一部の学校が夏休みに3日ほど閉校していたほか、年末年始は全校で閉庁日を設けていた。
 文部科学省が教員の働き方改革に向け昨年末に公表した緊急対策では、一定期間の学校閉庁日を設定するよう促すと明記している。横浜市教委も、夏休みに最長14日間の閉庁日を設けるように学校に通知を出している。
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福井の福田優さん(75) 大学長後も 生涯一医師 1日100人診察、最新知識習得 「人の役 立てるなら」

2018年01月04日 18時20分36秒 | 教育
福井の福田優さん(75) 大学長後も 生涯一医師 1日100人診察、最新知識習得 「人の役 立てるなら」
2017年9月26日 (火)配信福井新聞

 福井大学長を6年間務めた福田優さん(75)=福井市=が2013年の退任後も医師として現場に戻り、健診医という新たなフィールドで挑戦を続けている。学長退任後に医療分野で現場復帰するケースは極めて珍しいが「新しいことを学び人の役に立てるのはうれしい。体が動く限り、医師を続けたい」と意欲は尽きない。
 「大きく息を吸って、吐いて。たばこは吸いますか。空気を吸うと少し雑音するね」。福井市和田2丁目の県予防医学協会の診察室。福田さんは聴診器を受診者の胸に当て、穏やかな表情で語り掛ける。
 長く従事してきた病理医の仕事に加え、学長退任後に同協会の非常勤医師として働き始めた。国立大学協会(東京)によると、学長退任後に医療分野で現場復帰するケースは全国でも珍しいという。現在、同大名誉教授で特別顧問だが、週の半分は同協会や、健診バスで出向いた県内各地のオフィス、市町などで診察している。
 健診医は、まだ自覚症状のない受診者と専門医をつなぐ橋渡し役で、早期発見と治療の鍵を握る。1日100人以上も診ることがあるため、1人の診察は約3分間。カーテンを開けた瞬間から歩き方や姿勢など“診察”が始まる。福田さんは穏やかな口調で受診者の緊張を解き、信頼関係を築いた上で、適切な診断を行う。「健診はチーム医療。周囲の優秀なスタッフがいてこそ」と感謝の言葉を繰り返す。
 医師としての原点は、小学生時代の出来事。近所の子どもが放ったゴムパチンコの石が祖母の目に当たり失明、脳出血で亡くなった。大切な人を失った悲しみが、今も原動力の一つになっている。
 健診医として総合診療の知識を深めようと、最新の専門書などを時間を見つけて読み進めているという。「新たな知識を得る時間が楽しい。そしてこれが地域医療に還元でき、人の役に立てるのならうれしい」とにこやかに話した
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福井大給与減額で教授らの請求棄却 福井地裁

2018年01月04日 18時18分04秒 | 教育
福井大給与減額で教授らの請求棄却 福井地裁
2017年2月23日 (木)配信福井新聞

 国家公務員の給与が引き下げられたのに合わせて大学教職員の給与を減額したのは不当だとして、福井大の教授ら16人が福井大を相手に、減額分約4050万円の支払いを求めた訴訟の判決が22日、福井地裁であった。林潤裁判長は原告の請求を棄却した。原告側は控訴する方針。
 判決で林裁判長は「給与や退職金の減額で職員が受けた不利益は相当大きい」などとしたが、大学の財務状況などを考えると「高度の必要性があった」と認定した。
 原告側は「大学が国の要請に基づき2012年6月~14年3月にかけ4・35~9・77%の給与減額をしたのは不当」などと主張していた。
 福井市内で開いた記者会見で、原告団長の山根清志・福井大名誉教授らは「断固として今後も主張を続けたい」「優秀な教職員が地方の国立大学に集まらなくなってしまう。大学にとって大事なのは人材だ」と述べた
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難病で寝たきりの小5、分身ロボで「登校」…遠隔操作で生徒会、かくれんぼも

2017年12月24日 12時35分15秒 | 教育
難病で寝たきりの小5、分身ロボで「登校」…遠隔操作で生徒会、かくれんぼも
2017年12月22日 (金)配信読売新聞

