<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

ゆうらゆうら時を揺らして遊ぶ

2015年11月17日 09時04分07秒 | Weblog

何をして遊ぼう。誰と遊ぼう。何処で遊ぼう。

遊ぶ。とにかく、遊ぶ。

働かないで、遊ぶ。人のためにならないで遊ぶ。お金のためではなくて遊ぶ。褒められるためでもなく敬われるためにでもなく。何かのためにするのではなく、ただ遊ぶ。

遊んでいれば忘れられる。悲しみが忘れられる。苦しみが忘れられる。忘れようと努力をしないで忘れられる。これならいい。

悲しみも忘れられるが、その対極のよろこびも忘れられる。AもBもCも忘れられるとそこには天空虚空が広がって来る。広々として来る。そこがいい。

天空虚空には力がある。力が漲っている。なんにもないのではなくて、むしろなんでもある。あろうとしてもいない。そこがまたいい。

そこで遊ぶ。雲と遊ぶ。雲のブランコをして遊ぶ。ゆうらゆうら時を揺らして遊ぶ。日が暮れたら、銀河を揺らして遊ぶ。

遊んでいるのは誰? 遊んでいるのはさぶろう。さぶろうの精と神とエモーション。

どれもかるがろとしている。気のボールのようにやわらかくしている。光になってふっくらあたたまっている。

10

おおい。おおい。おおい。呼んでいる声がするのでこれにこたえる。声が誰の声なのかわからないが、誘われてみる。ススキの野原の先には櫨紅葉の丘。しばらく耳を澄ます。「兄さん、僕だよ」と聞こえて来た。

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