 先天性の難病のため病院で寝たきりの広島県大竹市の女児(10)が、タブレット端末を利用した分身のロボットを遠隔操作し、学校への「登校」を続けている。週1回、将来の自立のために買い物の仕方などを学び、放課後には、友達との駆けっこも楽しむ。(山崎光祥)
タブレット操作、時速2・5キロで駆ける
 「おはよう! 何しているの?」。県立広島西特別支援学校の校内で、タブレット端末を載せた台にタイヤを付けたような形のロボットが、教員や児童らに話しかける。
 声の主は、小学部5年の女児。端末の画面には女児の顔が映っているが、本人は、同校に隣接する広島西医療センターのベッドの上だ。
 女児は原因不明の難病で首から下は両腕しか動かせず、寝たきりの生活だ。人工呼吸器を装着しており外出は難しい。
 入学以来、学習は教員が病室を訪問する形で行ってきた。4人部屋の病室の窓からの景色と、手鏡をかざして見る隣室の様子だけが、「外の世界」。そんな毎日を、ロボットが変えた。
 米国の企業が、美術館や学会など自分が行けない場所を訪れる道具として開発。高さ1・2メートル、重さ約10キロで、二つのタイヤで動く。手元のタブレット端末を使い、インターネット経由で遠隔操作でき、カメラやマイクでテレビ電話のように会話できる。同校は体の不自由な子どもの学習に活用できないかと考え、約50万円で購入した。全国でも珍しい取り組みという。
 女児は4月から週1回、学校にあるロボットを操作して、ロボットに付き添う教員と病院の売店で買い物する時のお金の計算の仕方や、自分で書いた手紙をポストに 投函とうかん する方法を覚える学習をしている。その後は児童生徒会の会議に参加したり、友達とかくれんぼをして遊んだり。時速2・5キロとゆっくりだが、駆けっこもできる。
 ロボットを使い始めた女児に、変化が生まれた。もともと軽い知的障害があったが、口数が増え、感情を表に出すようになった。毎日の日記には、その日の出来事を教員に言われた通り書くだけだったが、痛くて泣くこともある胃ろうの交換がスムーズに終わった日に、〈(今日は)な(泣)かなかったよ〉とつづり、周囲を驚かせた。
 担任の教諭(49)は「病室だけでは成長に必要な経験や、教育的な刺激が少なく、知的な発達が遅れていたのだろう。今では簡単な計算もできるようになった。どんどん能力を伸ばしてあげたい」と話す。
 女児は「ロボットが大好き。学校で友達に会えるから」と明るく語った。
 丹羽登・関西学院大教授(病弱教育)の話「院内学級などで学ぶ子どもは、気持ちの切り替えができる機会が少ない。ロボットを操作して登校を実感することでそれが可能になり、学習にも前向きに取り組める」
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母国医療に役立てたい 大田でカザフ3医師研修

2017年12月19日 09時20分21秒 | 教育
母国医療に役立てたい 大田でカザフ3医師研修
2017年12月18日 (月)配信山陰中央新報

 大田市大田町の市立病院で研修中のカザフスタン・セメイ国立医科大の若手医師3人がこのほど、市役所に楫野弘和市長を表敬訪問し、日本の先進医療を吸収し、母国の医療充実に役立てることを誓った。
 訪れたのは、それぞれ麻酔科、放射線科、循環器内科を専門とするエルナー・マミロフさん(28)、アライリム・バウルザンさん(30)、アイスル・ツヌスペコバさん(37)。いずれも初めての来日という。
 3人は、セメイ国立医科大と島根大が協定を締結している縁から、島根大医学部のサテライトキャンパス「大田総合医育成センター」がある市立病院で22日までの3週間、乳腺の診断や外科治療、胃・大腸がん腹腔(ふくくう)鏡手術などの研修に取り組んでいる。
 3人は、島根大医学部総合医療学の野宗義博特任外科教授と共に来庁した。マミロフさんは「一生懸命頑張りたい」と決意表明。楫野市長は「短い時間だが、母国の医療のため、しっかり勉強してほしい。大きな成果を上げることを期待している」と激励した。
 市立病院は、セメイ国立医科大が島根大と協定を結んだ2013年以降、毎年研修生を受け入れている。
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県内男性看護師が10年で2・5倍 養成段階の実習先確保に課題

2017年12月18日 10時35分13秒 | 教育
県内男性看護師が10年で2・5倍 養成段階の実習先確保に課題
2017年12月15日 (金)配信山陽新聞

 看護現場で活躍する男性が増えている。岡山県内の男性看護師は、ここ10年で2・5倍になった。団塊世代の全員が後期高齢者(75歳以上)となり医療・介護ニーズが高まる「2025年問題」を前にさらに増員が期待されるが、看護学校での養成段階で課題が横たわる。実習先の確保だ。女性患者の承諾を得られにくいとの理由から、男子学生の受け入れに二の足を踏む病院は少なくなく、学校側は頭を悩ませている。
 県医療推進課によると、県内の看護師は2万2563人(2016年)。男性は06年の492人から、16年は1230人となった。
 増加の要因として県看護協会などは、男性看護師の担当業務が拡大したことを挙げる。以前は多くの医療機関で手術室や精神科などに限っていたが、今は産婦人科などを除き、ほぼ全ての診療科に広がってきているという。
 例えば岡山大病院(岡山市)の場合、約千人の看護師のうち、男性は約80人。集中治療部、手術部、入院棟、外来など幅広い分野に配属されている。
 活躍の場が増え、「女性の仕事」というイメージが払拭(ふっしょく)されつつあり、社会的ニーズの高さにやりがいを感じ、景気に左右されにくい安定感からも志望する男性が増えているとみられる。
 ■ 女性患者「抵抗ある」
 県内の看護師養成学校は大学、専門学校など28校で、16年度入学者(計1677人)の中で男性は183人だった。さらに新設を計画している学校があるものの、岡山市内の専門学校の入試担当者は悩みを打ち明ける。
 「男子学生が増えても、新しい実習先が開拓できない。現状では男子の受け入れを拡大するのは難しい」
 看護師志望者は一般的に専門学校や大学・短大で学び、病院実習を受ける。日本医師会の調査などでは特に産婦人科、小児科で男子学生の実習に対し、患者や家族の協力が得られにくく、受け入れに消極的な病院があるのが実情という。
 岡山市の会社員女性(31)は出産のため同市の病院に入院した際、男子学生を含めた実習の可否を問われたが、断った。「産前産後は気持ちに余裕がなく、男性に体を触られたり見られたりすることに抵抗感があった」と振り返る。
 こうした状況に、県内の看護学校に通う男子学生からは「医療を施し、回復を手助けするのが仕事。患者に男女はなく、戸惑いもない」「実習では患者に性別の違いを感じなかった」といった声が上がる。
 結婚や育児での離職が少ない男性は、看護現場の深刻な人手不足をカバーする大きな戦力になっていくと注目される。県看護協会の平井康子常務理事は「在宅医療や訪問看護などのニーズが高まる中、病院外でも看護師の役割は増している。病院と患者は『一人前の医療人を育てる』との意識を持ち、実習を望む異性を受け入れてほしい」と呼び掛ける。
 2025年問題 厚生労働省によると国内で働く看護職(保健師、助産師、准看護師を含む)は約156万人(2016年現在)。75歳以上が人口の18%を占めるとされる25年には、約200万人が必要と見込まれる。厚労省は年間に看護職約3万人が増加している現在のペースが続いても、25年には需要に対して約3万~13万人の不足が生じると試算している。
 ◇     ◇
看護師を目指す男子学生に聞く
 人手不足が深刻な医療・福祉の現場を支える力として期待される男性看護師。その道を志し、旭川荘厚生専門学院(岡山市北区祇園)で学ぶ2年生2人に思いを聞いた。
 森田篤史さん(34)は言語聴覚士として医療施設に勤めていたが、看護師を目指し同学院に入学。「病気やけがからの回復を支えるのに不可欠な処置をし、身の回りのお世話もする。患者にとって身近で心強い存在で、一緒に働いていて刺激を受けた」と言う。
 藤原悠暉さん(20)は医療系の職に就きたいと進路を悩んでいた高校時代、先生から薦められた。「考えてもいなかったが『男性でもできるんだ』と気付き、興味を持った」と振り返る。
 同学院では40人のクラスに男子は5人。入学当初は女子に圧倒されることもあったが、今では同じ目標に向かう“戦友”の気持ちで一緒に勉強会もする。
 看護の仕事を目指す中で2人は「女性患者の状態について、イメージしにくい部分もあるかもしれない。しっかり寄り添えられるだろうか」「注射や点滴、採血といった医療行為なら性別はあまり関係ないだろうが、入浴や排せつなど生活介助はどうか」と考える時もある。一方で男女それぞれが協力、役割分担することでよりよい医療サービスが提供できると思っている。
 今年の夏には9日間の病院実習を体験。患者に「ありがとう」「明日も待ってるよ」と言葉を掛けられ、看護師への思いがさらに強まったという2人は、来年2月から約10カ月間の実習に臨む。
 循環器系の科を志望している森田さんの理想は「つらさを分け合い、うれしいときは一緒に喜ぶような患者とともに歩む看護師」。高度な知識と技術を持つ手術分野の認定看護師を目指す藤原さんは「病気やけがに苦しむ人の不安を和らげ、周りから信頼される医療者になりたい」と夢を語る。
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5年雇い止め規定撤廃へ 東大、無期に転換可能

2017年12月18日 10時11分51秒 | 教育
5年雇い止め規定撤廃へ 東大、無期に転換可能
2017年12月15日 (金)配信共同通信社

 東京大が、有期契約の教職員の雇用を最長でも5年までとする規定を、来年4月に撤廃する方針を固めたことが15日、関係者への取材で分かった。改正労働契約法で来年4月以降、5年を超えて働けば無期契約への転換を申請できる「無期転換ルール」が始まるが、東大では規定で5年を超えることができず、労働組合などが「無期転換逃れだ」と廃止を求めていた。
 東大教職員組合や首都圏大学非常勤講師組合によると、東大の有期雇用職員はパートタイムで約5千人、フルタイムで約3千人いる。12日に開かれた幹部会議で規定を削除する方針が示されたという。
 無期転換ルールでは、有期雇用契約が終了し、一定の期間を空けて再び有期契約を結んだ場合、前の雇用期間は通算の期間に算入されないことになっている。
 東大では、パートタイム職員が5年の上限に達した後、次の契約まで6カ月以上空けて、通算の雇用期間が5年を超えないようにする運用もしていたが、この運用については既に撤回する方針を示していた。
 無期転換ルールを巡り、雇用期間に上限を設けるケースは他の国立大でも問題になっているといい、首都圏大学非常勤講師組合の志田昇(しだ・のぼる)書記長は「東大が上限を撤廃した影響は大きい。規定が残る他大学も続いてほしい」としている。
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【東北大】人の胎盤幹細胞培養に世界初成功、不妊治療進展につながる可能性

2017年12月17日 22時11分16秒 | 教育
【東北大】人の胎盤幹細胞培養に世界初成功、不妊治療進展につながる可能性
2017年12月15日 (金)配信読売新聞

 東北大大学院医学系研究科(仙台市)は14日、人の胎盤幹細胞(TS細胞)の培養に世界で初めて成功したと発表した。
 TS細胞には、胎盤の様々な細胞に変化する能力があり、培養法の確立により、胎盤の機能などの研究に役立つことが期待できるとしている。不妊などの治療法の進展にもつながる可能性があり、研究成果は米科学誌セル・ステム・セル電子版に掲載される。
 同研究科の有馬隆博教授(分子生物学)が中心となり、九州大生体防御医学研究所と共同で研究を進めてきた。胎盤から取り出したヒトTS細胞の遺伝子を解析し、増殖に適したたんぱく質などを突き止めて栄養条件を整えることで、培養に成功したという。
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生徒「今の授業のままでは解けない」 センター後継試験

2017年12月15日 00時48分15秒 | 教育
生徒「今の授業のままでは解けない」 センター後継試験
峯俊一平、土居新平、片山健志
2017年12月4日19時31分朝日新聞
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「大学入学共通テスト」の試行調査を受ける生徒たち=11月13日、東京都目黒

 2021年1月から始まる大学入学共通テストの試行調査の問題が公表され、知識の活用を重視する新しい入試の方向性が見えてきた。受けた高校生や学校からは「今の授業のままでは解けない」との声が上がり、予備校関係者は試験の難化による受験生の二極化を懸念する。
センター後継試験「試行調査問題」発表 21年1月から
思考・判断力重視の出題 センター後継試験、河合塾分析
 数学Ⅱ・数学Bの問題文は22ページと、今年のセンター試験と比べ1・5倍以上になり、グラフも増えた。
 東京都立町田高では、3年生40人が参加。一戸碧生(いちのへあおい)さん(18)は「文脈の中から必要な情報を取り出す読解力が必要。数学らしくない」と驚いた。数学担当の松永康文教諭(61)も「情報処理力が試される」と話す。
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「きついシフト」早死にリスク 京都府立医大、マウスで実験

2017年12月12日 23時20分09秒 | 教育
「きついシフト」早死にリスク 京都府立医大、マウスで実験
2017年11月24日 (金)配信京都新聞

 頻繁に明暗周期を変える「きついシフト」で長く生活するマウスは慢性的な炎症を起こして早死にする可能性が高いことを、京都府立医科大の八木田和弘教授と南陽一研究員らが突き止めた。心身の健康を守る労働環境を考える参考となり得る。日本睡眠学会誌にこのほど発表した。
 明暗周期の実験では、照明のオンとオフで、人工的にマウスへ昼夜のリズムを感じさせる。明暗周期を変えた場合の短期的な影響については、前倒しに変えた方が、後ろ倒しにするよりマウスにストレスがかかるという報告がある。グループは、交代制勤務(シフトワーク)が根付いている現代社会の現状に合わせ、シフトの組み方の違いが健康に与える長期的な影響を調べた。
 グループはオスのマウス48匹を使って実験。明暗周期が4日ごとに8時間前倒しされる「きついシフト」群と、7日ごとに8時間後ろ倒しになる「緩いシフト」群に分けた。平均寿命が約2年半であるマウスで、大人になってから630日間、各シフトで生活させた。
 結果、きついシフトのマウスでは活動する時間帯がばらばらになり、明暗周期の変更に対応できなかった。緩いシフトでは、暗い時間に活動するという夜行性の習性を保ち、明暗周期の変更に同調していた。きついシフトのマウスの方が緩いシフトより死亡率が高い傾向にあり、体内に慢性的な炎症が起こっていた。
 八木田教授は「今後、さらに多くの個体を用いた実験が必要だが、明暗周期の頻繁な変更が健康を害する可能性を示唆する」と話す。
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iPSを使わずに腸細胞作製に成功 九大グループ

2017年12月12日 23時12分14秒 | 教育
iPSを使わずに腸細胞作製に成功 九大グループ
2017年11月13日 (月)配信西日本新聞

 マウスの皮膚細胞やヒトの血管細胞から、腸になる前段階の腸前駆細胞を作ることに、九州大生体防御医学研究所の鈴木淳史教授らの研究グループが世界で初めて成功した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使わずに、短期間で効率的に組織細胞に分化させる「ダイレクトリプログラミング」という手法を用いた。腸疾患の病態解明や創薬への応用が期待されるという。
 研究成果を9月下旬、米科学誌「セル・ステム・セル」電子版に発表した。
 グループが、マウスの皮膚細胞に4種類の遺伝子を加えて培養したところ、マウス胎児のものと同じ性質の腸前駆細胞に分化した。これをマウス成体の腸幹細胞へと成長させ、大腸炎を患ったマウスの大腸に移植すると、炎症が改善し、腸の一部として機能したことが証明された。
 この4種類の遺伝子をヒトの血管細胞に加えて培養すると、ヒト胎児のものと同じ性質の腸前駆細胞になり、大腸炎マウスへの移植で同様に腸を再生した。ただ、培養する際にウイルスを使っており、ヒトには移植できない。
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